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カウンター席の予約が取れません
再訪。
恵比寿からも広尾からも遠いという微妙な場所にありながら 予約困難という大人気和食屋。数々のテレビ番組に出演されている料理人 笠原 将弘さんのお店です。
黄金週間食べ歩きのシメ…とかではなく、定期訪問ね。4月1日(毎月 最初の営業日に翌月分の予約を電話で受付)にリダイアルしまくって予約を取ったのだが………
カウンター席の予約は取れなかった(テーブル席になった)
マジか………前回訪問の時もだったが、予約受付日にけっこう頑張ってコレかぁ(>_<)
だが訪問日、店へ入ると案内されたのはカウンター席?
さういや予約した時に「カウンター席でキャンセルとかが出たら、カウンターへご案内します」とか言われたっけ。 残念ながら笠原さん不在でしたが、それでもカウンター席のが楽しいので この店側の配慮は嬉しかったな(^_^)
お料理は今回も安いほうのコースでお願いしました。シメのご飯とデザートをたっぷり食べるいつもの作戦です。
おまかせコース(6900円 6月から値上げだそうです)
生ビール(700円)
ばくれん一合(1000円)
別途 サービス料10%
先付:桜海老とうるい 出汁ジュレ合え。オーソドックスな料理だけど、相性の良い食材を組み合わせてあるので間違いなく旨くなるヤツね。
揚げ物:菜の花餅天ぷら 牛蒡おかき揚げ。菜の花餅は上新粉に菜の花を混ぜた物。それを揚げてあるのですが、これがウンマイんだ。餅の甘さに菜の花の香りと微かな苦味……めっちゃビールに合う。最初の酒をビールにした私、大勝利。
おかき揚げは 砕いた柿の種を衣にして食材を揚げてあります。今回は出汁で炊いた牛蒡。これも良いですね。
椀:白魚とタマネギのしんじょ。白魚のしんじょはけっこう珍しい。しんじょはツナギ多めなんだが、出汁をたっぷり含んでいてコレはコレであり。お出汁そのものは少し弱いが これは価格の壁なので贅沢は言わんでおきます。
お造り:真鯛 鮪。賛否両論さんのお造りには必ずし変わり醤油が添えられるのが特徴。今回は 行者にんにく醤油。 コレ、お醤油だけで酒のアテになるヤツ♪
シャリも添えてあるのですが、シャリに行者にんにく醤油とマグロを乗せて食べるとバカ旨でした(^_^)
この行者にんにく醤油あるなら真鯛よりカツオを出して欲しかったなぁ。絶対に合うだろ?
焼物:鰆山椒焼き。 火入れに関しては特別感は無いが、山椒醤油での味付けは良い具合に決まってますね。イケますぜ。 添えてあるのは春キャベツからし和え……キャベツからし和えって初めて食べましたが 旨いモンなんですねぇ。
茶碗蒸し:ホタテと新ジャガの茶碗蒸し エンドウ豆とバターの餡かけ?
はっ(・_・?)
バター餡かけって何ぢゃい?
食べてみたら本当にバター風味の餡かけです。かなり驚く組み合わせなんですが、これが旨いから更に驚きます。
まあ考えてみたらホタテもジャガイモもバターとの相性はピッタリな食材だから美味しくて当然なんでしょけど、普通は茶碗蒸しにバター餡かけなんて やらないよねぇ(笑)
食事:筍と鳥そぼろの炊き込み御飯。毎回 楽しみにしている賛否両論さんの炊き込み御飯。今回も とっても美味しかった。
筍は超高級和食屋で使われるよな最高品質筍でわない。ので筍だけだと風味が足りない。だが、足りない風味を 筍と相性の良い鳥そぼろで巧く補っている。賛否両論さんは こうした工夫が本当にお上手。
ご飯そのものも ピンと粒が立って かつ米一粒一粒にしかと味が含ませてある良い炊きあがり。
もちろん お代わりを頂きますよ(*^^*)。結局 今回もご飯完食でございます(笑)
甘味:最後は甘味メニューの中から好きな品を。複数チョイス可能、なんなら全部頼んでもOK(食べきれるなら)という甘党大歓喜仕様。
私は 控えめに四品。 とり将プリン 焼き最中 杏仁豆腐 小豆アイスを頂きました。
濃厚クレームブリュレ的なプリンと焼き最中が私のお気に入り。
今回も とても楽しめました。
お店の空気は笠原さんがいらっしゃる時のが良いのですが、お料理の味は笠原さん不在でもしっかり美味しいので 安心して来れます。
予約受付日のリダイアル地獄の事を思い出すと少しアタマが痛くなりますが、頑張ってリダイアルしまくる価値のある店だとも思います。
私もまた 頑張って電話します。
料理は工夫
再訪。
広尾からも恵比寿からも遠い場所にありながら、大人気で予約困難な和食屋。テレビ等で家庭でも美味しく作れる料理のレシピを披露してくれてる料理人 笠原将弘さんのお店だ。
店主の笠原さん(以降マスター)は、以前にとあるテレビ番組内でこんな発言をされていた。
「和食は支払い額が高いから 若いお客さんはみんなイタリアンとかに行ってしまう。だから賛否両論では和食を安く提供して 若いお客さんでも来やすいようにしている」
実際の番組内でわ イタリアン の部分には特定の店名を挙げてたがココでは伏せておく。
マスターのこの言葉に嘘は無く、番組放送から数年経過した現在でも 都心部の和食屋としてはリーズナブルな価格で料理を提供し続けている。それが人気の要因となり予約困難な店となっている。
ただしリーズナブルでも美味しくなければ意味は無い。だが安い価格でコース提供するとなると どうしても使える食材には限界がある。こう書くと いかにも厳しいよに思えるのだが、どっこいマスターはただ者ではなかった。
価格面での縛りがあるため 献立に登場する食材は どうしても野菜が多くなる。だが、野菜も旬のものを用いて 他の食材と組み合わせたりすれば堂々たる旨さになりうる。
魚介類も素材の旨味が超一流店のモノには負けてしまうのだが、足りない旨味を マスター独自の調理や調味で巧みに補っていて たいへん好感が持てる。
見せ方も上手。雰囲気の良い店内で凝った器に綺麗に盛り付けられたお料理のビジュアルは超高級店にも負けていない。
和食特有の季節感を盛り込む事も忘れていない。聞くと献立は20日ごとにガラっと入れ替えて四季折々の旬の食材を取り入れているんだとか。
和食屋の弱点とも言える甘味に関してだが、賛否両論さんに限って言えば むしろ強み。ひとつひとつだけでも美味な甘味、しかもそれが複数個食べれてしまうというんだから女性にはたまらないだらう。
安いコース価格でありながら、少しでも客の満足度を上げようと工夫を凝らしたコースは 和食に馴染みの無い若い人に独占させるには あまりに勿体ない。
超高級な和食店がやたら持て囃される時代だが、必ずしも超高級店だけが良店というワケでわない。
少なくとも私の中でわ、賛否両論さんは まごうことなき良店だ。
今回は二人でテーブル席利用。ホントはカウンター席希望だったのだが、カウンター席の予約が取れなかった(>_<)(>_<) ド平日やで?
