記憶が薄れる中で : 中国珍味 調鼎

旅行などでまとめて食べ物のお店に行く・・・

お店では簡単なメモのみで料理を堪能。旅行でパソコンは持って行かないのでそのままメモのお店が旅行中は溜まる。
家に戻る・・・すぐに書けばいいものを、いろいろあって、２週間とか経つ・・・

記憶と言うのは曖昧になっていくもんです。

これ、例えばまとめて録画したドラマなりバラエティーなり何でもいいですが、まとめて観る。それぞれ一話ごととか放送回ごとに感想を書いていたとしたら、一回一回観た時とまとめて観た時の印象は同じようで違う気がします。まとめて観れて放送回ごとに違いが見れる点と、一話ごとに集中してみた時とは違うような気がします。

などと、書いてみましたが東京に旅行に来て毎日昼夜と外食を経験して記憶が残っているうちに書ききれなかったことへの言い訳でございます。

アイラブ中華。出来れば辛チャイナな私はキーワードは「四川」であります。「水煮牛肉」を求めて都内を彷徨っている気もします。

どうなんでしょうか？色々なお店で「水煮牛肉」もしくは「水煮肉片」をいただいているのは珍しい存在でしょうか？必ずあれば頼んでいます。

探せばあるのでしょうが、やや頭打ちな状態の水煮牛肉。求める選択もなかなかサクッと見つけられなくなってきました。リピートのタイミングかもですね。

あっ、私一度行ったお店には基本訪れない「未訪至上主義」であります。ウソですけどね。

なるべく行ったことの無いお店の味を求めています。全く覚えられませんけど。

さて、そんな感じでお店を探すにはニューオープンなお店を探すに限ります。

開店したての「調鼎」読めね。

「チョウディン」と読むようです。「チョヂン」かもです。

路面なお店ではなく、二階だったかな？と言うお店。入りにくいですが、好きな中華。頑張って上ります。入る・・・


・・・おしゃれジャズの流れるお店でした。エレベーター降りるといきなりお店とかでは無く、綺麗な新しい感じで、調度品も品良く揃えていますが、テーブルクロスがあるまででは無い感じ。2人席とかなら独りおやぢも大丈夫っぽいかななんて思いましたが、同伴の店となったら非常に肩身狭いので早い時間に利用でヤンス。

結果貸切。

おねいさんは日本の方で言葉通じます。と言うか日本の方ですよね？かわいーな・・・と、おやぢ心をひた隠しメニューを見つつあれこれと注文。

夫婦肺片と万願寺とうがらしとピータンを発注。紹興酒一本。

まっ、いつものような注文です。よだれ鶏かあれば夫婦肺片。押し豆腐かあまり辛くない冷菜の物を注文。〆に水煮牛肉と言うのがパターンです。

牛ほほ肉とハチノスの冷菜が到着。食べる・・・辛くて旨いですね。
万願寺とピータンは万願寺がシャキッとしてました。もっと、焦げが付くほど焼いて冷やすのかと思いましたが、そうでは無かったです。

なんだったか？要予約の品はは２・３日前にお願いしないとダメとの事。「聞喜餅」だったかな？なんか食べたい感じでした。

また、事前相談でなんでも対応するとの事。仏僧が飛んで来るほどうまいスープなんてのもありましたので、マニアックな料理を事前に相談するのも良いのかもですね。

さて、悩む。

意外に夫婦肺片と万願寺が小盆だったので、もう少しいただけそうです。お値段は中盆でしたが・・・

味は大変満足です。お金出しても居心地良く美味しいものが食べたいときにはビンゴな店。でも、多分同伴的な感じかなぁ・・・

悩んだ結果。

黒樺牛の水煮牛肉をやっぱり頼もうと思う。黒樺牛（くろはなぎゅう）は熊本の杉本本店さんの自社ブランドのようです。名をつけ名に負けない味を保っているのであれば、どんな銘柄でもウェルカムです。

最近自炊で水煮風を毎週のように作っている私。作れば作るほど理想から離れていく。
色々試していこうと思っていますが、どうも良いスープと辛さ全開の油との融合が水煮の真髄かと思うようになっています。

牛肉もちょっぴり和牛のしゃぶしゃぶ肉がいい感じになってきていますが、中華的下ごしらえの肉もやっぱりいいなと思います。

そんな自炊解禁後初のプロの水煮です。

あと一品行けそうなんだがどうしよう。悩む。
はしごは前提。でも何時も満腹ではしごですが、適量ではしごも良いのか？悩む。

紹興酒は十分まだある。飲みながら悩もう。

で、悩んだ結果水煮発注。そしたら独りだったので、お店の方が量の調整をしましょうか？との事。
有難く受け入れます。兼ねてからの悲願であった水煮の汁に水餃子を浮かべる作戦を発動。「楊」さんようやくアドバイスの食べ方が実践できます。

で、終盤で他のお客さんが来ました。色々思うところもありましたが、良くも悪くも東京なんだなと言う事を思う家族でありました。

水煮到着。適量です。ワイルドさはなくオシャレ水煮と言う印象。ちゃんと辛うま。

水餃子も到着。これ、単品で旨すぎて水煮の汁に漬けるのもったいないかもと思いましたが、半々で実践。

旨かったことは確か。

そんなこんなで紹興酒も切れる。

ちょうどお腹一杯。

満足してお店を出ます。

良い経験をしたお店。

ちょいと想定より高いかもですが、相場なんだと思いますし、相応の味わいはありました。それを踏まえてご利用どうぞ。