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食べログ うなぎ 百名店 2022 選出店
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派手さや装飾性などを排した「素」の状態ゆえに、より一層中身の素晴らしさが伝わってくる。
鰻は大好きなのだが、しょっ中いただくのはなんとなく気が引ける。何と言っても絶滅危惧種だからね。。。だから、数ヶ月に1回ぐらいのイメージで、かつ土用丑の日あたりは敢えて外しつつ、いただいてます^^; こちら、だいぶ前から行きたかったが機会がなかった店に、昼酒忘年会で初往訪。
某仏タイヤメーカーグルメ本2017年版には、鰻屋が計8店。神宮前の赤寶亭はちょっと毛色が違うというか、なんで鰻に出てくるのかがわからない。それを除けば、星付きは永田町の山の茶屋、そして、こちらのご近所の石ばしと、こちら。数ある高級店や老舗がたくさんある中、この庶民的な店が選ばれたのは何故だろうか?もちろん、選ばれることと実力がパラレルとは決して思わないものの、選ばれた理由が何かあるはず。
今や鰻セグメントで星の数が一番多くなったこの辺り、やや高級よりの石ばしさんは明治43年(1910年)創業、元々中ノ橋のたもとにあったのが、東京大空襲を機に戦後近所の現在地に移転。対するこちらは庶民的。なんと天保6年(1835年)の創業以来ずっとこの地で営業し続けていると!奥の小上がりの壁には昔の様子を描いた絵が。神田川(当時この辺りは江戸川と呼ばれていたらしい)に面し、階段で直接川に降りられるようになっていた様子が描かれている。今のご主人で6代目。果たして伝統はいかに伝えられているのか?
1週間ほど前に予約。奥の小上がりで。料理は以下の通り。
■お通し。葉唐辛子の佃煮的なもの。いきなり、お酒が進む!
■肝焼き。予約時に注文しておかなかったため、人数分はなかった。がしかし、1本に付いてくる個数、一つ一つが大きく、しっかりとした歯ごたえ、臭みも全くない。タレの味わいがやや辛めで、実に美味しい。いままでいただいた肝の中でトップかも。
■向う骨。これは人数分。このコリっとした食感!甘すぎず辛すぎずのタレ。焼き具合もジャスト。これまた素晴らしい。
■ヒレ。これがまた絶妙な食感。臭みなどもなく、本当に美味しい。これを何本か注文して、ご飯の上に乗せて、ひれ丼とか作ったらさぞかし美味しいよねなどと言いながら盛り上がる。
■白焼(並)。これは3人でひとつ。しっとり、ふわり。
■鰻巻き。この美味しさに心から感動!出汁の味、卵との割合、鰻、焼き、それら全てがベストな状態と思える、そうやって分解して考える必要のない完成度。しみじみ、美味い。1皿2切れ乗って1,700円と、それなりのお値段だが、その価値は十二分にある。3人で2皿は多過ぎたか。
■鰻重(上)。こちらも、文句のつけどころのない美味しさ。
これらに加え、店員さんたちのキビキビとした対応が実に格好よく気持ちいい。それは店に入る時から出る時までずっと感じられた。結構いる外国人客に対する対応もまた、ご年配のご婦人のスタッフ(ご家族?)がさらりと英語で客を誘導するなど、実にスマート。店全体が、外国人に媚びるようなところが全くなく、一方で応対は素晴らしい。
そんなわけで、鰻屋にはけっこう色々伺っているが、食べログで高得点を得ている色々な店を、料理もサービスも頭二つ抜けているぐらいに感じられた。派手さ、高級さ、装飾性などないが、逆にその素な状態ゆえに、素晴らしい本質が一層浮かび上がって見えるのかもしれない。
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店名 |
はし本(はしもと)
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受賞・選出歴 |
うなぎ 百名店 2022 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2022 選出店
うなぎ 百名店 2019 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2019 選出店
うなぎ 百名店 2018 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | うなぎ、どじょう |
予約・ お問い合わせ |
03-3811-4850 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
江戸川橋駅より徒歩3分。4番出口を右折し石切橋交差点(ローソン)を石切橋方向に行って橋を渡り川沿いの2軒目になります。 江戸川橋駅から284m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席数 |
20席 |
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個室 |
有 (20~30人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 平成29年5月1日より |
駐車場 |
無 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1835年6月26日 |
お店のPR |
長年注ぎ足されてきたタレに合わせ込む鰻重に老舗の矜持が光る
神田川の石切橋の袂に暖簾を掲げおよそ180年。天保6年に創業した【はし本】は6代目の店主が老舗の味を守る鰻の名店です。割きや串打ち、備長炭による焼きの技術は当然ですが、この店が最もこだわる部分のひとつが厳選した鰻にあります。ただし、産地に固執はしません。6代目が「しっかりとした環境で育てられていれば産地はどこでもいい」と話すように、大切なのは秘伝のタレに合うかどうか。他店では使うことが少ない... |
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伺ったのは土用丑の日よりはだいぶ前、まだ十分に空いている時期でした。それでも、予約時に注文を忘れて前日に注文しようとした串物類のうち、なんと肝とひれは売り切れになっていた。なので、向う骨のみ、3人で2本注文しておいた。
まだ明るいどころか西陽が暑すぎる時刻に伺って、まずはビール!泡が細かく、キッっと冷えていて美味い。やはり町場の家庭的鰻屋とは一線を画す。
それから、伽羅蕗のお通しの後、骨せん、鰻巻き、そして向う骨(撮り忘れ)をいただきながらビール、そして日本酒へ。特に鰻巻きは瞬間蒸発。作り置きでない温かさもありで、本当に美味い。
次に来たのは白焼き。本わさび、塩でいただく。これが柔らかくて舌に滲みる。もう一度キリッと冷えたビールに戻りたい欲求に駆られたが、行動を起こす前にこちらも瞬間蒸発^^;
そしてあっという間にうな重へ。蒸し加減がなんともぼく好み、しっかりと蒸されてとても柔らかく、それでいて味わいや食感はしっかりとしている印象、ぼくにとっては至上の鰻重だ。そう、肝吸いも予約時には売り切れで(そうだよね、あのでかい肝を丸ごと使って焼き物、肝吸い作るんだから、使う鰻の数しかないわけで)、赤出汁を注文。
今回は座敷が取れず、テーブル席だったこともありで、やや落ち着かなかったものの、それでもとても丁寧な応対も含めて、満足できました。鰻資源の保護が待った無し、絶滅危惧種をいただくことの重さを噛み締めつつ、いいものだけをほんの少しだけいただいていこうと改めて自分に言い聞かせつつ、お店を後にしたのでした^^;