予約受付日に電話してコレかぁ(´д`|||)
好きな店なんだけど 電話予約の面倒臭さだけは どーにかして欲しい。リダイヤルしまくった挙げ句、希望日は満席と言われた時の虚無感ハンパないので。勝つも負けるも一瞬で決まるネット予約のが労力少なくて楽なんだがなぁ。
まあ この日はマスター不在の日でしたので テーブル席でも さほど悔しさは感じなかったけど、やっぱ賛否両論さんは一階のカウンター席のが好きだな。更に言えば マスターがいらっしゃる時のカウンター席が最高なんだけどな。ので今回は評価ちょっぴり↓で。
おまかせコース(6900円 )
日本酒二合(1400円×2)
別途サービス料10%
お料理は今回も満足のゆく内容でした。
揚げ物はマスターのスペシャリテの おかき揚げ(砕いた柿の種を衣にする)。中身は出汁で炊いた牛蒡。牛蒡なんて超ありふれた食材が こんなに美味しい揚げ物に変身するなんて(#^.^#) テレビ番組「今日の料理」で披露していたアボカドおかき揚げも いつか食べてみたいな。
いつもだと椀の弱さを感じるのだが、今回は椀が味噌仕立てだった事に加え たくさん入った具材から旨味が出てるらしく なかなか美味しい椀になっていた。正統和食の椀とは異なるが これはこれでありだらう。なんせ店名が店名だしねwww
お造りに添える変わり醤油は毎回 密かに楽しみにしている部分。今回のカラスミ昆布醤油も良かったですね。真鯛との相性バッチリでしたし、変わり醤油だけでも酒のアテになります(^_^) 少し添えてある酢飯にお造りを乗せて食べるのもオツですよ♪
お待ちかねのご飯!今回は牛そぼろ&海老芋という変わり種。なんだが コレが旨いのよ。基本となる飯の炊き方が上手なのと、あとは食材の組み合わせの妙なんでしょね。もちろん土鍋は空っぽにさせてもらいました。食べきれない方には おにぎりにしてお土産で持たせてくれます。
裏メイン(?)のデザートは六種ありました。一人で六種全てオーダーするのもウェルカムという嬉しい仕様。私は控えめに4種類。濃厚なクレームブリュレのよな鳥将プリンと、注文入ってからアンコを詰める焼き最中が特に好きです。
今回も楽しめました。予約の面倒臭さがアレですが、わりとリーズナブルな価格でしっかり楽しめるコースを提供してくれるありがたい店なんで、また予約電話 頑張ります。
ところで、ネット予約導入とか検討してくれないかしら?
もしかして天才?
再訪。てか定期訪問みたいになっている賛否両論。
各種メディアで大活躍されてる料理人 笠原氏のお店だ。テレビタレントの店って事や アナーキーな店名から 色モノ的な店かと思われがちだが、実は料理は とても真っ当な品を提供している。マジな話、きちんと構築した和食を 他店よりリーズナブルに頂けるよな金額設定でありながら 食後の満足度は かなり高い。というか、満足度が高くなるように構築している。
近頃流行りの 高級食材連発店とか、客と店が一緒にウェ~イ♪と盛り上がるよな劇場型の店とかが好きな人には合わないとは思うが、賛否両論さんには賛否両論さんなりの良さがある。
色モノだから…という理由で敬遠していた人や、和食は堅苦しそうだからあまり行かない…なんて人には是非 行ってみて欲しい店だ。
難点としては、おそらくは人件費削減のためだらうが 店主の笠原氏(以降 マスターと書く)以外のスタッフが若いメンバーばかりなので 接客や調理に少し荒らさがある事。ただ、これに関しては その分コース単価を抑えてくれてるワケなので あまり文句を言うのも……ね。
もうひとつの問題点は、予約がなかなか面倒臭い事。毎月 最初の営業日に翌月分の予約を電話で受け付けるのだが、これがなかなか繋がらない。仕方なく 翌日になってから電話をかけたら、希望日の席は全て埋まっていたり(>_<) とはいえ、予約が一年も二年も先になるよなアホ臭い事にはなってないワケだし、電話さえ頑張れば誰でも行けるのだから 是非頑張って電話してみて欲しい。少なくとも カンテサンスや鳥しきに電話するよりは楽だ……と言っておけば少しは気休めになるかな?
お料理は6900円と9500円の二種のコース(税込価格 別途サービス料10%)のみ。二つのコースの違いは八寸の有無のみ。安いコースのほうでも量的には充分なので 自分達の腹具合に合わせたコースを選べば良い。後述するデザートをたくさん食べたい方は安いほうを、お酒をじっくり楽しみたい方は八寸付きのほうを選ぶというのも良いだらう。
客席はオープンキッチンを眺められる一階カウンター席に加えて、二階には四人用テーブル席や 複数人での会食に向いた個室も用意されている。特に今のご時世、個室の有無は かなり重要。希望の席があれば予約時に伝えておけばキチンと対応してくれる。マスターに会いたい…という人は一階カウンター席希望で予約するといいだらう。但し、マスターは かなり忙しい人なので会えるか否かは運次第。
コロナ騒動以前だと 会える確率が低かったマスターだが、コロナ騒動以降は店にいらっしゃる事が多いやうだ。事実 私は、昨年8月 今年1月 今年5月 今年9月の訪問全てでマスターに会えている。緊急事態宣言で移動が自粛されているから 名古屋店や金沢店へ行けないからだらうか? 不謹慎な言い方になってしまうが、マスター目当ての人は今が好機とも言えよう。
今回の我々(二人で行きました)はカウンター席で6900円のコースを楽しみました。残念ながら禁酒法期間中でしたのでアルコール提供は無し。ノンアルコールビールで我慢します( ノД`)…
前述したよにカウンター内ではマスターが腕を奮ってます。お刺身を作る時や お弟子さんの仕事を見つめる時の真剣な表情はテレビ出演時とは全く異なる料理人の顔つき。包丁裁きもさすがですね。
お料理は いつもの賛否両論さんらしく、高級食材には頼らずに 食材の組み合わせと 独創性ある調味で 比較的食べなれた食材を美味しい和食に仕上げています。とても好感の持てるお料理だと思います。
特に良かったのが、お造り 焼き物 食事。
お造りは真鯛と鮪。正直、ネタ質自体は平凡なのですが 食わせ方が上手。酢飯と特製醤油(山芋醤油)が添えてあるのですが、刺身に特製醤油をつけて酢飯と共に頂くと ネタ質なんて気にならなくなるぐらい旨い(^_^) 特製醤油と酢飯が刺身の味をグンと引き上げてくれてます。こーゆー工夫は マスターならでわ。
焼き物はシマアジ。普通の和食屋なら 炭火で塩焼やら幽庵焼きにするのだが、この日の賛否両論は胡麻油焼き(・_・?)
おっかなびっくり食べたら旨いでやんのコレ♪ 表面に胡麻油を塗ってから焼いたせいか表面はパリっと皮はパリパリに焼かれてるんだが、油を塗って表面を高温で焼き固めたおかげで内部の水分が適度に保たれていて 中心部が良い具合の蒸し焼きみたくしっとり焼かれている。こりゃ良いや。自宅の魚グリルで焼き魚やる時にも使えそだから 今後マネしてみよっと。
毎回楽しみにしているご飯なんだが……
豚肉と万願寺唐辛子?(・_・;?
