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春のたでの葉さんも最高です。
過去最高のたでの葉さんだったかも。
10回目の訪問で本日はお昼の回。
記録を見ると2021年9月に初訪問して以来のお昼です。
昨年1月に食べた海老芋が超〜美味くて、今回出て来るかなぁとワクワクしながらオヤジ1匹突撃です。
■店内の様子
本日のオヤジ一匹は私のみ。
しかし偶然Instagramで繋がってる方とまさかの遭遇(笑)
■感想
私のたでの葉さん史上、過去1の感動の連打だったかも。
あまりに美味くてまじで死にそうになりました(笑)
1皿目の焼き白子の茶碗蒸しをひと口食べた瞬間から吹き出しそうになるくらい美味い!
たでの葉さんで感じるのは圧倒的な食材感。
私の知っている食材の力強さの最高点を毎回更新してくる。
東京のど真ん中でこんな食材を食べられる幸せ。
お店にはただただ感謝しか無い。
■本日のコース内容は以下の通り
❶焼き白子の茶碗蒸し。
すじ青のりの香りが半端ないし焼き白子とのハーモニーにいきなり死ぬ!
❷海老芋の唐揚げ。
昨年衝撃を受けた海老芋の登場に歓喜!
記憶を超える美味しさでまたしても感動!
❸オナガガモのタタキ、薬味、醤油。
半生の火入れの肉の食感、肉肉しさがたまらない。
❹自家製からすみ餅。
餅とからすみをただ炭火で焼いて海苔で巻いただけの食べ物。
しかしその感動は深い。
からすみの優しい塩気と餅の甘味のハーモニー。
❺蝦夷鹿のヒレ肉の炭火焼き。
フォースラディッシュがやけにうまい(笑)
❻猪のバラ肉、ヒレ肉の炭火焼き。
バラ肉の脂身がヤバ過ぎる!
透明感と野生の生命力のエキス。
猪の脂身部門優勝!
❼天然鴨の肝刺し。
砂肝、ハツ、ササミ、レバー、ウズラの卵、実山椒。
本日1番の感動かも。
たでの葉さんの真骨頂!
❽鹿児島県産真鴨、千葉県矢切ネギの炭火焼き。
千葉県出身の私ですが矢切ネギは初体験。
噂には聞いていたけどマジで衝撃的な美味さ。
ネギの甘味、風味が経験した事が無いほど強い!
❾蝦夷鹿のロースの炭火焼き、菜の花。
猪とはまた違った脂身感に萌える。
10.ツキノワグマ、田セリ、根曲がり竹の鍋。
これも感動の鍋。
ツキノワグマの肉も美味いけど主役はセリかも。セリの根が美味すぎる!
11.ツキノワグマ鍋の煮汁、自然薯、ムカゴの雑炊。
滋味深い味とはこのことか。
12.蕎麦
13.いちご大福、抹茶。
本日のいちご大福はたでの葉さんの今までで1番美味かった!
松茸、香茸、舞茸、なめ茸、鮎、蝦夷鹿、ツキノワグマ、猪、尾長鴨、栗
9回目の訪問。
今回は松茸をはじめ秋のキノコを堪能しにやってきました。
平日夜にオヤジ1匹突撃です。
■店内の様子
前回は正面ど真ん中で居心地悪かったですが、今回はいつもの端っこに落ち着きます。
本日は6名、2名、2名(中国人?)、1名、1名でまさかの全員男(笑)
むさ苦しいオヤジだらけでまるでラーメン二郎のような景色です(笑)
てっきりこりゃうるさくなるなぁと思ってたら、全員食べてる時は全集中で妙な静けさ(笑)
■感想
本日登場した食材は松茸、香茸、舞茸、なめ茸、鮎、蝦夷鹿、ツキノワグマ、猪、尾長鴨、栗など正に日本の秋の天然食材のオンパレード!
目の前の囲炉裏で炭火を使った和食屋さんとはまた違ったアプローチ。
取れたての食材をこねくり回す事なくシンプルに食べる!
結局コレが最高!
■本日のコース内容は以下の通り
❶香茸の茶碗蒸し。
松茸とはまた違ったパワフルな香り。
❷毛蟹と松茸のお浸し。
海のキングと山のキングの鉢合わせ!
何気に初めて食べる組み合わせかも。
物凄い豪華な組み合わせで美味しく無い訳が無い!
❸天然子持ち鮎の飯蒸し
心が震えた!
山椒がいいアクセントで、たでの葉さんの飯蒸しは毎回感動。
❹熊本県川辺川 の天然鮎の炭火焼き、酢醤油
まさかのこんな時期に鮎の登場!
それにしてもデカイ!
頭と中骨を取っての提供。
肝の爆発力は初夏の鮎ほどは無いけど、ワイルドな美味しさ。
そして身のボリューム感がたまらない。
❺秋田県産松茸の炭火焼、酢橘。
噛み締めるとほんのり甘い!美味い!
❻富山県産天然舞茸の天ぷら。
天然の香りボンバー。
蕎麦と一緒に食べたい〜!(笑)
❼蝦夷鹿ヒレ肉の炭火焼き、ホースラディッシュ。
鹿肉独特な鉄臭さよ。
❽ ツキノワグマの炭火焼き、山葵。
他の獣では味わえない肉質と風味。
柔らかいけど力強いテイスト。
❾ 鹿児島県産尾長鴨の炭火焼き。
真鴨とはまた一味違った個性あるテイスト。
10. 松茸ご飯
素晴らしい香り!
11.猪となめこの鍋
汁に溶け出た猪の脂身でトロトロ。
滋味深い味わい。
そして体の芯から一気に熱くなる。
当然おかわり!
12.手打ち素材
13.栗の渋皮煮、抹茶
たでの葉さんの鮎の炭火焼きは最強です。
8回目の訪問。
今回は夏のたでの葉さんの看板メニュメニューである鮎を食べにやって来ました!
