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西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
池袋西口が誇る、手軽にサクッと食べる天丼の老舗の名店である。
池袋西口(北)、旧北口スグのスタンド天丼店。
スタンドと行っても立ち食いではない。
駅ナカや駅近にある、簡易的なこぢんまりとした店で、概ねハイカウンター・ハイチェアーだけの店のコトである。
池袋駅西口側では、洋食屋の「チェック」を「スタンド洋食店」と、「サンマルコ」や「カレーの家」を「スタンドカレー店」と名付け、どの店も老舗の名店と呼ぶのに相応しい。
さらに、「牛の家」を「スタンドステーキ店」と、もっと言えば若干のテーブル席がある「まんまる」までも「スタンドうなぎ店」と呼んだりする。
この店との付き合いも、軽く30年を過ぎたであろう。
ほぼ駅前立地で、時間のあまりない時も、サクッとお腹を満たすコトができる。
何せ、入店してから提供されるまで、基本的には、3,4分程度であろう。
時間の有効活用にも、多大なる貢献をしている。
入店するなり、「ジャンボ」とひと言、千円を置く。
「ジャンボ天丼」(1,000円) ーー 写真の通り。
もう、何度も食べているこの店のメニューである。
いや、きっと、今までの90%以上は、この「ジャンボ天丼」である。
海老2尾、キス2枚、イカ、春菊、海苔、シシトウで、ご飯大盛である。
30年以上、ずっと愛してやまないジャンボである。
今までさんざん書いてきたので繰り返さないが、「早や天丼」として美味なる天丼である。
2,3分揚げたかな?と思うと、スグに出されて、スグにかき込むタイプの天丼。
もちろん、その時間から、衣は白っぽい色合い。
薄甘系のタレがまたイイ。
サクッと食べるための味付けだと考えれば、まさにコレが正解だろう。
うん、いつも通り、美味しかった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2024.3.5)
(562件/3.49)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
駅前立地で、手軽にサクッと食べる天丼の老舗の名店である。
池袋西口(北口)のスタンド天丼店。
時間の無いときに、気軽に寄っていける天丼店である。
スタンドと行っても立ち食いではない。
駅ナカや駅近にある、簡易的なこぢんまりとした店で、概ねハイカウンター・ハイチェアーだけの店のコトである。
あるレビュアーさんから「特製天丼」を勧められ、ソレにしてみた。
ほぼ35年間、「ジャンボ天丼」」9割以上、あとはきっと「エビ天丼」「天丼」1割以下で過ごしてきた人間なので、何だか新鮮だった。
「特製天丼」(1,100円) ーー 写真の通り。
何が違うのか、「穴子」である。
ひょっとして、初めて?
こんなに長年通っている店なのに、ましてや「穴子」も「穴子天」も嫌いじゃないのに・・・。
その穴子天、デカい。旨い。
そして、この店のタレとの相性。
サラリとしているが、醤油感が芯にシッカリとあるタレにもよく合っているのだ。
アツアツの白メシともイイ感じである。
うん、美味しかった。
ごちそうさまでした。
長年通っている店で、新鮮な体験ができた。
ありがとうございます。
(文責:京夏終空、2024.1.24)
(551件/3.49)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
駅前立地で、手軽にサクッと食べる天丼の老舗の名店である。
池袋西口(北口)のスタンド天丼店。
スタンドと行っても立ち食いではない。
駅ナカや駅近にある、簡易的なこぢんまりとした店で、概ねハイカウンター・ハイチェアーだけの店のコトである。
池袋駅西口側では、洋食屋の「チェック」を「スタンド洋食店」と、「サンマルコ」や「カレーの家」を「スタンドカレー店」と名付け、どの店も老舗の名店と呼ぶのに相応しい。