てか炊き込み御飯に豚肉? しかも豚バラだぞコレ? なんかヤバい雰囲気しかせんのだが…… まあ 食うけどさ。
って( ; ゜Д゜)
ウンマー( ☆∀☆)
地雷臭しかしなかった炊き込み御飯が 何故にこんなに旨い? 豚バラを炊き込み御飯にしたら脂でべちゃべちゃになりさうなんだが……
マスターに聞いたら、豚バラは味付けした出汁でしゃぶしゃぶにしておいたのを、飯がある程度炊けてから後入れするさうな。なる、だから豚バラの脂が適度に抜けてるし かつ豚肉にもちゃんと味がついてるのね。
万願寺唐辛子も後入れ。ので しゃきしゃきした食感と微かな苦味が残っているのだが、これが豚バラと むちゃんこ合う。更に牛蒡の香りも 漂ってきて スゲー旨い(^_^) 飯そのものも上手に炊けてるし、その飯が豚バラの脂でコーティングされて ちょっと炒飯っぽい風味にもなっている。
マスターって、もしかして天才?
ご飯は食べきれなかったら おにぎりにしてくれて持ち帰れますが、こんな旨い飯を前にして私の箸が止まるワケが無い!
同行者と奪い合うよにして土鍋飯完食です。
さてさて、飯は食べましたが賛否両論さんに来たからにはデザートは外せません❗️デザートの旨さも賛否両論さんの美点ですからね。
この日のデザートは六種類。その中から好きな品を……なんですが、何と‼️複数注文OK 何なら全部注文もウェルカムという甘党大感激仕様に全私が万歳\(^-^)/
私のオーダーは
鳥将プリン
焼き最中
杏仁豆腐
きなこアイス
と控えめ(?)に四品。
ひとつひとつがしっかり作られた美味しいデザートを こんなに食べられるだなんて(^_^)
ちょいちょい来ていた店だけど、わりとマジで訪問頻度を上げよかと同行者と語りながら帰路につきました。また月初の電話、頑張ろうっと。
カウンターは特等席
再訪。
恵比寿と広尾の中間あたりにある和食屋さん。数多くのテレビ番組内で 家庭でも美味しく作れる和食レシピを披露している料理人 笠原氏が店主の店だ。
絶品のトウモロコシご飯が食べれる…という噂の夏に訪問するつもりだったのだが、前回(今年1月)の私の訪問に同行する予定をキャンセルする羽目になった知り合いが「賛否両論に行きたい❗️」と騒ぎ出したので、予定を前倒しして5月の予約を取った。
の だが‼️
再度の緊急事態宣言、さらには その延長により またしても時短営業。これは同行者はまたしてもキャンセルか? と、思いきや……
「仕事 早退してやったぜ」
ええぇぇぇ(´д`|||) どんだけ気合い入ってんだよ……
に しても……1月に来た時には「次は のんびり飲めるようになってれば」なんて言ってたのに、それから4ヶ月以上経過しても事態は好転しないばかりか更に悪化するだなんて夢にも思わなんだ。もちろん夢は夢でも悪夢ってヤツだが。
今回のお料理も ちゃんと美味しかったんだが、酒無しは やっぱり寂しいよ。特に 鮎春巻はビールと一緒に食べたかったし、お造りは日本酒が欲しいよ(>_<)
でも悪い事ばかりでもなかった。今回はカウンター席指定で予約したのだが、案内されたのはカウンター真ん中のベストポジション。更に 厨房には店主の笠原氏(以降マスター)の姿!w(゜o゜)w
これには ウチら二人テンション↑↑
あとは ただ楽しむのみ(*´ω`*)
いやぁ 良いディナーになりました。
賛否両論さんのお料理は もともと好きですが、更にマスターいらっしゃると 店全体に良い意味での緊張感が漂ってます。
お弟子さんの八寸盛り付けをチェックする時のマスターは ちょっと怖かったケド(苦笑)
それでも 調理されつつ、お客さんへの細かい目配りに加え、お弟子さんへの(厳しい)指導と その仕事っぷりは やはり見事です。その姿を間近で眺められるカウンター席は まさに特等席と言って良いでしょう。
ただ 少し残念だったのが、これまで過去の訪問では必ず提供されていた「マスカルポーネいぶりがっこ」が出なかった事。楽しみにしてるオツマミだったので無いのは寂しかったな。とはいえ マスターいわく「マンネリ化してたんで 提供をやめて新しい品を考えてます」との事でしたので、新作を楽しみに待つとしましょう。 次回訪問で 頂けると良いな(^_^)
おまかせコース(6900円 税込 サ別)×2
ノンアルコールビール×1(私)
自家製ジンジャーエール×1(私)
ミネラルウォーター×1(同行者)
会計17000円程度。
先付:北寄貝 茄子 フキ に新生姜ジュレ。生姜ジュレが良いですね。ピリッとした辛味が食欲を刺激します。茄子や北寄貝との相性も◎
揚物:二品目で揚物は賛否両論さんならでは。稚鮎春巻に姫タケノコおかき揚げ。 鮎巻はワタのほろ苦さに加えて パリパリ食感まで楽しめて とても美味しい。
おかき揚げはマスターのスペシャリテ的料理。柿の種を砕いて衣にして様々な素材を揚げます。これは毎回 楽しみにしている料理なんですが 今回の姫タケノコも良かったです。NHK「今日の料理」で披露していたアボカドおかき揚げも食べてみたいな。 しっかし……ビールが飲みてぇぇぇぇぇ❗️ノンアルでわ役不足だよ。
椀:穴子しんじょの椀。さすがに穴子そのものはチト弱いが ふっわふわのしんじょが出汁を吸って良いですね。野菜の使い方なんかも上手。
お造り:真鯛 マグロ。普通のお醤油だけでなく 賛否両論特製タケノコ醤油(煮たタケノコを擂り潰した品)も出されるのですが、このタケノコ醤油が秀逸❗️これで素材の不利を巧く補っていて 好感が持てます。 嗚呼……これで日本酒飲みたい。
焼物:大山鶏あぶり焼き 焼き椎茸梅合え。皮をパリっと焼き上げた鶏が美味しい。柚子胡椒を混ぜた大根おろしと合わせて頂けます。椎茸も良い味に仕上げてあります。マスターにレシピ聞いたから家でもやってみよっと。
蒸し物:白木耳と天使海老の茶碗蒸しに空豆のすり流し。茶碗蒸しの中から木耳のクニュクニュ食感が現れるのは食べてて楽しいですね。こうした工夫は ホントにお上手だと思います。海老は無くても良かったかな。
食事:自家製おじゃこと石川小芋の炊き込み御飯。賛否両論さんの炊き込み御飯は毎回 美味しいけど、今回もやっぱり美味しい(^_^) ねっとりした里芋に山椒の爽やかな香りと おじゃこの凝縮した旨味。素材自体は非常にありふれてますが抜群に旨い。組み合わせの妙ですね(^_^) 当然のよにお代わり貰って 土鍋は空っぽに。ラストのお焦げまで 美味しく頂きました。
甘味:甘味メニューの中から好きな品を。複数注文OKという甘党大歓喜な仕様\(^-^)/
私は とり将プリン 杏仁豆腐 焼き最中 きなこアイス キウイの白ワインゼリー寄せ…の5品。ちな これでも全種類でわない。
濃厚なクレームブリュレとも言えるプリンと、オーダー受けてからアンコ詰める最中は私のお気に入り。白ワインゼリー寄せもさっぱりして良いですし、杏仁豆腐も中華屋さん顔負けの出来。きなこアイスには黒蜜ソースと これまた鉄板の組み合わせ。
ちょっと一工夫。それで料理は美味しく 面白くなる。
