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乃木坂 長寿庵
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050-5596-2211
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京夏終空さんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
乃木坂 長寿庵（のぎざかちょうじゅあん）
|
|---|---|
| ジャンル | そば、日本酒バー、居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
050-5596-2211 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
・千代田線｢乃木坂｣駅 乃木坂駅から177m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥3,000～￥3,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
35席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、無料Wi-Fiあり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
|---|---|
| 料理 | 健康・美容メニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | 2時間半以上の宴会可 |
| お子様連れ |
子供可（乳児可、未就学児可、小学生可）、ベビーカー入店可 |
| ホームページ | |
| オープン日 |
1963年2月 |
| 電話番号 |
03-3402-2358 |
| 初投稿者 |
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真の風味の良さを教えてくれる「そばつゆ」。
最近の必要以上にカツオにたよる「そばつゆ」文化から、そばのつゆとして、真に風味とは何かを教えてくれた気がした。
気が早い「年越しそば」ではない。
池袋⇔六本木を往復する者として、メトロでは、池袋西口の副都心線へのアプローチの良さ、明治神宮前駅の乗り換えの簡易さ、乃木坂駅からミッドタウン経由で交差点方面に向かう感じ、などなどで、乃木坂駅を頻繁に利用する者でもある。安いし…。(笑)
この店、ずいぶん前に１度利用したコトがあったが、夜の飲みの始め的な利用だったと思う。そばをすすった記憶は無い。他客もそんな感じでかなり賑やかだった記憶がある。
きっと、４年ぶりとかなんだろうが、昼間に軽くという感じで久々に訪問した。
「天ざるそば(大海老２本・大盛)」(2,150円) ―― 軽くと言っても、大体そばは大盛にする体質である。(笑)
ざるそばは、海苔が別添えなのが嬉しい。少しづつまぶしてゆけば、最後まで海苔の風味が衰えない。更科まではいかないが、やや白っぽい出で立ちのそば。少々カタめの茹で上がりの印象。最近のコシ最重視の風潮にも合致している。味わいも深い。最初、そばつゆに浸けずに２，３本食べるのが僕の常套だが、咀嚼回数を重ねるまでもなく、良いそばの風味が口の中にあふれる。
そして、そばつゆに浸けてすする。
うん、美味しい。このそばつゆ、かなり醤油がストレートな印象だが奥の方でカツオ節の風味がシッカリと下支えしている。
昨今の流行の店は、必要以上にカツオ節を入れ、つゆとして醤油感以上にカツオが主張する感じの店が多いような気がする。
うどんの場合は、ソレでもアリだと思っているが、そばは、そばの風味を損ないかねない。風味というモノは、ただいたずらに多く香り、濃い味わいがあればいいというモノではないと思う。
単品の場合のモノなら、ソレが好みだとか主観が各々異なるのはわかるが、そばつゆという従たるモノの場合は、好み云々ではないような気がする。
いっそのこと、そばの味わい抜きで論じるのなら別であるが…。
まぁ、「いわもとＱ」などが、軒並み「3.50」を越える食べログで力説しても空しいだけなのだが…。（そのあたりのコトは、新潟「牧之庵」でも述べた。）
また、僕は、食の傾向として、味より食感が大事にされていく傾向に大いなる危惧を抱く。
蕎麦のコシなど麺類のコシ、揚げ物などのサクサク・カリカリ…
それらのコトバからは「味は皆無」であり、食感しか伝わってこない。
好みは人それぞれまったく自由だが、味の好みすら判断できない…食感は味では無い。
でも、この店のそばは、基本的に、江戸っ子が喉で味わう感じのそばなんだろうとも思う。ソレにしては、多くの席で、そばがそばつゆに、どっぷりと泳がされている様は、見ていて興ざめする。
天ぷらの大海老天２本、シシトウ・イモ天が添えられている。天ぷら用の天つゆも奥ゆかしくてイイ感じだ。海老の皮剥きの下仕事がまたスゴく丁寧である。風味の良い海老でもあった。
最後に、そば湯をいただき、大満足。
季節柄かも知れないが、そば湯が、喉から腹に向かう過程がわかるぐらいの温度差があった。
ごちそうさまでした。
まさに、ランチタイムの真っ最中だったと思うが、次から次へとお客さんが絶えなかった。
お店の方の席案内、提供などを含め、テキパキとかつ丁寧に明るく対応されていて、気持ちが良かった。
乃木坂の昼間、そばをすすって終わりではイケない。
乃木神社に寄る。
滅私奉公
（文責：京夏終空、2017.12.27）
（※写真は、後日掲載。）