新定番ハヌメーン : スパイスらぁめん 釈迦

●2019年5月19日(日)●

最初の印象はめちゃくちゃ美味しい！…ではなかったのだが、なんとなく中毒性のある味ですっかりハマってしまった。

今回は店が新定番と掲げるハヌメーン(780円)。これまで天空(930円)、ミールスつけめん(1100円)と食べ進めてきたので、ハヌメーンがかなり安く感じた。

ハヌメーンには店からの色々な説明が書かれているが、結局はよくわからないので頼んでみる事にした。

提供された品は簡単に言えば辛くない「天空」。もちろん、カレーラーメンなので普通のラーメンに比べればスパイシーなわけだが、いわゆる辛さ耐性のない人でも、これはいけるのではないだろうか。

ハヌメーンもスープはスパイシーでしっかりと味わい深いものだし、「天空」になるとそれに痛い辛さが少し追加されるようなイメージだ。

個人的に辛い食べ物は好きだが、ハヌメーンで十分に美味しく感じたので、今後は限定メニューなどでない限りは、こちらのハヌメーンをいただく事にした。

スープも完飲。やっぱりラーメンを食べ終わった後のスープに中毒性が強い。ごちそうさまでした。

●2019年4月9日(月)●

さっそく再訪問。なんだか辛いものが食べたくなったのだ。

頼んだのはミールスつけめん(1180円)。

つけめんに1180円は高いと思うが、ミールスが1180円だと思うと反対に安いと感じる。1つのメニューで割高と割安の2つの感情を味わう事が出来て、早くも得した気分だ。

提供されたのは「9割型ミールスやんけぇ〜！！！」という代物だが、ライスではなく麺、そしてドサクサに紛れて、看板メニューの「天空」でも使われていたスープが器に入っての提供だ。

店の解説には麺にカレーをかけて…なんて書かれていたが、しゃばしゃばの各種スープをお盆にブチまけるのは抵抗があったので、それぞれのスープに浸して「つけめん」に近い流儀でいただいた。

元がラーメンのスープなので「天空」のスープとの相性は良い。もう1つのバターチキンスープ(?)は、天空に比べると薄味で箸休めに良い。

3つめの玉子入りのココナッツスープは、バターチキン以上に薄味で、白湯スープのようなイメージ。玉子も入っていたため、一緒に口に頬張ってみたが、これで正しいのか不安になるようなまったりとした味わい。

飲むタイミングが謎だったが、店の解説通り3種のスープをお盆にブチまけて、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるのが正しかったのかもしれない。

各種付け合わせはミールスそのもの。パパドはバリバリと割って、適当にツマめば、良いアクセントになる。

マンゴーピクルスの酸っぱさには悶絶。他店でも食べた事のあるピクルスだが、どうもこれは苦手。

麺は大盛りの300gにしたため、完食する頃にはお腹パンパンだ。

「ミールスつけめん」自体は美味しかったのだが、メニューの斬新さに人間の進歩が追いついていない気がする。

何よりラーメン屋は短時間でサッと食べるみたいなイメージがあるため、腰を据えてミールスを食べるのに抵抗があるし、次回は定番メニューの「天空」に戻ろうかと思った。

しかし、このミールスつけめん、しっかりと美味しいし、恐らく他店ではいただけないため、1度経験しておく事をお薦めする。

●2019年3月18日(月)●

前から行こうと思っていたのだが、駅から少し離れた立地に対して足が重く、ようやく訪問した。

店内は多めの席数の割には人は2、3人とまばら。少し寂しく感じる。客が少ないのは、しつこいようだが、やはり立地の問題だと個人的には思っている。

店がお薦めの天空(930円)を注文。店内は清潔で、照明暗めで雰囲気もあり、一歩間違えれば女子会とかでも使えそうな雰囲気だ。

数分待って着丼。食べ始めたラーメンはかなり個性的な味で、他に似たものが思いつかない。

ラーメンというよりはスパイス料理としての趣きが強く、ラーメンマニアよりカレーマニアや、アジア料理を探索しているタイプの人にウケが良さそうだ。

かくいう私も、この味は結構好み。手放しで最高という品でもないし、複雑な味で他人に薦めづらいのだが、中毒性はありそうだ。

辛いラーメンではあるのだが、辛さよりは味わいを重視しているような内容。

トッピングも豊富でスープや麺とマッチ。なんだか不思議な食後の感覚。悪くない。

豊富なメニューが用意されているようだし、他のメニューを試す意味でも、もう数回は通おうと思っている。

【点数】　★★★★★★★★　8/10
【名店認定！！！】