さらに、「牛の家」を「スタンドステーキ店」と、もっと言えば若干のテーブル席がある「まんまる」までも「スタンドうなぎ店」と呼んだりする。
「海老天丼」(1,000円) ―― 写真の通り。
30年以上、ずっと愛してやまない「ジャンボ天丼」であったが、3,4年前から、5回に1回ぐらいの割合で、この「海老天丼」を食べるようになった。
詳細は繰り返さないが、「早や天丼」として美味なる天丼である。
3,4分揚げたかな?と思うと、スグに出されて、スグにかき込むタイプの天丼。
時間の余裕があまりないとき、これから飲むぞという前の小腹の足し、いろいろなシチュエーションで使える店である。
今回も満足。
ごちそうさまでした。
味についての方向性だけで語れば、別にコレでなくてもイイかも知れない。
僕は、この店の味の評価に対して「4.0」を超えさせたコトがないように思う。
しかし、立地や、その手軽さや、CPで納得できるので、通い続ける。
もう、35年ぐらいの付き合いであろう。
(文責:京夏終空、2023.1.31)
(483件/3.49)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
駅前立地で、手軽にサクッと食べる天丼の老舗の名店である。
池袋西口(北口)のスタンド天丼店。
スタンドと行っても立ち食いではない。
駅ナカや駅近にある、簡易的なこぢんまりとした店で、概ねハイカウンター・ハイチェアーだけの店のコトである。
池袋駅西口側では、洋食屋の「チェック」を「スタンド洋食店」と、「サンマルコ」や「カレーの家」を「スタンドカレー店」と名付け、どの店も老舗の名店と呼ぶのに相応しい。
さらに、「牛の家」を「スタンドステーキ店」と、もっと言えば若干のテーブル席がある「まんまる」までも「スタンドうなぎ店」と呼んだりする。
「ジャンボ」と告げて、千円札を置く。
「ジャンボ天丼」(1,000円) ―― 写真の通り。
毎回書いているであろう。
30年以上、ずっと愛してやまないジャンボである。
詳細は繰り返さないが、「早や天丼」として美味なる天丼である。
2,3分揚げたかな?と思うと、スグに出されて、スグにかき込むタイプの天丼。
今回は、いつも書いているだけなので、キス天に紅生姜を添えた写真を撮ってみた。(笑)
レビューなので、ああだこうだと書くのだが、食べている時は、ほぼ無意識でそうしている。
で、今回意識したセイで、イカ天にも合わせてみたりした。
もちろん合う。
六文・スエヒロ系の立ち食いそばでは、ゲソ天に半紅生姜天が常套手段である。
いつも通り、サクッと美味しく食べた。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2022.11.4)
(343件/3.49)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
池袋西口(北口)のスタンド天丼店。
時間の無い中、駅前でサクッと食べる天丼の老舗の名店である。
前回訪問時は、提供時間の問題で苦言を呈した。
そして、珍しく半年以上の期間を空けてもみた。
しかし、池袋西口人にとっては、至極便利で使い勝手が良い店なのである。
ゆっくり食べる時間が無いなと思う中で、天丼が食べられるって、スゴく贅沢な気もする。
「ジャンボ」と告げて、千円札を置く。
「ジャンボ天丼」(1,000円) ―― 写真の通り。
30年以上、ずっと愛してやまないジャンボである。
今までさんざん書いてきたので繰り返さないが、「早や天丼」として美味なる天丼である。
2,3分揚げたかな?と思うと、スグに出されて、スグにかき込むタイプの天丼。
もちろん、その時間から、衣は白っぽい色合い。
薄甘系のタレがまたイイ。
サクッと食べるための味付けだと考えれば、まさにコレが正解だろう。
このジャンボ、エビ天2本というのが、またミソである。
好きなモノから食べたい派にも、好きなモノを最後にとっておく派にも、満足できる対応なんだと思われる。
キス天と紅生姜の相性も良い。
イカ天、厚みがあり、食べ応え上々。
海苔天って、なかなか食べる機会が無いよな。…と思ったりする。
