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「品格」を感じる新世代和風冷やし中華
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
【これを食べずに夏は越せない】冷やし中華・中盛(940円)
今日のランチは原宿あたり。
梅雨も開け、ジリジリと照りつける日差し。。。こんな日は、そう!いそじの冷やチューでしょう。
ajitoのサマソニ、千里眼の冷やしと並び、「毎年夏が来たら食べなきゃいけないヤーツ」の一つ、いそじの冷やし。
前述の2店が冷やチューのベクトルから新解釈したのとは異なり、いそじは、正規の冷やチューのベクトル上に豚魚和風アレンジ(?)を施した名作。今年はどんな感じなのかな?
平日14:15到着。いつもだとこの時間でも並びありですが。。。なんと店内2/3ほどの入り。
まもなく満席→店内待ちも発生したので、たまたまのエアーポケットだったらしいですね。
当然、券売機で押すボタンは冷やし中華。
食券を渡すタイミングで「並と中盛はどうされますか?」ここの麺は旨いですからね~、当然中盛で。
また、配膳前に「辛子は入れてもよろしいですか?」とヒアリング。こちらもお願いします。
しばし待ち着丼。
・・・そうそう、コレコレ!
キンキンに冷やされた太麺の上にはドロリとジェル状の冷やし豚魚ソース。その上にはチャーシュー、メンマ、味玉、大葉、キュウリ、トマト、ヤングコーン、青菜、カイワレ、海苔。また端にはキューブ型の出汁氷。
では、麺を引き出しズズズ。
・・・うまぁ(*´﹃`*)
ツルツルと滑らかな麺肌、はちきれんばかりの弾力。そしてモグモグと噛みしめるとしっかりした麺の香り。相変わらずここの麺は旨いですね~。
そしてそこに絡む冷やし豚魚ソース。何で出しているのか未だにわかりませんが、ネットリと粘度が高く、そこにいわゆる豚魚の味わいがしっかりと。また、わずかな酸味で全体を引き締めています。
塩梅はかなり強めで、冷たさとバランスを取っていますね。
個人的にはもっと酸味が効いている冷やチューが好きなので、卓上のお酢を2回しほど入れるとちょうどいいさっぱり加減に。
そしてこの一杯は、美しいトッピングの存在感も素晴らしいですね。
特に存在感あるのは、キュウリやトマト等の生の夏野菜。キュウリは飾り包丁が入れられ、トマトも丁寧に湯剥き。これ仕込みにかなり手間かかるでしょうねぇ。大葉のさっぱり感も間違いないし、ヤングコーンの歯ごたえもいいアクセント。
全体を混ぜ込むと、どこからともなく春雨的なものが。春雨より細く固く。。あ、これ「海藻クリスタル」ってやつですかね?量が少ないのでそれほど存在感はありませんが、去年までこれあったかな?
青菜はホウレンソウの胡麻和え的なもの。醤油系のタレの味わいに、胡麻系冷やチューの雰囲気も加わります。
また、これらをマゼマゼしつつ食べても、出汁氷のおかげで味が薄まらず、かつ温度をキープしてくれるといったアイデアはさすが。
チャーシュー、味玉、海苔はラーメンと共通ですが、冷やしで食べても間違いない旨さですね。
しっかりしたボリューム(中盛310g)と強い味わい、様々な具材による食感の楽しさもあり、あっという間にほぼ完食。
ただ注意なのは、ここで全部食べちゃうと後でもったいないことになるんです。
麺を二口分、チャーシューとメンマを少しだけ残し丼を上げ「スープ割りお願いします」!
これぞここの冷やチューを最後まで楽しみ尽くすTips。
厨房では、丼の中のものを小さな丼へ入れ直し、熱々のスープを注いでリターン。
そう、ここで麺や具が残っていれば「ミニ豚魚ラーメン」として二倍楽しめるというわけ。
キンキンに冷えたお腹を、温かいスープでじんわりと温め、大満足でごちそうさま。
いやぁ、これとサマソニはほんと、毎年、何度食べても全く飽きないなぁ。。
今年は猛暑が続くらしいし、もう一度食べに来ようかと思います。
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冷し中華・中盛(940円)
毎年9月になると気になってくるのが「今シーズンの冷やしメニュー、食い逃しはないか?」ということw
話題の冷やしもいろいろあるけれど、とりあえず毎年お馴染みとなっている俺的御三家はajito、千里眼、いそじ。
今日のランチは、その中でもまだ行けてなかったいそじさん。
平日14:15到着。店内ほぼ満席ですが空き2、後客3。
券売機にてヒヤチューの食券を購入。ホールの店員さんに食券を渡す際「中盛」をお願いします。ちなみに去年から10円値上げですが無問題。
周りを見渡すと、ヒヤチュー率は1/3くらいかな?相変わらずここはデフォ率高いです。
事前に「辛子は入れてよろしいですか?」とヒアリング。当然お願いします。
待つこと10分ほどで着丼。「つけ麺と同じくスープ割もできますので」と説明があります。
うん、今年も食べられましたよこの一杯!
・・・まず何より見た目の彩りがすばらしい!
麺の上には冷やしダレと出汁氷。そしてチャーシュー、大葉、トマトにキュウリ、ベビーコーン、カイワレ、青菜の胡麻和え、メンマ、味玉、海苔。
去年まではなかった胡麻和えが今年の変化かな?あとオクラがなくなりましたね。
最初に挙げた3店はどれも、「ヒヤチュー」というと酢醤油タレ、みたいな常識を打ち破ったメニュー。
ajitoは香味野菜+オリーブオイルをタレに使い、千里眼はJ系スープ+ゴマダレ、そしてこちらは豚魚スープを冷やしにしてしまったんですよね。
スープはネットリとした粘度を付けられた豚魚風味のもので、麺に強力に絡みます。味的には、節の風味と醤油のキレが印象的。
出汁氷も同系の味わいのものなので、温度をヒヤヒヤにキープしつつ味を薄めないというギミック。
塩梅はかなり強めで、例年よりちょっと当たりがキツめ。そのせいか味わいが平坦になったように感じました。レシピは同じだと思うんで、こちらの体調の問題かな?
では、全体をよく混ぜつつ頂きます。
・・・うん、こりゃたまんねぇなぁ。。。
ムギュッとした強靭な弾力を持った麺、そしてそこに絡みつく前述のネットリとしたタレ。ヤバウマ!
中盛315gの麺ですが、グングンなくなっていきますw
キュウリは飾り包丁を入れたもので、例年よりちょい細めにカットされていて食べやすいですね。
トマトは丁寧に湯剥きされており、青臭さなく甘みと酸味がいい感じ。
大葉とカイワレはこの手の一杯には間違いない薬味感!特に大葉のさっぱり感がベストマッチ。
新入りの青菜は、ほうれん草の胡麻和えかな。こちらもはっきりした味付けで、白ゴマの味わいを付加してくれます。
メンマは細くジャキッとした歯ごたえのもの。食感のいいアクセントになってくれますね。
チャーシューはワシッと固めでドライな感じ。
ラストにスープ割をした時に初めて肉の旨味が前面に出てきたので、冷やし系だとちょっともったいないかもしれませんね。
途中から丼の縁の辛子と卓上のお酢を投入。
うん、特にお酢の効果で、オーセンティックな酢醤油ヒヤチュー的な雰囲気も。
古典が好きな方は間違いなく入れるのがオススメですね。
あっという間に固形物完食。。となる前に、チャーシューと麺少々を残してスープ割をお願いします。
丼にそのままスープを注ぐのではなく、小さな丼に中身を移し替えてスープを注いでくれる一手間がいいですね。
割スープは、ドロっとした豚魚スープ。このスープがまた絶品で、一気にハイレベル豚魚な一杯に!
麺とチャーシューをちょっとだけ残したので、あら不思議、ミニミニ豚魚ラーメンの出来上がり。
ここでコレを食べるたびに「次回はデフォのラーメンを。。」と思うんですが、結局次の年の冷やしの季節まで来ないという不義理orz
サクッと固形物完食。スープも半分ほど飲み干して、大満足でごちそうさまでした。
いやぁ、やっぱ「三大冷やし」を食べないと夏は終われませんなw
また来年。。じゃなくて、今度はデフィを食べに来たいですね。
ちなみにこの冷やし中華、9月の連休までは提供するとのこと。
新世代ヒヤチューの旗手の逸品、多くの方に食べていただきたいですね!
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冷し中華・中盛(930円)
ajito ism@大井町、千里眼@駒場の冷やしは既にいただいたので、これを頂き今年も「俺的東京3大冷やし」コンプリート!
平日14:10到着。ちょうどグループ客が出たところだったので、なんと空席有り!
しかも後客続々で、まもなく店内待ち多数。ラッキーなタイミングでした。
券売機で一番上(!)にある冷やし中華のボタンをポチ。増税等の影響か、去年より40円値上げされてます。
店員さんに食券を渡すタイミングで「中盛無料ですが?」当然お願いし、着席。
待つこと7分ほどで「辛子は大丈夫ですか?」とヒアリング。こちらも当然お願いします。まもなく着丼。
そのタイミングで、酢は入ってないので卓上の酢をお好みで&食後はスープ割ができることが丁寧にアナウンスされます。
うんうん、コレを食べなくちゃ夏は終わりません。
相変わらず丁寧な仕事が光る、美しいルックスです。
麺の上にはドロリとした豚魚タレがかけられ、その上には彩りよい生野菜、そしてチャーシュー、味玉、メンマ、海苔。サイドには出汁氷、丼の縁には和辛子。
では、麺を引き出し一口。
・・・相変わらずうめぇなぁ。。。この麺、自家製麺を謳う東京のラ店の中でもトップクラスだと思っております。
「コシ=固さ」ではないということがよくわかる、ガチッとした歯ごたえなんだけど、強い弾力の後にスルリと歯が通る心地良い噛み心地。そしてしっかりした小麦の風味。。。相変わらず素晴しい。
そして、ここに絡むのがこちらオリジナルの冷たい豚魚ダレ。
ドロリとした粘度のあるタレは、味わい的には見事に「豚魚」。でも冷たくてドロッとしてて。。口当たりと舌で感じる味にギャップがあり、初めて食べる方はきっと驚くはず。
「去年より旨くなってる」という噂を聞いていたのですが、確かに全体のキレがより増しており、去年よりシャープな魚介感を感じるような気がしますね。うん、気のせいかもしれないけど旨くなってます!
塩梅は強めですが、冷やしなのでこのくらいインパクトが欲しいですね。また、ベースの旨味がしっかりしているのでタレの塩気が上滑りすることもありません。
では全体をよく混ぜて頂きましょう。ここで、大葉を箸で細切れにちぎっておくのがポイント。
うん、ネットリとしたタレがしっかり麺をコーティングしてニュルリッとした口当たりとなり、元々食感のよいツルっとした麺の滑らかさがさらにエロいことに!
啜るのが気持ちよくてたまらなくてしょうがない麺wになってしまうので、もう箸が止まりません!
また、ほどよくグズッと崩れてくれる出汁氷が全体に行き渡ることで、キンキンに冷えた状態をキープ。またこの氷が溶けると、よりベースの魚介感が強まります。
チャーシューはロース系煮豚スライス。そこそこ厚めに切られており、しっとりした柔らかさとちょうどいい塩梅の味付けがいい感じ。煮豚だと冷やしに入れた時に脂が気になるところですが、脂身が少なめの肉なので問題なし。
生野菜は、キュウリ、カイワレ、トマト、オクラ、ベビーコーン、大葉といった陣容。特に飾り包丁が入れられたキュウリと大葉、カイワレの清涼感は最高ですな。
オクラとベビーコーンはその食感と独特の風味がいいアクセントに。トマトは丁寧に湯剥きされ、青臭さもなく食べやすいですよ。
メンマはゴリゴリッとした固めの細裂きタイプがたっぷり。麺と一緒に啜るとその食感のコントラストが楽しいです。
海苔は香ばしく、麺を巻いていただくといい感じ。味玉はネットリした黄身としっかりした旨味がいいですな~。
途中から丼の縁の辛子を混ぜ込むと、辛味が風味をいい感じに引き締めてくれます。
またここから、卓上のお酢を一回しかけると、あら不思議!一気に「ヒヤチュー感」が高まりますね。入れない方が「ニューウェーブ冷やし中華」感は強いですが、オールドスタイルなヒヤチューが好きな方は絶対入れた方がいいかも。
麺量は中で310gということですが。。。あまりの旨さに遮二無二かっ食らってしまったので、気がつけばもうちょっとしか残ってないです。。最後まで食べ切りたい衝動を抑え、ここで丼を上げて「スープ割お願いします!」。
寸胴からスープを入れられ、小さな器に移し替えられた状態でリターン。
うん、新橋もそうでしたが、ここのヒヤチューはこれがあるから魅力倍増なのよね。
麺と具を残してスープ割をお願いすることで、熱々の豚魚スープでいただくミニラーメンとして二度楽しめるのです。
うん、やっぱここのスープは旨いなぁ。。またおまと言われようが、やはり旨い店は旨いのです。
結局完食完飲。大満足でごちそうさまでした。
トータルで見て、「豚魚ブーム以降」の新世代正統派冷やし中華!と呼んで差し支えない、丁寧な仕事とセンスが光る一杯でした。「今年はいいかな?」とも思ってましたが、やっぱ来てよかった。。。何度食ってもその感動が持続するってのはすごいことですよね。
ということで、来年度の「俺的東京3大冷やし」にこちらがノミネートされるのは確実ですな(あと当確なのはajitoのサマソニ。千里眼はちと危うし!w)。
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ここ数年、夏の風物詩となっているいそじさんの冷やし中華。
3年連続皆勤賞なのですが。。。実はデフォを食ったことがないorz
いつかデフォを!を思っていたら、また最近新作を始めたとの情報が。なんでもJ系の一杯なんだとか!
・・上品で洗練された豚魚な一杯を提供するいそじがJ系??
先日ソラノイロでも限定でJ系が提供されて驚きましたが、なんか「あなたそういうキャラでしたっけ?」というお店がやっちゃうのが流行ってきたのかなw
ということで、早速代々木へ(こういう時は我ながらアクション早いんだよなぁw)。
平日14:30到着。前客5、後客続々で店内待ち発生。
ここは通し営業ですが、常にお客さんが入ってて、その人気っぷりが伺えますね。
券売機はいつもと同じ。でもその隣にありました、「いそじろう」のPOP。
なるほど、賄いメニューからのスピンオフ企画ということなんですな。
中華そばの食券を買って「いそじろうで」とコールすればよいみたい。
ちなみに後客のいそじろう率はかなり低く、ほぼ全員デフォメニューですね。
この日の厨房は4名体制。しっかり分業されてテキパキとしたオペレーション。
待つこと6分ほどで「ニンニクは入れますか?」え?コールできるのかな?と思ったけれど、とりあえず「お願いします」とだけ答えます。
丁寧な盛り付け作業の後、いそじろう着丼。
お、いい感じにヤサイが山になってますね!
麓にはチャーシューと刻みニンニク、それから細切りのキクラゲ。
では、気になるスープを一口。口当たりはトロンとした感じ。温度はアツアツです。
・・・あ、これかなり旨いじゃん。。
通常の中華そばのカエシ+豚魚スープに加え、液体油&背脂を小さめのお玉一杯分投入されたスープは、思ったよりも結構それっぽい風味wニンニクが混ざってくるとさらに戦闘力マシマシですよ〜。
カエシはたぶん濃い目にされてるのかな?醤油感+油の甘み+動物系のコクがズンと口に広がった後、後味にフッと残る魚介感がいそじならでは。この手のスープにしては後味の引き方が見事。
デフォのラーメンをベースにJ系に仕上げるインスパイアの場合、どうしてもベースが弱いと「油とニンニクで食わせる」的な薄っぺらいものになってしまうものですが、ここはやっぱりベースがしっかりしてるんですね。
油、ニンニクの押し出し感を、どっしりとした動物系の旨み(こちらは確か牛も使ってるんでしたっけ?)、そして品のある魚介系の風味がしっかり受け止めてくれ、なかなかの一体感。うん、コレは賄いで出しとくにはもったいない!
では麺を引き出して一口。
くぅ〜っ、この麺たまんねぇな。。
こちらの自家製麺は冷やし中華でしか食べたことがないのですが、〆ないで熱いスープの中にあってもその存在感はピカイチ。
形状は中太各断面ストレート。ツルンと滑らかな麺肌、そしてバツンと固めの歯ごたえの奥にムッチリとしたコシ。この咀嚼感最高!麺味もしっかりしています。
それにしても、他のお店ではなかなか出会えない圧倒的なコシとハリだなぁ。。正直、新橋のお店よりも好みかも。
ヤサイは95%モヤシ。キャベツは芯に近い部分1個と青い葉の破片が数枚、という感じです。
当然これらは注文の度に茹でられるのでシャッキシャキ。このモヤシ、太くて立派ですね〜。結構いいやつなのかも?
チャーシューは、とても「豚」とは呼べないペラペラのものが一枚。まぁ、あくまで「タイプ」ですからこういったパーツはデフォと共用になっても仕方ないですな。
ただ、単品チャーシューとしては非常に高品質。ムチッとした弾力ある歯ごたえとしっかりした肉の旨みがいい感じ。
まぁでも、できればもうちょっと厚いのが食ってみたいですかねぇ。。デフォはこれでしょうがないとしても、「◯得」にするとカットしない厚めのチャーシューが出てきたりするとうれしいかも!
キクラゲは細切りのもの。J系にキクラゲって結構珍しいかな?コリコリと面白い歯ごたえですが、まぁ正直あってもなくても。。。という感じ。
麺量は中盛なので315g。旨い麺なので一瞬で完食&固形物もサクッと食べてごちそうさま。
また、この手の一杯は普段は飲み干さないようにしてるのですが、ベーススープがとにかく旨いので、いつの間にほぼ飲んじゃいましたwこの後味の爽やかな魚介感が、普通のJ系にはない旨さですね。あ、でもしっかり食後のニンニク臭は残りますよw
トータルで見て、アレンジとしては使い古された手法ながら、ベースのポテンシャルの高さから意外にもラーメンとしていいトコまで登りつめちゃった一杯w
二郎食いたい時の代替品ではないものの、いやいや、なかなかちゃんとしてますってコレ。C/Pも良好だと思います。
まぁJ系主体の店になっちゃ困るんですが、ぜひここは、味噌バージョン、およびつけ麺バージョンも賄いで試作してみてほしいですね!
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冷やし中華(中盛)890円
個人的な「次世代冷やしランキング」の中では間違いなくトップ3に入るであろうこちら(あとは千里眼とajitoね)。
今年も冷やしの季節がやってきた!ということで、昨年に引き続き訪問です。
というか、このお店でまだ冷やししか食べてない俺って。。。w
平日13:30到着。
店内満席、待ち4。待っている間に食券を買い店員さんへ渡します。
ちなみに「冷やし中華」という食券はなく、同じ値段の「○得中華そば(890円)」の食券を買い、手渡す際に「冷やし中華で」と言えばOK。
中盛まで同料金なので、ガッツリ中盛でお願いします(並は210g、中盛315g)。
回転は早く、店内待ち10分ほどで着席。
スタッフは厨房3名、ホール1名。厨房もしっかり分業されており、見ていて気持ちのよいオペレーション。
厨房を見ながら待つこと10分ちょいで着丼です。
おぉ、コレコレ!コレですよ~!
冷やし中華と言われてイメージするものとはかなり異なる、個性的かつ豪華なルックス!
テラテラと光る中太麺の上には、ドロリとしたブラウンのタレがかけられており、その上にはたっぷりの具。
具は、チャーシュー、オクラ、トマト、キュウリに大葉、味玉、カイワレ、海苔、メンマにヤングコーン、水菜、さらに出汁氷。
どこから手を付けたらいいか迷いますが、まずは麺を引き出してズバッといただきます。
うーん、この麺旨いですね~。
店内に製麺機がデーンとあることからもわかる通り、こちらは自家製麺。
加水高めの丸断面中太ストレート麺は氷水でキンッキンに〆られており、パツンパツンでムキムキな筋肉質な歯ごたえ。
噛み締めた時の風味も素晴らしくよく、めちゃくちゃ旨い麺ですね。なんか去年よりさらに旨くなったような気がします。
この麺に絡められたタレは、ドロリとした粘度を持つもの。
タレのみ舐めてみると、胡麻味噌ダレ的な香りが強いですが、どことなく豚骨っぽい風味もする不思議なもの。
単独での塩気はしっかりしており、旨味成分も十分なタレなので、これのみ麺に絡めても十分に美味しいですね。
さらに、固めのシャーベットっぽい出汁氷を食べてみると、魚介強めの豚骨魚介スープをそのまま凍らせたような感じで、これも単体でスープとして通用するくらいの完成度。
最初は胡麻ダレ冷やし中華的な雰囲気で、出汁氷が溶けてくると魚介がグイグイ前に出て濃厚になってくる感じ。
去年は「?」「?」と思っているうちにわけもわからず食べ進んでしまいましたが、今年はそれよりは落ち着いて食べることができますねw
具はいろんなものが所狭しと載っていますが、どれもしっかり個性があり、かつ全体の和を見出さない素晴らしい配置。
チャーシューは去年2枚だったのに今年は1枚になってますね。それともオペミス?
チャーシューはロース系で、低温調理されたかのような、ハム的なムチムチの歯ごたえとしっかりした肉の旨味が非常に美味。これやっぱり2枚欲しいかもw
メンマはラーメンやつけ麺と共通でしょうか。細めでコリコリとした歯ごたえがいいアクセントになってくれます。
トマトは湯むきされており、青臭さも最低限。個人的には生トマトNGなんですが、ここのだけはギリギリ食べられるんですよね。
オクラは1本を縦に真っ二つに切ったもの、シャキシャキの歯ごたえとネバネバ感が楽しめます。
キュウリは敢えて太めのカットで瑞々しい歯ごたえがしっかり楽しめますね。飾り切りがオシャレw
カイワレ、大葉は絶妙の薬味感。特に大葉の清涼感アップ効果はハンパないですね。
ヤングコーンはゴリッとした食感とスウィートな風味が特徴的。
味玉は薄めの味付けで万能プレイヤーという感じ。海苔は箸休め的位置づけ。
途中、丼の縁の和辛子を全体に混ぜると、ピリッとした刺激がさらに食欲を増進。
「お好みで足してください」言われるお酢は、一回しかけると夏にぴったりの酸っぱい冷やチュー的な雰囲気に。
冷やチューの酸味が苦手という方って結構多いと思うんですが、お酢がセルフなこのメニュー、そういった方にも訴求力がありますよね。
最初のタレの味と出汁氷の魚介の旨味、さらに辛子と酸味と、どんどん変わる丼の中の表情と、なにより麺の圧倒的な旨さに、315gの麺もあっというまに胃の中に吸い込まれていきますw
最後、数口分の麺を残した状態で、店員さんに「スープ割お願いします!」
そうすると、つけ麺のつけ汁用の器に丼の中の物(麺含む)を移し、熱々の豚骨魚介スープを注いでくれるんですね。
こうすることで、今度は一気にウマウマなあっさり豚骨魚介ラーメンに変貌。
去年はスープだけを楽しみましたが、今年は麺もある程度残しておいたので、プチラーメンとして楽しめちゃいます。
・・うん、一杯で二度美味しいとはこのこと!キンキンに冷えた胃に温かいスープがうれしいですね。
固形物完食、スープも半分以上飲み干してごちそうさまでした。
トータルで見て、相変わらずの独創性と品質を兼ね備えた、豚骨魚介な次世代冷やし中華。
2段構え(スープ割も加えると3段構え)のスープ味変がやはりいちばんの見所だと思うのですが、麺の類まれなる旨さ、さらに様々な役者が登場しても全くとっちらかることがないプロデュース力も光りますね~。
また、去年なかったヤングコーンや水菜等で、きちんと今年バージョンとして「進化」しているのも面白い(チャーシューは減らしてほしくなかったけれど)。
ということで、夏にマストなこの一杯、未食の方はぜひ味わってみることをオススメします。
「冷やし中華」の概念をガラリと変えられること間違いなし!
#ちなみにお盆期間に行こう!と思ってる方!15日までお盆休みなのでご注意を。
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【夏季限定】冷やし中華(中盛)890円
この夏を席巻した「冷やしブーム」もそろそろ終盤。
食べたい冷やしはたくさんあったのですが、その中でもどうしても食べておきたかったのが千里眼の冷やしJとこちらの冷やし。
なんとか代々木へ行けるタイミングを見計らい、突撃です!
平日13:50到着。
ランチのピークを外したのに店内は満席、店内&店外併せて待ち7、後客続々。さすが人気店ですね。
噂の「ヒヤチュー」は特に大きな記載はなく、市販の「冷やし中華初めました」的なPOPが1枚壁に貼ってあるのみ。ほとんどの方がデフォのメニューを注文しています。
まだ提供しているのかちょっと不安になったのですが、事前情報どおり「○特中華そば(中盛)」の食券をポチ。
店員さんに食券を渡すタイミングで「冷やし中華で」とお願いします。よかった、オーダー通りました。
レギュラーメニューの中・大盛り無料なお店はよくありますが、限定系メニューにも適用してくれるのは良心的ですね〜。ちゃんと「中盛ですね?」との確認が。
中盛は315gということで、なかなかヘヴィな予感がしますが、めったに来れないお店だし、いっちゃいましょうw
厨房は男性3名体制。いかにも「熟練」という感じで、安心して見ていられるオペレーション。
麺茹ではかなり大きめのテボを使うんですね〜。
連席希望の3人組のオッサンwがいましたが、回転はそれほど悪くなく、14:05着席。
冷やしはなかなか手間がかかるようで、麺上げ以降、冷蔵庫から出した冷水で麺を〆たり、多種多様なトッピングやらでけっこう作業は大変そう。
着席後10分ほどで「酸味は抑えてありますので、足したい場合は卓上のお酢をお使いください」の説明と共に着丼です。
おぉ〜!なんとも旨そうなルックスじゃないですか!
お値段もそれなりにするので当然ですが、豪華な具が所狭しと敷き詰められています。
麺の上には、チャーシュー、煮卵、レタス、キュウリ、オクラ、トマト、大葉等の夏野菜、カイワレ、メンマに海苔、出汁氷。
さらに具と麺の間にはドロリとしたタレのようなものが。さらに丼の縁には和辛子。
では、混ぜる前に麺を引き出してパクリ。
麺の上にもタレがかかっているのですが、丼の底にも別のタレがあるのかな?フワリと胡麻ダレのような香りが漂います。
麺は自家製麺で、形状は中太丸断面ストレート。表面はツルツルで喉越しは非常に滑らか。
キンキンに〆られ、食感はムッチリとしていますが、意外に歯ごたえはさっくり軽めですね。麺味はしっかり感じられ、旨い麺です。
では、全体的にザックリと混ぜ合わせつつ頂いていきましょう。
・・・お?なんだこれ?
