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店名 |
ほーむれすとらん わか
|
---|---|
ジャンル | 洋食 |
お問い合わせ |
03-3405-4763 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
赤坂見附駅から420m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー可 |
席数 |
25席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
1970年 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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この日は16時半という半端な時刻から始まる、サントリーホールでのコンサートに出かける。
終演後の夕食ではちょっと遅くなるので、その前にランチとディナーを兼ねるような食事を算段。
会場付近でも通し営業の店は結構あるが、今回選んだのはかなり前から気になり一度訪れて見たかった赤坂のレストラン。
場所は赤坂と言っても赤坂見附駅より南の多くの飲食店が犇めく賑やかな場所ではなく、青山通りの北側の元赤坂。
赤坂御用地の東側で青山通りと外堀通りに囲まれたこの三角形への入口は、見附の五差路から赤坂警察前まで300m以上信号が無く(途中に歩道橋は有るが)、この地にオフィスがある方以外はなかなか足を運びにくい隔絶された一角。
江戸名所の一つである「豊川稲荷」も在るが、便の悪さは否めない。
こちらは鬱蒼とした緑が望める御用地の塀沿いから「九郎九坂」という坂道の上り口にひっそりと佇む一軒家レストラン。
創業から50年以上を経ている老舗であるが、今まで評判を耳にすることが少なかった店。
グルメ本などの掲載は断っているのかもしれない。
こちらは昼から中休みなく開けており、私が訪れたのはまだカンカン照りの15時少し前。
都心では珍しく店頭は季節の草花で彩られ、白い塗装の板壁が眩しいこじんまりとした構えで、扉を押し開くと1階は厨房で客席は真っすぐに伸びる急な階段を上がる2階。
ランチ時は混み合うようだが、さすがにこの時間帯では先客の姿は無し。
常時かどうかは分からないが女性二人で賄われており、お一人は調理をもう一方が接客を担当。
室内には鋼製の枠にボードが嵌め込まれたような大小のテーブルが6卓置かれ、それに合わせて布張りの椅子やクッションが置かれたボックス席が配されている。
絵画や手作り感のある小物、カーテンなどの装飾も穏やかな雰囲気を醸し出している。
何処でもどうぞの声に、真ん中辺りのテーブルを使わせてもらう。
メニューは事前にある程度頭に入れておいた。
洋食の定番料理はほぼ全て網羅しているがお目当てはオムライスで、これにも掛けられるソースにより3種類用意されている。
選んだのはデミグラスソースの「わか風オムライス」(1,130円)。
これにはトッピングが付けられるため「ハンバーグ」と「エビフライ(2尾)」(各240円)を合わせて注文。
もちろんこの暑さなのでビール(一番搾り)も貰う。
センスの良い店内を見回しながらビールのグラスを傾けていると、10分ほどでオムライスが盛られた大皿が運ばれて来た。
全体的に濃褐色のデミグラスソースで覆われているが、両脇にエビフライとハンバーグが添えられている。
まずは海老フライを頂いてみるが、大きくは無いがサクッとした揚げ上がりでしっかりと旨味も感じられる。
食感の優しさから'ニューカレドニアの天使の海老'ではと訊いたところ、バナメイエビとのこと。
下処理がきちんと為されていることが窺える。
次いでハンバーグにフォークを入れて見ると、肉汁が噴き出すようなタイプとは異なる確かな手応え。
形は整ってはおらず大きさも厚みもそれほどではないが、口に運ぶとつなぎ少な目で肉がみっしり詰まり旨味が凝縮。
エビフライもそうだが、これで240円は安い。
メインのオムライスも個性的。
ライスは一般的なケチャップ味ではなく風味の良いバターライスで、その上にトロっとした部分としっかりした火通りが混在するオムレツが被せられている。
オムレツの中にはきちんと存在感のあるチキンの小切れと、玉ねぎとピーマンが混ぜ込まれてる。
その上にたっぷりと掛けられたドミグラスソースが、これらを上手に纏めている。
その味わいは濃厚ながら渋みや酸味の尖りの無い円やかさで、手間と時間をかけて丁寧に作られていることが分る。
オムレツの玉子や具材さらにエビフライやハンバーグとの相性も良く、丹念に賞味したいと思いながらスプーンが止まらず瞬く間に完食してしまった。
わざわざ足を運んだ甲斐のある、満足度の高いランチが楽しめた。
実直な仕事ぶりが溢れるオムライスには、完成度の高さが感じられる。
2種のトッピングを付けてさらにビールも飲んで2千円ちょっとは、極めてリーズナブル。
スタッフの女性は、皿やグラスを手に急な木の階段を一日に何十回も昇り降りしている訳で、それを思うと頭が下がる思いである。
後で調べたが、ご主人はこの日は見掛けなかったが70歳代のベテラン料理人で、今回いらしたのは姉妹で、接客がお姉さんで調理が妹さんとのこと。
'ほーむれすとらん'通りの、家族経営ならではの穏やかな味と雰囲気が印象的。
良い店を覚えた。
都内には探せば、まだこんな素敵な洋食屋が有ることを実感。
メニューを眺めるとスタンダードな一品物に加え、前菜的な'小皿料理'もなかなか魅力的で、それでワインを呑むのも楽しそう。
夜の仕舞いは早めだが、是非一度時間を設けて再訪したい。