来るたびにどんどん予約が取りにくくなり、今年は7月に予約が取れなくて8月にずれ込んでしまいました。
■店内の様子
本日は17時半スタートで10分前に到着すると既に先客3名。
たでの葉さんは、その日に最初に予約を入れた人に合わせての一斉スタートになる変わったシステム。
そしてまさかの正面ど真ん中に案内。
いつもの端っこに座れず、初めて来たような緊張感でかなり落ち着かない(笑)
この日は5人組、2人×2組、3人組、そしてオヤジ1匹は私1人で完全アウェイ。
ちなみに昨年の夏は囲炉裏効果で暑かった記憶でしたが、今年は涼しかったです。
■感想
コロナ療養生活明けの病み上がりの私の舌にはたでの葉さんの天然物のパンチ力は刺激が強すぎた‼️(笑)
まるでラーメン二郎の化学調味料のように私の舌に突き刺ささります。
幸い味覚障害は出てない事を確認(笑)
と言うか、更に感度が上がっていたのは気のせいか。
そして今年で3回目のたでの葉さんの鮎でしたが、やっぱり抜群に美味い。
炭火焼きの鮎と言うニッチなジャンルでは敵無しでしょう。
産地の違いによる食べ比べや、天然ヤマメも登場してコレも激うま。
改めて、たでの葉さんのオンリーワンを感じるのでした。
あ〜2年前に食べて感動した鮎の一夜干しやウルカを食べたいなぁ(笑)
■本日のコース内容は以下の通り
❶焼きナスのお浸し、ウニ。
炭火焼きした焦げた茄子の香りが薄っすら鼻腔に広がりたまらん!
❷ 天然鮎の飯蒸し、卵の醤油漬け、焼いた鮎のほぐし身。
この飯蒸しは毎年の楽しみで抜群に美味しい!
❸ 高知県仁淀川と岐阜県高原川の天然鮎の炭火焼き の食べ比べ、蓼酢、タカハヤの骨酒。
産地で全然味が異なる鮎を体験。
高知県産が好みでした。
❹蒸し鮑、つくね芋のトロロがけ。
❺ スッポン(天草産)炭火焼き、レバー?
レバー?を噛み締めたら、口の中で弾けてコレは死ぬほど美味い。
❻ 熊本県川辺川 産天然ヤマメの南蛮漬け。
鮎程の個性は無いものの、このヤマメがドストライク。
なんとも言えない滋味深い味わい。
❼ 岐阜県天然鮎 の炭火焼き。
かなり大きい鮎の為、頭や骨は取り除いての提供。
頭と肝が無いのが残念でしたが食べると身がホロホロ。更に肝醤油が激うま!酢橘をつけても最高。
❽スッポンの出汁で炊いたカブ、スッポンの煮凝り、ツルムラサキ。
❾ 浜名湖産養鰻の炭火焼き。
鰻屋さんでは体験できない火入れで、特に皮の食感に悶絶。
➓ 猪鍋
猪の出汁が最高。
11. 天然キノコと新銀杏のご飯。
鮎ご飯を期待していたのですが、出て来なくて残念。
と思いきやキノコからの出汁が凄くて激うま!
12.手打ち蕎麦
13.葛切り、お茶
黒蜜がメタクソ美味い!
甘味屋さん顔負けのレベルでした。
キングオブ山菜のお店です。
7回目の訪問。
3ヶ月に1度のお楽しみ。
今回は春のたでの葉さんの看板メニューである山菜を食べにやって来ました。
昨年の春に食べた山菜の盛り合わせの衝撃は今でも忘れられずワクワクしながら平日夜にオヤジ1匹突撃です。
■店内の様子
本日は18時半スタート。
たでの葉さんの変わったルールで、最初にその日に予約を入れた人の時間に合わせて一斉スタートになります。
到着するとご主人様が囲炉裏で筍を丸ごと炭火焼きしてます。
皮の焦げた香ばしい匂いが店内に広がりいきなりやられちゃいます(笑)
本日の客層ですが4人組、5人組の団体様とあと2人組で、オヤジ1匹は何と私1人と言う孤独感(笑)
いつもは必ず如何にも食通っぽいオヤジ1匹野郎が隣にいて勝手に仲間意識を持っていたので本日は孤軍奮闘(笑)
■感想
一言、キングオブ山菜のお店。
一皿目の山菜の盛り合わせには10種類の山菜の登場。
一度にこんなにたくさんの山菜をしかも感動の美味さで食べさせてくれるお店を私は他に知りません。
一口目の蕗のとう味噌とホタルイカを食べてもう涙が出そう。
蕗のとうの濃さが半端無い。
その他の山菜も見た目はそんなに変わらないのに食べると薄っすら出汁を効かせながらも、それぞれの山菜の個性が最大限に引き出され口の中に広がる。
野草らしい力強さと春を感じる生命力。
はぁ〜いきなりこれを食べて満足感で満たされる(笑)
そして本日のホームランはタラの芽の天ぷら。
我がタラの芽人生でNo.1の太さ、甘さ、ホクホクさそして最高に美味い。暫く呆然とするほどの衝撃のタラの芽。
あ〜なんと言うお店でしょうか。
和食屋さんでもこのような経験は無理であり、正に里山の食材に特化したお店。もう一生ついて行きます(笑)
■本日のコース内容は以下の通り
❶山菜盛り合わせ
・ホタルイカ、蕗のとうの味噌
・ツワブキ
・イタドリの芽
・ヨメナ
・カタクリ
・アマドコロ
・カンゾウ
・シャク
・ハマボウフウ
・アケビの白和え
❷熊本県川辺川のヤマメの炭火焼き。
ふんわりとした身と優しいテイスト。
タカハヤの骨酒。
お酒が飲めない私ですが酒臭く無くてフルーティで美味しい。
少しずつ飲んで結局完飲(笑)
❸スッポンの出汁、おかゆ、カラスミ。
優しいテイストのおかゆとカラスミの塩味の素晴らしいハーモニー。
スッポンのコラーゲンで口の周りがベタベタする程出汁が効いてます(笑)
❹スッポンの炭火焼き
ブリンブリンの食感と濃厚な味。
このスッポンはめっちゃ美味い!