再訪。
今回の予約をした時は、まさか都内がこんな事になろうとは予想すらしてなかったな。
が 訪問日直前、緊急事態宣言をうけて賛否両論さんも17時~20時の時短営業に。そうなると、私はともかく 同行者はスケジュール的に来店不可能。 仕方ないので事情を伝えキャンセルしよかとも思ったが……なんと、一人訪問に変更しても良いとの事。 けっこう楽しみにしていた事もあり、一人で行く事に決定しました。
訪問日、カウンター内には……
笠原さんだ! 店主の笠原さん(以降 マスター)が いらっしゃる日のカウンター席予約だったとは……来れなかった同行予定者はむっちゃ悔しがりそうだが、私はテンション↑↑ですわ。
も、一人だったせいかカウンターの一番端っこ席へ……ぐぬぬ、マスター前が良かったなぁ。
だが、いざ食事が始まってみると マスターやっぱり凄かった。
お造り用の あん肝醤油 を舐めながら酒を飲むのが旨くて あん肝醤油が空っぽに。したらば、マスターが あん肝醤油のお代わり持って来てくれました(^_^)
最後の食事で 飯茶碗空っぽになり、お代わり貰おうかと顔を上げると目の前にはマスター( ; ゜Д゜)
さっきも書いたけど、私 カウンターの端っこの席やで? マスターは店内中央で作業してるのに、よくもまあ そこまで目配りできるものだと感激ですわ。 てか、どんだけ視野 広いねん。
お料理だけなら、二階のテーブル席でも美味しいお料理を頂けますが やはり賛否両論さんの真骨頂はマスターいらっしゃる時のカウンター席だと 改めて思い知らされました。
お料理は 今回は新年気分という事で八寸つきの上のコースを。で、その八寸は期待以上の内容でしたね。盛り込んである素材は まあ ありきたりな食材達。が、そこにマスターならではの一工夫が加わる事で他店では味わえないよな 面白くて なおかつ美味しいお料理に仕上げてありました。
牡蠣は生ではなく お浸しに。
鴨ロースに添える白菜は わさび漬けに。
ポテトサラダには 蕗の薹を混ぜて。
といった具合に ベースはありきたりなモノなのですがソコにマスターならではの一手間が加わえてあります。そしてソレがきちんと機能してるっていうね。この辺は、やっぱりセンスなんでしょうね。 下仁田ネギの卵焼きみたいなのも、すっごく旨かったなぁ( ´∀`) でも キャビアは不要だったかな。そこだけ違和感ありました。
お酒に関してですが、今回の飲食店への時短営業要請の中には「酒の提供19時まで」とい項目も含まれるため 訪問前は19時前に酒をオーダーしとく作戦を考えていた(それがセーフかアウトかは未だに不明)のですが、留椀が提供されたのが19時でしたので作戦の必要すらありませんでした。確かに かなり早いテンポでの食事でしたが、一人でしたのであまり気にならず。そもそも予約内容変更時に提供テンポ早くなると念押しされてますしね。
今回も満足できる内容でした。いつもは下のコースばかりでしたが、八寸も魅力あるので次回どちらにするかは悩ましいトコ。八寸 旨いが、八寸あると飯とデザートが あまり入らなくなるのよね私。
おまかせコース9500円
九平次 一合1400円
飛露喜 一合1400円
価格は税込。別途サービス料10%。
お料理の内容は写真参照。
マスターの存在感
再訪。
ちょっぴり評価↑
理由はマスター。あっ、マスターってのは店主の笠原さんね。笠原さん自身がマスターと呼ばれたいそうなので(詳細は店HPで)、遠慮なくマスターと呼ばせてもらいます。
この日、店に到着したら 普段なら花板ポジションの方がお出迎え。ん?このパターンは以前にも。と、なると……
ド~~ン!
テレビでお馴染みの笠原さん(以降マスター)が花板ポジションに。
そして我々の席は……なんとマスターの正面Σ(゜Д゜) いきなりテンション↑ですわ。
残念ながらマスク装備中ゆえ 顔の全てを見る事はできませんが、それでも 雰囲気ある人ですね。テレビと異なり、やや厳しい目つきをされてるのは真剣に仕事と向き合っているか らでしょう。お弟子さんが 少しビビっているのが空気から伝わる程。あっコラ、店内のポスターより実物のが老けてるとか禁句だぞ!
で、この日はマスターが全てでした。あっ、お料理は当然のように普段の賛否両論さんらしい創意工夫をこらした品。が、お料理が同じでも 人が違うとやっぱ印象違うよね。もうね、マスターの目配り気配りが他の店員さんとは別次元で優れてるの。
普段だとさ、水を頼んだ連れのグラスが空になったままの時間がかなりあるんだが、この日は違いました。てか マスター自らがカウンターから出てきて連れの後ろから水を注いでくれましたΣ(゜Д゜) 二番手さんでは見られなかった光景。
連れが盆を汚してしまった時は、マスターがサッと拭いてくれました。やだ、カッコいい♪
食材の説明なんかも 分かりやすく丁寧に。
今までは 賛否両論さんはカウンターでもテーブルでも差は無いと思ってましたが、あれは間違いでした。断言します、カウンターのが絶対にいいです。ただし、マスターいる時ね。やっぱり店って最終的には人なんだよなぁ……って改めて思い知らされましたわ。 二番手さんもしっかり仕事されてるんですが、まだマスターとは差がありますね。越えるべき壁が高くて大変でしょうが、頑張って欲しいです。
問題は マスターが店にいらっしゃる確率があまり高くない(訪問7回中3回だけ)事&遅い時間だとマスター帰ってしまう事。ので、マスター目当ての方は 早めの時間で予約したほうが良いでしょうね。会えるか否かは運次第ですが。また、マスターが帰った途端に水が注がれなくなるのも問題あり。マスター自身の力量は文句無しですが、お弟子さんを育てる能力は また別物のようですね。
おまかせコース(6900円 税サ別)
先付:玉蜀黍豆腐 焼き玉蜀黍 天使海老 蓴菜。炙って甘さを引き出した海老と 香ばしく焼いた玉蜀黍を冷たい出汁で頂くのは良いですね。玉蜀黍豆腐の舌触りに滑らかさが足りないのが惜しいが……本葛とか価格的に使えないのでしょう。
揚げ物:二品目に揚げ物は賛否両論スタイル。太刀魚フライと 大葉で包んだオクラ天ぷら。叩いて粘りを出したオクラとさっくりした衣の食感の対比が楽しい。
椀物:鱧と冬瓜の椀。鱧の骨切りはしっかりと。身質は言わないでおきます。お出汁を吸った冬瓜は鉄板ですね。
お造り:鮪 ホタテ。鮪はまさかのホンマグロ。ただ、やはりコチラの価格でマグロは厳しいかな。ホタテはグッド。ヒモを添えてあるのも嬉しい。醤油だけでなく 特製調味料も添えてありますが、それだけで酒が飲めるよな品になってます。
焼物:岩中豚炙り焼き 甘長唐辛子。コチラで豚を頂くのは初めてですが、これは正直う~む(>_<) いつも通りに魚のが良かったかな。添えの甘長唐辛子のが旨いです。
蒸し物:フルーツトマト 茄子 枝豆の茶碗蒸し 新生姜餡。トマトと卵の相性の良さは皆さんご存知の通りですが、生姜の風味で更に味に拡がりが出ています。てか、この生姜餡のレシピ知りたい!
