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050-5589-9052
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Jackie_mさんの他のお店の口コミ
店名 |
市ヶ谷 巴(イチガヤ トモエ)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、うどん、鳥料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5589-9052 |
予約可否 |
予約可 当日ご予約の場合は電話でのご予約をお願いします |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線 市ヶ谷駅 徒歩2分 市ケ谷駅から248m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、d払い) |
席数 |
30席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 30人、立食時 40人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、電源あり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2017年9月11日 |
電話番号 |
03-6261-4650 |
備考 |
【貸切】25~35人可 |
初投稿者 |
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国鉄市ヶ谷駅を今まで進んだことのない方向、あとで調べたら日本テレビ通りというのだそうだが、その通りを、ただ野生の感だけを頼りに南へと進んだ。
この界隈も神田駅周辺同様、ホリディに営る飲食店は少ないが、それでも皆無ということはない。というのが最近数度訪れた限りでの私の印象。長い上り坂を溜息つきながら、でも死んだ母の教えに従って、後ろだけは振り返らぬようにして忍ぶ忍ばず上がっていく。
と、うどんの看板が見えて、見下ろすとコンクリに覆われた巨大な踊り場のような一段低い空間に、まるで小じんまりとした路面居酒屋のような感じのうどん屋さんが、ひっそりと、しかしたしかに営業していて、たまにはうどんも良いかなと階段を下りていった
<2024.2.12>
「市ヶ谷 ともえ」
戸の動きがやけに渋く、鞄からCRC5-56をとり出そうとしたのだが、今日はあいにく持っていなかった。
依ってこれからのポルターガイスト現象を心配しつつ足を踏み込んだ正午少し過ぎの店内はなかなかに賑わっており、ホールの若い女の子が天涯孤独の私を未だそこだけは誰もいないカウンターへと交通整理してくれて、早速品書きに目を通し始める
どこかに“関西風”と見えたことには気付いていて、ならば店の“ウリ”のひとつは鶏。こんなとき、東京のそば屋でやるようにバカの一つ覚えで“つめたい”系といくことの危険の危なさを熟知している私だが、品書きの中に“と或るご飯”を発見してしまったらにわかに勇気が湧いてきて、素の“つめたい”と、そのご飯の揃いでいくことに決めた。
茹で場の男性ひとりにホールの若い女の子ひとりのふたり体制は、さながら美女と野獣にその姿が重ならなくもなかったが、マンパワー的に全負荷と思われるこの状態で、茹で場からの彼の女の子への指示は適切であり、私もハラハラすることなく黙ってうどんが茹で上がるのを待てば、ただそれで良かった
“ざるうどん” @650
“ご飯セット/旨辛昆布ご飯” @200
〆て850円也。
「この旨辛昆布(こぶ)のご飯ってゆ~のと、」
「昆布(こぶ)のご飯で ! ♪」
そしてイメイジ通りのご飯が白日の下に晒された時点で、今日のお昼ご飯の満足は約束されたと確信 !
昨今おでんでも何でも、「こぶ」とやって「こぶで !」と返してくれることがほぼ皆無となって久しいが、こんな若い娘がそうやってくれるとは嬉しい限り。そして“旨辛”という装飾も、この辛いというのは英語で言うhotの辛いではなく、これも東京風だがしょっぱいという意味での辛いに間違いはなく、このように肉や鶏さえ避ければ関西が顔を出すこともない、ということも、私にとっては好感が持てる
※ と人生信じて疑っていなかったところ、あらためてマイコンで調べれば、しょっぱいことを辛いというのは寧ろ関西でメイジャーの表現のようで驚いた。続いて昆布が“こぶ”か“こんぶ”かについて調べたが(どんな暇人だよお前は !)、少なくとも、これも地域差ではないようで、それでこちらの謳う“関西風”にはケチのつけようがなくなった
と言いつつご飯bowlはとりあえず放っておいて、先ずはうどんに集中 !
早速猪口に張ったつゆは紛れもなきneroであって、しかし老舗そば屋のそれのような、美しい透明な艶を纏うものではない。兎も角仰々しくすり鉢で供された胡麻を傍観しながらうどんを啜っていったことは、どんな状況下でも己を貫くという信念を遵守した為。
つゆはまた随分とカツブシの出汁が強調されており、辛つゆの為にうどんと一緒に啜っていけるような、冷や麦、うどんをやるとき独自の愉しみは封印されているが、東京人にはとっつき易い。そうしてようやく胡麻を摺り、つゆにこぼして胡麻が肺に入らないようにビクビクしながらうどんを啜れば、口中にパッと花咲く摺りたての胡麻の香。
それは言わずもがなfresh、同時に面白さを感じさせるものであったが、おいしさ方向のパラメータに関してはその数値を上げるものではないような気がする
すべてうどんをやり終えてから、満を持し、昆布の佃煮で真っ白なご飯をやる。
「真っ白な陶磁器をながめては飽きもせず、かといって触れもせず」という中国の古い諺があるが、ボクはその真っ白を、今まさに無我夢中で穢してしまっている。それこそ、竹脇無我夢中なくらいに ……
ボクは今まで日本料理最高峰はキャベツ太郎だと思っていたが、もしかしたら昆布の佃煮も、かなりそれに近いところにいる料理かも知れない
私の印象だが、こちらのお店は虚栄を廃して実質の伴うご飯を、実力の高い接客で出し、加えて夜の部の満足度も高そうだと予感させてくれる材料(情報)が店内随所に散りばめられているところをみると、店内外に垣間見える窶れ感も、一定の年数、界隈のサラリーマン戦士たちに鍛え抜かれてきた結果なのではなかろうか。
彼が茹で場からまた女の子に具体的、且つ適切な指示を出した。彼は最近の飲食店では稀有となった、所謂プロだと感心させられつつ、ボクの一日が過ぎてゆく