❺タラの芽の天ぷら、蕗のとうの天ぷら。
❻鰻の炭火焼き
皮のパリパリ感と中のフワフワと言うか、もう飲み物くらいトロトロで、そのギャップがえげつない。
鰻を輪切りにして火入れしていて、割いて蒲焼にする鰻屋さんでは経験できない食感。
❼京都産筍の炭火焼き
前日に掘った筍で、微かなエグ味が官能的。
❽カルガモの炭火焼き、酢味噌。
❾ツキノワグマの炭火焼き、ワサビ。
冬眠明けツキノワグマのモモ肉との事で、ふんわり熊の風味と歯応えがたまらない。
➓ツキノワグマ、行者にんにく、花山椒の鍋。
骨と筋から取った出汁が美味しいし、行者にんにくとの相性抜群。
11.わらびと尼崎茸(モリーユ茸)の炊き込みご飯。
恐らく熊のお出汁を入れて炊いてると思われ、滋味深いテイスト。
おかわりしてフィニッシュ。
12.手打ち蕎麦
13.苺大福
14.抹茶
ジビエ無双
6回目の訪問。
3ヶ月に一度のお楽しみです。
ジビエが有名な当店ですが本日は今シーズンのジビエにありつける事を期待しての訪問です。
■店内の様子
ポールポジションでお店に到着していつものお1人様側の1番奥に着席。
本日はお1人様3人と2人組×3組と3人組×1組。
ジンジャーエールは置いてないので烏龍茶をオーダー。
■感想
本日は鴨、蝦夷鹿、猪、月の輪熊のラインナップで文句なし。
最高の素材をシェフの最高の火入れの技術で小手先感無しに限界まで引き出された素材本来の味に、コテンパンにやられました。
ここでしか味わえない突き抜けた感動。
素朴で美味い。
このニッチなジャンルに敵なしのお店であり、正にジビエ無双。
次回は山菜の季節に何とか予約をねじ込みましたが、どんどん予約が取りづらくなってるのを肌で感じる。
■本日の税込2万円のコース内容は以下の通り
❶天然キノコ(ハナイグチ、ナラタケ、ナメコ)のスープ。
キノコの食感、風味がとにかくフレッシュで美味しい。
❷鴨のたたきを薬味と醤油で。
本日の感動その1。
トロトロの鯨肉のような食感、そして血生臭く無くて、それでいて力強い鴨肉の香りにメタクソ感動。
この鴨肉は最強であり和食、フレンチ、イタリアンのジビエバトルロワイヤルなら優勝です(笑)
❸唐墨餅。
これは唐墨がちょっと弱かったかなぁ。
❹蝦夷鹿のヒレ肉をフォースラディッシュの醤油漬けか塩で。
これは蝦夷鹿らしい鉄臭さを味わう感じ。
❺猪のロースのタレ焼き、実山椒。
5センチくらいはあるような分厚い脂身のロースを、目の前の炭火で焼いて行くと、汗のように滴り落ちる脂に冷静ではいられなくなる。
食べると驚くほど繊細な脂身の甘さ。
私が知ってる猪のパワフルな甘さとは別物で感動。
❻カルガモを味噌か醤油で。
❼海老芋の唐揚げ。
本日No.1の感動メニュー。
1口食べた瞬間動けなくるほど美味い。
甘味の濃さが半端無くて、間違い無く我が人生No.1の海老芋。
聞くと富田林の有名な農家さんの海老芋らしい。
❽カルガモのねぎま。
ブリブリの皮とネギの甘さが口の中で爆発。又しても感動(笑)
❾鴨の肝刺し。
砂肝、ハツ、ササミ、レバー、香茸の佃煮で、これは生命力を感じる。
➓蝦夷鹿ロースのタレ焼き。
脂身が甘くて美味しい。
11.月の輪熊の鍋
月の輪熊の野生の風味と脂の甘味、田ぜりの雑草感と天然の味わい、自然の風味がワイルドに口の中に広がり、これはメタクソ美味い。
あ〜これはおかわりしたかったんだけど残念ながらおかわり無し(笑)
12.熊鍋、自然薯の雑炊。
熊の出汁の出たスープに自然薯を投入して混ぜ混ぜして泡立てたような雑炊。優しい味わいながら魂が抜けていく旨さ。
13.蕎麦
今回はご飯もののおかわり無くて暴れん坊の私の胃袋は物足りない。
しかしこの日は珍しくお蕎麦のおかわりができたので、無事に満腹感まだゴールできました(笑)
14.いちご大福
私の大好きな『高松屋』に匹敵する美味しさでした。
15.抹茶
手の込んだ和食もいいけど、こう言う素朴な里山料理もぶっ刺さる!
7月以来5回目の訪問。
もはやご新規の予約はほぼ不可能になってしまった人気店で、3ヶ月に一度のお楽しみです。
こちらは囲炉裏を使って季節の日本の里山の味をストレートに食わせてくれるお店。
昨年の9月から通い始めて、12月、4月、7月と来ましたが今回は初の10月の訪問。
まだ北海道で狩猟解禁になったばかりであり今シーズンのジビエには早いかもですが、果たして何が出てくるやら、ワクワクしながら平日夜にオヤジ一匹で突撃です。
■店内の様子
20分前に到着して当然1番乗りして、いつものお一人様サイドの1番奥に着席。
ここ実はシェフの包丁捌きが真横から見える特等席で、端っこのここが1番のお気に入り
店内は囲炉裏を囲むコノ字カウンターの4+5+3。
本日の客層は4人組×1組、3人組×1組、2人組×1組、お1人様は私の他にもう2人。
1人15分ほど遅刻して来ましたが、それまで出したお料理も時間差で出してくれてました。
他の一斉スタートのお店なら出してくれないのでは。遅刻は厳禁です。
スタート前、丹波産の巨大な松茸のプレゼン。
嬉しさと共に本日の支払い金額が怖くなります(笑)
■感想
はぁ〜最後の抹茶を飲み終えた瞬間、感動で魂が飛んで行く(笑)
本日もため息が出るほど美味かったなぁ。
松茸を始めいろんな種類のきのこなど秋の里山の食材を使った内容にコテンパンにやられました。
手の込んだお料理なんか無いのに、何故にここまで美味いのか。
里山の天然食材をこねくり回す事なく、シンプルに食わしてるだけなのにこんなにも違うのか。
ここ来ると地方や山奥の旅館との残酷なまでの差を感じる。
やっぱり東京に美味い食材、そして美味いお店が集まる事を再認識するのでした。
ちなみに次回2人で予約を入れようとすると、何と最短で3月になると(笑)
しかし当店の素晴らしいところが、ちゃんと1人枠を残してあり、1人枠の方が予約は入れやすいと言う逆転現象であり、1月に無事に予約をゲット。
■本日のコース内容は以下の通り
❶きのこのスープ
・ブナハリダケ?
・オシドリシメジ?
