オシャレ系な店？いやいや、味も確かです！ : 青山Indigo

The Big Island ¥1500 コカコーラ ¥400 2014/01

月に数度は業界ってゆーのかな？同業者の交流型セミナーに参加するために外出するが、今回は会場が青山一丁目駅すぐの調査会社。

セミナー終了後、せっかくなので、この辺で補給することにした。

この辺、六本木や渋谷、表参道まで出れば、店はたくさんあるが、青山一丁目となると、意外に思い当たらない。

ただし、バーガー通の間では名の知れた有名店がある。…朝のランニング練習で店の前は何度も通るものの、それ以外ではあまり来ることのないエリアだけに今回初利用。

店の名はインディゴ。…東急学芸大学駅近くにも同じ名の店があるが、あちらは基本はフレンチイタリアンなので、おそらく両店に関係はないだろう。

ということで、青山一丁目のインディゴ。こちらはハンバーガー・サンドイッチカフェ。
その名の通り、店は外装・内装ともにインディゴブルーを基調としている。

飲食店で青系のカラーリングはなかなか難しいところだろうが、この明るい色は食欲をそそる。
自分の大好きな人形町の某有名バーガー屋さんの鮮やかな赤色とは対照的。

夕方の早い時間のためか、というか、アイドルタイム直前のため、客は自分一人。…ちょうど雑誌の取材らしきものが入っていた。

席は好きなところにどうぞ、ということで、入口から突き当たりのテーブル席に着席。
表からは分からなかったが、ハンバーガー屋さんとしては、かなり広い店内。テーブル席は10卓以上あります。

チラ見しただけだけど、キッチンも設備が充実してて、レストランとしても充実機能するレベル。…実際に、バーガー以外のメニューも充実してるようですが。

メニューを見るとバーガーは2種類。インディゴバーガーか、The Big Island。どちらも数量は限定です。正直、基本のインディゴバーガーを行きたかったんですが、なかなか来る機会もないので、10個限定の方でオーダー。

パティは自家製とあるので、おそらくは店内で肉を切る、あるいはミンチにしてると思われます。
ここらへん、衛生面での注意も必要なことから、肉の鮮度は高いものと思われます。

10分強でバーガーの登場。やはり、220gのパティということで焼きには時間がかかるようです。

そして、ここまでやるか！と言わんばかりにプレートまでがインディゴブルー。青い皿の上にバーガーって、一見なさそうだけど、意外にしっくりくる。

バンズは、これはライ麦かな？それとも全粒粉？精白されていない茶色がかった色に、所々に見られる粒つぶ。

…どっかで見たことある気がする…。…峰屋さんのライ麦バンズかな？峰屋さんのライ麦バンズを使う店と言ったら、自分の知る限りでは、バーガーファイブだけ。そのバーガーファイブもライ麦バンズの使用は中止している。

サイズこそバーガーファイブのそれより一回り大きいものの、やはりこの形状は峰屋さんだろう。

実際に帰り際にお店の方に聞いたところ、やはりそうだった。
…このバンズを使うということは、峰屋さんとは綿密に連携が取れていると推察される。

それから、ソース。こちらは見た目サウザンソースと思われる。個人的にはバーガーのソースにケチャップを加えるのは好みではないが、パティ全体をソースが覆うこのルックスはうまそうだ。

できれば、バーガー袋に入れないで食べたいところだが、初見だし、スーツ着用ということもあるので、ここはバーガー袋を使用。

220gの大きなパティは、粗挽きでスジ肉らしき部位もミックスされている。
中までしっかり火を通してあり、スジ肉のゴリゴリした食感と、赤身のプリプリした食感がミックスされ、歯ごたえ十分。
鮮やかな彩りとは裏腹になかなかの豪快さです。
ビッグアイランドという名も、ハワイアンなテイストを志向しているのでしょうか？このガッチリ焼いたパティからは、ハワイの有名なバーガーを想起します。

そして、バンズもライ麦ならではの粘りのありつつも、サクサクした食感。220gのパティの前に埋没することなく、存在感を放ってます。

パティと同様に、よく嚙んで食べましょうという注意が必要なくらいしっかりした歯ごたえ。

そして、これも自家製というチリビーンズも乗せて食べる。少し冷めているためか、ピリッとしたアクセントとしては味が効いているが、豆のふんわり感は味わえなかった。

おそらく、アツアツで食べると、また違った感想になったかもしれない。

このビッグアイランド、多種の具材を使っていて、あくまで肉メインに味わいたい自分の好みのバーガーではなさそう。
しかし、サイズ的にも肉質的にもインパクトのあるパティはあくまで主役であり、それでいて周りの具材も合わさっていいバランスになっている。

都内のバーガー屋さんはかなり知り尽くしたため、「まだ評判のいい店もあるけど、もうあとはいいかな？」と思っていたが、やはり実際にうまいバーガーを食べると、まだまだ味わわなければいけない店は多いな、と再認識。