春菊天、シシトウ天も良いアクセント。
写真データから察するに、遠景の写真を撮ってから、4分後には提供されている。
食事時間も、ものの5分弱だと思う。
ほんの10分間の幸せなのである。
コレこそが、天丼ふじの偉大さである。
満足。
ごちそうさまでした。
ところで、いつもスルーしているが、30年以上一度たりとも美味しいと思ったコトの無い、この店の味噌汁。(笑)
ダシ感も何も攻めて来ないし、だいたい薄すぎるような気がする。
言ってみれば、味噌味のお湯。
でも、今回、急に思ったのだ。
この薄さ、この味の主張の無さ、絶妙なのではないか?…と。
味噌汁を飲んだあと天丼をかき込むと、天丼がより活き活きしている気がする。
もし仮に、料亭の味のような赤だしが出てきたら、不釣り合いな天丼になってしまわないか?…その心配をしなくてよい絶妙な味噌汁なのだと、しみじみ思った。(笑)
居場所をわきまえる。大事なコトだ。
(文責:京夏終空、2021.12.21)
(281件/3.57)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
池袋西口(北口)のスタンド天丼店。
時間の無い中、駅前でサクッと食べる天丼である。
そういう位置付けで、約30年間、ずっと付き合ってきたし、今までもそう書いてきた。
だから、誰かに味のコトを詳細に言われたり、店員の態度のコトを言われたって、気にするコトは無いと思っていた。
地元の長年の付き合いなので、あえて上から目線な書き方をするのだが、結論から言えば、今回、評点を「4.0」以上から陥落させた。
僕は、いくらその店の大ファンだとしても、盲目のファンにはなりたくない。
別に、その考えが偽善的だと言われてもかまわない。
こうして発信する以上、恣意的に何かを隠したり、誤解を与える情報を提供する方が罪だと思っている。
今回、あらためて、よくわかったコトがある。
築地の名店などと同様、この店は、やはり、「はやい・やすい・うまい」でなければならないのだ。
まぁ「うまい」と言っても、吉野家の牛丼同様、極上など望んでいない。
適度にウマくて、適度に満足するに値する味であればイイのである。
安いという部分は、その判断が難しいが、この店の立地や、揚げ立て後30秒以内提供や、このレベルのタネのモノとすれば、まぁ合格点レベルなんだろうとずっと思っている。
そして、最後に「はやい」である。
接客や、丼の盛り付けが雑であったとしても、誰も文句などは言わない。
立地的にももちろん、スタンド天丼店なのだから、サクッと食べられるのが良いのである。
この3点がある限り、僕は、この店を老舗の名店だと思っている。
ところが、…である。
今回、この店と僕の約30年の歴史の中で、初めて15分以上滞在するコトとなった。
より美味しい天丼を食べる方法は、他にいくつでもある。
でも、サクッといきたい場合は適さない店であったりする。
だから、この店なのである。
今回、提供までに10分近くを要した。
アウト、…である。
僕が勝手に考えている地元池袋の老舗の名店の場合。
例えば、「君塚」で丼モノやカレー系以外で、提供時間が2分以上かかったら、アウトだろう。
例えば、「キッチンチェック」で、同様にグラタン系以外で10分以上かかったら、アウトだろう。
「まんまる」のランチ時で、10分もアウトである。
「千登利」での酒は当たり前だが、肉豆腐が1分でもアウトなのである。
そう、どの店も、言ってみれば大衆スタンド的な店であり、サクッとイケるコトが重要なのである。
まぁ、僕の場合、そんなに混み合っている時間帯に訪問していないので、ジャストの繁忙時間帯は若干違うのだろうが…。
「えび天丼(ご飯大盛)」(1,100円) ―― 写真の通り。
ご飯を大盛にしたコトも察して欲しかった。
14時を過ぎた時間帯、食材・備品の納入業者か何かを優先対応している。
その支払い関係の、伝票の確認作業や、オツリを探したりしている。
僕は、注文して、先払いして、ずっと待っている状態。