・ナラダケ?
いろんなきのこの滋味深い味わい。
この手のきのこ汁はあちこちで飲みますが雑味が一切無く、1つ1つのきのこの味が馬群に埋もれず、生き生きとしていて口の中で暴れまくりです。
❷子持ち鮎の飯蒸し
大好きなたでの葉さんの飯蒸し。
優しい味わいに毎回泣きそうになる。
❸オス鮎の炭火焼。
熊本県川辺川の落ち鮎でかなりの大振りなので、中骨、頭、尾鰭を外しての提供。
食べると真夏の鮎とはまるで別の魚のようなテイストですがこれが実に美味い。
特に白子が入っててこれはに死んだ(笑)
❹松茸の炭火焼き
松茸の食べ方は、やっぱり塩とスダチに限る事を再確認。
やっぱり松茸は美味いや(笑)
❺秋田県産天然舞茸の天ぷら
天然の香りが半端ない。
どうして舞茸天ぷらになると、白飯が欲しくなるのか(笑)
❻蝦夷鹿ヒレ肉の炭火焼き
塩、ホースラディッシュ(西洋ワサビ)。
どうもこれだけ苦手(笑)
❼香茸の茶碗蒸し
まるでトリュフのような力強い風味。
例えば悪いですが、ご飯ですよのようなパンチ力(笑)
❽真鴨?のつくねの炭火焼。
恐らく冷凍物だと思うのですが、そんなの関係なく、噛み締めるとふわふわの食感に肉汁が溢れ出しこれは美味い!網脂で巻いてあるのもいい。
更に大葉と合わせると最高。
❾月の輪熊の炭火焼き
最後にタレに漬けて照り焼きにして出てきます。
熊肉独特の脂身の甘さが期待を裏切らない。
これも恐らく冷凍物だと思うのですが全く遜色ありません。
10.猪鍋
ひと口飲んだ瞬間、その旨味の深さにノックアウト。
日頃ラーメン二郎の化学調味料に鍛えられている私ですが、猪の肉や野菜から滲み出た天然の旨味が強烈過ぎる。
11.松茸ごはん
土鍋で炊いたご飯に、スライスしたした松茸を入れて数分蒸しただけのような。
しかし食べると、松茸に強烈なスダチと塩の味が染み込んでます。
これが激うまで白米を服従させるパワフルさ。
そしてこの炊き込みと猪鍋の組み合わせは、完全に反則技の旨さ(笑)
当然両方おかわり。
この時点で大食いの私も結構な満腹感です。
12.蕎麦
最後はサッパリした蕎麦で胃袋の隙間を埋めてフィニッシュ。
13.栗の渋皮煮
この渋皮煮が最高に美味い。
松島屋の栗蒸し羊羹と並ぶ感動でした。
14.抹茶
こんなに抹茶で感動したのは初めてかも(笑)
最後の最後まで完璧でした。
鮎の塩焼きの最高峰では。
4月以来、4回目の訪問で、3ヶ月に一度のお楽しみ。
初訪問したのは昨年の9月で、その時は落ち鮎を堪能。
季節は巡り今回は鮎シーズンど真ん中に訪問です。
冬のジビエが有名なこちらですが、4月は日本の山菜でバッチリ感動させてくれて、夏は鮎。
当店は日本の里山の自然の食材をストレートに堪能できるお店であり、こう言うド直球勝負なテイストが大好きな私は、すっかりハマってしまいました。
ちなみに7月から?コース料金が税込16500円から20000円に上がりました。
■店内の様子
一斉スタートなので遅刻は厳禁。
開店6時の10分前に到着すると、既にお一人様が一杯やってます。
私はお気に入りのお一人様サイドの1番奥へ。
ご主人は、既に鮎の炭火焼きをスタートしてます。
そして本日の客層は抜群。
店内は囲炉裏を囲むカウンター3+5+4で、いつもは私のようなおオヤジ1匹軍団vs予約困難店に多いイケイケ系の構図が多かったのですが、本日は全員が紳士淑女。
本日のお一人様は私は含めて3人のオヤジでその他に
2人組×2組と5人組×1組。
それにしても今回の店内は、猛暑で外が暑いからか、いつも以上に暑かった〜。
たっぷりと汗をかく準備をして行きましょう(笑)
特に囲炉裏の正面席は相当暑いらしく、今まで無かった耐熱ガラスでガードしてます。
まぁたまにはこう言う暑い想いをしながら食べるのもいいかも。なんか一生懸命食べた感が残ります(笑)
恐らく小鶴シェフなんかはもっと暑いのでしょう。
■感想
やっぱり鮎をストレートに味わうなら、間違いなくここが最高峰でしょう。
鮎の塩焼き、鮎の天ぷら、鮎ご飯と素晴らしい鮎尽くしコース。
そして何より鮎の肝が旨過ぎる!
高級和食屋さんでチマチマ鮎を味わうよりも、無骨で素晴らしい満足感。
ご主人のお父さんが釣ってくる熊本県の天然鮎のそもそも圧倒的な個体差と、小鶴店主の炭火焼きのテクニックから完成される鮎の塩焼きは、正に絶品。
頭からかぶり着くと、その香ばしさと肝の苦味、そして塩気の三位一体のハーモニーにぶっ飛ぶ!
指先一つ動かせないくらいの衝撃に襲われます。
マジでこの鮎は素晴らしい感動。
その他八寸も相変わらず素朴で美味いし、山女魚やら、日本の里山の原風景を感じさせてくるお店。
ちなみに今年は昨年食べて感動した鮎の一夜干しとウルカにはありつけませんでした。
聞くとちょうど良いサイズの鮎が入ってこなかったとの事で残念ながら来年までお預けでしょうか。
そして次回は無事に狙い通り10月に予約をゲット。
第一希望は取れませんでしたが、何とか第二希望を取れました。
コレで枕を高くして寝れます(笑)
聞くと10月の予約も早くも埋まりかけてるとか。
予約サイトのオマカセで解放される新規予約はほぼ不可能な状態でしょうか。
10月はマツタケが始まるので、@3万円になるとの事です。
■本日のコース内容
❶八寸
・長芋ソーメン
・潤菜
・モロヘイヤのお浸し
・万願寺唐辛子のジャコ炒め
・琵琶の白酢和え
・ずいきのお浸し
・白瓜の小袖寿司
・枝豆
・水茄子のフライ
・ミニトマトの甘酢漬け
・蕗のとう味噌
こちらで、毎回感動させられる八寸。
相変わらず全て美味かったけど、1番感動したしたのは蕗のとう味噌かなぁ。
コレで茶碗一杯白飯食える!
