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炭の上でおいしくなっていく肉にもつ
荒木町で気分転換。「まことや」に来る。
もつ焼きがおいしいので人気のお店。今日は週末、金曜日だからいつもならば早い時間から飲む人で混雑する店でもあるんだけれど、今日は静か。
カウンターの隅に座って厨房の中に職人さんをほぼ独り占め。
あれやこれやといつもたのむオキニイリを注文するも、今日はできないんです…、っていうモノがたくさん。
仕入れ自体を控えてる。
それに仕込みに時間をかけなきゃいけないものは欠品にしているんです…、ってなるほど今はそういう時期かもしれないなぁ。
今日は家に帰ってからちょっと仕事をしたくもあって、お酒じゃなくてトマトジュースをたのんでゴクリ。「ポテマカ明太マヨ」をまず食べる。ポテトサラダとマカロニサラダにマヨネーズ和えの明太子をたっぷりかけて仕上げたもの。硬めに茹でたマカロニのコツコツとした噛みごたえと、ポテトサラダに混じってなめらかな明太マヨネーズ。食べはじめるととまらない。
アジのフライを選んでたのむ。
分厚く大きなアジに細かなパン粉をぎっしりまとわせてカリッと揚げる。
千切りキャベツを背景に、そそり立つように盛り付けられてて元気を感じる。
食欲誘う。
調味料はウスターソースに中濃ソース。
それから醤油が用意されてて、ここは迷わずウスターソース。
スパイシーで酸味がきいてて揚げたパン粉の油をスッキリさせる。千切りキャベツには中濃ソース。甘みとぽってりしたとろけがザクザク、青いキャベツの香りを整える。
なにかさっぱりしたのはないかなぁ…、とメニューを見ると蕪の漬物があるではないの。
好きなんですネ…、蕪という野菜。熱を加えるととろとろになり、生の状態はサクサクしてる。塩で揉むとぬったりなめらか。きめ細やかで肉感的な食感がよい。赤唐辛子でピリリとさせた塩もみがなおおいしくてウットリします。
そして串焼き。目の前の炭を起こした焼き場でじっくり焼き上げる。まず豚バラは炭の上で脂を滴り落とし、おいしい煙に巻かれて焼ける。おまたせしましたってやってきたときには脂がシュワシュワ、肉の上で小さな泡をまだ立てていて香りゆたかに香ばしい。
うずらの卵は炭場の上に網を乗せてこんがりじっくり。転がしながら焼き上げていく。焼かれた白身は水分を吐き、プリッと歯ごたえ力強くて黄身はとろける。塩をたっぷりまとわせ味わうオゴチソウ。
それから豚モツ…、シロを味わう。豚の大腸を丁寧に掃除して細かく切って串を打つ。タレを漬けつつ焦がして仕上げ、そのクニュクニュとした歯ごたえ味わう。豚モツは鮮度が命。ここのは本当においしくてこういう料理って専門店で食べるべきものって思ったりする。さぁ、帰る。
女流新内流しが似合う町にて、串に酒
入り口脇にすぐ厨房。厨房をグルリ囲んでカウンター。奥には居心地の良いテーブル席が置かれててほぼ満席。カウンターの角の席をもらって座る。
目の前に炭。炭の向こうに炭場があって、網が置かれて串ならぶ。煙がときおりフワリとたって、おいしい匂いに油が炭で爆ぜる音。作業台があり、鍋やフライパンが並んだコンロと小さいながらも多彩な調理器。
真剣な顔で料理を仕上げる顔に、ときおり笑顔が浮かぶのが、おいしい料理ができたんだなぁ…、ってウキウキできる。好きなお店でございます。
料理をあれこれ。たのむとすぐに料理がやってきて、しかもそれがおいしい…、そういう店は酒がたのしい。
例えばココにはいつも季節の野菜のナムルがいくつか。今日は豆苗。シャキシャキしていて、ごま油の風味と牛骨系のスープがおいしい。豆苗独特の軽い苦味が味ひきしめて酒ねだる。
ポテトサラダとマカロニサラダを盛り合わせ、上からたっぷり明太子マヨネーズをかけた料理は間違いない味。酸味がおいしいよだれ鶏も辛味、痺れがしっかりしてて酒がおいしい。なにより酒をおかわりすると猛スピードでやってくる。呑兵衛の気持ちのわかったいいお店。
ジックリ時間をかけて素揚げしたニンニクをハフハフ食べて、なんともゴキゲン。
串を食べます。
焼とんがおいしい店でもあるのだけれど、変わった素材の串焼きもいい。
中でもアボカド。
くし切りにして皮の部分をこんがり焦がして焼き上げたモノ。
実はホクホクで里芋みたいなスベスベ感。わさびとマヨネーズをたっぷりのっけてハフっと食べると口の中でとろけるおいしさ。
それからカマンベール。これもこんがり串焼きにする。
表面が焦げて中からチーズがトロリと流れ出してくる頃合いで、そのまま食べてもおいしいのだけどはちみつをちょっとつけると、風味や塩味、旨みが広がりなんともおいしい。
肉巻きトマトもオキニイリ。大きく切ったトマトをグルリ、豚バラ肉で巻き上げてこんがり焼く。肉の脂がとろけて縮み、焼いたベーコンみたいに仕上がる。トマトはトロリ。その食感のコントラストがまたオゴチソウ。