この店の場合、「代金は品物と引き換えにお願いします」と貼り紙があるのだが、そのルールは厳密ではないような感じで、今も先払い・後払い自由であると思われるが、僕は長年のクセで先払いしている。
通常なら、早ければ、ものの3,4分での提供。
遅くても、5,6分だろう。
少なくとも揚げ始めてからは、2,3分以内で揚げ上がっている感じである。
ところが、なかなか揚げ始められない。
時間もあまり余裕が無いし、腹も減っている。
だからこその、その日のこの店の選択であったし、珍しく約2年ぶりに「えび天丼」を大盛にしたのだ。
今回、揚げ始めてからは、ものの2分ぐらいだったと思う。
提供までに、10分ぐらいを要した。
みそ汁が後から出てくるのも珍しい。
いつもの、天丼ふじのえび天の味であり、天丼の味である。
いつも以上に、急いでかき込んだ。
ごちそうさまでした。
コレも、度々書いているが、いくら食道楽だと言っても、人生、食べる時間だけが一番幸せなのでは無い。
僕は他にやりたいコトがたくさんあるから、こういうサクッと食べられる店を好んでいるのである。
1,2時間ディナーでゆっくり食事をして、その後バーなどで、2,3時間過ごす。
そういう3~5時間の使い方もあれば、食事は30分程度で済ませ、2時間半~4時間半を他の趣味の時間などに使う幸せだってある。
店々によって、それぞれ立ち位置は違うが、急に立ち位置を変えられると困惑するのである。
もちろん、たまたまだったのだろうが、やり方はあったハズである。
ソレが手に取るようにわかってしまったコトが、より残念でならなかった。
(文責:京夏終空、2021.5.19)
(264件/3.56)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
メニューを見る、というムダな抵抗。(笑)
何となく、たまには「特製天丼」にしてみようかとか、「海老天丼」や「イカ天丼」にしてみようかという発想が無いではない。
時系列的に詳細に反芻すれば、少なくともお店の中に入るまでは、そんな漠然とした考えも残っているんだと思う。
しかしながら、席を定めて座り、目の前に店員さんが来ると、何故か「ジャンボ」と言ってしまう。
30年も食っていれば、仕方がないコトなのかも知れないが、いわゆる「慣れ」や「クセ」のようなモノとはちょっと違うんだと思う。
もっと保守的な、確固たる反冒険心のようなモノかも知れない。
池袋西口・池袋北口の界隈の、駅前的立地なので何度も目の前を通る場所である。
気持ちがヒットするタイミングなど、自分自身でもわからないのかも知れない。
少なくとも、ここ十数年、「天丼ふじ」に行こうなどと思って訪問したコトがないような気がする。
お店の目の前を通り、何となく、で訪問しているケースばかりだろう。
「ジャンボ天丼」(1,000円) ―― 写真の通り。
海老2尾、キス2つ、イカ、春菊、海苔、シシトウで、ご飯大盛である。
今までさんざん書いてきたので繰り返さないが、注文が入ってから、ものの3,4分以内に、揚げ立て天丼が提供される。
スタンド天丼店として、秀逸な出来だと思う。
今回は、2013年の初レビューで書きっぱなしだったコトから1点、キス天の食べ方である。
各々好みがあるので、個人的なコトではある。
キスのタネとしてのレベルは長年ほぼ一定だが、仕込みからの時間の差は当然にある。
キス独特のクサみのようなモノが気になる場合は、ぜひ紅生姜を合わせて欲しい。
あと、タレは前回「甘め」と書いたが、今回は、甘めの中に、凛とした辛さもあると感じた。
そんなのは、前後の食べ合わせのブレの範疇なのかも知れないが、そう感じたので書いておく。
積極的訪問でないにしろ、食後には、いつも満足している自分がいる。
だから、また来る。…その繰り返しの30年。
ごちそうさまでした。
最近、中国人客が多い。
いや、立地的に今までも中国人の訪問者は確認できていたのだが、どうにかすると中国人ばかりに囲まれて食べるコトとなる。
以前から老若男女が集う店ではあったが、いよいよグローバル化も進んできたか。
「池袋チャイナタウン」に凛として立つ、日本の象徴「富士(天丼ふじ)」だと言ってきたが、今後どうなっていくのだろう?
