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黒澤(日本蕎麦/溜池山王)
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://plaza.rakuten.co.jp/nanatoblog/diary/201011050000/
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風葉七人
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店名 |
閉店
永田町 黒澤(ながたちょう くろさわ)
|
---|---|
ジャンル | そば、しゃぶしゃぶ、とんかつ |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄国会議事堂前駅5番出口から 徒歩1分 国会議事堂前駅から184m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
サービス料・ チャージ |
個室チャージあり |
席数 |
135席 |
---|---|
個室 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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φこの記事は2004/03/08に東京つまみ食いにアップしたものです。
◆縁の無い世界へ
南北線の溜池山王駅を降りると、目の前に広がる巨大な吹き抜け。
右手に折れると今度は異様に清潔な地下通路が続きます。
5番の出口から地上へ、でも人影はまったくありません。
所々の停車している黒塗りの車。
無表情な厳(いか)つい警官が立っています。
ここは政(まつりごと)の場所。
少し歩くとライトアップされた国会議事堂が見えました。
首相官邸と日枝神社の間。
すごいロケーションに《黒澤》はあります。
〜門構え〜
◆黒澤時代劇の世界へ
名前からもわかるように、ここは黒澤監督縁(ゆかり)の店。
監督の美術スタッフがデザインした店で、入り口の山門など要所に、監督の時代劇を彷彿させられます。
日本蕎麦は山梨の《翁》で修行した職人の本格的なものだとか。
こんな店があったのか。
威圧される程の高級感はなかったので、気軽に入れました。
しかし店に入ると仲居さんがお出迎え。
ご予約はと聞かれ、ないというとかなり困った様子です。
なんとか席を一つ用意してもらえました。
申し訳ありません、場所柄を弁(わきま)えるべきでした。
(皆さんは予約して行きましょう)
◆用心棒の席へ
通された部屋は蕎麦席。
普通のテーブル席が並んでます。
〜蕎麦席〜
時代劇の飲み屋雰囲気はありますが、ちょっときれい過ぎ、高級過ぎ。
でもこれぐらいがいいのかも。
私の席は入り口のすぐ前でした。
普段は使わない席のよう。
そこのテーブルは一辺が焼き場になっていて、店の人が魚や茸を炙(あぶ)ってます。
カウンターと呼ぶほど大きくはありません。
席に置かれたコースターには、粗いタッチの模様が。
監督がデザインしたもののようです。
外国のお客も多い様で、箸入れの裏には箸の使い方が英語で書かれています。
壁には絵コンテが見えます。
たぶんあれは蘭丸、乱のピーターかな。
席毎に違う絵コンテが見れるよう、工夫がされているようです。
《中々》のロックと、鳥わさを注文。
〜個室 2階〜
◆黒澤家の宴
鳥わさを食べながら、回りを観察。
横の席には議員らしき人と業者らしき人。
ゴルフの話しとか、奥さんが風邪を引いた話しとかしています。
接待?かな、こうゆう気軽なのが効くのかも。
肴を炙っているのは若い店員さん。
ちょっと段取りというか、リズムが悪いです。
中々を飲みながら、受付でもらった案内とかわら版をチェック。
席はここ蕎麦席の他、特別席、個室、メインダイニングがあるそうです。
そちらは料亭の雰囲気。
かわら版には《酔いどれ天使》のコラムが。
これが黒澤映画初出演の三船俊郎、そのギラギラした魅力を監督が讃えたエピソードが載ってました。
〜特別室1階個室〜
中々のおかわりと板ワサを注文。
メニューを見るとどれも適正な価格(せいろ600円)です。
美味しいだけに、逆に安いかも。
板ワサも上々。
これも実に生きがいい!?
羅生門、夢、椿三十郎、雨上がる、隠し砦の三悪人。
名作のタイトルを冠したコース料理は一度食べてみたいところです。
最後はせいろで締めました。
◆どですかでん
永田町の駅に向かって歩いていると、今度は自由民主党本部が見えてきました。
狂牛病、コイヘルペス、鳥インフルエンザに豚コレラ。
日本の食生活は今危機的状態。
イラクへの自衛隊派遣で国際テロのターゲットになっている日本。
なんとかしてくだせぇませ、お代官様。
ついでに景気も回復してくれないかなぁ。
〜2階広間〜
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