ディナーでこの値段はお値打ち❗熟練の技が光る茶懐石✨✨味を外さないので安心して利用できます(*´ｪ｀*) : 懐石 山よし

2023/5
日本料理『懐石山よし』✨✨
大将山下和嘉氏が女将と二人三脚で店を切盛りする、茶懐石のお店。店主は国内外で研鑽を積んだ。うん、期待出来そうですね。

お店は2017年オープン。東京メトロ麹町駅徒歩1分のビル地下1階にあります。カウンター6席と8名のテーブル席が1つ。小じんまりしながらも、素敵な空間だ。果たして、料理のお味はいかに(*´∇｀)ﾉ

■おまかせ懐石　14,520 円（税・サービス料込み）
▼コース内容
⚫先付
①「真子鰈昆布締め」個性的な味の表現。
②「のどぐろ握り仕立て」柚子胡椒が塩味が強すぎる。
③「じゅんさい合わせ味噌仕立て 辛子」甘くうま味のある味噌仕立て。温かな汁に蓴菜の組合せは珍しく。

茶懐石の王道の提供の仕方。膳の折敷（おしき）に、陰と陽の関係から「飯」を左にして右側に「汁」を置き、そのむこう側に醤油などをつけずに食べられる刺身を配置する。普段は食べない味の表現にちょっと戸惑い。果たして、この後どう味を展開するか。
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⚫前菜
①「ホワイトアスパラガス擦り流し（毛蟹）」
②「鮑 柳鰈一夜干し　黄ニラ合鴨 ぜんまい胡麻和え 天豆」
③「蛍烏賊南蛮漬け」
④「湯葉蕨庵」
なかなか豪華な八寸。これはテンション上がりますね！酒のつまみに合い、中でも「鮑」の仕上げは秀逸。とても柔らかで、タレも美味。
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⚫お碗
「鮎魚女餅粉揚げ　白髪葱　木の芽」
おぉー、これはとても良い仕上げだ。鮎魚女餅粉揚げはアイナメ自体のうま味に、餅粉揚げの香ばしさを加え。またお出汁は鮪節の優しい味わいだ。
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⚫お造り
「カワハギ 白烏賊 鳥貝」
ハハッ、お造りも良い仕入れ。カワハギは季節もあり、肝のうま味はやや弱いが十分なクオリティ。鳥貝も臭みは一切なく、とても美味しい。
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⚫焼物
「鱸塩焼き 蓼酢 トマト 南瓜 オクラ」
夏らしい一品。鱸は塩焼きにし、さっぱりと。蓼酢ダレを付けて頂くのが斬新。
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⚫揚物
「鯛白子 こごみ こしあぶらの天ぷら」
名残の山菜に、鯛白子。天ぷらはサクッ、サクッ。鯛白子はまだ旬でクリーミーで美味。
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⚫焚物
「飛龍頭 蛸の柔らか煮 蕗」
口休め。飛龍頭は普通も、蛸はいい味の含ませ方でした。
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⚫ご飯
「姫竹 生桜海老炊き込みご飯」
姫竹を使うのがセンス良し（他店の差別化）生桜海老なので、口いっぱいに桜海老の甘みが広がります。
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⚫デザート
「わらび餅」「マンゴー 西瓜 ブルーベリー ジュレ掛け」
デザート2種は嬉しいですね。

■ドリンク
⚫エビスビール小瓶　770円
⚫宝剣　純米超辛口
⚫南 特別純米 別誂 生酒
⚫作 雅乃智 中取り 純米大吟醸
皆でワイワイ、お酒も沢山頂きました（笑）

■接客
丁寧な接客。大将も口数は少ないが良い人柄です。

■料金
おまかせが税・サービス料込で14,520円はかなりコスパよし。頑張っていますね。

うん、満足(*´ｪ｀*)
ディナーで、この内容で、この値段はお値打ち❗なかなか見かけないですよ。楽しめました。ごちそうさまでしたm(_ _)m

□評価　2023年5月時点
食べログ評価3.06　口コミ件数8件

□大将山下和嘉氏
築地の懐石料理店で10年修業、その後渡米。ニューヨークの高級ホテル「ウォルドルフ・アストリア」内の日本料理店「稲ぎく」で7年、サンディエゴ支店で3年間料理長を務めた。帰国後は、15年間茶懐石のケータリングを行ない、2017年に『懐石 山よし』を開店。

□茶懐石料理とは
茶懐石料理とは、茶事に出される簡素な料理とされ、単に「懐石料理」ともいう。懐石という言葉は「禅」に由来。修行中の禅僧は昼の食事以外をとることが許されていなかった。寒夜の修行には石を温めて布に包み、懐に入れて寒さと空腹をしのいだといわれています。

この温めた石を温石（おんじゃく）または薬石（やくせき）といい、この石を懐に抱いたので「懐石」の名が出たとされ、禅僧が空腹をしのいだということから、「空腹を一時しのぐ」という意味をもっています。

その後、禅の影響を受けた茶の湯では、温石で腹を温める程度の空腹しのぎという意味で、茶事に出す軽食を「懐石」と呼ぶようになった。