(文責:京夏終空、2020.11.7)
(254件/3.57)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
誰が何と言おうと、文句なく池袋西口の名店である。
好みとか、そういうコトではなく、存在自体が、別格なのである。
いつも書いているが、「君塚」「キッチンチェック」「千登利」などと同様、池袋西口住民や、勤務経験者にとっては、ソウルフードならぬ、ソウルショップといっても過言では無い。
便利な場所にあり、気軽に立ち寄れる。
と、いつも、そんな感じのレビューしか書いてこなかった気がするので、今回は、「味」について書いてみたいと初めて思った。(笑)
いつものように、「ジャンボ」と言って、千円札を置く。
「ジャンボ天丼」(1,000円) ―― 写真の通り。
海老2尾、キス2つ、イカ、春菊、海苔、シシトウで、ご飯大盛である。
天ぷらは、もちろん注文が入ってから揚げられる。
提供までのその時間、3,4分程度。
薄く衣をまとって、高温で揚げられているのかと思う。
つまり、油切りすら、まともにできていないだろう時間である。
であるが、油クドさを感じたコトはないかも知れない。
タレはかけられるが、カラッと揚がっている印象である。
ただ、後半は、ご飯に接している部分は、当然にシナッとなってくる。
タレは、甘めであり、コクや深みなどはあまり感じられない。
サラリとしている印象もあるが、甘みや旨みが単純で、タレの存在自体を強くは意識させられない。
ご飯も、コレと言って、ややカタめに素晴らしく仕上がった炊き上がりだとも思わない。
そう、こうやって、いわゆるグルメな感想を書こうとすると、何一つ取り上げて良いと言える部分はないかも知れないのである。
ただ、唯一、当たり前の、揚げ立てである、という部分しかセールスポイントがないような気もしてくる。
では、何故に、この天丼に魅了され、何十年も通う人が多いのかというと、こと「味」で言えば、全体的なバランスなのであろうと思う。
こだわりの油、こだわりの衣、こだわりの食材、そういったトコロから一番遠い存在の天丼であり、何気なく、サクッと短い時間で食べられるスタンド天丼店としての領分をわきまえている、絶妙な味のバランスがそこにあると思うのだ。
この天丼を、例えば、銀座天一、銀座ハゲ天、新宿つな八などと比べようと思ったコトすらない。
また、浅草大黒家、日本橋金子半之助などとも、である。
そもそも、価格帯が違う。
そう、この店の良さは、「味」以外の部分で、手軽に安価でサクッとそれなりに納得して食べられる、スタンド店としてのバランスも良いのだ。
通い続ける誰もが、極上の天丼など望んでいない。
安価で、適度に美味しく、手軽に短時間に、揚げ立てのアツアツ天丼を、サクッと食べられる天丼を望むが故、通っているのだ。
個人的には、この食べログで「3.50」を超える店だとも思わない。
「3.40」点台が、しっくりくるような気もする。
僕は、長年の評価が重なっているので、どうしても、礼儀としても「4.0」以下は付けられないのだが…。
ごちそうさまでした。
写真の撮り方が悪かったが、紅生姜が添えられる天丼はそんなに多くないと思う。
ソレも、よくよく考えれば、そういう天丼だと、告白されているのかも知れない。
庶民の食べ物である牛丼やカツ丼に添えられる紅生姜。
そういうレベルの食べ物だと通知されているかのようなのである。
以前、池袋の叙々苑で、ランチで牛丼を出していた頃、千円のその牛丼を食べたときに思ったコトがある。
肉質も、タレも、叙々苑らしく、上級な牛丼であるコトは理解できたのだが、かと言って、ソレを食べるために通おうとは思わなかった。
3分の1程度の価格の吉野家の方が、ずっと牛丼らしく、サクッと食べられるのである。
この「天丼ふじ」は、便利な場所にあり、池袋西口人に、一定レベルの揚げ立ての天丼を、安価で提供し続けている名店なのである。
そして、その天丼は、肩肘張って食べたり、意気込んで食べる天丼とは違った、庶民のためのスタンド天丼店としての立場をわきまえた天丼なのである。
(文責:京夏終空、2020.3.11)
(237件/3.57)
西池袋1丁目、「天丼ふじ」。【37th】
池袋中華街で「令和」を掲げた「ふじグループ」。
やはり、そうだった。
前回レビュー通り、池袋中華街入口の象徴のような「陽光城」の真ん前にある店である。
「ジャンボ天丼」を「フジヤマ天丼」と勝手に名付けた。
この「天丼ふじ」と同じグループのパチンコ屋「パーラー富士(PARLOR FUJI)」が早々に「令和」を掲げた。
前回は、こう書いた。
『池袋北口に、凛と立つ「ふじ」。池袋中華街エリアの「ニッポン」の象徴。』
だと。
さらに、こう続けた。
『もう、この店は、単なる天丼屋ではない。』