豚バラ肉の厚切りも焼いてもらいます。同じ豚肉なのに厚みが違っただけでまるで味が異なる不思議。なにより炭で焼き上げた香りがおいしい。脂が焦げて煙になって、それで燻されおいしくなる。ひんやりとした脂のおいしさにウットリします。
分厚いハムの間に切り目。なかにチーズを挟んで揚げたチーズハムカツ。細かなパン粉がザクザク歯切れて口に散らかる。ちらかりそれがチーズでつかまりハムと一緒にとろけてく。
クリームチーズをたまり醤油に漬け込んだモノ。キュウリと一緒に韓国のりで巻いて味わうスタイルが、これまた酒をねだるおいしさ。いい気分。
おいしい料理とおいしい酒で気持ちよくなり店を出る。
もう一度、店の写真を撮っとこうとカメラを構えてパシャリとやった。
そしたら写真の片隅に日本髪の女性が写り込んでいた。
荒木町をいつも流して歩いてる「流しの新太郎」さんと一緒にいるおねぇさん。
今日はひとりで三味線ならして流して歩く。
新太郎さんは今日はお休み?って聞いたら、現在入院中と…。
考えてみればボクが生まれたときにはすでに、流しとして日本全国を渡り歩いていた人です。その人が晩年を生きるに選んだ街がこの街。行政や何かの団体が彼を活かしたわけじゃなく、この街、この路地、この店みせが流しの文化を活かしたんだと思うとしみじみ、いい街なんだとほっこりします。
またいつか、2人でこの街を歩く姿をみたいもの…、って思ってしばらく三味線の音に連いて歩いた。夜のコト。
路地裏で串
ひさしぶりに家の近所で週末の夜。
荒木町を散策します。
夜のそぞろ歩きやはしご酒がたのしい街で、いつもの週末はニギヤカなんだけど、今日はなぜだか人出が少ない。
花冷えの夜。
あるいは雨が降っていたからなのかなぁ…。
こういう時は、いつもなら予約しないと安心できない人気の店を覗いてみるのが一番だね…、って。
それで「まことや」。
路地で構成されてる荒木町界隈にあって、ひときわ細くて小さな路地。はじめて来た時は、かなり探してやってきた店。今ではヒョヒョイと迷わずこれる。赤ちょうちんに誘われて、のれんをくぐるとありがたいかな、半分くらいが空いている。カウンターには常連さんがギッシリ方を並べて座ってて、ボクらは奥のテーブルへ。
料理をあれこれたのみます。
まずとりあえずのおつまみ料理。
ツナとゴーヤっていうのがあって、まずはそれ。
ゴーヤスライスとツナ缶は相性抜群。ボクも時折、出汁醤油を使っておひたし風にして食べる。
ここのはそれにスライスオニオンをくわえたところにたっぷり芥子マヨネーズ。シャキシャキ、カリコリ。ゴーヤの苦味が食欲誘う。
もつ煮が人気のお店で、けれど今日はちょっと変わった料理をと「煮豆腐」にする。
豆腐を煮込んだモノでなく、豆腐は別に出汁でクツクツ煮込んだモノ。それに煮込みの煮汁をあわせる。刻んで水でさらしたたっぷりの白ネギと一緒に食べると、ほのかにモツ煮の風味を感じる不思議な味わい。
さつま揚げとキャベツをコチュジャン聞かせた甘辛ダレで煮込んだ料理は、ふっくらとしたやさしい食感とピリ辛味のバランス絶妙。オモシロイ。
それからココの自慢の串焼き。
炭でこんがり焼き上げるから、カリッと表面香ばしく、中はしっとり。
レバーにシロ、それからバラ肉。
レバーとシロは醤油ダレ。甘み控えめで、ニンニクと醤油の風味でスッキリ仕上がる大人味。
一方、バラ肉は味噌のタレ。味噌の甘みと焦げた風味があまやかで、たっぷり一味をかけて味わう。むっちりとした肉の食感と焦げた脂の旨いこと。
それから変わった串焼きふたつ。
トマトの肉巻き。
かつては変わり串だったけど、最近はいろんなお店で作られるようになった料理。
その大抵はプチトマトを一個まるごと豚バラ肉でくるんで作る。
串を打ちやすく、しかも焼いても崩れないから作りやすで採用されているのでしょうネ。
けれどここのは大きなトマトをくし切りにする。
それを包むのも牛バラ肉で、塩と胡椒だけをほどこし牛バラ肉がこんがり焼けるまで焼いていく。
脂がサクッと崩れて口でサクサクちらかる。
焼けたトマトはトロリととろけて、ソースのようになっていく。口の中で仕上がっていくイタリア料理な感じがステキ。
それからアボカド。炭で焼いただけなのに、なんでこんなにトロリとなめらかになるんだろうなぁ…、っていつもウットリ。マヨネーズとわさびがついてて、たっぷりのっけて食べると口でひとつになって、まるでグラタンのようにふるまう。いつもはこれにカマンベールのチーズを焼いてもらって食べる。残念ながら、今日は売り切れ。残念なり。
揚げ物料理をまたふたつ。
ひとつはカニのクリームコロッケ。
自家製にして、これがおいしい。