❷焼いた鮎の飯蒸し
食べるとなんとも優しい旨さに泣きそうになる。
日本人の、アイデンティティを刺激してくるような旨さ。
餅米独特の甘味と昨年作った鮎の卵の醤油漬けと鮎のほぐし身を入れてるとのことで、コレは美味い。茶碗一杯食べたかった(笑)
❸鮎の炭火焼き、蓼酢、タカハヤの骨酒
やっぱり本日のホームランはコレ。
熊本県川辺川と岐阜県宮川の天然鮎の食べ比べで、熊本産の方が小さいけど、肝の濃さはすごかった。
そして鮎あるあるで、中骨が歯に詰まる(笑)
❹熊本県山部川産天然山女魚のお造り
❺すっぽんの炭火焼き。
レバー激うま
❻熊本県山部川産天然山女魚の塩焼き
❼ 熊本県天然鮎の天ぷら
やっぱり、肝がうめー!(笑)
❽ 静岡県三河産養殖鰻の炭火焼き
鰻は季節を通じて出てくるメニュー。
うなぎを開かず、輪切りで火入れしており、鰻屋さんとは一味違うホクホク感に萌える。
そして実山椒が美味い。
❾猪の鍋
猪の出汁がとろーりと出ているお鍋。
そして特に感動したのがユキザサと言う山菜。
独特な食感と山菜らしい存在感のあるテイスト。
当然おかわり(笑)
⑩ 鮎ごはん
優しいテイストでジワる感じ。
11. 鮎の骨から取った出汁のお茶漬け
そのまんま食べるより、お茶漬けの方が美味い。
お茶漬けをおかわり。
12.〆のそば
13.水羊羹
14.抹茶
結局ご飯は3杯と猪鍋は2杯食べて十分な満腹感と満足感。
10月が楽しみです。
日本の四季をストレートに味わうならココ!
昨年12月以来3回目の訪問で、前回来た時に本日の予約を入れさせて頂きました。
当店は予約サイトオマカセからの予約が可能ですが、だいぶ予約を取りづらくなってきてるような。
前回はジビエの炭火焼が目的でしたが、今回は春の山菜が目的。
果たしてどんなものが出てくるか、ワクワクしながらオヤジ一匹、平日夜に突撃。
開店18時5分前に到着して、おひとり様サイドの1番奥をゲット。
ここが1番落ち着きます(笑)
実は本日はオヤジ一匹は私1人で、あとは2人組×4組と3人組で当然満席。
最後に来た人が18時5分でそこから一斉スタートになります。
■感想
日本の四季をストレートに味わうならココ。
本日は山菜目的でやって来ましたが、初っ端の山菜盛り合わせでは何と12種類の山菜が登場。
私の期待を超える豊富な山菜の種類。
まるで今は無き門前仲町のイタリアン『パッソアパッソ』のジビエのアンティパストのような豪華さです。
全てに個性があり1つとして同じ味は無い。
そして春の山菜の苦味、生命力に溢れていてこれだけで昇天しちゃいます(笑)
東京にいながらこんなに新鮮で美味しい山菜にありつけるとは。
本日はその他に炭火焼きで山女魚、すっぽん、うなぎ、鴨、蝦夷鹿も登場。
更に月の輪熊のしゃぶしゃぶに、筍ご飯でフィニッシュ。
日本の山里の食材をこねくりまわす事なく、シンプルに食わせる、ここでしか味わえない満足感があります。
次回は鮎を狙って7月に予約を入れようとすると何と第一希望は既に満席で、第二希望でなんとか予約をゲット。
聞くと2人で予約を入れようとすると何と9月になると!
完全にリピーターで埋まりつつあり、オマカセで新規の予約を取るのは至難の技になってきました。
益々予約困難店になりつつあり、このまま通い続けるしかありません(笑)
■本日のコース内容は以下の通り
❶山菜の盛り合わせ
・ワラビのタタキ
・青色ゼンマイ
・ツワブキ
・ホタルイカ、蕗味噌
・ウルイ
・カタクリ
・アサヅキ
・シャク
・カンゾウ
・アマドコロ
・イタドリの芽
・オカジュンサイ
出てきた瞬間、そのビジュアルにいきなり感動。
本日私が求めていた以上の山菜のオンパレード。
どれも感動的に美味かったけど、初めて食べたイタドリの芽が、里芋のような歯応えとなんとも言えない旨さで印象に残りました。
残念ながら、山菜の女王のコシアブラは間に合わなかったとの事で悔し〜い(笑)
❷熊本県産天然山女魚の塩焼き
味に鮎ほど個性や力強さはありませんが、身が厚くて何よりフワッフワでこれは驚きの食感で美味い。
❸すじ青のりの茶碗蒸し
食べた瞬間、青のりとゆずの強烈香りが口から鼻に抜けて行きます。
茶碗蒸しでこんなに感動したのは初めてかも。
❹すっぽんの炭火焼き、スッポンのレバー
うーんこれはあんまり萌えず。
高級和食でも必ず出てくるすっぽん。
私はすっぽんから取った出汁には萌えるのですが、身そのものには鰻のようなパワフルさを感じる事が出来なくて、いつも感動できません。
でもゼラチン質のところは旨味が強くて美味かったでしょうか。
❺蕗のとうの天ぷら
やっぱりこれを食べないとね!
ってくらい、ザ山菜的な味で美味い!
