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ヒリヒリ系のカレー南蛮、汗が噴く
昼食を終えて家に帰ってぼんやり仕事。
おやつどきになぜだか無性にお腹がすいて、そうだ、カレー南蛮を食べに行こうと家を出る。
先日、大木戸藪で天丼セットを食べたんだ…、とブログに投稿したらそこのカレー南蛮もおいしいんですよってコメントもらった。
それからずっと食べてみたくてしょうがなく、突然の空腹を言い訳にして食べに来てみた。
カレー南蛮そばをくださいってお願いすると白い紙エプロンが用意され、しばらくお待ちくださいネ…、って。そしてまもなく料理は到着。お膳の上にメインのカレー南蛮と甘味に冷たい水の入った大きなグラス。
カレー類に冷たいお水がたっぷりついてくるのはうれしい。思う存分汗をかいてくださいな…、って分厚いタオルのおしぼりがあるのも汗かきさんにはありがたい。
家の近所でカレー南蛮といえばずっと三丁目の尾張屋さんのカレー南蛮。
それに比べて若干黄色い。
尾張屋のは出汁の香りが強烈だけど、ここのはカレーの香りが強い。
しかもそのカレーが昔のカレーとでもいいますか…、カレーが黄色かった時代のカレーの香りをしているところにニッコリ。
汁はほどよくポッテリしていて、上にカイワレ。具材は豚肉、玉ねぎとシンプルながらとてもにぎやか。
ここの麺は緑色した太めのそばで、それがカレーに対して保護色みたいでそばまでカレーでできてるみたいな気持ちがするのがオモシロイ。
まずは汁をとひとくちゴクリ。
あぁ、おいしい。出汁のおいしさというよりもカレーの味がおいしくてヒリヒリするような辛さが鮮やか。尾張屋のそれとはまるで違った味にてこれもよし。
なによりそばとの相性がよい。蕎麦というより細めのうどんのような風合い、噛みごたえの麺。だから熱々のカレーの汁に浸っていても決してヘタれず食感保っているのもたのしい。
薄めの豚肉もシャキッと感を残して炊かれた玉ねぎもどれもがカレーとひとつになって喉を伝ってお腹の中へとなだれ込む。そしてずっとヒリヒリ辛くて、頭のてっぺんからじんわり汗が噴き出してくる。
舌にどんどん辛み、うま味が積み重なっておいしくなるから水を飲みたい気持ちを必死に我慢してその味を流さぬようにやがて完食。
水を飲みつつ甘味を食べる。いつもの汁粉に缶詰みかんの寒天寄せ。その寒天寄せが冷たく甘くて酸っぱくて、口が落ち着きありがたい。
同じ町。丁目違いでカレー南蛮も趣向が異なる。どちらもそれぞれおいしくて、教えてくれて感謝いたします、オキニイリ。
雨の日のミニ天丼に熱いかけそば
どんどん雨が強くなる今日。
近所で昼をと「大木戸薮そば」にやってくる。
今日も店の表まで天ぷらを揚げるごま油のおいしい匂いが漂っている。お店に入ると中はにぎやか。女将さんのにこやかな表情に明るい応対に惹かれてでしょう。近所のじぃさま、ばぁさまが続々と。
「雨が降ってるから今日は来ないと思ってた…」って出迎える女将さんに雨が降ってるから来なくちゃって思ったのさ…、と元気な声でおなじみさんが答えるのです。
お互い様の気持ちがお店をにぎやかにする。いいなと思う。
しかもおそらく80近い人たちにしてゴルフ仲間でらっしゃるようで、来年のコンペの日程が決まったからと、その日程が来年9月ということに、果たして今のボクが一年後の約束をできるだろうか…、って羨ましくさえ思ってしまう。
オキニイリのランチメニュー。
ミニ天丼にそばがついたセットを注文。
ここのミニ天丼はキスと野菜の天ぷらがのる。
やっぱり天丼にはエビが無くちゃさみしいよネ…、ってそれでエビの天ぷら一本追加する。
ついでに大根おろしをもらいましょうかとお願いしたら、10月からそばが冷たいぶっかけから熱いかけそばに変わったんですという。