変わり肴:マスカルポーネ いぶりがっこ。これは必ず出される賛否両論さん定番料理。
食事:鯛 ヒジキ 里芋 の炊き込み御飯。薩摩芋ご飯はよく見ますが、里芋ご飯は珍しい。が、鯛の旨味を吸った里芋は納得の旨さ。飯自体も上手に炊かれていて とても美味しい。また マスターが良いタイミングでお代わりをすすめてくれるモンだから……アッというまに土鍋は空っぽに。 これで赤だしがもっと美味しければなぁ。
甘味:デザートメニューの中から好きな品を。複数注文ウェルカムなのが また嬉しい。とりあえず 焼き最中は必食。
相変わらず食わせ方が上手。旨いと感じる食材の組み合わせ方等を熟知されてる印象。季節感もしっかり盛り込んであるし、ボリュームもちゃんとある。そのわりに価格は そんなに高くないので定期的に訪問したくなってしまいます。
残念なのが営業スケジュール。コロナの影響で時短営業となってしまってますので、以前みたく夜の遅い時間狙いで気軽に予約するのが出来なくなったのが痛い。まっ、予約受付日に頑張って電話する価値ある店ですけどね。
煮物も食べたいです。
再訪。
今回も二人で、ディナーの6900円コース(税サ別。ちょっぴり値上がりした)を楽しみました。
案内されたのはテーブル席でしたが、店主不在の日でしたので、まあテーブルでも不満は無し。二人で四人テーブル使わせてくれるしね。
お料理は、例によって高級食材には頼らず この店ならではの創意工夫をいたるところに散りばめた物。正当和食ではない!なんて批判もあるやうだが、そんな批判も店主の予測の範疇ではあるのだらう。なんせ この店名ですからね。
正当か否かなんて堅苦しい事言わずに食べてみれば、このお値段からは考えられないぐらい楽しめる内容。季節感もきっちり盛り込んであるし、和食の基本である五法も「煮」以外は毎回必ず出る。
どうやら煮物は提供しない方針のようだが、一度ぐらいは食べてみたいと思うのはワガママですかねぇ?
上の価格のコースと 下の価格のコースの違いは八寸の有無だけなので、自分達の腹具合と検討して好きな方のコースを頼めば良い。私は八寸食べてしまうと、飯とデザートが ほとんど食えなくなってしまうので毎回 下のコースにしています。
お料理の出来に多少のバラつきはありますが、和食屋がどんどん高額化する中で 少しでも安く和食を楽しんでもらおうと頑張っている良店です。なので素材の質には寛容に。
おまかせコース(6900円 税サ別)
先付:新筍 ワカメ 海老の和え物。出汁ジュレで頂きます。冷製の若竹煮ですね。
揚げ物:鰆のふきのとう揚げ 新タマネギおかき揚げ。鰆に すりつぶした ふきのとうを混ぜた衣を付けて天ぷらに。おかき揚げは コチラの定番かな。
椀:アサリと春キャベツのしんじょ。 も少しキャベツが欲しいかな。出汁が弱いのは まあ仕方ない。
お造り:鮪 真鯛。魚の質はそこそこだが、用意された 筍醤油が秀逸。それだけで酒が進みます。筍醤油は出汁で炊いた筍をペーストにして醤油とあわせた品。
焼物:銀鱈幽庵焼。面白いのは幽庵地にゴボウが入っている事。ほわっとゴボウが香るのは なかなか良い。大根おろしに何かを混ぜこむのはコチラの流儀。
蒸し物:地鶏の茶碗蒸し 白味噌餡掛け(!) 食べる前は絶対に地雷だと思いましたが、これが予想外にイケました。白味噌で野暮ったくなるかと思いきや、辛子で上手にシメてました。
食事:釜揚げシラスとうるいのご飯 赤出汁 香の物。毎度 お楽しみのご飯♪今回も土鍋は空っぽに。お焦げもしっかり楽しめます。食べきれない方には おにぎりにして持たせてくれます。
甘味:甘味メニュー(この日は六種)の中から好きな品を。複数チョイス可は見逃せません(*^▽^)/★*☆♪
私は 焼き最中 鳥将プリン 本日のデザートを。
焼き最中。コチラに来たら これは絶対に食べて欲しい品。注文受けてから皮にアンコを詰めるので皮の食感が活きてます。更に軽く炙るので香ばしさも付与されて美味しいのです。
鳥将プリン:いわゆるクリームブリュレです。鳥将は ご主人の父親が武蔵小山でやっていた焼鳥屋(既に閉店)の屋号。
本日のデザートは 柑橘(種類失念)に白ワインジュレでさっぱりと。
巧みな工夫
再訪。
今回も二回転目に二人で。
予約は けっこう直近でも大丈夫でした。
残念ながら今日はマスター不在も、お料理のクオリティは今まで同様の賛否両論クオリティ。食材の質こそたいした事ないが、旬の食材を コチラ独特の調味で食べさせてくれる。平凡な食材を美味しく食わせるための工夫がコチラ最大の美点。
先付けの新蓮根は いわば酢蓮根なわけだが、ジュレにカラシを加えて さっぱりしたカラシ蓮根テイストに。
鮎フライ自体は珍しくはないが、食わせるためのタルタルに一工夫。タルタルに鮎ワタを加えるパターンは初めてですがアリですねぇ。
お造りの鰹は 赤タマネギペーストを加えた塩昆布で。鰹とタマネギは鉄板の組み合わせですが、更に昆布が入る事で鰹の質をうまく誤魔化してます(悪い意味ではなくて)
焼き物は普通の幽庵焼きですが、添えてある大根おろしには オクラを混ぜてそのままでも美味しく頂けるように。
茶碗蒸しは白味噌を加えた変わり種。ですが 乗せてあるとうもろこしと白味噌は相性バッチリなので 良い具合。胡椒で軽く辛味を添えてあるのもグッド。
と 調味の工夫には かなり光るモノがあります。
対し、料理の出来にバラつきがあるのが残念ポイント。椀の出汁は今回もピンと来ず。椀種の鱧も??? 先付けも蓮根は良いけど、水タコは 味わいも食感もよろしくない。赤だしも もっと頑張って欲しいかな。
とはいえ、この価格で これだけ工夫を凝らした料理を頂けますので私としては季節ごとに訪問したい店のひとつとなってます。
おまかせコース(6800円 税込 サ別)
先付け:新蓮根 水タコ カラシ風味ポン酢ジュレ
揚げ物:鮎フライ
椀:鱧 梅肉入り葛餅
お造り:鰹 鯛
焼き物:太刀魚幽庵焼き
蒸し物:白味噌風味茶碗蒸し とうもろこしあんかけ
口直し:いぶりがっこ マスカルポーネ
食事:大山鳥 牛蒡 四角豆の炊き込み御飯。赤だし。香の物
甘味:とり将プリン 杏仁豆腐 きな粉アイス 大葉ソルベ 焼き最中 本日のデザート の中から好きな品を(複数選択可能)
空気が違う
再訪。
すっかり オキニの店となった賛否両論へ。週末夜一回転目の予約は困難なようだが、遅い時間ならば楽に予約が取れる。今日も夜9時から のんびりと晩飯を頂いた。
今回は一階のカウンター席で。コチラのカウンターは席を詰め込み過ぎで満席の時だと 狭くて閉口するのだが、遅い時間だと満席ではないためゆったりできてよい。
