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三福
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フレディ父さん
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
三福（やきとん三福）
|
|---|---|
| ジャンル | 居酒屋、焼き鳥、もつ焼き |
| お問い合わせ |
03-3971-1773 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ池袋駅西口徒歩1分 池袋駅から171m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥2,000～￥2,999 ￥2,000～￥2,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
50席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
1956年10月31日 |
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| 初投稿者 |
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ホッピーのことを知ったのは、ほんの数年前だった。主として関東地方だけに流通している飲み物なので、関西や名古屋では見かけたことがない（最近は出回っているかもしれないが）。通販で取り寄せてノンアルコール・ビールのような感覚で飲んでみたけれど、正直あまり美味しいとは思わなかった・・
「それはねぇ、そもそも飲み方が間違ってます」
romgray0718さんと昨年暮れにご一緒した際、二件目の居酒屋でホッピーの話になった。私が感想を伝えたところ、本来の飲み方はそんなものではないとおっしゃるのだ。
「次の機会には、私が正しいホッピーの飲み方をお教えしましょう」
あれから3か月、約束の日は意外に早く訪れた。私たち二人は一軒目ですでに1リットルのビールを飲み、ほろ酔い加減で池袋駅を目指した。romさんに導かれて西口から近い居酒屋の入口を開ける。まだ陽の高い時間ながら、古めかしい店内はぎっしり満員で熱気にあふれていた。幸いテーブル席がひとつ空いていて、落ち着くことができた。
オーダーするのはもちろんホッピー。間もなく360mlのボトルとジョッキがセットされる。ジョッキには氷と焼酎（甲類）が入っていて、ここにホッピーを注ぐ。この焼酎のことをナカと呼び、追加するときは「ナカ、おかわり」という風に注文する。一方、ホッピーのボトルのことはソトと言われる。「昨夜はソト2・ナカ5で飲み過ぎ・・」というような感じで、酒量の表現としても用いられるようだ。
初めて口にしたホッピー（焼酎のホッピー割り）は辛口チューハイ風でなかなかイケる。サラリとした飲み口は若者にもウケそうだ。アテは中豆腐と焼きとん盛り合わせを注文した。中豆腐というのは、もつ煮込みから豆腐だけをすくい上げたもの。透き通ったスープが旨い。焼きとんは、どれがどの部位なのか正直よくわからないのだけれど、辛味噌のたれでホッピーが進む。これも旨いなあ。
こちらの店、昭和31年の創業なのだそうだ。まだ、戦後復興途上の時代から、下町の親爺たちに愛されてきたということか。昭和が去り平成が幕を閉じようとしている今でも、当時と変わらない味わいと雰囲気。これが池袋の街と絶妙に折り重なっている。ノスタルジックな気分に浸りながら、ホッピーを傾けるのも悪くない。
今回はromさんに昭和の酒場をご指南いただいたが、機会あれば腰を据えて、とことんやりたいものだ。次回ホッピー講座（中級編）がいつになることか、心待ちにしています。素敵な時間を、ありがとうございました。