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食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
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554550さんの他のお店の口コミ
店名 |
プリンチピオ(Principio)
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受賞・選出歴 |
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
イタリアン 百名店 2021 選出店
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | イタリアン、ステーキ、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
03-6809-4982 |
予約可否 |
予約可 キャンセルポリシー |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩4分 麻布十番駅から138m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T2010401134848 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
お席料¥550(税込)、サービス料10% |
席数 |
10席 (テーブルのみ5卓10席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 8人 |
個室 |
有 (8人可) 個室ではございませんが、小さなお店ですので7〜8名さまでの貸切でのご用意が可能で、個室のようにお使いいただけます。 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
恐れ入りますがお子様は中学生以上からのご案内とさせていただきます。 |
ドレスコード | 小さなお店ですので、香水はなるべく控えめにしていただけますと幸いです。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年7月17日 |
備考 | |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
こちらは麻布十番商店街にある小さなイタリアン。ビルの2階にあり、大きくはない空間ですが、ノスタルジックな窓枠やマダム手作りのミモザのリースなど雰囲気がすごくおしゃれで、そのおしゃれさというのが自分でも真似したくなる感じ。
お料理はお任せコース一本。6800円とお値段もかわいい感じです。
まずはトマトと鯵のガスパチョ。緑豆も入っており、その豆の香り、トマトの青い香りが「少年時代のいつかの夏」を思い起こさせるものでした。
何年か後に「あの夏、あそこで食べたガスパチョ、懐かしい」って思い出すような、記憶に刻まれる香りでした。
そして前菜はまず石鰈と桃のカルパッチョ。これは鰈のエンガワの脂が桃の甘さの後ろに残るほのかな酸味でマリネされているような絶妙なマッチング。これも大好きな味です。
前菜2皿目は鮎のコンフィ、キュウリのサラダと。鮎のコンフィの上に透明なアニスのジュレがソースとして纏われていて見た目も夏らしい透明感があり素敵。丁寧にコンフィされた鮎は鮎自身の持つ胡瓜香もうまく引き出していて下の胡瓜の香りとの対比も面白い。夏らしい鮎の胡瓜香をうまく引き出すのはアニスのジュレもあるのかもしれません。魚介系と相性のいいアニスを使うことによって鮎の皮目の魚の香りをうまく逃しています。このあたりの香りの使い方はセンスを感じますね。
そしてパスタ。アロマフレスカ系列出身と言えばまずパスタに期待せざるを得ないでしょう。
一皿目は冷製タリオリーニ、栄螺のジェノベーゼ。パスタ自体がとても力のあるパスタで栄螺とジェノベーゼソースとの相性も抜群。
パスタ二皿目。唐辛子を練りこんだキタッラ、自家製パンチェッタのアマトリチャーナ。ソースに辛みを加えるのではなく、麺に唐辛子を練り込むという発想、ありそうでない!これは食べてみるとむしろソースに辛みをいれるより麺に入れる方が全然いいじゃん!となります。ソースが柔らかいトマトの香りがしっかり生きて、辛みは後からほのかに舌に来る感じ。辛みを堪能しつつトマトの甘さもしっかりと味わえて自分的に大ヒットのパスタでした。
最初のガスパチョを思い出し、冷たく青いトマトの香りと過熱して甘味がしっかりと凝縮されたトマト、あぁ人間もこんな風に変わっていけたらと感慨もひとしおでした。
メインは中勢以さんの熟成豚。いい豚をしっかり熟成しているので旨味の濃縮だけでなく、脂も軽めに甘さを感じる仕上がり。さらに添え物が秀逸。タスマニア産の大粒マスタード、これが酸味と辛みが絶品でこれだけでも食べたい感じ。とても珍しいもので感動しました。そしてカポナータと芥子菜も一皿の中のいいアクセント。素敵でした。おまけですが、ナイフがスカルぺリアという町で作られたものだとかで、初めて使いました。フィレンツェ郊外の町で中世は武器の町として栄えたところだとか。「せっかくだからイタリアの物を使おうかと思って」とのことで、イタリアンのお店らしいイタリア愛を観られたのもほっこりしました。
デセールは3つからの選択でマンゴーのパフェをいただきました。シャンパンのゼリー、パッションフルーツなど見た目も華やかで夏らしく、満足のいく〆となりました。
帰り道、思わずホワイトベリーの打ち上げ花火を口ずさみながら十番の商店街を歩いていました。
嗅覚は脳の中でも古皮質で処理される原初の感覚。そこを刺激するような、何年後か「夏の記憶」として思い出す1ページにきっとプリンチピオの料理が出てくることと思います。