エグ味の無いさわやかな苦味。
❻静岡県三河産鰻炭火焼き
これは前回も食べましたが、鰻好きなのでウエルカム。
骨つきで丸太のようにぶつ切りにした鰻をそのまま炭火焼きしてる効果か、鰻屋さんで味わえない食感でフワッフワ。タレは薄めで木の芽と鰻の素晴らしいハーモニー。
❼天然鴨のつくね、大葉
狩猟期間は終わったので恐らく冷蔵保管している鴨肉でしょうけど、こうやってミンチにして食べるとそのまま食べるよりも美味いかも。
更に大葉が抜群に合います。
❽蝦夷鹿のヒレ肉、ホースラディッシュ
鹿肉独特の鉄臭さが強くて、コレは好みに刺さらず。
❾月の輪熊(小熊)のしゃぶしゃぶ、川セリ
ギリギリ苦いと感じる手前の川せりで、味が兎に角パワフル。主役は川セリで完全に熊は脇役。
小熊だからか熊の風味は弱め。
➓筍ご飯、月の輪熊の出汁の餡掛け
一杯目はそのままで。
筍は千切りにしていて、優しいテイストの炊き込みご飯。
2杯目は餡掛け。
この餡掛けご飯が死ぬ(笑)
熊肉の出汁がバッチリ出ていて、まるでフカヒレのソースのような旨味の塊。
本日同席した1/3くらいの人は、筍ご飯だけでギブアップしていて、餡掛けご飯を食べず。
何とももったい無い。
確かに女性にはこちらのコース、結構お腹いっぱいになり厳しいかも。
しかし大食いの私は3杯目おかわりしたくて、したくて。
でも誰もおかわりコールしないので、恥ずかしくて言えず。
一生懸命に熱視線を送っていると、それに気づいてくれるご主人様。正に神対応(笑)
11.ざる蕎麦
なんと薬味で花山椒の登場。
初めて花山椒を薬味に蕎麦を食べました。
今シーズン初めての花山椒で、贅沢感この上無し。
12.イチゴ大福
餡子は外で買ってきてるけど求肥は自前との事。
私のイチゴ大福ランキングトップの『翠江堂』には負けますがなかなか美味い。
13.抹茶
ご主人のたててくれるこの抹茶が美味かった〜。
いや〜本日も素晴らしい満足感でした。
そしてボリュームも十分。
次回の鮎が楽しみです。
ここで日本の四季を味わいたくなるお店
9月以来、2回目の訪問。
ジビエの出てくる12月の予約を取る為に、わざわざ9月に訪問して布石を打った私。
基本的に当店の予約はOMAKASEサイトからの予約になりますが、ジビエの季節は予約困難になります。
したがって9月にわざわざ訪問して12月の予約をお店にて直接入れるのでした。
待ちに待った訪問であり、遅刻しないように15分前に到着してしまいます(笑)
前回は時間ぴったりまで開いてなかったのですが今回は開いてました。
■店内の様子
前回は1番端っこの目立たないポジションで、更にお隣もお一人様で、初心者には最高の位置取りだったのですが、今回はベストポジションをハナ差で取られてしまいコーナー席に。
視線が交錯してなんかやだなー(笑)
店内は囲炉裏を囲んだらコの字カウンターで、3+5+4の12人。
本日の客層は東京カレンダーに出てきそうなイケイケカップル4組と、私含めた同世代の完全普通〜なオヤジのお一人様4組のバトルロワイヤル(異種格闘技対決)(笑)
新橋の居酒屋と六本木のバーが囲炉裏を囲んで同居しているようなカオスな雰囲気です(笑)
当店は一斉スタートであり、遅刻の1人を除いてスタートしたのは18時10分。
■感想
スタートの八寸から本日の目的であるジビエの炭火焼きまで全般を通しで満足な味。
ジビエとしては、蝦夷鹿、オナガガモ、ツキノワグマが登場。
特に感動したのはオナガガモのネギ間とツキノワグマの炭火焼でしょうか。
現在フレンチ、イタリアンのジビエにハマっている私ですが、結局醤油や味噌の味に萌える私であり(笑)、こうゆう日本の天然食材の日本古来の素朴な食べ方は、やっぱり刺さるのでした。
そして食べてる最中、ここで日本の四季の旬の食材を食べたいなぁとしみじみ思う私であり、次回は春の4月に予約を入れさせて頂きました。
当店の味は恐らくは、電気ガスが無かった日本の里山やマタギの間で昔から普通に食べられていた物であり、真新しい事は何もしてないのでしょう。
家禽や化学調味料、工場での大量生産や冷凍食品に慣れてしまった私は、このお店で体感できる手作りの味わいを知っておくべきと思いました。
■本日のお任せ16500円(税サ別)のコース内容は以下の通り
❶八寸
・カブのすり流し○
・がんもどき
・椎茸と薄揚げを白菜で巻いた物
・菊菜と菊花のおひたし
・野沢菜昆布
・クワイのチップ◎
・菊芋のきんぴら
・花豆蜜煮
・カラシレンコン◎
・手綱コンニャク
・堀川ゴボウ
クワイのチップが刺さったのですが、しけてるのはわざと?
