パティシエ達はここから旅立った③ : カフェ ミクニズ

フレジエとピュイダムールが始まったとの情報を得たので、早速行ってきました。
春のミクニは苺尽くしでどれも美味しかった〜

ただ、ミクニのプチガトーは競争率が上がっていまして、前週の12時に伺うもショーケースがすっからかんでした。
開店から1時間しか経っていなかったのですが。。
日によってはそんな日もあるので、計画している方はお気を付けください。

この日はオープンから30分後に伺うと、店の前には長蛇の列。
ただ、これはイートイン待ちの方なので、スルーして店内へ。

プチガトーはまだまだタップリと残っていました。しかし、前の人がケーキを10個も購入していました。
品ぞろえが決して多いわけではないので、早めの訪問が吉ですね。

以下、4点を購入。帰宅後に頂きました。

■フレジエ（650円）★4.2
　ミクニのフレジエはスクエア型。イチゴの断面を見せないフォルムは独創的です。
　外側をイチゴのジュレでムースリーヌを包んだ一品になります。

　口にするとジュレとイチゴ、ムースリーヌの華やかな香りが口の中で広がります。
　キルシュやムースリーヌは控えめで、イチゴの風味を前面に出した芳醇なフレジエ。
　サイズが小さめであるのが残念ですが、とても美味しい

　どなたかがミクニのフレジエはアントルメで買うべきと仰っていましたが、
　アントルメサイズであればより満足感が高まるはず。

■ピュイダムール（550円）★4.0
　フレジエと同じくイチゴの季節に登場する、フランスの郷土菓子ピュイダムール
　こちらもトップをイチゴのジュレで敷き詰めていますね。

　さくさくとした軽やかなパイ生地に、豊かな苺の風味
　その後に、カスタードが感じられますが、僅かに甘さ、コクをプラスすだけでメインはイチゴ。
　美味しいです。

■タルトタタン（600円）★4.0
　タルトタタンもいってみましょう。
　しっかりと焼きこまれたリンゴからは甘さとほんのり苦みが感じられます。
　そして、パイ生地が美味しい。
　前回のミルフィーユを食べたときにも思いましたが、パイ生地の焼き加減が好み。
　サクサク感と柔らかさを両立していて絶妙なんですね。

■ムラングシャンティ（550円）★3.9
　花型のムラングシャンティ
　フランボワーズの風味と優しいシャンティのバランス良いです。
　土台のメレンゲはココナッツ風味にしてあり、甘さがしつこくなくて食べやすいね。

どれも美味しくて私好み。次はいつ行こうか、いまから楽しみです。
ごちそうさまでした。

明けましておめでとうございます。
2022年もスイーツを食べ続けていきますので、今年もよろしくお願いいたします m( _ _ )m

さて、2022年最初の投稿は、日本を代表するパティシエを数々輩出した「カフェ ミクニズ」
偶然ですが、2021年の最初の投稿もミクニズでした。

訪問は12月。
ミクニでモンブランが始まったと聞いたので、モンブラン狩りの一環で伺いました。

以前、午後3時頃に伺うもショーケースがガラガラだったので、昼頃に行きました。
プチガトーは販売しているものの、イートインのランチセットは終了との案内が。
スゴイ人気ですね。

目当てのプチガトーはたっぷり。じっくりと選ばせてもらいました。
ただ、モンブラン以外の目当てだったフレジエはまだ始まっていないらしく、なかったのが残念。

今回はテイクアウト購入なので、5点お買い上げ。
帰宅後に頂きました。

■モンブラン（600円）★3.9
　何と東京杉並産！の和栗を使ったモンブラン
　トップはマロングラッセに見えますが、実は模したシャンティをキャラメルで包んだクリーム。
　スタートから驚かせてくれます。
　シャンティの層は薄く、分厚いメレンゲが土台。メレンゲ、シャンティともに控えめに作っています。
　そのシャンティには栗のコンポートが入っていて、これが栗の風味を形作っているんですね。
　栗の風味は控えめですが、それをパーツの複雑さで満足させてくれる一品。面白い構成のモンブランですね。

■ガトー・クラシックショコラ（650円）★4.0
　ミクニのスペシャリテ、ガトー・クラシック・ショコラ
　テイクアウトでは30分ほど常温においてから食べるのがおススメだとか。

　美しいグラサージュに、口の中で優しく溶けるミルクショコラの層。
　しっかりとショコラを味わせつつも、カカオが強すぎて食べ疲れることのない絶妙のバランスで作られていますね。
　やっぱり、美味しいです。