また今回は、ご主人がおられたのだが 彼がいるといないとではカウンター内の空気がまるで違っていた。テレビで見るご主人は、優しい口調で人当たりも良さそうだが 仕事場で弟子を見る目は あたかも猛禽類のような鋭さ。当然、場の空気は違うものになってくる。例えるなら ご主人不在時は オ◯ノみたいな緩い空気で、ご主人がいる時は キノシタや しみづ みたいな厨房の空気。
そしてこれが接客にも響いてくる。
以前に来た時はミネラルウォーターのボトルはカウンター上に放置され、連れが最初から最後まで自分で注いでいたのだが今日は違った。
ボトルは冷やしてくれるし、グラスが空になればマメに注いでくれる。おいおい、ご主人いるだけで随分違うぢゃあないかwww
料理の味に関してはご主人がいようと いまいとキチンと手をかけた美味しい品を提供してくれるが、接客や店の空気に関しては ご主人がいらっしゃる時のほうが良いですね。
料理は例によって、高級食材には頼らず 旬の物を使い 創意工夫で美味しく食べさせる非常に好感のもてる内容。
先付は野菜の香りや食感をしかと楽しめる。
稚鮎は春巻にする事で食感の楽しさが加わりなかなかよろしい。
椀の出汁が弱いが、空豆しんじょ自体は香りも口当たりも上々。
お造りは タマネギ醤油や和辛子で美味しく食わせる。てかタマネギ醤油が旨い。
焼物は 今回は少々残念な出来。さすがに全てが旨い とはいかないか。
毎度毎度 変わった品を出してくる茶碗蒸し、今回はオクラ餡掛け。この餡掛けで茶碗蒸しを頂くと これまた上々の仕上がり。具の白身魚の質に関してはまあスルーしておこう。
飯も安定した旨さ。これで赤出汁が もっと旨ければ……
最後のお楽しみのデザートも六種類もあり なおかつ全て頼んでもOKと、我々が喜ぶポイントをわかってくれてるあたりもにくい。しかも焼き最中はオーダーを受けてからアンコを詰めて焼いてくれる。
我々は毎回安いほうのコースを頼んで 飯と甘味をガッツリ食べるのだが、酒をガッツリやりたい方には上のコースもよいかと。上のコースには酒がすすむ八寸が含まれますので。二つのコースの違いは この八寸があるか ないかだけです。安いコースでは物足りない…なんて事はないので、お好きなほうを選べばよいでしょう。
派手さはありませんが、手間暇かけたお料理を他よりリーズナブルに頂ける良い店だと思います。あまり財布に負担にならないので定期訪問したくなるという罠が仕掛けてありますが。
本日の献立。お任せコース( 6800円 サ別)
先付:煮ヤリイカ 焼き茄子 加賀太胡瓜 フルーツトマト ポン酢ジュレ合え
揚げ物:稚鮎春巻 筍おかき揚げ
椀物:空豆の湯葉しんじょ おかひじき
向付:鰹造り二種 ノドグロ炙り
焼物:地鶏と牛蒡のサンガ焼き
蒸し物:白身魚の茶碗蒸し オクラ餡掛け
箸休め:いぶりがっこ マスカルポーネ
食事:新生姜と穴子の炊き込み御飯 赤出汁 香の物
甘味:とり将プリン 焼き最中 杏仁豆腐 きな粉アイス グレープフルーツのグラタン(甘味メニューから好きな品を)
賛
再訪。
今回の訪問で 春夏秋冬での訪問を果たしたわけだが、その結果から コチラの店への評価をしたのがタイトルの文字。
コチラの店は和食にしてはリーズナブルな価格設定のため、当然ながら高級食材は使えない。が、安い食材でも きちんと季節の品を選び 創意工夫をする事で 食べた時にちゃんと美味しいお料理を作っている。それなりの年月を重ねた店のため、そうした上手な食べさせ方 のノウハウの蓄積も しっかりあるようだ。必ずしも全ての品が旨いとはいかないが、外れが出てくる回数は少なかったので この程度なら許容範囲内だ。
椀の出汁が弱いのが最大の欠点だが、質のよい昆布はたいへん高額なので まあ仕方ないか。
お手頃価格でありながら、客を楽しませようときちんと手間をかけた料理を提供する賛否両論……私は好きですよ。予約も そこまで困難ではありませんしね。また訪問させてもらいます。
本日の献立
おまかせコース6800円(税込 サービス料10%)
先付:新筍と うるい の蛤ジュレ合え
揚げ物:椎茸天ぷら&蟹白菜餅天ぷら
椀:空豆入り海老しんじょ ワカメ
お造り:鰤&鯛を焼き茄子醤油で
焼き物:サーモン山椒焼き
蒸し物:地鶏とジャガイモの茶碗蒸し 紅芯大根の餡掛け
口直し:いぶりがっこ マスカルポーネチーズ
食事:ジャコと うすい豆の炊き込み御飯 赤だし 香の物
甘味:甘味メニューから お好きなものを(全種類でもOK)
テーブル席は微妙(カミーユにフルボッコにされたバージョン)
再訪。
予約受付日の夜に電話したら、希望日の早い時間は満席で21時からの案内になると言われる。もとよりそのつもりだったので、その時間でお願いした。この時にカウンターかテーブルかの希望を聞かれたのだが どちらでも良い と言ってしまったのが失敗だとは、この時点では解るはずもなし。
迎えた予約日当日。前回 前々回で花板を務めてた方が出迎えてくれる。あれ?と思ったら花板ポジションにテレビでお馴染みの方が……
が、せっかく笠原さんが居られたのに案内されたのは二階のテーブル席。この時点で連れにムッチャ睨まれる。殺されるかと思ったわ。まあ、カウンターとテーブルどちらでも良いとは確かに言ったが過去二回が主人不在だったので いないものと思い込んでしまっていたのは痛恨の極み。とはいえ これはお店のせいではないが。
案内されたテーブル席だが、近くのテーブルの方々が大変な食通の方々のようで、その会話を聞いているだけで大変 勉強になり非常に楽しい時間を過ごせました。素人の私にも聞こえるように配慮していただけたのでしょう。おかげで会話の内容は私どもにもたいへんよく聞こえました。私が到底行く事のないような店の名前もいくつか聞こえました。賛否両論の店員さんは尊敬の眼差しで食通グループを見てましたが、私も店員さんからあのような眼差しで見て貰えるような立派な食通を目指し、いかなる店 いかなる食事の場であっても他店の情報を交換する事に余念がないようにいたします。
食通らしき方々なだけあって、作法もたいへん勉強になりました。私もこれからはテーブルやカウンターの上にカメラを置いて食事に望む事にします。食べロガーたる者、撮影の好機を逃してはならぬ との教えだと解釈しております。私の親は躾に関してルーズでしたので、食卓上にカメラやスマホを置いての食事は駄目だと 私は勘違いしておりました。特に母親には 配膳の邪魔だと叱られたものですが、考えを改めさせていただきます。
お酒の飲み方も勉強になりました。私は和食では最後の食事の段階になったら酒は飲まなかったのですが、食事はあくまで楽しむもの……という解釈が正解なのですね。次回からは和食屋に行ったら食事の時に合う酒を聞いてみます。となると、蕎麦屋で〆の蕎麦に日本酒を合わせるのも面白そうですね。素人の私だと、酒の香りが蕎麦の香りを打ち消すと思ってましたが あさはかでした。