カラシレンコンは過去1番の旨さ。
❷鮎の身と卵の醤油漬けの飯蒸し◎
餅米のモチモチ感と山椒のアクセントがいい
❸蝦夷鹿ヒレ肉の炭火焼、西洋ワサビ△
❹蝦夷鹿ロースの炭火焼、マスタード◎
炭火で焼いてる最中、アブラがポタポタ滴り落ちていて、見てるだけで食欲をそそります。
そして最後にタレ焼きしてファイヤー。
やっぱり醤油ベースのタレは最高です(笑)
❺海老芋の唐揚げ○
暑くてハフハフしたら、ヨダレが垂れそうになりました(笑)
❻鹿児島県産オナガガモのモモ肉のネギ間◎
ネギにネギアブラを塗り塗り焼いてます。
タレは結構アッサリ目。
ブリブリの歯応えと癖の無い野生味の鴨肉に優しいネギの甘味が加わり、これは鴨とネギの相性の良さを実感。
こりゃ〜美味い。
❼オナガガモ胸肉の炭火焼○
味噌を付けて食べましたが、日本人はやっぱり味噌に萌える。
❽ふろふき大根
蕗味噌がうまい。
説明では落ち葉の下に隠れてる蕗のとうで雪で隠れるまでの提供でこれが最後との事。
この蕗の香りは力強くて春に向けてエネルギーを溜め込んでるような印象を受けました。
❾ツキノワグマの炭火焼◎
30キロの子熊と90キロの大人の熊の食べ比べ。
散々フレンチにかぶれている私も、結局醤油ベースの付けタレに萌える私(笑)
肉はそんな癖や香りがするわけではありませんが、なんというか心に染みる旨さ。
特に脂身最高です。又成獣の方が美味いかな。
➓熊肉とセリ鍋
まずは汁から飲むと、熊のアブラが溶け出したのか?なめこのせいか?ドロっとしていて旨味の塊。
これぞ日本の里山の鍋といった感じ。
おかわりします。
11.ムカゴご飯、自然薯
猪鍋の残り汁にトロロを溶いて、それをムカゴご飯にぶっかけた親子丼。正に滋味深い味わい。
これもおかわり(笑)
12.〆のそば
なんか蕎麦はヌルっとしていて、私はエッジの立った蕎麦が好み。
13.芋羊羹、お茶
ここで松島屋の栗蒸し羊羹が出てきたら最高なんだけどなぁたと、妄想する私(笑)
私を含めたお一人様のオヤジ4人は、こんなご時世もあり最後までお通夜のような雰囲気(笑)
一方で4人組の2カップルは大盛り上がりであり、店内の空気は最後まで交わる事はありませんでした(笑)
又お会計ですが前回は松茸代が乗っかりお値段も跳ね上がりましたが、今回は飲み物代以外の追加は無しで、納得のお値段。
ちなみにお会計の時に次回の予約を入れた訳ですが、希望日を伝えるとなんと20時スタートだと。
理由を聞くと要は初めてその日に予約を入れた人の時間に合わせるシステムらしいのです。
20時は流石に遅いので、別の日に予約を入れました(笑)
素朴ながら天然のパワフルなテイストに感動
初訪問。
現在フレンチとラーメン二郎にどハマりしている私。
脂肪分多め、濃口、重たい料理が大好きなアラフィフであり、サッパリした寿司や和食にどうも萌えません。
しかしこちらは尊敬するマイレビ様などから高い評価を受けており、お店のコンセプトにも惹かれるものがありました。
また今年50歳になる私であり、そろそろ重たい料理を卒業し大人の食の世界へ移行するためにも挑戦してみる事に。
そして目的はもう一つ(笑)
予約サイトのオマカセの予約解禁日に気合い入れて予約完了。
果たして油まみれの私の舌に合うのか、ドキドキしながら土曜日のランチにオヤジ1匹で突撃です。
場所は外苑前駅でから徒歩5分の青山霊園横の脇を通る外苑西通り沿いの雑居ビルの2階で、外観は全く萌えず。
12時一斉スタートなので10分前に到着。
階段を登ると入口の扉は、見た目引戸であり引いても開きません。それならと押しても開きません(笑)
コレはまだ開店してないのかと思いきや、試しに手前に引く開きます(笑)
いきなり入口でまごつくアラフィフ。
■店内の様子
中に入ると既に1名ウェイティング。
店内は囲炉裏を囲むような、コの字カウンターで、4+5+3の12席。
初心者の私はひっそり行きたかったのですが、運良く1番端っこの目立たぬポジションに無事に収まります。
囲炉裏を見ると既に鮎の炭火焼はスタートしており、こう言うザ日本的な雰囲気は久しぶりなのでこれは萌えます。
正直コロナが怖くてカウンターのみの人気店は敬遠していた私。
カウンターにはアクリル板は設置されておりませんが、運良く私の座った側は他よりも間隔広め?で、更にお隣さんもお一人様だったので、恐怖心に襲われる事なく静かに過ごす事ができました。
店内はご主人様とサービスの女性、更に裏にも女性と男性の合計4名のオペレーションでしょうか。
食べログのプロフィールを見ると店主の小鶴氏は中華からスタートし、西麻布の『またぎ』で修行されてジビエ料理を習得したとの事。
終始店主は、炭火焼に全力投球であり、これぞ『火入れ』と言う物を目の前で見せつけられます。
■感想
天然鮎や、松茸、香茸、舞茸など天然の食材と炭火を駆使した絶妙の火入れのメニューの数々。
素朴ながら野生の味を生かしたパワフルな料理で、私には刺さりました。
野生の味をストーレートに食わせるあたりは、私が通っている門前仲町のイタリアン『パッソアパッソ』や、六本木のフレンチ『ラシャッス』に通じる物があり、コレは完全に私にはストライク。
高級な和食の品のあるテイストよりも、無骨でこう言うはっきりしたテイストの方が私には響きました。
コレはお店の代名詞であるジビエの炭火焼にも是非とも挑戦したいと思わせる内容でした。
実は今回の目的に、予約困難なジビエの季節の予約を入れる為の布石づくりがありました。
題してワンクッション予約作戦(笑)
オマカセサイトからのジビエの季節の予約は困難であり、お店に来ると直接次回の予約を入れられます。と言う事で無事に次回ジビエの季節の予約を入れさせて頂きミッションコンプリート(笑)
■本日のコース内容(税込16500円、サービス税8%別)は以下の通り
❶8寸
パプリカのすり流し◎
れんこんまんじゅう○
オクラとワカメの酢の物?△
明日葉のおひたし◎
カキの白味噌和え?○
ひじき○
万願寺とうがらしとササミの梅肉和え△
新銀杏○
ミニトマトの甘酢○
里芋の煮っころがし△
焼きナスの豆乳寄せ△
生落花生○
特に印象に残ったのはパプリカのすり流しと、明日葉のおひたしの力強さ。
❷秋田県産コメツガの松茸の炭火焼
下味がかなり効いていて、塩を付けなくても十分。傘の部分よりも繊維質で歯応えのある柄の方が、甘味もあり印象に残りました。
❸天然舞茸の天ぷら
この舞茸も美味いです。まるでゴボウのような甘味を感じました。
❹ 岐阜県高原川の天然鮎の炭火焼
蓼酢が登場しテンションアップし、いよいよ真打ち登場。
恐らく最低1時間は炭火で焼いていたでしょう。
まずは頭から行くと、ぶっ飛びます(笑)
肝が甘いと言うかもの凄いインパクト。
今シーズン食べた鮎の中でNo.1のパンチ力。
コレは火入れの影響なのか、鮎そのものの良さなのか。
身の方には落ち鮎なのか卵入りで、頭部や肝に比べるとタンパクであり、蓼酢を付けるといいアシスト。
※タカハヤの骨酒
酒を一滴も飲めない私は一口飲んでギブアップ。
引き続き丸太のようにぶつ切りにしたうなぎの炭火焼きが始まります。
