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東池袋1丁目、惜しまれながらの閉店。
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京夏終空
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店名 |
閉店
ダイニング酒場 風”(Buu)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、焼き鳥、焼酎バー |
住所 | |
交通手段 |
池袋駅東口徒歩3分 池袋駅から418m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
サービス料・ チャージ |
チャージ500円 |
席数 |
25席 (カウンター8席、テーブル10席、半個室7席) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可) 半個室となります。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2011年10月28日 |
備考 |
Wi-Fi(無料接続可) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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なくなる店にも、いろいろある。と、同時に、いろんな想いもある。
最初で、最後の訪問となった。
ちょっと前にも「横浜 元祖 札幌や」で、書いたのだが、自分にとっては初めての店でも、ある人にとっては大事な店である場合がある。例えが悪いかもしれないが、どこか友人の親のお通夜に行く感じに似ている。直接面識は無くとも、その友人の気持ちを慮って、何となくではあるがそういう雰囲気になる。
でも、この店の場合は、違った。実は、訪問時の段階では、閉店するという情報を得ていなかった。だから、紹介していただいたマイレビさんをはじめ、何の曇りも無く楽しいひと時を過ごすコトができた。
その後、閉店するという知らせ。
この前会った時は、あんなに元気だったのに…。そういう感覚。
その会った時の話。
ビールで始め、各々お酒と会話が止まらない。その日、初めてお会いするレビュアーの方ともずっと話しに夢中になり、序盤は出された料理の数々が過剰気味の感じさえした。目の前の料理の数々に目がいき、食べ始めるのだが、スグにまた話に夢中になる。
魚も、串焼きも、乾きモノも、全部ウマいから、そのウマい話を始めるのだが、どうも横道に反れて、話しは全く別の方向へ向かう。そして、あっ!と気づき、また食べ始めるが、話し出すと止まらない。もちろん、お酒の方も止まらない。(笑)
上質な脂ののった焼魚。身を割る箸に脂がつたう。歯応えとともに噛みしめると旨味が吐き出されるような薫製のようなホルモンスライス。エノキ茸を風味を飛ばさず、水分だけ抜き取った乾燥エノキ。脂の段階的凝固に伴い、味が変化する冷めても美味しい串焼き。火で炙ると磯の香りが口一杯に広がるホタルイカの干物。
料理にセンスがある人が提供するモノは、決まってウマい。ムリに奇をてらったり、ムリに格好などつけなくとも、それは十分に伝わってくる。その象徴が、最後に〆に出されたちゃんこラーメン。お店で提供する以上、見合った価格というモノが存在するわけだから、限られた材料費の中でコレだけの味の広がりを出せるコトに感服する以外に無い。
と、それだけの料理を出しておきながら、酒飲みの会話を邪魔しない料理。居酒屋、ダイニングバーなどにおいて、ひょっとするとソレが一番大事であったりする。あまりにも自己主張が強く、食材や調理方法などの話をダラダラ続けなければならない料理は、居酒屋やダイニングバーにおいては、むしろ要らないと言ってもイイ。
僕は、常々、食べログレビュアーとして、心掛けているコトがある。出来れば、無心で食べたい。そういかなくとも、楽しく食べたい。普通に食べたい。そして、後で思い出して、綴ればイイ。
一番ダメなのは、かまえて入る。食事とも言えない取材のような食べ方。一眼レフを構え、ああだこうだと構図さえ考える。目の前に出された料理の「旬」を逃し、「ウマい!旬だ!」と、恥ずかしげもなく言う。料理人に対しても失礼だし、周りにとっても迷惑だ。ラーメン、冷めてますよ。旬は、あなたがシャッターを押してる間に過ぎてますよ。表面が、乾いてしまいますよ。撮ってイイ料理とそうでない料理の区別もつかない。
話しがややそれた。料理をメインとする店。お酒をメインとする店。お客の会話をメインとする店。職人とのやりとりをメインにする店。ファストフード店のように、忙しいお客の滞在時間などの省力化をメインにする店。いろいろあるだろう。
それぞれ、お店により分をわきまえる。
この店、そういう意味でも、出来過ぎていた店なのかも知れない。
ふと、そんなコトを思った。
ありがとうございました。
きっと、また、どこかでお会いできることを信じて。
(文責:京夏終空、2015.2.13)
(※写真は、後日掲載。)