追加　スペインではバル、イタリアではバール。要はbar。南欧では軽食喫茶と説明されるが。実際には酒場。立ち飲みスタイルの飲み屋。 : 白金Baru

スペインバル。朝はコーヒーを、ランチタイムからは。食事とビール・ワインなど。夜はタパス、ピンチョス、アヒージョ。などの小皿料理と酒を提供。イタリアはリストランテ風、ジェラトリア風など。しかし基本はどちらもカフェ風バル・バール。

好きなときに訪れて。ドリンクや軽食など。気軽に楽しめる。そして店のスタッフや他の客と。世間話や噂話。日本では10年くらい前だろうか。バールが目立つようになった。エスプレッソやカプチーノ。そしてパニーニ、ジェラートなど。

その後ピンチョス、タパスなどの。スペインバルが続々登場。それでも最初はワインと食事の店が多かった。当店も誕生して10年前くらいか。恵比寿3丁目交差点あたり。赤と黄色の鮮やかな。スペイン国旗が惹きつける。それに白い壁も南欧風情。

ペインバルの特徴は。メニューが豊富なこと。やはりタパスの種類があり。その値段とともに安心感を。席は厨房をぐるりと取り囲むカウンター席。オリーブオイルの香りが。刺激的。連日超満員の大盛況なので。予約なしだとまず席は確保出来ない。

2人でサングリアと赤ワイン。黒豚ロースの炭焼きピンチョ。黒豚バラのアスパラ巻きピンチョ。合鴨胸肉のマリネ炭火焼きピンチョ。津軽地鶏モモ辛口マリネ焼きピンチョ。トリッパ。手作りオイルサーディン。

適度なお値段。幅広い料理と美味しさ。まさにバルの神髄を！

恵比寿駅から北里通りへ向かうと恵比寿3丁目交差点あたりに赤と黄色の夜でも人目をひくスペイン国旗をみかけます。それが白い壁に映る灯りの影とともに南欧風情をかきたてるのです。

精神を高揚させる黄色と心が炎のごとく燃え上がる情熱の赤を見れば、いやおうでもこの店に対する期待感が膨らみます。（お店のほうでは、そんなに思われても戸惑うでしょうが）。

店の前に置いてあるメニューを見れば豊富なタパスの種類がありその値段とともに安心感を覚えますが、連日超満員の大盛況なので予約なしだとまず席は確保出来ません。

席は厨房をぐるりと取り囲むカウンター席で構成。座ると予め仕込んであったタパスなどから漂うオリーブなどの香りで食欲を刺激されます。

接客は日本風の丁寧なもので質問には親切、丁寧に答えてくれます。好感度が高い店でしょう。またスペインワインの質の高さに比べボトルの値段がリーズナブルな事でも知られています。

さてスペインバルの特徴はメニューが豊富なこと。これはイタリアン・バールをはるかに凌駕します。ですから親切に説明してもらえる事は大変有難いのです。

魅力は串をはじめ焼物はすべて注文を受けたそばから直火で調理しているので熱々の香ばしい野性味ある串焼を味わうことが出来ます。

さらに黒豚のロースや地鶏のモモ肉など、国産の厳選素材をふんだんに使った独創的な串焼が人気になっています。

適度なお値段
幅広い料理と美味しさ

これがこの店の人気を高めている理由でしょう。

この日は若手事業家と訪問、2人でサングリアと赤ワインを飲みながら下記を注文しました。

「黒豚ロースの炭焼きピンチョ」
黒豚ロースは、しつこくなく、さっぱりとしていて、柔らかな食感の中にも、程よい弾力があり豚本来の旨さが広がり、炭焼きにより風味も増します。

「黒豚バラのアスパラ巻きピンチョ」
黒豚のバラは脂と肉がきれいな三層になり、身の厚みがあります。豚肉の旨みは脂にあるといわれますが、その脂がアスパラとの相性が抜群なのです。

「合鴨胸肉のマリネ炭火焼きピンチョ」
赤味を帯びていて柔らかで、マリネとあいまって豊潤な香りと後味の爽やかさは、たいへん美味。

「津軽地鶏モモ　辛口マリネ焼きピンチョ」
津軽鶏のもも肉の部位はジューシーで柔らかくて辛口にしてアクセントをつけています。


他に「オリーブ盛合せ」を頂きました。ここで箸休めの「大根」でいったん串焼から気分を変えてさっぱりとします。

「トリッパ」
柔らかな食感のトリッパ。とりこになるくらい美味しい。牛の第二の胃（ハチノス）がこってりとしたトマトソースで煮込まれています。

「手作りオイルサーディン」
彼はこれも追加して食べておりました。私はさすがに満腹で少しシェアしてもらった程度ですが典型的バル料の味です。

お手ごろ価格でバラエティに富んだ品々を味わいました。カウンターですから各皿は熱々の香ばしさを漂わせて登場します。

スペインでの楽しみの一つに「タペオ」があります。タペオとはバルをはしごしながら、何軒も食べ歩きをすることです。いずれ、恵比寿でもバルをタペオしながら楽しむ時代が来るのではないでしょうか。