リベルターブル 赤坂店
（Libertable）食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2023 選出店
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店舗基本情報
| 店名 |
リベルターブル 赤坂店（Libertable）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
スイーツ 百名店 2023 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2023 選出店
スイーツ 百名店 2022 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2022 選出店
スイーツ 百名店 2020 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2020 選出店
スイーツ 百名店 2019 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2019 選出店
スイーツ 百名店 2018 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2018 選出店 |
| ジャンル | ケーキ、カフェ、パン |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3583-1139 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東京メトロ千代田線【赤坂駅】徒歩２分 赤坂駅から239m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、AMEX、JCB、Diners） 電子マネー可 （交通系電子マネー（Suicaなど）、iD、QUICPay） QRコード決済可 （PayPay） |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くのコインパーキング：赤坂2-6-6に11台収容、ほか |
| 空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2013年10月5日 |
| 備考 |
2022年9月1日より、イートインスペースが別店舗（赤坂3-6-10）に分離。イートイン専用店舗は、キャッシュレス（クレジットカードか電子マネー）会計のみ。 |
| 関連店舗情報 | リベルターブルの店舗一覧を見る |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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今をときめくパティシエと言えば輝かしい遍歴がつきまとうもので、オーナーパティシエの森田一頼氏もその例に漏れず。数々の名店を渡り歩いた実績は名前だけではなく、見目麗しいガトーに氏の歩んできた足跡を感じとることができる。
コンクリート打ちっぱなしのファサードは、重厚過ぎずに今どき流行りのパティスリーに相応しい。
訪れたタイミングが良かったのか、先客は1組のみ。家族と連絡を取りつつ何を買うか迷っている様子だったので、こちらもじっくり吟味するとしよう。
リュクス@945
ゼニス@945
ヴェール@734
以上3点購入。
ミッドタウンでふらっと立ち寄った「サダハル アオキ」のお値段に日和ってそそくさと退散したのを思い出す（自分にとっては）超絶級の価格帯。
でも一度は食べておかなければ。。。という意地というか食い意地が張っての大英断。
接客に難ありとの声もちらっと耳に挟んだので身構えていたけど、退出する際にドアを開けてもらったうえ見送りまでしていただけて恐縮至極。
有名パティスリーの店員だって人間だもの、たまたま忙しかっただけなんじゃないのかな。
＊
ショーケース越しに見たガトーは、あらためて持ち帰り間近で見るともはや芸術品。
これをひとつひとつ手づくりしているんだから恐れ入る。どれだけ繊細な技術と神経を消耗するんだろう。
パッと見た瞬間、悪魔の角を想像してしまったリュクス。でもそれはあながち間違ってはいなかった。
スイーツの悪魔はねっとりしたチョコレートムースと見せかけて、実はトリュフが支配するという小技が光る。トリュフパンを齧ったときに思った苦手意識も、むしろこれくらいの量なら刺激的なスパイスになる。
スペシャリテと銘打たれたゼニス。頂点という意味だそう。
ひとくち含んだ瞬間、醤油！？とバカ舌が問いかける。その塩味の正体はなんとフォアグラ。それを引き立てるリキュールはカルヴァドス。ほんの一瞬だけティラミスが脳裏をよぎったのはこのせいか。
そしてヴェール。今回購入したガトーの中ではいちばん分かりやすかった。
ビジュアルからも想像できるピスタチオと、ディルかと思いきやフェンネル。そして甘みと苦味の同時多発テロ。パティシエが渡仏時代に出会ったアニスのお酒にヒントを得たとも。
ただいたずらに甘ったるいだけのスイーツが横行するなか、素人が到底考えつかない食材を組み合わせてくるのはパティシエのセンスとフレンチで腕を振るっていた経験によるもの。
デセール部門を統括していたフレンチ「ランベリー」のリニューアルを機に独立し、活躍の場を赤坂に移した。
（美味しいものを出すためなら手段を選ばず何をやってもいい）自由なテーブルという店名に託した型にとらわれない自由な発想とアイデアを具現化するため、パティスリーという形に落ち着いたのは賢明な選択だったんじゃないだろうか。
正直、スイーツのレビューほど難しいものはないので自身の表現力と語彙力の無さがほとほと情けない。
それにはもっと経験を積まなければならないんだろうけど、フルカラーの装丁からして美しく手元に置いておきたくなる小冊子が同梱されていたのはたいへん勉強になった。これ、ただで貰っちゃっていいの？と言いたいくらいのクオリティ。
ガトーの断面図だったりパーツごとの説明など事細かに解説されていてマニア心をくすぐる。食べてみても素人には今ひとつピンとこないスイーツも多いなか、これはたいへん有り難く嬉しい配慮。
一度の訪問ではその全貌のごく一部しか分からない。
赤坂に来たらまた再訪すべき、いや、絶対に立ち寄らなければ。