『もはや、この場所は、日本と言えるのだろうかさえ怪しい。』
つい最近「池袋北口」が消滅した。
厳密言えば、表記が「池袋駅西口(北)」という文字に変った。
それでも、今まで通り、多くのチェーン店等の「池袋北口店」が存在する。
我々は、今まで通り「池袋北口」と言い続けるだろう。
「海老天丼」(1,000円) ―― おそらく、27、28年ぶりに、この店の「海老天丼」を食べた。
出会ってから、普通の「天丼」は食べたコトがある。しかし、ほぼずっと「ジャンボ天丼」だったが、その日、急にコレにいった。
大きな海老天が4本、あとはシシトウ天。
もちろん揚げ立て、プリプリ海老天。
タレのはんなりした感じが、またイイ。
紅生姜もポイントが高い。
メシをかき込んで食べる感じの海老天丼。
ウマい。以上。
ごちそうさまでした。
この店は、かしこまった天丼屋では無い。
駅前の、簡易的なスタンド天丼店である。
もうスグ、通い始めて30年になる。
池袋西口人のソウルフード的な店である。
「天丼ふじ」「キッチンチェック」「君塚」・・・。
地元人にとってみれば、同等なのである。
ホントは、食べログで、ああだこうだと述べる対象でもないような気がする。
実用的で、無くてはならない店々。
ソレを、あえて、こうして書く以上、敬意を表すべき店である。
(文責:京夏終空、2019.4.7)
(216件/3.58)
池袋北口のウマくて早い揚げ立て天丼屋。【37th】★訪問回数50回以上
池袋北口に、凛と立つ「ふじ」。池袋中華街エリアの「ニッポン」の象徴。
もう、この店は、単なる天丼屋ではない。ここのトコロ、半年に1回位の訪問ペースだが、店に行く度に思う。池袋中華街のこのエリアにあって、和食の代表格の一つである「天丼」を売り続けている日本の象徴なのではないか、と。
街の香りが、中華油の香りになりそうな場所に、天ぷら油の香りを街に吐き出しているコトが、頼もしくさえ思えてきた。この店の半径50m範囲で言えば、日本人と中国人の人口比率は半々位ではなかろうか?半径20m位で考えたら、日本人30%、中国人70%位まできているであろう。通過人口を算入せず滞在人口に限れば、日本人10%、中国人90%位である。
もはや、この場所は、日本と言えるのだろうかさえ怪しい。
その、ど真ん中で天丼を食う。いつものジャンボ天丼(¥1,000)だ。今回は、その天ぷらの盛り方が、やけに高く積まれていたように感じた。ウマい。25年以上通っている店だが、この和食に今更ながら涙が出てくる。
そうだ!コレは、フジヤマだ!
ジャンボ天丼を僕は、これから「フジヤマ天丼」と呼ぼう。
そんなコトを思った。
(文責:京夏終空、2015.3.15)
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天丼ふじ値上げ。
天丼¥700⇒¥800
ジャンボ¥900⇒¥1,000
(非更新再訪メモ、2014.4.5)
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半年ぶりに行った。行ったというか、吸い寄せられた。
池袋北口は、もはや中国と化している。歩いている人も店も中国色がかなり濃いエリア。池袋の商工会系も基本ウェルカムだからいいのだが、狭い歩道に中国の新聞を片手に通行人に配ったり、複数人数でタムロされるとちょっと迷惑でもある。そんな、中国の方のカタマリを除けて、建物に目一杯近い場所をすり抜けようとしたら、天ぷらのイイ香り。気が付いたら中に入っていた。
やはり、「ジャンボ!」と言って、千円札をテーブルの上に置く。注文が入ってから揚げてくれるので、いつもアツアツで香りも良く、ウマい。ちょっと訂正事項、前回、コノ店の水がマズいと書いたが、今回は決してマズくはなかった。機械自体は10年近く前から変わっていないらしい。ということは、ココ10年はマズくなかったのかも知れない。さらに、その前の10年の印象で、マズいと書いてしまったようだ。お店では、普段、あまり水は飲まない方なので、全然手をつけないことも多々ある。前回、マズいと書いてしまったことを訂正し、お詫び申し上げます。
あっ、ジャンボ天丼ですね、コレは間違いなくウマい。普通に出される天丼のタレはやや少な目か。でも、僕はこれ位がちょうどイイ。天丼食べてアッサリって言うのも変だけど、それに近い感覚はある。サッパリと天丼を食う。有りなんじゃないかな。
(具材等は下記参照。ジャンボ天丼¥900。ジャンボじゃない普通の天丼は¥700。)
コノ店の名前、「天丼ふじ」、暖簾にもその大きな文字が書かれている。中国エリアに凛と立つ「ふじ」の文字。20年以上、池袋の地で多くのファンを生み続けている。
(文責:京夏終空、2013.10.7)