食通の方々の雰囲気に我々トーシロは気圧されてしまい微妙な雰囲気になりかけましたが、その雰囲気を打開してくれたのはお料理でした。
そのお料理ですが内容は
南瓜豆腐のキノコあんかけ
牛蒡の揚げ物と海老しんじょの天ぷら
鳥団子とネギと茄子の椀
お造り(真鯛 シマアジ 鰹)
ワラサ味噌幽庵焼き
鱧と松茸の茶碗蒸し
いぶりがっこ とマスカルポーネ
お食事(鮭 栗 銀杏の炊き込み御飯)
甘味
となる。
この日旨かったのが揚げ物、焼き物、蒸し物、飯だった。揚げ物は牛蒡を覆った衣の食感が面白く、海老しんじょ揚げも海老の香りがフワリと漂いなかなか良い。ワラサは脂こそ物足りないが 幽庵地の塩梅が良く かつ焼き方も上々で酒が進む。茶碗蒸しは鱧の骨切りが甘いものの、皮目を香ばしく炙った風味と茶碗蒸しとの相性は良い。松茸も香りはそこまで強くはないものの、やはり香りで華やかさを加えてくれる。飯は私の好物ばかりの炊き込み御飯で嬉しくなる。当然、土鍋は空っぽにさせてもらった。
デザートは お約束の全種オーダー。今日はシュークリームがあったが、これは不要であった。それ以外は今回も旨し。
お料理は当たり外れがあるものの、価格からすれば上出来。これは不満はないが…
他のテーブルでは ご主人が飯を持ってきてくれて記念撮影まで応じてくれてたのに、私達のテーブルにはご主人が来てくれなかったのは寂しいかな。帰る際にも挨拶に出てこられなかったのは先に帰ってしまわれたんでしょうね。秋風が少々目にしみました。
人気あるのも納得ですわ。
言わずと知れた超有名店。人気のほうも凄いようで予約受付日に電話しても、既に希望日の早い時間は全て埋まってると……しかし夜9時からでよろしければ との事でしたのでその時間でお願いしました。
で、予約日当日。遅い開始時間のせいかカウンターの客は三組のみ。以前お邪魔した時は隣と椅子がぶつかるぐらい詰め込んでましたが、今日はゆったりした椅子の配置でのんびり出来ました。遅い時間は狙い目かも知れませんね。
お料理は先付の玉蜀黍すりながしに始まり、最後の
万願寺唐辛子とジャコのご飯まで全てにちゃんと夏の食材を用いて、季節感がしっかりあるのは良い点。
逆に悪い点としては、料理の出来にムラがある事。今回で言えば先付や焼き物は楽しめたが、揚げ物の鮎天麩羅の出来には不満をかんじた。また椀の出汁に厚みと言うか力が不足してるのも残念。とはいえ6800円でなかなか楽しめるコースを提供してくれてる店に、もっといい昆布使えよ なんて言うのはナンセンスか?まあでも、トータルで言えば充分に食事を楽しめました。お造りを梅胡麻塩昆布で食べさせる工夫や、焼き物のあしらいの 冬瓜と新生姜のきんぴら 等の独特の料理も私は気に入りましたね。
むしろ最大の欠点は接客か。連れがミネラルウォーターを頼んだが、瓶とグラスをそのままカウンターに置かれて絶句してました。サービス料とる店で最初の一杯目に空のグラスそのまま出す店は初めて見ました。私の日本酒も同様。カウンターで酒飲んでて最初から最後まで手酌ってのも珍しい。日本酒頼む時も、リスト外の酒があるそうなので聞いてみたらメモを見ながらでないと答えられない。更に、その酒のテイストを質問しても答えられない。サービス料とるような店であれば、店にある酒は覚えておいて欲しいですね。
多少のアラはあるものの、都内でこの値段でこれだけの内容の料理を出してくれてるのは嬉しい。最後のデザートを全種類食べれるのもありがたい。また伺わせて頂くとします。遅めの時間で。
スマホ持って行かなかったので写真はありません。
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店名 |
賛否両論(さんぴりょうろん)
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受賞・選出歴 |
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3440-5572 |
予約可否 |
予約可 予約の取り方は、 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線【広尾駅】徒歩10分 広尾駅から634m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
18席 |
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個室 |
有 (6人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 徒歩2分以内にコイン・パーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2004年9月16日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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再訪。
恵比寿と広尾の中間あたり…という、やや不便な場所にある和食屋。数々のテレビ番組に出演されている料理人 笠原将弘(以降マスターと書きます)さんのお店です。
都内の和食屋さんですと かなり高い支払い額の店が多い中、賛否両論さんは庶民でも行けるよなコース価格設定にしてくれているのが特徴。
そのため賛否両論さんのコース料理では霜降り牛肉だの 国産松茸だの 天然鰻だのといった超高級食材達は出てきません。ですが、安くとも旬の食材を選び 手間暇かけたお料理達はコース価格からは考えられないぐらい良くできた品。こうした食材選び及び独創性溢れる調理こそ まさにマスターの腕の魅せどころ…なのでしょう。
かなり人気の店ゆえ、予約必須&なかなかの予約困難っぷり。毎月最初の営業日に翌月分の予約受付開始するので、受付開始時間からひたすら鬼電!数百回のリダイアルの末にようやく電話が繋がりましたが、その時点で既に金曜土曜のカウンター席は全滅してるという凄まじいまでの人気っぷり。
ホントなら週末にゆっくり飲みたいトコですが、んなワガママ言ってる場合ではないので我慢してド平日のカウンター席の予約を取りました。
が、実はド平日に予約した事が後の幸運へ繋がろうとはこの時の私には知るよしもなし。
訪問日、クッソ暑い中を恵比寿駅から徒歩で店へ向かう。好きな店だけど、真夏とかだとアクセスの悪さがけっこう苦痛。マジな話、真夏はタクシー利用するほが正解ですわ。
店前に到着して外観写真を撮影してると、察した店員さんが出てきてお出迎え。お出迎えしてくれた店員さんは、前回訪問時に花板ポジションに立たれていた方??