■ショートケーキ（650円）★4.0
　ミクニのショートケーキは円形
　スポンジとシャンティのオーソドックスな構成で、トップと中には少量の苺のコンポート
　ふんわり、軽めのスポンジに、コクと甘さのバランスが絶妙なシャンティ。
　コンポートの量は少なめで、ほのかにイチゴの酸味をプラス。

　スポンジとシャンティをメインにしたシンプルな味わいの構成で、普通だと寂しい構成になるのですが、
　シャンティが美味しいので、全く物足りないことがないんですよね。美味しいです。
　
■ミルフィーユ・ピスターシュ（550円）★3.9
　ピスタチオクリームと木苺のジャムを合わせた一品。
　ザックとした食感のパイ生地からｈ、苦みと香ばしさが感じられます。
　間のクリームは木苺の酸味とピスタチオの風味。酸味がメインのミルフィーユ

■サントノーレ・キャラメル・バナーヌ（550円）★3.9
　キャラメルとバナナのサントノーレ
　トップのキャラメルクリーム、シューともに、キャラメルの苦みや塩気がメイン。
　そこにタルトの中に忍ばせたバナナのソテーが加わります。
　砂糖とは違った果物の甘みが加わることで、全体をまろやかに仕上げています。

ミクニのプチガトーはどれも美味しかった。次回はフレジエをゲットしたいですね。
ごちそうさまでした。

皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

突然ですが、スイーツ１００名店に選ばれているエーグルドゥース、ユウササゲ、アヴランシュ・ゲネー
これらの共通点をご存じでしょうか？

実は皆さんミクニの出身なんですよね～
今を煌めくパティシエのお三方が働いていたスゴイお店「ミクニ」

そんなミクニのケーキを味わうべく「カフェ ミクニズ」に伺ってきました。

入り口はレストランミクニの入口をぐるっと回った裏側。
古民家風の引き戸をガラガラと引いて入店します。

そして、こちらはカフェですが、そこはミクニ。
パリッとスーツで決めた店員さんが接客してくれます。

テイクアウトについて聞いたところ、ミクニではケーキの取り置き、予約ができないとのこと。
うーむ。取り置きをお願いしようと思っていたので、これは辛いところ。
予定を変更してイートインで食べることにしました。

満席で3組ほどの待ちでしたが、15分ほどで案内されました。

中は外観の古民家の趣とは変わって、クラシックな椅子やテーブルを配置した重厚な雰囲気。
身が引き締まります。
ケーキのショーケースはこじんまりでしたが10種類ほど。
ショートケーキ、モンブランなどの定番から、パリブレスト、サントノーレなどのクラシックなものまで定番商品をそろえています。
そして、TVで紹介されたとかでテイクアウトは売り切れだったガトークラシックショコラは、イートインであれば食べることができるとのこと。

本当はこの後にカレーを食べる予定でしたが、せっかくのミクニなので、ええい食べてしまえ！ってことで、3個のケーキをオーダーしました。

■ミルフィーユ（550円）★4.0
　カスタード、キャラメルを交互に並べてサンドしたミルフィーユ。
　横に倒した状態で提供されるのは、切るときに便利なので良いですね。

　焼きのしっかり入ったパリパリの生地は薄く繊細。
　そして、キャラメルとクリームが美味しい
　キャラメルの苦味、香ばしさの後に、クリームの風味がふわっと上がります。
　繊細ながらも力強いミルフィーユ。さすがミクニ。美味しかったです。

■ガトーショコラ（650円）★4.0
　続いてはスペシャリテのガトーショコラ。
　美しいグラサージュに下にはミルクショコラ。ショコラは滑らかに口の中で溶けていきます。

　カカオはとても濃厚でどっしり。ミルクショコラとグラサージュを交互に味わいながら、ショコラをタップリと堪能。
　これ1個でおなか一杯になる食べ応えのあるケーキでしたね。
　思ったよりずっしりだったので、この後のカレーの予定はキャンセルしました(^^;

■パリブレスト（550円）★3.9
　プラリネクリームにキャラメリゼされたナッツが並んだパリブレスト
　シュー生地はパリッと固め。プラリネと香ばしいナッツのキャラメリゼ。
　ナッツとキャラメルのバランスが良く美味しいです。

クラシックで重厚なケーキ達。私好みの味わいで美味しかったです。
そして、ここからどんな才能が旅立つのか今から楽しみでもあります。

ごちそうさまでした。

Camera：
　　　Sony α7 III ILCE-7M3
Lens：
　　　Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P
　　　Voigtländer NOKTON classic 35mm F1.4
　　　Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM