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勝負寿司店ではない貴重な町のお寿司屋さん
新大久保にはかつて『扇寿司』という、味、量、CP的に秀逸な町のお寿司屋さんがありました。なんでも、ご主人が病気になり店を畳まれたと言うことです。昼に7、8回ほど遣わせていただきましたが、650円でヴォーリューム、味等とても納得のいくサービスを提供してくれました。夜は夜で3000円程度で山盛りのフナ盛りがあったそうです。大衆寿司屋のひとつの伝説です!!ところが、次は夜に…と思っていた矢先のことです…消滅してしまいましたぁ…今や、私にとって扇寿司は大衆寿司屋のひとつの原点になっています。
そして、幸(こう)寿司です。
場所は新宿西口から大久保方面に向かって、お滝橋通りと職安通りが交差するあたりです。ほぼ北新宿百人町交差点にあります。
本日は昼メニューのちらし(大)950円(並は850円)をいただきました。1時過ぎにうかがいました。扉を開けると右に板場とカウンター10席ほど。左手には4人掛けのテーブルが2卓ありました。かなり狭い店内…。
お店は家族で営業されているようで、ご主人、奥さま、そして若大将の3人でやっているようです。私のちらしは、若大将が作ってくださいました。良い仕事をされています。(後客5人のにぎりは、ご主人が握っていらっしゃいました)。接客はいたって丁寧です。
汁物の鶏肉とだいこんのおすましは…こくがあって、美味しいです。が、私に薄味でした。突き出しは、まぐろのづけ3切れと蓮根の和え物。これは、なかなか美味しいです。
肝心のチラシは見た目、豪華です。期待値大です。まぐろ二切れ、はまち、烏賊、しめ鯖、赤貝、穴子二切れ、玉子二切れ…飾りとして、蒲鉾にかに足の蒲鉾。具はてんこ盛りで豪華ですよっ!酢飯も町のお寿司屋さんとしては、なかなかのお味です。ただ大盛にしても食べる方には、量的に満足いかないかもしれませんねぇ〜!
なお、料理はこの順に提供されました。
当店は町のお寿司屋さんとしたら概して満足いくお味かと…。扇寿司には及ばないにしても、さっくり寿司をいただくには、何かと使い勝手の良い大衆寿司屋かと思います。普段使いのお店としては、なかなかの良店です。接客もそれなりに丁寧でしたし…。
また、うかがわせていただきます。ご馳走さまでした。
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fiveroyales
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店名 |
幸寿司(KOSUSHI)
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
03-3371-5433 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
西武新宿駅から307m |
営業時間 | |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
席数 |
12席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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今日はどうにも、ランチで寿司を楽しみたかった。それも手頃な値段で、ちらし寿司にしたい。
大久保界わいでは街場の寿司屋は、いつの間にか無くなっていた。ご主人か高齢だったりして、後継がないと閉店は時代の流れなのかも知れない。
職場から一番近い幸寿司に、久しぶりに足を運んでみよう。前回の利用から、すでに10年を優に超えていた。つくづく、時間の経過は早いと感じた。
小滝橋通りから、北新宿百人町交差点を渡りすぐ右手に店舗がある。見るからに年期を感じる外観は、いかにも昭和からの街場の寿司店そのもので風情を感じた。
入口脇に暖簾に隠れ目立たないが、ランチメニューの価格があった。少しばかりではあるが、値段は多少なりとも上がっている。
扉を開けると、ガラガラと音が鳴った。
店内には客はまだ来ていなくて、どうやら口開けの一番客になったようだった。
店内は狭く、調理場前のカウンターが5席、カウンターの席には4人用テーブルが2卓と、かなり小ぢんまりとした造りとなっている。
調理場には高齢の大将がひとり、ホールには50を過ぎだくらいの男性のふたり体制のようだ。大将は入店に気づくとすぐに“いらっしゃい”の掛け声で迎え入れてくれた。大将のその声に笑顔ななかったので、多少緊張してしまった。
大将の仕事が間近に見える、カウンターに席を頂いた。仕事用に着ていた上着と、予備に持ってきたこうもり傘は空いている隣の席に置かせて貰おう。
予め“ちらし寿司”に決めて来たが、さて大盛にしようか、しまいか迷っていた。大盛だと、俄然値段が跳ね上がった。ちらし寿司のボリュームを、助手の男性に確認してみようか…
シャリの大盛は、100円増しで出来るそうだ。
大将の調理を見て楽しみつつ、スマートフォンをイジリ提供を待った。
待つ時間も、楽しいものだ…
提供された料理は、見た目から申し分ない。
過不足ない…ではなく、ネタが充分乗って満足度は高まった。〆鯖、蛸、鮪、鯵、鰤、卵焼き、蟹脚…
シャリを覆い尽くすネタが、嬉しくなる。
別皿には、自家製と思う大根、キュウリの漬物、それに鮪の刺身の切れ端が乗った。
味噌汁には、海老のかしらを出汁に、わかめが具材に提供だった。
まずは味噌汁を、ひと口啜ってみよう。
大きな旨味ある海老独特の旨味、そして甘みが特徴ある。
刺しチョコにわさびを乗せ、醤油を入れ箸で溶いた。、お櫃に回し入れたら…さあ、実食だ。
酢飯がちょうど良い塩梅に仕上がっている。シャリの加減が良く、美味しい。ネタが多く、選んで口にするのが楽しい。酢飯・ネタ大盛ちらし寿司でなくても、充分に満足出来た。
料理を楽しんでいるうちに、ひとり客の男性がふたりカウンターに座った。それぞれ“にぎり”を注文した。さらにスーツで決めた男性ふたり客が、テーブル席に座り“にぎり”を注文した。
その後には、客は続かなかった。
ゆっくり料理を味わった料理ので、勘定の際、客は皆いなくなっていた。ユルい昼の一時だった。