❺香茸の茶碗蒸し
茶碗蒸しの上に真っ黒な香茸のペースト?のようなものが乗っかっていて、これが強烈に美味い。
正直茶碗蒸しはいらないくらいの存在感。
❻愛知県一色産養殖うなぎの炭火焼き
ぶつ切りの丸焼きから竹串を抜き、背骨を抜く作業が大変そうでした。
食べると鰻屋さんとは全く違う皮のパリパリ感に萌えます。
更に身はホロホロで、丁寧な脂感が素晴らしい。
この鰻に花山椒と卵焼きを抱かせて海苔巻きで食べたらどんなに美味いことか(笑)
❼蕎麦の身のおひたし
天然のなめこ、天然のブナハリタケ。
地味ですが、キノコの風味が素晴らしい。
❽天然鮎の一夜干の炭火焼
実は本日1番感動したメニュー。
鮎の肝を使った塩辛の苦ウルカが強烈。
このパンチ力は、黒トリュフのパイ包み焼きを食べて以来の破壊力。
正直鮎の炭火焼よりも美味かった(笑)
何年も寝かしたウルカをパッソアパッソで食べて感動しましたが、このフレッシュなウルカも素晴らしい。
❾青茄子の天ぷら
甘味が強い。更に天つゆに残った大根おろしだけでも辛味が弱く、甘味が強くて美味い。
➓鹿児島県産天然のオナガガモの炭火焼
コレは歯応えも味もぼやけていてそんなに印象に残らず。聞くと冷凍物。
日本の狩猟期間は11月15日から2月15日であり、コレはいた仕方無し。
11.松茸ご飯、糠漬け、味噌汁
これも奥深い味わい。
2杯目はイクラを添えて食べるのですか、コレが素晴らしい相性で美味い。
12.〆のお蕎麦
13.お茶と栗の渋皮煮
以上で大食いの私でも十分な満腹感であり、女性にはなかなかのボリュームでしょう。
一方でちょっと残念なのがお会計。
烏龍茶1杯飲んで、サービス税が加わったにしてもお会計はなんと予約時の16500円→25000円に跳ね上がります。
明細はなく詳細は不明ですが、松茸代など高級食材が加算さたと会計時に言われます。
コレはコースがスタートする前に客に事前に説明すべきではと思いました。
それだけの内容であり先に説明しておけば、納得の金額だと思うのですが。
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shinn679
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shinn679さんの他のお店の口コミ
店名 |
たでの葉
|
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受賞・選出歴 |
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店 |
ジャンル | ろばた焼き、肉料理、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-6884-0612 |
予約可否 |
完全予約制 ◾️キャンセルポリシー |
住所 | |
交通手段 |
外苑前駅より徒歩4分 外苑前駅から270m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥40,000~¥49,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料として8%頂いております |
席数 |
12席 (カウンター12席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣に路上パーキングとコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、ソムリエがいる |
ホームページ | |
オープン日 |
2017年5月15日 |
備考 |
2023年6月1日現在25000円(税込、サービス料別)のおまかせコースのみとなります。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
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11回目の訪問。
平日夜にオヤジ1匹突撃です。
超〜予約困難店で、次回2人で予約を入れようとすると最短で来年の2月って言われてました(笑)
本日の狙いは毎年楽しみにしてる春の山菜!
■店内の様子
実は接客の女性が7月いっぱいでお店を離れる事に。
裏表のない素敵な女性。
そして癒し系でいつもオヤジ1匹で来る私の唯一の話相手でした(笑)
■感想
日本の四季を和食とは全く違ったアプローチで味合わせてくれるお店!
本日は期待通り山菜の八寸が登場し、なんと10種類!
子供の頃、山の中で育った私はタラの芽やワラビ、ゼンマイを自分で取ってきては母に料理してもらって食べていたので山菜には目がありません。
そしてたでの葉さんで食べる山菜は、私の知らない山菜のオンパレードで、どれも素晴らしい個性!
ここでしか食べられない唯一無二の盛り合わせです。
そして本日も感動のオンパレードだったけど、中でも天然ヤマメの炭火焼きは衝撃的!
かぶりつくと炭火効果でフワッフワな身にまず感動。
そして鮎ほどの個性は無いけど、鮎に勝るとも劣らない美味しさでクッソうめー!
更に小鶴シェフの抜群の塩加減!
本日も素晴らしい満足感でした。
食べ終えてたでの葉さんからすぐそばの青山霊園の夜桜見物に行ってみるとほぼ満開。
そして寒さのせいかめちゃくちゃ空いてて最高でした!
■本日のコース内容は以下の通り
❶蛤の茶碗蒸し。
蛤エキスがビンビン!
❷岐阜県高浜川?の天然ヤマメの炭火焼き。
❸山菜の八寸
・ワラビのタタキ
・蕗の薹の味噌
・イタドリの芽
・コシャク(山ニンジンの新芽)
・カンゾウ
・ウルイ
・カワゼリ
・ホタルイカ、ギョウジャニンニク
・菜の花
・コゴミの胡麻和え
中でも蕗の薹の味噌はやばい!
私の経験した蕗の薹を使った料理で最高濃度!
❹スッポンの炭火焼き、レザー、山椒。
独特の歯応えと旨み!
私のスッポンランキングNo.1の美味しさ!
❺福岡県合馬産筍の炭火焼き。
香りが半端ない!
そして塩をつけて食べると筍の風味が際立ち素晴らしいブースト。
❻静岡県浜松産鰻の炭火焼き。
鰻屋さんで食べる鰻とは別のお魚で、まるで白身魚のような食感とテイスト。
❼天然鴨のつくねの炭火焼き。
ハツ、砂肝、レザー入りでもも肉とかをそのまま食べよりも、私にはこっちの方がはるかに好き。
さっきの蕗味噌と合わせて食べたらどうなんだろうと夢を膨らませる(笑)
❽蝦夷鹿ヒレ肉の炭火焼き。
❾ツキノワグマ、スッポンのスープなぜ。
口の周りがベタベタになるくらい濃厚なコラーゲンたっぷりのスッポンスープとツキノワグマの共演!
パワフルな食材同士の爆発的な美味さよ!
10.筍ご飯
体験した事のない食感の筍ご飯に衝撃!
11.スッポンの出汁の餡掛け、筍ご飯。
フカヒレの餡掛けのようなパワフルな旨みご飯なんだけど、なんとも優しいテイスト!
すんげー美味い!
12.蕎麦
この蕎麦とタラの芽の天ぷらを食べてみたい!
13.苺大福、抹茶。