優雅な雰囲気で極上のハンバーガーを！ : ザ・ビストロ

「ホテル椿山荘東京」のカジュアルダイニング「ザ・ビストロ」に行きました。「ホテル椿山荘東京」は本当に素晴らしいホテルで、何度か利用しておりますが、「ザ・ビストロ」は初めて利用させていただきました。
カジュアル・ダイニングとのことですが、最高級ホテルならではの料理とサービスが提供されている感じです。メニューは、気軽に楽しめる洋食から本格的なカジュアルフレンチコースまで豊富です。仕事終わりの少し遅い時間でも営業しているので、ありがたいです。

「ホテル椿山荘東京」の館内に入ると、上品な空間（ロビー）が出迎えてくれて、「ああ、ここにまた来れたなあ！」と、とてもいい気分になります。奥に歩を進めていくと「ザ・ビストロ」にたどり着きます。ホテルの回廊は広くて贅沢で優雅な感じですが、木の温もりも感じられて、見事な内装です。途中にお手洗いがありますが、ゴージャスでこれまた最高級です。建物もサービスもフォーシーズンズの時のままです（サービスはもっと良くしようというホテルの皆様の心意気が伝わってくる感じがします）。
回廊を渡りながら、お店の入口に至るまでに、店内も見渡せます。とっても開放的な空間です。
お店はベネチアングラスのシャンデリアや、クラシックな感じの調度品が格式ある雰囲気を演出していますが、木の温もりにも溢れた感じです。夜は照明を少しだけ落として、キャンドルに火を灯しながら、とっても落ち着いた、寛いだひと時を過ごすことができます。

コースメニューも惹かれますが、色々と一品料理もありますし、中でも今回は、前から気になっていた「ザ・ビストロ ザ・バーガー〈国産牛〉（The bistro original Japanese beef hamburger）」を注文してみました！ラグジュアリーホテルは、外国人のお客さんのニーズもあるのか、割とどのホテルもカジュアルなレストランでハンバーガーを用意してあります。中でも「ザ・ビストロ」のハンバーガーが前から気になっておりました。

ハンバーガーを見た瞬間、そのインパクトに驚き、期待感が一気に高まります。手で食べるか、ナイフとフォークで食べるか、嬉しい葛藤がありますが、今回はまずはナイフとフォークでいただくことにしました。切りやすいですし、食べやすいです。
バンズはブリオッシュ生地を使用しているとのことです。バターの薫りと、柔らかな舌触りの、優しい味わいのバンズです。パテとソースともよく合います。
パテは国産牛を100％贅沢に使用していて、ジューシーなお肉の旨みがたっぷり詰まっている感じで（ブーストされている感じもします）、焼き目の香ばしさもあり、180gもあって食べ応え抜群です。お肉の上にたっぷりとオランデーズ・ソースがかけられ、トリュフオイルの香りも漂ってきます。芳醇な味わいです。
挟まれたお野菜は甘酸っぱい味わいになっており、お肉のジューシーさとの取り合わせが最高です。パンチが効きすぎてクドくなり過ぎないように、バランスを取ってくれている感じがします。パンチがあるけど優しさもある感じで老若男女関係なく誰でも満足できるような、よくできた、完成度の高い、極上ハンバーガーだと思います。

ハンバーガーに添えられたギリシャ風マリネは、色々なお野菜をバルサミコと蜂蜜でマリネしたとのことですが、甘酸っぱい優しいお野菜ですので、ハンバーガーのジューシーな肉の旨みとのマリアージュが最高です。ポテトは南イタリア産のもので、カリッと仕上がっていて、小ぶりで食べやすくて、とても美味しいです。これらを交互に食べると、最後まで飽きることなく、それぞれの美味さもより引き立って、すんなりとペロリといただくことができます。
ビールと一緒にいただき、最高でした。そしてたまらず赤ワインも注文しました。相性もバッチリですので、本当に最高です。優雅な雰囲気の中で、極上のハンバーガーを堪能することができました。この「ザ・ビストロ ザ・バーガー〈国産牛〉（The bistro original Japanese beef hamburger）」は、目玉メニュー、看板メニューの１つになっていると思います！ご近所の方でリピーターの方もおられると思います。

お店の方々も、皆さんとても親切で、穏やかに丁寧に対応してくださり、嬉しかったですし、来てよかったなあと心から思えました。本当にありがとうございました。

「ホテル椿山荘東京」のフロアマップや庭園マップを見ていると、また改めて宿泊してお庭等もゆっくりと散策してみたいと思いますし、「ザ・ビストロ」も再訪したいです。楽しみです。