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店名 |
栩翁S(クオウエス)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3498-5855 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線【広尾駅】徒歩11分 広尾駅から662m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
14席 (うちカウンター8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2011年10月 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【2013年1月朝食】
今回のレビューは奇をてらって朝食である。
なお、本稿は、点数をつけるのを控えました。
筆者ごときの、しがないレビュアーが点数をつけても、評点に与えるインパクトは低いとは分かっていますが、
こっそりとレビューをあげておきます(笑)。
(∵先行研究をしていると、多くの方が、あまり知られたくないなどの明記があったため。)
総合4.2(料理4.5、サービス4.0、雰囲気4.0、CP4.8)
1月某日
気になるお店を探している最中に発見したのが栩翁S
インターネットにはほぼ情報がないし、また、妙な店名が気になる(失礼!)
和食店には珍しく朝ごはん(焼魚定食)を出してくれるらしい。
家からも近いので、早速行ってみることにした。
お店に行く途中、店名の由来を妄想してみたが、さっぱり分からない。
栩:くぬぎ
翁:じいさん
は、分かる。
S:sustainable?SOS?はっ、もしや、しがない(Shiganai)?(笑)
どうやら、店名の由来は、店主が私淑する陶芸家石黒宗麿の雅号が栩翁であり、
同氏の姓である石黒の「石」つまり「Stone」のイニシャルSを取って、栩翁Sと名付けたらしい。
お店は、日赤通りを突き進み、広尾ガーデンフォレストの敷地に入る直前くらいにある。
目印は隣の本屋さんである。
先行研究で学んだとおり、漆黒のドアに附帯するインターフォンを鳴らす。
すると、中から若い板前さんがお出迎えくださる。
どうやら一番乗りの様だ。
静寂の中に微かに流れるクラッシック。
素敵白い壁を基調としたきれいな空間の中に、カウンターが6席とテーブル1つ(4席)。
席に着くと「喫茶去」と書かれた書が出迎えてくれる(注1)
朝食は焼魚定食(840円也)
他にオプションが付けられる(参照:写真5枚目)
「今日は、どんちっちアジor鰈ですが、どうされますか」と聞かれたので、聞いたことがない前者を選ぶ。
どんちっちアジとは、要は脂の載ったアジらしく、島根県西部沖で獲れ旬の時期はトロにも匹敵するといわれているらしい(注2)
また、お勧めされた生卵、青海苔をオプションで追加した。
暖簾の奥ではバチバチと魚を焼く音が聞こえる。
岸宣仁「経済白書物語」に夢中になっていると、焼魚定食がサーブされた。
一見、まさに一汁三菜といった感じ。
<どんちっちアジ定食>
・ 無農薬玉こんにゃく
出汁が染み込んだこんにゃくに、鰹節、唐辛子がアクセントになっている。
・ 菜っ葉お浸し
・ おしんこ
・どんちっちアジ
確かに脂がのっている。箸を入れると、さらっと身が崩れる感じ。
正直、ここまでは想定内。
ご飯、青海苔、味噌汁といったシンプルなものに感動したのだ。
・ ご飯&生卵
鉄鍋で炊かれたご飯。8合炊ける代物で、おいしく炊けるよう少しずつしか炊かないらしい。
ゆえに、朝食は数人分しかないので要注意!!
→確実に食べたいなら要予約。
→ただ1人分くらいは何とかなるとのこと:1人で行くなら、何とかなるということ?
少し硬めのご飯が本当においしい。米粒が立っている感じ。
オプションで追加した生卵を掛けると、砂漠で水を溢したかのように、お米が卵を吸収していく。
こんなの初めて見た。
・ 青海苔
八代産の天然青海苔。見た感じは玉露の茶葉のよう。
いまだに手で収穫されている方は一人だけらしい。
手で収穫していることと青海苔の香りの因果関係は正直分からなかったが、本当に薫り高い。
これは絶対頼んでみてほしい!!
・ 味噌汁
先行レビューによると、渡り蟹で出汁をとった代物らしい。
甘味をもった味噌汁は寒空を歩いてきた筆者にとっては体の底から温まる。
惜しむらくは、野菜などの具があったら嬉しかったかも。
薫り高い青海苔をパラりと贅沢に散らして飲む味噌汁は絶品也。
何よりも黄瀬戸の茶碗が素敵過ぎた。買って帰りたかった(爆笑)
<総括>
朝食をやっているのは平日の9:00~10:30である。
840円で、これだけの代物が食べられるのには感動した。大戸屋でも1000円くらいしますよね?(知らんけど)
遠方より朝食を食べるために来訪するのは如何なものかとも思う。これを楽しみにしている近隣住民がいることも確か。
ただ覚えておいて損はない。早朝に近隣に来ることがあったら、ぜひ寄ってみてほしい。
次回は夜伺ってみたい。というのは、同店の茶碗は魯山人のものを使ったりしているらしい(本当?)(注3)。
<注>
1.喫茶去とは
http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/houwa/kissakoA.htm
2.浜田の水産ブランド“どんちっち”~どんちっちアジ
http://www.city.hamada.shimane.jp/kurashi/suisan/suisan_don/suisan_don01.html
3.下記blogに、魯山人や高価な茶碗が利用されている旨が記載されている。
http://ameblo.jp/deli-co/entry-11311080614.html