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池袋西武デパ地下、「笹屋伊織」。【30th】
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本わらび餅。
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金魚。
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レモン。
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くず餅。
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笹くず餅。
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本わらび餅・中。
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いろいろ。
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いろいろ。
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商品説明。
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商品説明。
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レシート。
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京夏終空
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
笹屋伊織 池袋西武
|
|---|---|
| ジャンル | 和菓子 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3981-0111 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
池袋駅から100m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
～￥999
|
席・設備
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2010年7月 |
| 関連店舗情報 | 笹屋伊織の店舗一覧を見る |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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享保元年(1716年)創業、京都・七條大宮の老舗「笹屋伊織」さんである。
ちょっと変わった「どら焼き」が代表銘菓であるが、僕はきっと食べたコトが無い。
「俵屋吉富」の雲龍にも似たカタチの雰囲気で、僕は、そういう系統のカタチの和菓子をきっとあまり好んでいないんだと思う。
京都出身だと言うと、何でも京の和菓子を知っていると思わないで欲しい。
土産とかで誰かが京都の和菓子を買ってくると、解説を求める風潮もやめて欲しい。(笑)
東京だって色々な老舗があるのに知らない人の方が多いのではなかろうか？
この食べログでの2016年頃、店舗登録すらされていない老舗がいくつもあった。
例えば、元文二年(1737年)創業の日本橋の「八木長本店」、安政元年(1854年)創業の築地「丸山海苔店」、双方、僕が店舗登録から行った。
京都の店だと歴史があるだけで、些細な漬物屋などまで丁重にアップされるのに、東京の店は、今でもまだこの食べログで日の目を見ない老舗がいくつもある。
きっと、一緒である。
太秦出身の僕にとっての「笹屋」さんは、「笹屋守栄」であり、「うぶ餅」ぐらいの知識しかない。
ただ、例えば「笹屋昌園」の本わらび餅に歴史を必要以上に感じて欲しくないとは思ったりする。アレが大々的に世に出て販売されたのは平成になってからなので、昭和の終わりに京を離れた僕は知らない。
と言うか、その笹屋昌園さんは、この笹屋伊織さんから独立した感じなんだと思う。
さて、あまり語り始めるとボロがでるので止める。(笑)
この店は、池袋西武のデパ地下の中の店である。
本来は池袋西口人として池袋東武を大事にしているのだが、そのデパ地下の和菓子売場は、せっかく出店した「鶴屋吉信」を早々に失ったり、最近は今ひとつな運営で、現段階では西武の方が圧倒的に優位だと思う。
ただ、唯一、その場で作っている「仙太郎」だけは、東武の宝だと思うのだが。
初夏っぽい雰囲気のモノを贈答用に考えて、まず自らの味見的に購入。
「本わらび餅」(432円)、コレは何年か前に食べて、美味しいと思っていたが、やや本わらびの味わいが淡くなったか？いや、十分に美味しいのだけれど。
「くず餅」「笹くず餅」(各194円)、コレ、CPが良い。
あまり名のある老舗の和菓子に対して、CPのコトはムリに書きたくないのであるが、これからの季節の、ちょっとしたお茶菓子には最適だと思う。
「涼の晴風・くず餅セット」(928円)、くず餅は前述の通り。涼の晴風はゼリーである。
色々な店でこの時期並び始める金魚だが、この店はコンパクトに涼し気で良いと思う。
こういうゼリーは、味わい部分よりも、見た目の方が重視される水菓子だと思う。
今風に「映え」などと声高に言わずとも、昔から特に和菓子の世界では取り入れられていた感覚であると思う。
「柳桜園」のほうじ茶などと合わせれば、はんなりした「ひととき」を過ごせる。
おおきに、ごちそうさんでした。
（文責：京夏終空、2022.5.18）
（29件/3.07）