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【以下、以前のレビュー】
「ジャンボ」と一言言って、代金を置く。(2013.4.27)
「ジャンボ」と一言言って、テーブルの上に代金を置く。
そして、先にみそ汁が出されるので、すぐさまみそ汁をすする。
「ジャンボ天丼」がきたら、おもむろに海老天1本からかぶりつき、次に春菊、
次にいか天とのり天を同時に、次にキス天2枚と紅ショウガを同時に、次にししとう天、
ここで、みそ汁を9割がた飲み干し、最後に海老天1本でご飯を食べ終える。
残りのみそ汁を飲み干し「ごちそうさま」。
ササッと食べて、すぐ席を立つ。 この時間、約7,8分。
これが、この店の「通」の食べ方だと上司に教えられて、はや20年。
「代金は商品と引き替え」って書いてあるんだけど、もう今は人それぞれ。
お店側も店員によってマチマチ。
僕のオーダーは、大抵「ジャンボ天丼」900円。具材は上記のとおり。
食べる順序は自由だが、何だか、いまだに上司の命令(?)に従っている。
やはり、好きな海老天からってのは自然ですね。
春菊天は油が多めなので早いうちに対処したいですね。
いか天はタレのからみが少ないので、のり天と一緒に食べるといいですね。
キス天は紅しょうがと一緒に食べると魚くささが全く無くなりますね。
ししとう天で口を戻してから、みそ汁。いいですね。
そして、最後にもう一本の海老天で後味も最高。
残りのみそ汁を飲み干したら席を立つ。
この店のあえてのマイナスは水がまずい。
だから、みそ汁の飲み方の配分も重要になってくる。
こう考えると、何だか、理にかなっていて、食べる順番も変えられない。
サクッとあっさり、そしてガツンと食べられる「ジャンボ天丼」! おススメです。
※ 春菊天やキス天が苦手な方は、「海老天丼」をどうぞ。
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店名 |
天丼ふじ
|
---|---|
ジャンル | 天丼、揚げ物 |
お問い合わせ |
03-3985-0844 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
各線「池袋」駅(西口)から徒歩1分 池袋駅から188m |
営業時間 | |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
10席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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サービス | テイクアウト |
お店のPR | |
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池袋西口が誇る、手軽にサクッと食べる老舗の天丼の名店である。
池袋西口(北)、旧北口スグのスタンド天丼店。
スタンドと行っても立ち食いではない。
駅ナカや駅近にある、簡易的なこぢんまりとした店で、概ねハイカウンター・ハイチェアーだけの店のコトである。
入店するなり、「ジャンボ」とひと言、千円を置く。
「ジャンボ天丼」(1,000円) ーー 写真の通り。
もう、何度も食べているこの店のメニューである。
海老2尾、キス2枚、イカ、春菊、海苔、シシトウで、ご飯大盛である。
30年以上、ずっと愛してやまないジャンボである。
薄甘系のタレがまたイイ。
サクッと食べるための味付けだと考えれば、まさにコレが正解だろう。
このジャンボ、エビ天2本というのが、またミソである。
好きなモノから食べたい派にも、好きなモノを最後にとっておく派にも、満足できる対応なんだと思われる。
キス天と紅生姜の相性も良い。
イカ天、厚みがあり、食べ応え上々。
海苔天って、なかなか食べる機会が無いよな。
立ち食いそばでも、例えば「海苔天そば」とかあっても良さそうなのに…と思ったりする。
春菊天、シシトウ天も良いアクセント。
5分以内に提供されて、5分以内に食べ終わる。
そう、ほんの10分間弱の幸せなのである。
そして、コレこそが、天丼ふじの偉大さである。
満足。
ごちそうさまでした。
時間が無いときなど、サクッと食べられるという部分は、駅そばなどと同様に、時間の有効利用にも大いに役立っている。
もちろん、ゆっくり味わいながら食べるべきモノもあるのだが、人生の限られた時間の中で、他のコトに時間が使えるというメリットは大きい。
まだまだ、他にやりたいコトが多い歳頃である。(笑)
(文責:京夏終空、2024.3.29)
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