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宇宙で最も高価なバインセオ
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タケマシュラン
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店名 |
kitchen(キッチン)
|
---|---|
ジャンル | ベトナム料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3409-5039 |
予約可否 |
予約可 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、年内はレストラン営業を臨時休業し、テイクアウトとお取り寄せの販売を行っております。詳しくはキッチンのInstagramまたはWebShopページをご覧ください。 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線広尾駅3番出口より徒歩10分 広尾駅から626m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー不可 |
席数 |
17席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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今夜はベトナム料理。テレビにもよく出る、大変有名なフードコーディネーターさんのお店です。西麻布では一番のアジア料理屋であり、中々予約を取ることができない大人気店。
西麻布の交差点から広尾方面へ。アパホテル真裏にあるビルの2階です。地味に1階の店も気になる。
小さいお店です。この写真のテーブルのほか、壁に向かうカウンターが4席のみ。友達の家に遊びに来たような気軽さです。
メニューがベトナムの帽子みたいないやつで面白い。あとコースターもレンコン柄。
まずはベトナムのビール。現地での値段を知ってると、西麻布とは言え650円は高く感じるなあ。
生春巻き。メニューに「1本500円」と書かれており、世界一高い生春巻きではないかと怯んだのですが、その1本が太巻きのようなサイズ。これで500円であればむしろ割安かもしれません。
タレはテーブルにデーンと4種置いてくれます。左上は柚子ポン酢、右上はベトナムの伝統的なタレ(?)、左下はチリソース、右下はマヨネーズ。いずれのタレも美味しいのですが、マヨネーズが最も粘度が高くポタポタと垂れることがないので食べ易かったです。
一番絞りは600円。
ゆで豚肉のベトナムスタイル。たっぷりの葉物野菜とハーブたち。このように、おおよそ全ての料理には大量の野菜が自動的に付与されます。サラダもいくつかありましたが、あえて注文する必要は無いかもしれません。
レタスを大外に置き、ネギや大葉、バジル、ミント、パクチーなどを好きなだけのせ、豚肉を包んで一口で頬張ります。これは野菜を食べる料理。あまり豚肉の味については記憶に残りませんでした。
コチラは1本5,500円。そう悪く無い値段ですが、ボトル最安値は4,500円からと、アジア料理屋としては絶対額が高めです。
フエの揚げ春巻き。ベトナム料理には詳しくないので、フエ風やサイゴン風などのカテゴリに分けて論じることはできないのですが、ことこの料理に関しては、ギュっと詰まった具材を生地でカチカチに巻き、ザっと勢い良く揚げたものであり、ツマミとして最適でした。本日一番のお皿です。
バインセオ。ベトナム風のクレープです。たまに「ベトナム風お好み焼き」と表現する人がいますが、一体どのへんがお好み焼きなのが理解に苦しむ。米粉とココナッツミルクをベースにした生地をターメリックで黄色く着色し、薄く焼き上げ、具を詰め込んで二つ折りにした料理。
具材はたっぷりのモヤシと申し訳程度のエビ。モヤシ以外の具材は「末席を汚しております」程度にしか入っていないので、ややストレスが溜まりました。2千数百円と、恐らく宇宙で最も高価なバインセオなのであるから、もう少し華やかにしてくれてもバチはあたらないと思うのだけれど。
デザートにチェー。これが品の良い甘さであり、懐かしい味わいも含めてすごく美味しかった。事情が許せば何杯でも食べていられる軽さです。
ラストオーダーは21時と、西麻布にしては異常なまでに健全なお店です。どの料理も美味しいのですが、いずれも簡潔で似たような調理であり、バリエーションはあまり感じませんでした。それでいてひとりあたり8,000円。ちょっと高いなあ。やっぱりアジア料理は飲んで食べて4,000円ぐらいに着地して欲しいところです。
■写真付きのブログはコチラ⇒ http://www.takemachelin.com/2016/12/blog-post_8.html