ベシャメルソースはなめらかで、細かなパン粉をギッシリまとわせカラッと揚げた衣はサクッと。口でちらかるオゴチソウ。
これにもたっぷりマヨネーズ。
芥子をのせると、クリーム系の味がくっきり輪郭をもちウットリします。
ハムチーズカツにしようかなぁ…、と思っていたら、ささみチーズというメニューを発見。はじめてながらたのんでウットリ。開いたササミで大葉とチーズ。ふっくら仕上がり、それにウスターソースをかけてハフハフ味わいお腹をたのしく整える。
今日のお酒は梅酒の水割り。最近、ちょっとハマっております。オキニイリ。
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サカキシンイチロウ
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サカキシンイチロウさんの他のお店の口コミ
店名 |
まことや
|
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ジャンル | もつ焼き、串焼き、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-6380-0829 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 徒歩2分 四谷三丁目駅から157m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
サービス料・ チャージ |
100円/人 |
席数 |
40席 (カウンター16席、テーブル24席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 徒歩3分以内にコイン・パーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2012年5月22日 |
備考 |
まことや初台店オープン!!詳細は下記リンクよりお願い致します。↓ |
お店のPR |
TVでもご紹介されました!【やきとんまことや】満を持して2号店を初台にてオープン!
【初台にオープンしました2号店は、比較的予約が取りやすく穴場となっております!】 |
初投稿者 |
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夜に居酒屋。ひさしぶりに荒木町の「まことや」に来る。
炭焼のやきとんの店。お店に着いたのは7時半ほどで、中はにぎやか。ほぼ満席でお店の奥にひとつ残ったテーブルもらう。
仕事終わりのサラリーマンがメインの客層。
みんなニコニコしながらお酒やおいしい料理をたのしんでいる。かつて夜になれば街に人が溢れてた荒木町の街はしんみり静かだけれど、人気の店には徐々にこうして人が戻りはじめているのに、なんだかちょっとホッとする。
来るたび必ずたのんでたものをまずたのむ。
「ポテマカ明太」。
ポテトサラダとマカロニサラダを盛り合わせ上にたっぷり明太マヨネーズをかけて仕上げた体に悪いオゴチソウ(笑)。ポッテリとしたポテトサラダにクニュクニュなめらかなマカロニサラダ。スライスオニオンのシャキシャキ感に魚卵のプチプチはぜる感じがなんともおいしい。
それからカマンベールとアボカドの炭火焼き。
カマンベールにははちみつを、アボカドにはワサビをのっけてパクリと食べる。
焼きアボカドがいたく気に入りお魚グリルでたまに作って食べていたのを思い出す。
トマトの豚巻き焼きも好きだった。
硬めのトマトに脂の乗った豚バラを巻き脂がサクッとなるまで焼く。噛むとジュワーッと脂がとろけトマトの酸味やうま味にまじる。口の中でイタリア料理ができてくみたいなオキニイリ。
豚バラ肉の塩焼きにシロのタレ焼き。うずらの卵の串焼きにネギたっぷりのレバテキと続く。うずらの卵ってとても独特。黄身がとろんととろけるさまが小型の鶏卵じゃないってところがなんともたのしい。オモシロイ。
真鱈のフライにタルタルソースをたっぷりのっけて食べるとフィッシュアンドチップスみたいな味や風味がするのがたのしく、味噌と一緒に叩いて仕上げたなめろうは、これでお酒を飲んだらさぞかしおいしいだろうと思いながらも、トマトジュースで我慢する。
こんにゃく、大根、豆腐に味がしっかりしみたもつ煮を食べてお腹もほどよく満ちていく。
生の蕪ににんにく味噌をつけてシャクッと食べて口をみずみずしくしてやって、塩ダレと塩昆布で味を整えたキャベツをザクザク。野菜も食べなきゃ…、ってみんなで笑う。
それにしても、ひさしぶりに酔っ払ってたのしげにしている人たちを見た。こういう景色が早く当たり前になってくれればいいのになぁ…、ってしみじみ思う。街をしばらく散歩しておうちに帰る、水曜日。