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【港区とんかつランキング】第四回 六本木「豚組食道」のロースかつ膳 - GOEMON TOKYO
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店舗基本情報
| 店名 |
移転
豚組食堂
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
とんかつ 百名店 2019 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2019 選出店
とんかつ 百名店 2018 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2018 選出店
とんかつ 百名店 2017 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2017 選出店 |
| ジャンル | とんかつ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東京メトロ日比谷線六本木駅１C出口から徒歩2分 六本木駅から147m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
34席 （カウンター14席/テーブル10卓20席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2013年4月29日 |
| 備考 |
西麻布の豚組の系列 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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今宵は六本木ヒルズノースタワー地下１階にある「豚組食道」。西麻布「豚組」の系列店で豚組の「究極のとんかつ」よりリーズナブルに美味いとんかつを味わえるのが「豚組食道」とのこと。
訪問したのは平日の夜22時、ラストオーダーが22時半なので空いているかと思ったがまだ列があり４番目に並ぶ。5分ちょっと並んだ所で中へ案内されて着席。店内は真ん中に調理場があり周りをカウンター席が囲み、端にテーブル席がいくつかという配置。珍しく２人で訪問したのでテーブル席に座り、メニューに目を通してスタンダード銘柄の160gロースかつ膳を注文。
プレミアム銘柄もあり、スタンダード銘柄より数百円高い。プレミアム銘柄は「豚組」に行った際のお楽しみにするとてまずは初訪問のためスタンダード。しばらく待つとまずはひじきの到着。
そこからキャベツ、とんかつ、ご飯、みそ汁、高菜と順に提供。細かい所だがご飯とみそ汁の場所がかなり適当で、さらには連れのとんかつの向きが反対であった。普段であれば全然気にしないのだが、これはとんかつランキング作成のための一食、全身全霊でチェックをしている。
さて、肝心のとんかつだがやや粗目のパン粉がこんがりと良いきつね色に仕上がっていて、半分はほんのりレア状態で半分はしっかりと火入れしてあるような見た目。厚切りではないのでやや薄目なとんかつ。
豚組食道にはオススメの食べ方も記載されていて、まず一口目は何も付けずにそのまま食べるのが豚のウマさがわかってよろしいらしいので、それに従いそのままファーストバイトへ。
カリカリな衣と共に赤身の肉肉しさを感じ、脂身は非常に繊細でさらりと溶けてくどくない。それほどジューシーさは感じない、むしろあっさり目な上品な味だ。
もう少し豚の旨味が強いものを期待していたが、やはりプレミアム銘柄の方ではないとそこまでの感動はないのかもしれない。
お次は２切れ目、こちらは塩を少しかけて頂く。先ほどより少し脂身が多めだが、これまたさらっと溶ける。カリカリとよく揚げな衣と合い実に美味い。比較的しっかり目な火入れ具合なのでしっとりさは感じにくいが、赤身のさっぱりとした美味さが特徴的だ。
第三回の麻布十番「とんかつ都」もかなりさっぱりとしたとんかつだが、豚組食道のロースかつもかなりあっさりとしている。やはり女性客を意識すべき立地の店は全体的にしっかり目な火入れと脂身がさらりとしている軽めなものが基本なのかもしれない。
２切れ目を食べ、そのままご飯をかき込んでみる。つやよし、シンプルに美味いご飯。
汁は豚汁ではなく、なめこの赤だし。とんかつ屋では豚汁が多い中、なめこの赤だしというのは面白い。とんかつの脂で疲れた所にすっきりとリセットされる赤だし、これはこれでGood。
続いての４切れ目も塩で頂く。赤身と脂身のバランスがよく一番美味い一切れ。やはりさらりとしていて、くどさが全くなく美味い。時間と共に赤身のパサつきが少し気になる所か。
ここらでキャベツにも手を出す。切りたてだというキャベツはシンプルなもの。テーブルにおろしポン酢ドレッシングのようなものが置いてあるので、それで食べてみる。ちょっと酸っぱみ。
ここからは基本は塩で食べ進めつつ、ソースも試してみたがソースは微妙だったので塩で食べるのをオススメする。
その後はカツ、ご飯、なめこ汁、キャベツのルーティンを確立し160gにしていたこともあり、最後まで飽きることなく完食。食べた後もちっとも胃もたれせず、さらりともう数切れ食べれちゃいそうなぐらいキレイ目なとんかつであった。
これまた前回の「とんかつ都」と同様に女性ウケが非常に良さそうではあるが、とんかつ大好きっ子男性にはやや物足りなさを感じるであろう。特に豚肉の旨味が他の名店と比べるとやや足りなく感じた。プレミアム銘柄の方はまた違うかもしれないが。
店内の清潔感や立地といった点では高評価、回転も良かったので５分程度の待ちで値段も手ごろなので良き店でしょう。
ご馳走さまでした。