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酒肴 新屋敷
（Alayashiki）食べログ 居酒屋 百名店 2022 選出店
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才気を感じさせる一味違った和食割烹
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「前菜4点盛り」
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生ビール・カシスソーダ
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「沢蟹素揚げ」
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「茄子煮びたし」
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「寄せ豆腐」
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「ヤングコーン丸焼き」
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冷酒はこのように
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「白菜と塩昆布のサラダ」
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刺身「本鮪・アカイサキ」
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「焼き帆立」
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ほど良い火通り
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名物「鯵フライ」
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ホクホクの食感
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「いくらと鮭の親子茶碗蒸し」
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ご飯も入っている
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日本酒をグラスで
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「クリームチーズの味噌漬け」取り皿は「横尾忠則髑髏絵皿」
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甘味の「シャーベット」
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旨酒メニュー
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飲み物メニュー
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外観
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蓼喰人
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
酒肴 新屋敷（Alayashiki）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
居酒屋 百名店 2022 選出店
食べログ 居酒屋 百名店 2022 選出店
居酒屋 百名店 2021 選出店
食べログ 居酒屋 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | 居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-6205-6552 |
| 予約可否 |
完全予約制 ※当日のご予約はうけつけておりません |
| 住所 | |
| 交通手段 |
山手線高田馬場駅【早稲田口】から徒歩8分 西早稲田駅から414m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥8,000～￥9,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥8,000～￥9,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
24席 |
|---|---|
| 個室 |
有 （6人可） |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2016年4月21日 |
| 備考 | |
| 初投稿者 |
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こちらについてはMFさんの多くが訪れ、挙って高評価されている和食店。
是非一度寄ってみたいと思い、友人を誘って夜に訪れる。
場所は高田馬場から早稲田通りを進み、明治通りとの交差点（現在は「馬場口」と呼ばれているが、私などには「戸塚二丁目」と言った方が馴染み深い）の一本手前を左に入ってすぐ。
外観はあまり目立たない、しもた屋風の構え。
人気店のため2週間ほど前に予約を入れ、定刻の19時に入店したがすでにほとんどの席が埋まっている状況。
店内の様子からも、元々住宅だった家屋を飲食店仕様に改造したことが窺える。
我々には右手のテーブルが用意されていたが、少々狭苦しい。
40歳前後と思しきご主人が調理全般を賄い、接客は女将さんの他に学生アルバイトの若者が1人居る。
前もって3,000円の「料理のみのコース」を頼んでおいた。
飲み物は日本酒のランクによって異なる、2種類の飲み放題（1,500円・2,000円）が用意されているが、今回は体調に配慮してあまり多くは飲まない算段でアラカルトを選択。
私は生ビール（プレミアムモルツ）、お相手は「カシスソーダ」で始める。
料理の内容は次の通り。
「前菜4点盛り」：「沢蟹素揚げ・茄子煮びたし・寄せ豆腐・ヤングコーン丸焼き」の4種が黒曜石のプレートで登場。
見た目に面白く味も上々で、特に皮ごと蒸し焼きにされたヤングコーンの甘みと歯触りが秀逸。
「白菜と塩昆布のサラダ」：白菜は食感の良い中心部分が使われ、これと塩昆布を合わせ粒マスタード入りのマヨネーズで和えられている。
白菜の甘みと昆布の塩気のバランスが絶妙で、何気ない取り合わせながら技が感じ取れる。
「刺身2点盛り」：この日は「本鮪中トロ」と「アカイサキ」。
鮪はかなりの上物で旬のアカイサキも歯応え良く、どちらも実に美味い。
「焼き帆立」：まずまずの大きさの帆立が丸のまま醤油味で焼かれ、食べやすいように身も紐もカットされている。
中は半生の状態で、味も食感もベストの仕上がり。
「鯵フライ」：こちらのスペシャリテとして、多くの方が絶賛する逸品。
半身分が2つにカットされて揚げられているが、肉厚で食べ応えが有る。
中はホクホクで旨味がしっかり感じられ、レモンと塩、とんかつソースのどちらでも美味い。
「鮭といくらの親子茶碗蒸し」：運ばれた独特の小さな釜の蓋を開ければ、上面にはいくらがたっぷりと盛られており青柚子の香りが芳しい。
スプーンを差し込むと、鮭とご飯が丸められた飯蒸しが顔を出す。
創意が見られ、味の調和にも感心。
酒は最初は2人とも控えるつもりだったが、料理の美味さにつられていつの間にか「雪の美人」「誠鏡 雄町」「正雪」の1合ずつを次々と注文。
さらに「栄光富士 七星」もグラスでもらう。
これに合わせて肴に「クリームチーズの味噌漬け」を追加したが、まったりとした味わい。
その折にご主人は取り皿に、イラストレーターの横尾忠則氏の図柄による「髑髏絵皿」を出してくれた。
通販などでも評判になっているようで、6枚セットの内の大皿も披露されたがなかなか面白かった。
この後にデザートの「シャーベット」（白桃と酢橘）をもらったが、手作り感が好ましい。
期待通りの出来栄えに、大いに満足。
創作的な品々には、ご主人の技量の高さとセンスの良さが現れている。
名物の鯵フライの仕上がりや刺身の質から、仕入れについての目利きの確かさも感じられる。
勘定は一人6,000円弱なので、CPはかなり高い。
尤も当初の予定より酒を多めに飲んでしまい、これならば最初から飲み放題にしておけば良かったと悔やむと同時に、その場合はさらにお得感が増したことは明らか。
店の造作や設備にはもう少し手を掛けても良いと思うが、その分値段を抑えていると考えれば納得。
テーブル席は予約で一杯だが、カウンターはフリでも入れそう。
この日も常連さんと思われる方が、ご主人と談笑する光景が見られた。
季節ごとの料理を楽しみに、時期を変えて再訪したい。