ゲル上のタレが麺と混ざっていくと、口の中は「冷やし中華」じゃなくて「豚骨魚介ラーメン」な後味に。
このタレを舐めてみると、お!これ面白いなぁ〜。鰹の風味が強い魚介ゼリーみたいな雰囲気なんだけど、魚介だけじゃなくてしっかり豚骨の旨味も含まれてるんですね。
豚骨系のスープって、冷やすと固まったり変に脂っぽかっくなったり、なかなか冷やしでは扱いにくいという印象でしたが、全く違和感なく「冷たい豚骨魚介タレ」になってます。
うーん、これがこの一杯のミソなんですねぇ。いや〜面白い。素直に感動。
このタレ、塩気もけっこう強めですが、麺量がかなりあるので、全体に風味を行き渡らせるには必要十分な量ですね。
具材は前述の通り、なかなかの豪華版です。
チャーシューは大ぶりで、ロース系の煮豚を厚めにスライスしたものが2枚。
温度的にはちょっと温め、という感じでキンキンではありません。パサ感はなくムッチリとした食感が特徴的。塩気は控えめで、肉の旨味が感じられて旨いです。
レタスは小さめの短冊に刻まれたもの。キュウリは太めの材木カットですが、皮部分がちょっと飾り切りっぽくアレンジされていて彩りがいいですね〜。カイワレと併せ、食感的にもいい清涼感アップアイテム。
オクラは固めの食感とネバッと感がユニークなアクセント。大葉はその香りが爽やかで、絶妙の薬味ですね。ただ1枚まるごど入っているので、細かく刻んでくれた方が全体に風味が広がってよかったかも。
トマトは湯剥きしてあり、生トマト嫌いでも非常に食べやすい青臭さの少ないもの。ミニトマトは未だNGですが、最近だいぶ生トマトに対する警戒感wは薄れてきたかも。
メンマは細めに刻んであり、麺と一緒に啜れるサイズ。コリコリとした食感がいいアクセントに。
中盤にかけて、丼の縁の和辛子を混ぜ込んでいくと、わずかな胡麻風味と醤油タレとが合わさり、なんとも古典的な冷やし中華な雰囲気に。
しかし、初動は冷やし中華なのに後味は豚骨魚介、という非常に面白い味覚シーケンスが楽しめるんですよね〜。これで違和感が全くないのはすごい!
さらに後半、卓上のお酢を一回し。
お、一気にサッパリとヒヤチュー感が強くなりますね。個人的にはこのくらいの酸味の方が一番好みかもですが、自分のタイミングと適量で味を変えられるのはいいですね。
こんな感じで、いろいろな具材の味の組み合わせや変化を楽しみながら食べ進んでいたら、中盛315gの麺も一瞬でなくなっちゃいましたw
固形物完食後、名残惜しそうに残ったスープをレンゲでチビチビ舐めていたら、店員さん「スープ割いたしましょうか?」と声をかけてくれます。
丼を渡すと、つけ麺のつけ汁用の器に残った汁を移し、そこに出汁とネギを入れてリターンしてくれます。
一転してアツアツになったスープを飲むと。。。あぁ、旨いなあ。。
今度は、さっぱり系の魚介豚骨スープになりました。重たさは全くなく、サラリとした口当たりなのに旨味がしっかり。こういうスープ好きだなぁ。こりゃここの「ラーメン」も食べに来たいかも。
また、気前よく入れてくれた大き目の刻みネギの清涼感がまたいい感じ。結局こちらも完飲してごちそうさまでした。
食べ終わった頃には店内待ち1〜2名程度に。15時前くらいになると並ばずに頂けそうですね。
トータルで見て、これまでの「冷やし中華」の概念を思いっきり覆された「豚骨魚介な冷やし中華」な一杯。
冷やしラーメンか?っていうとそんな感じもないし、やっぱりこれはどう味わってもヒヤチューなんですよねぇ。でも後味は豚骨魚介w
不思議だけどぐんぐん引き込まれていく素晴らしい逸品でした。いやぁ、お作法通りの一杯が多い豚骨魚介でも、こんなことができるんですね。
個人的には、もうちょっと具を少なくしていいから、700円台に抑えてくれるとうれしいかなぁ。。w
いやぁ、それにしても今年は「冷やし」の当たり年ですね!
