『シェフ・匠の技とこだわりのレシピ・食材の逸品カレー♪おいしいランチ♪』 : Koume

荒木町。お酒大好きな方のスポット、です。こちらはあこがれ、杉本彩さまプロデュースのお店。さらにシェフは、だれもが大絶賛“飯倉キャンテイ”ご出身、とのこと。絶対美味しいにちがいないと期待してうかがいました。

店内の雰囲気は、明るく清潔感に溢れ可愛らしい小さなお店。彼女のイメージにぴったり。お人柄を反映したお店のようですね。
ランチメニューにはすべて前菜・スープ・ドリンク付（夜メニューはイタリアンメインとなるようです。）

カレーは３種類。・A野菜たっぷりこうめカレーB京生麩とお揚げのドライカレーCシェフの日替ランチ（この日は羊のナヴァラン）トッピングは粉チーズ、地鶏生たまご、冷やしトマト、ササミカツ。
三人で伺ったので全種三種お願いしました。グレードアップ“ササミカツとトマトと粉チーズ”をトッピング希望（別皿で出してくださいます）

【スープ】
「トマトスープ」
コンソメスープとトマトスープのちょうど半々を味わえる美味しいスープ。

【前菜3種】
「スモークサーモン」
サーモン身から出るスモーキーなかぐわしいいい香り。少しカルパッチョ仕立て。フレンチドレッシングのサラダと良く合っています。
「ラタトウイユ」
パプリカ、ズッキーニ、玉ネギが彩りよく、共に甘味があり、お野菜の質の高さが伺える。 トマトとオリーブオイルが香りよく凝縮されたうまみと強い風味を出していた。これは何皿でもいただきたかった。
「豚のリエット」
豚独特の臭みが全くなく、繊維を残したタイプではなく滑らかクリーミーなもの。カリカリバゲットも添えられて盛り付けキレイ。

【メイン】
【シェフの日替わり・羊のナヴァラン】
羊の旨味と香りがカレーのスパイスとともに上品に仕上げられているところが魅力。また羊の肉の量もたっぷりと柔らかく煮込まれてたまらないおいしさ。とろみもさらりとして、軽いので、食べやすくいただくことができました。ここからにも経験の豊かさが感じられる。羊の旨味と玉ねぎの甘みと酸味が合わさり、じわじわと感じる絶妙なおいしさバランス。

「トッピング・ささみカツ」
衣は薄め、鶏肉の味を活かしていて肉質は非常に柔らかで蒸したお鶏のようでとてもしっとりしていました。
「トッピング・トマト」
トマトの味わいが爽やかさをだしてカレーに立体的なものに変化。
「トッピング・粉チーズ」
コクが出ます。カレーに味変したいときのもの。素の味で充分かも。

『ご飯』
”京の豆っこ米”。つやつやと、張りのあるライス。しっとりモッチリおいしい。このお米を選択されたこだわりというくらい質は良く、甘味をも感じる。おこめの粒ひとつひとつがはっきりしています。
☆豆腐工場からの「おから」、有効成分の高い米ぬか・ミネラル分豊かな魚のあらの天然素材を発酵させた有機質肥料『京の豆っこ』を使って栽培された丹後コシヒカリです。

満腹充実感に満たされました。。比較しては失礼ですが洋食屋、欧風カレーとも異なる美味しいもの。徹底した味の追求が、これだけのお味を作られているのではないでしょうか。

【野菜たっぷり・こうめカレー】
カレーソースは、見た目は色合いも美しい“スープカレー”のようですが、一口食べてみると、しっかりいろいろ煮込んだお野菜がカレーソースに入って、お肉が使用されていないのにコクが深い完成度、には驚かされます。スパイスマジック、程よくスパイシーさをつめたお味。かなめ、スパイスの香りも残されている。素上げされたお野菜は種類すごかった。スナップエンドウ、カブ、ニンジン、パプリカ、お茄子、ズッキーニ、カリフラワー、オクラやヤングコーンがお皿に華やかさを添えてました。（三種の中では一番辛めとのこと。でも穏やかで午後に響きません）

【京生麩とお揚げのドライカレー】
キーマカレー風にご飯の上に“油揚げと京都生麩”のみじん切り。油揚げの独特さは抜けていて主役は生麩、“そぼろ的”な食感と全体をマイルドに繋いでいる。スパイシーさは穏やか、すべてが自然な旨み味わいを丁寧に引き出している優しい味わい。

【ドリンク】
「アイスコーヒー」
マイルドでおいしかった。

価値観かわるほど充実した【こだわりのある食材】たっぷり使用されたごちそうカレー。
スパイス使いにプロらしさ、才能と技のあるシェフ、ほんの少しお話しただけだけど、とても一生懸命さが伝わって来ました。これに彩さんのレシピにも驚きました。（テレビのお料理対決で優勝経験もおありというレベル！）お値段控えめ、お料理も水準の高さ、もちろんサービスとも、感動ひしひし。夜のメニューも拝見したら大好物！！しかなかったのであらためて、また伺うのでよろしくお願いいたします。