熱々のそばに大根おろしをのせて食べるのもまた粋なもの。お願いしますとお願いし、甘味もそろってひと揃え。
ちなみに追加のトッピングはほかにもとろろや野菜天ぷらがあってそれぞれ150円。にもかかわらずエビの天ぷらの立派なコト。伸ばさず加水もしない大きな車海老。さっくり揚がってとっぷりタレに使って気持ち良さげな表情で、エビそのものの香りや甘さにウットリします。
とは言えキスの天ぷらはふっくらやわらか。野菜もさまざま、かぼちゃにししとう、それから茄子。茄子の天ぷらはタナカくんの大好物で、天ぷらに限らず揚げた茄子はよく食べていた。とろけるような実の食感に思う存分吸い込んだタレもしっとり。
口は小さい、ところが底が深く逆ひょうたん状をした特徴的な丼にご飯がぎっしり。甘口のタレに天ぷらの油が一緒にしみこんだご飯がおいしい。またウットリ。
甘口の汁。後口はすっきりとした酸味がおいしくそこに大根おろしの辛味が混じって一滴残さず飲み干した。黒糖寒天にホイップクリーム、小さな盃に入ったお汁粉ゴクリと飲んで今日の〆。気持ちも満ちた、オキニイリ。
天ぷら油、香ばしき店
家の近所。四谷四丁目に蕎麦屋が一軒。
何度も店の前を通っていたのだけれど不思議なことにずっと目に入らなかった。
あるはずなのにあることになっていない店とか場所って結構あって、なのに突然、何かのきっかけで「こんなところにあったんだ」って気づくことがある。
そのきっかけにはいろいろあって、例えばそのとき、この店に気づいたきっかけがおいしい匂い。
天ぷらを揚げるごま油の香りに2人同時に気がついて、こんなところに蕎麦屋があった…、ってびっくりした。表のメニューをみると天丼とそばのセットがおいしげで近々来ようねって約束をした。
それが彼が逝く1週間ほど前のコト。
結局、その約束は果たされず一人で来てみた。「四谷大木戸藪蕎麦」という店。
中に入ると靴脱ぎ、板間でデブにはキツい作りのお店(笑)。
嫌ったろうなぁ…、と思うボクに女将さんがこんなのありますといぐさで編んだスツール状の分厚い座布団もってくる。
快適、快適。
ミニ天丼と冷やしぶっかけ蕎麦のセットを選んでたのむ。
エビは入らぬキスと野菜の天丼に、緑色した蕎麦が冷たい出汁にとっぷり浸かった器。大根おろしをお供にもらってどさっとのっけて、七味唐辛子をたっぷりかける。
天丼の野菜は茄子とししとうで、茄子の天ぷらはタナカくんの大好物。油を吸ってタレも吸い込みしっとりしんなりしたのをいつもうれしそうに食べていた。タレの甘さもちょうどよく、好きだったろうなぁ…、って思う。
口が小さな丼だけど底が深くてご飯が案外ぎっしり詰まって、器を取った手に思い。底までしっかりタレが染み込みそのたっぷりを飽きず食べることができるのがいい感じ。
蕎麦はコリコリ、歯応え強く出汁は鰹節の軽い酸味と醤油の風味がほどよい相性。大根おろしの汁がしみだし、じゃっかんそれがピリピリとする。色は濃くともほどよい味わい。そのまま汁をゴクゴク飲める。ボクは好き。
食後の楽しみにフルーツの寒天寄せと冷やし汁粉がついてくる。どちらもしっかり甘くて食後のつめたい麦茶をねだる。
すべてのモノを食べて死ねるとは思わないけど、行きたかった店。しかも近所にあった店に来れずしまいになっちゃうって残念だなぁ…、ってしんみりしちゃう。もったいない。
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サカキシンイチロウ
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店名 |
四谷大木戸 藪蕎麦
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん |
予約・ お問い合わせ |
03-3351-2514 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
四谷三丁目駅から407m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
32席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
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四谷四丁目の交差点近くにある「大木戸藪」にやってくる。
コロナ以降、営業時間が短くなって来る機会がめっきり減った。先日もお店の前まで来たらすでに閉まってて、今日は早めにやってきてみた。
マンションビルの一階にあって、なのに近くで見るとまるでそこだけ一戸建てのような設え。
表に坪庭。2階のテラスから溢れ出すように木々が茂ってなにやら涼しげ。
お店の外まで天ぷらを揚げる油の匂いが漂ってくる。
天ぷら好きのタナカくんがお店の前を通りながら、いつか来ようね…、っていいながら結局来れずじまいになった。それも思い出。
そう言えば、近所の天ぷら屋さん「天春」さんが閉業しちゃった。
ランチの天丼が気軽な値段。カウンターに座ると天ぷらを揚げる様子を目近に見れて、ちょっと辛めの丼ツユがおいしかった。
しかも貝塚が作れそうな量のしじみが入った汁もおいしくて、タナカくんと一緒によく行ったけれど、そんな思い出が思い出だけになっちゃった。
お店の看板はまだあって、見上げるたびにさみしくなっちゃう。しょうがない。
お店の中はにぎやかで、おなじみさんが多いのでしょう…、チャキチャキの女将さんと世間話をたのしむ様がなんともステキ。
汗かくボクに「本当にお暑うございます」って明るく声をかけてくれるのがありがたい。
靴脱ぎ、板間のお店です。正面にある切り株みたいなものはい草で編んだ分厚い座布団。太ってたときはそれがないとあぐらをかくのが辛かったけど、痩せた今ではなくても座れる。エヘンってうれしくなっちゃった。
冷かけ蕎麦とミニ天丼のセットをもらう。ミニ天丼は野菜天だけ。それで海老天を一本追加とお願いしました。しばらくまってやってくる。
ミニ天丼はご飯控えめで…、とお願いしました。
それで器はずっしり重い。
口が狭くて、だからご飯の上にぎっしり天ぷらが肩寄せあって並べられててにぎにぎしい。
丼を横からみると背が高い。
つまり深くて天ぷらの下にご飯がぎっしり。
タレがしっかり染み込んで、若干つゆだくというのがうれしく、しかもタレは甘み控えめなすっきりタイプ。かえしの風味がキリッとしていて、天ぷら衣の油がコクを出している。
蕎麦は明るい緑色。コシがあって歯ごたえがよい。スルンと口の中へとすべりこんでくるのだけれど、ゴクリとそのまま飲むよりも噛んで味わいたくなるたくましさ。濃い色の汁はキリッとカエシの風味が力強くて、けれど塩っ辛いほど辛くない。
冷たくゴクゴク飲んでくと、出汁の風味がカエシの影から顔をのぞかせお腹をスキッと涼しくさせる。オキニイリ。
天ぷらは茄子にピーマン、キスにエビ。野菜はどちらも薄衣。油を吸い込みトロンとなった茄子のおいしいことにニッコリ。キスとエビは若干厚めの衣をまとい、丼タレ吸い込みポッテリおいしい。中でもエビはブリンとはぜて、しっぽまでもがおいしく上等。
タナカくんの好きな天ぷら。食べさせてあげたかったなぁ…、って思う。
食後の甘味もついてくるのがうれしいところ。コーヒーゼリーに冷やし汁粉と味、食感のメリハリもありすっかりキレイにお腹に収める。
「キレイに食べて頂いて」…。って言われてニッコリ。元気なり。