って事は……
マスターや\(^^)/
マスターが花板ポジションに立たれています。まさかマスターの出勤日だったとは。
しかも我々の席はマスターのすぐ前というベストポジション♪
希望日の予約が取れなかった事が、思わぬ幸運に繋がりました。捨てる神あればなんとやら…と言いますが、まさにその通りの気分ですわ(*^^*)
もちろん、マスター不在時でもしっかり美味しいお料理を提供している店なんですが、やはり店主たるマスターが出勤されてる時だと店全体の雰囲気がちょいと違ってくるんですよね。
テレビ番組とかだと軽そうなイメージのマスターですが、お店の厨房に立たれている時の顔はテレビで見る顔とは別人のよに引き締まって見えます。引き締まってるよに見える理由は真剣にお仕事と向き合っているからでしょう。
あたかも猛禽類のよな鋭い眼で お弟子さん達の仕事の様子&お客さんの食べっぷりを観察しつつ、都度 的確に指示を飛ばす様子はまさに名指揮者。
いきなりお弟子さんを入口へ向かわせたから何事かと思いきや、店前に停まったタクシーから予約客が降りてくるっていうね。てかマスター、どんだけ視野が広いねん❗️
我々が「これ妙に美味しいね」なんて盛り上がってると、すぐにそのお料理の詳しい解説をしてくれたりでホントに楽しめました(^_^)
お料理は7500円と9500円(少し値上がりしました)のコース二種のみ。どちらのコースも基本内容は同じで、高いほうには八寸が加わり お造りが少し豪華になるのが違い。安いほうのコースでもボリュームはしっかりあるので、どちらのコースを食べるか?は行かれる人の胃袋次第。名物のデザートを全制覇したい人は安いほうのコース、お酒をたくさん飲みたい人は八寸付きの高いほうのコースを選ぶと良いかと思います。我々はデザートたくさん食べたいので安いほうのコースでお願いしました。
二人で訪問。
おまかせコース(7500円)×2
ミネラルウォーター(忘れた円)×1
プレモル中瓶(忘れた円)×1
醸し人九平次 1合(忘れた円)×1
別途サービス料
会計19700円ぐらい(だったハズ)
先付:玉蜀黍豆腐 蓴菜 塩ジュレ。白い玉蜀黍で作ったムースの上に蓴菜と塩ジュレをかけてあります。これ、塩ジュレが凄い働きしてます。けっこうビシッと塩なんですが、この塩っけが玉蜀黍ムースの甘さを120%引き出しています。妙に旨いな?と思ったら、ジュレは塩だけでなく玉蜀黍の芯で取った出汁も加えてある(マスター談)とか。
な~る♪だうりでムースとジュレが良く馴染むワケだ。 ちな写真忘れた(爆)
揚げ物:穴子山椒揚げ&新牛蒡おかき揚げ。穴子は天ぷらかと思いきや、全く違ってました。これ、穴子を山椒と一緒に煮てから揚げてあるんですね。ので、穴子はふっくら柔らかく かつ山椒の香りも芯まで入っていて美味。穴子そのものの質は寿司屋とかに劣る分を調理と調味で巧く補っています。良いですね(*^^*)
おかき揚げは砕いた煎餅を衣にして揚げるマスターのスペシャリテ。この独特の食感の衣が良いんだよねぇ。これのためにスターターはビールにしてます。
椀:鱧と焼き茄子豆腐の椀。いつもの賛否両論さんですと椀にやや不満があるのですが、今回は良かったですね。秘訣はおそらく焼き茄子豆腐。焼き茄子を葛で寄せた(マスター談)テリーヌみたいなヤツなんですが、これから旨味や香ばしさが溢れるため出汁の弱さを感じさせません。良い仕立てですね。鱧の身が薄いのは価格の壁なのでしゃーなしです。
お造り:本マグロ シマアジ 鱸。シマアジが予想外に旨い。マグロは無くてもよいかな。賛否両論さん恒例の変わり醤油は ネギと大根おろしを加えた梅チリ酢。これがシマアジと好相性でした。前回まであった酢飯がなくなったのが個人的には残念かな。
焼物:太刀魚酒盗焼き。夏に美味しい太刀魚を酒盗で味付け。これは完全に酒を飲ませるための一品www もちろん飲むで。
添えの大根おろしは杏が入った変わり種。
茶碗蒸し:賀茂茄子の茶碗蒸しに鴨肉そぼろあん掛け……って、まさかのダジャレ?思わず突っ込んでしまったら
マスター「気がついてもらえて良かったです」
って、ツッコミ待ちだったらしいwww
皆さんも行かれた時にコレが出たらツッコミ入れるのを忘れないように!
トロっと仕上げた茄子と鴨肉そぼろは鉄板の組み合わせ。茶碗蒸しも出汁をしっかり効かせながらも 滑らかな仕上がりで美味しい。てか、ここんちの茶碗蒸しは毎回美味しいなぁ。
食事:鮎ご飯 味噌汁 香の物。毎回楽しみにしている賛否両論さんの炊き込み御飯。今回は夏って事でマイレビさん達が食べてた玉蜀黍ご飯を期待していたんですが……
残念ながら玉蜀黍ご飯ではありませんでした。
が、全く問題ありません。何故なら鮎ご飯もスゲー旨かったから《*≧∀≦》
さすがにお値段の壁があるため鮎の量は少なめです。ですが、新生姜と蓼の葉で香りを補完し、鮎の肝のペーストで旨味と苦味を補完する事で 鮎使用量が少なくともしっかりと鮎を感じられる鮎ご飯に仕上げてありました。ホント、マスターのこうした工夫ってお上手だわぁ。
米もしっかり旨味を吸い上げて ピンと粒の立った上々の炊き上がり。
いや、旨いっすねぇぇぇ。あまりの旨さに二人とも箸が止まりません。結局 お代わりもらって土鍋は空っぽに。最後のお焦げも美味でした。
揚げた頭と中骨を添えてくれてるのもニクいねぇ。
甘味:お待ちかね、賛否両論さんの裏メイン。甘味メニューの中からお好きな品を……なんですが、複数チョイス可能 なんなら全部頼んでもOKという甘党にはたまらないシステムです。私は大葉ソルベ以外の全部でwww
ここんちの甘味はどれも美味しく大好きですね。和食屋さんでこんなに甘味が充実してる店って珍しいんぢゃあないかな。
濃厚クレームブリュレの鳥将プリンと、オーダー入ってからアンコ詰めて焼く焼き最中が特に好き。
今回も楽しめました。
少し値上がりしたとはいえ、支払い額に対する満足度の高さでいえば まだまだリーズナブル。コース内容も頻繁に変えているようなんで通う楽しみもある。
マジな話、常にマスターが店にいて 予約がも少し簡単に取れるよであれば毎月行きたいよ。