目白の「丸長」。【97th】 : つけそば 丸長 目白店

うん、やっぱり美味しい。…でも、丸長らしさから、どんどん遠くなっていく気が…。

酸味の質感と、丸長独特なクセだろうか…。
ソレが、訪問するたびに、少なくなっていく気がする。

で、今回は、肉の状態も、質感も変わった気がする。

今回は、ほぼ11時の開店と同時だった。
僕で、ちょうど満席となったかも知れない。
そんなタイミングだった。

何だろう？訪問時間によるモノなのか？

そう言えば、ココ最近は、ずっと開店間際な気がする。
もう少し、遅い時間帯に訪問すれば、クセが出てくるのだろうか？

よし、絶対に、次は、遅い時間に訪問しよう。


「チャーシューつけそば」(1,100円)　――　写真の通り。

今回は、モーニング感覚だったので「並」にした。
でも、もう昔の「大盛」の価格を知らぬ間に超えている。

しかし、肉の量から言えば、コレでも妥当な範囲だろうと思う。

そのチャーシュー、肉のコトであるが、以前より、かなり細かくなった気がする。
いや、細かい部分が多いというコトだろう。
そして、やや生姜感が強くなり、やはり味付け自体も濃くなった気もする。
細かさへの変化から言えば、当然の成り行きでもあるか…。

割りスープ量も少なくなった。
濃いのが好きな常連が多いのかな？

でも、やっぱり、目白丸長は、目白丸長として、美味しい。

ごちそうさまでした。


荻窪丸長とは、別の変化を遂げている目白丸長だと、しみじみ思った。

こうなると、久々に、新井薬師丸長にも行ってみたくなった。

きっと、近々行くであろう。


（文責：京夏終空、2019.11.21）
（208件/3.65）

「丸長」らしさを感じ取れなかった。(泣)

前回、と言っても、１年以上前だが、あまりにも久しぶりで、勢い余ったレビューをした。その時の訪問が、何年ぶりだったかはよくわからないが、今回訪問して、やや寂しさを感じた。

その日、朝から目白にいた。11時半ごろにこの店の前を通ったら、待ちが５人位だったので、ついつい並んでしまった。10分弱で入店できた。メニューは前回と同じ、

「チャーシューつけそば(大盛)」(￥1,150)　――　「小鉢」で登場した。前回は、何だったんだろう？前回、キチンと味のレビューをしなかったコトを後悔する。雰囲気はあるのだが、肉の味ありきで、つけ汁の味が違うように感じた。酸味が少ないし、醤油が立ち過ぎで、何だか丸長じゃないような気がした。マズくはない。むしろウマイ。でも、丸長じゃない。麺は何ら問題ない。こういう感じだ。
最後にスープ割りをもらって飲んだが、やはり違う。よくある切り口だが、僕の体調のセイだろうか。いたって健康なハズなのだが…。
ごちそうさまでした。


前回も触れたが、新井薬師前の「丸長」も、かつて通った店であるが、その店の場合は、むしろ全体的に薄くなったように感じた。味の深みが無くなったと言ってもいいだろう。麺も、細長い角切りチャーシューの味も変わらなかったが、スープに違和感を覚えてから通わなくなってしまった。でも、この店は、地元のビジネスマンも並んでいる様子だし、たまたまだと願いたい。
昭和63年から愛する店なのだから…。

でも、評価は、一応下げる。味「4.1」⇒「3.7」、総合「3.9」⇒「3.7」。以上。


（文責：京夏終空、2015.8.12）


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昭和の終わり頃に、僕の池袋の棲家は今の場所で無く、西池袋２丁目というトコロだった。西武線の線路にほど近いその場所は、池袋駅にも、目白駅にもほぼ同じくらいの距離で、目白も実は馴染みが深い。
この店は、目白駅を出て目白通りをかなり西に行ったトコロにある。僕がその当時通っていたルートは、改札を出て、正面にさくら銀行があり、その信号を渡らずに、富士銀行、リッチモンドホテルを過ぎ、「リストランテシャーク」のビル、「梅もと」という立ち食いそば屋のある「目白三丁目」の信号を渡り、協和銀行、「CHOTO HAIL」を通り過ぎて行っていた。
今、固有名詞を出した場所で、残っているのはリストランテシャーク、リッチモンドホテルのみ。

久々の「丸長」。約30年近くで、ココまで空けたコトはなかったか。って言うか、建て替え後初めてだ。昔の決してキレイとは言えない店舗の頃に行ったっきりだ。シャッターの雰囲気は前と同じで、閉まっているとき前を通ると何だか安心するが、開いているときで、ココまで至近でまじまじと見たのは初めてだ。平日14時半前、待ちの3人目。約5分で入店。

「チャーシューつけそば(大盛)」(￥1,150)　――　「小鉢」が無くなったかよくわからないが、とりあえず懐かしいトコロを攻めてみた。おかあさんも何だか懐かしい。来た！コレだ！これが目白丸長の肉だ。ウマいを懐かしいが通り越して何とも言えない。大盛をあっという間に平らげた。もちろんスープももらう。つけ汁が再び蘇る。これもイイ。
大満足。ごちそうさまでした。

多くのレビューがあるコトに甘んじて、味の詳細なレビューはあえて控えた。大体、懐かしさがウマいを通り越した時点でアウト。こういうレビューの味は、どう足掻いたって、こじつけのようになってしまう。このエリアで「麺屋ごとう」とココは、味については書けないし、「麺屋ごとう」にしたって、味には一言も触れずにレビューを10回も更新した悪人でもある。(笑)
あぁ、「麺屋ごとう」の一時閉店を思い出してしまった。（泣）

もう一つ、白状する。僕は、「丸長」のつけそばは、この目白の「丸長」より、新井薬師前の「丸長」の方が好きだった時期がかなりある。新井薬師前の方は、若干味が落ちた感じがしてから、ごく最近は行っていないが、一時期通ったときもある。相性かも知れないが、新井薬師前の方がウマいと信じて疑わなかった相当期間もあった。

話は戻るが、この店、椅子を引くときに「キッー」ってなりやすいので注意を要する。

（文責：京夏終空、2014.4.10）


（※写真は、後日掲載。）