各店いろいろと知恵を絞り、名作を誕生させてくれていますが、こちらの一杯、頭一つ抜きん出た名作だと思います。
さすがにレギュラー化ってのはアレですが、来年もまた食べに来たいですね
・・あ、ってかレギュラーメニューを早々に食べに来なくちゃ。
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店名 |
麺恋処 いそじ(めんこいどころ いそじ)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
03-3378-6555 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
・JR山手線「代々木」駅(西口)より、徒歩4分 南新宿駅から294m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
8席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店の前に灰皿あります。 |
駐車場 |
無 徒歩2分以内にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2007年7月2日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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冷やし中華・中盛(940円)
冷やし中華の旅もそろそろ食べ納め。
スタンダード系から二郎系まで、この夏も様々な冷やチューを頂いてきましたが、これだけは必ず食べなきゃならないのが残ってます。
そう、いそじさんの冷やチュー。
いそじと言えば、サラリとしていながらも濃密な味わいの絶品豚魚スープ+プリプリの自家製麺が自慢のお店。
そんなお店が冷やチューを作るにあたってのアプローチは、ベーシックな冷やチューではなくあくまで「豚魚スープからの冷やし中華の追求」。
初めて食べた時はものすごい衝撃を受けたモンです。
つか、満を持して暑い日に食べようと思ってたんだけど。。週間予報を見ても全然気温が上がらない!
暑い日が来る前に提供終了してしまっては元も子もないので、涼しい日だけどお店へ急行。
さて、平日18:35到着。前客5、後客5。
券売機で食券を購入し店員さんに渡します。この際「中盛まで無料ですが?」当然お願いします。
丁寧なオペを見ながら待つこと約10分、「辛子は入れてもいいですか?」「お願いします」というやり取りがあったあと、まもなく着丼。
そうそう、コレコレ。
相変わらず和食然とした凛々しい佇まい。
ツルツルの伸びやかな麺の上にはドロリと冷やし豚魚ソース。その上にはキレイにトッピングが配置されています。
陣容はチャーシュー、大葉、キュウリ、トマト、ヤングコーン、カイワレ、ほうれん草のおひたし、海苔、出汁氷、海藻クリスタル、中心に味玉。
キュウリは丁寧に飾り切りされ、トマトも湯剥きされたもの。相変わらず丁寧な仕事です。
では麺を引き出しズバッと一口。
・・・うは、こりゃたまんねぇな(*´ω`*)
自家製麺の丸断面中太麺は、加水かなり高めでツルツルモチモチと瑞々しいもの。
最近J系冷やしでゴワボキの麺ばかり食べていたせいか、このムニッとしたたおやかな食感にビックリ。
普通〆たら固くなりそうなもんですが、この麺、ラーメンで食う時よりなめらかなんじゃないかと思うくらい当たりがソフトです。しかし噛みしめると奥にはしっかりとした弾力があり、麺味も豊かで。。。端的に言って最高。315gの麺量はあっという間に胃の中へ消えていきます。
ここに絡む豚魚ソースは、トロリと粘度があるキンキンに冷えたもの。
ペロリと舐めてみると、驚きの「まんま濃厚豚魚スープ」な味わいなんですよね。
当然スープをそのまま冷やしたら油が固まってしまうわけで、油を抜いた後、この粘度はどうやって出しているのか全くわからんのがすごいんだよなぁ。。節や煮干の風味や胡麻っぽい香り(?)も感じられつつ雑味ない、すごい冷製ソースだと思います。
醤油ベースの塩気はかなり強めですが、冷やしなのでこのくらいエンミが強くないとフックが弱くなっちゃうかな。酸味はありあせん。
さて、相変わらずの旨さに悶えつつ、全体を混ぜていただきましょう。
味が濃い目なので、キュウリやトマト、ヤングコーンは非常によい口休め。和風の味わいベースなので、大葉のアクセントもバッチリ決まります。
ほうれん草は胡麻和え状態になっており、単体でもおいしく食べられます。
チャーシューはロース煮豚スライス。脂身が少なめで冷やしでも美味しくいただけますな。味玉は黄身がネットリ旨いやつ。
全体を混ぜると、少しずつ温度が上がっていくのですが、その温度上昇を防ぐのが出汁氷。
例の冷製豚魚ソースをそのまま凍らせたものと思われ、シャリシャリではなく結構粘りのある固さ。
これが徐々に溶けてくることで、水っぽくなったり味が薄くなったりせずに低温をキープ。
辛子を混ぜればキリリと味わいが引き締まり、卓上のお酢を2回しするとスッキリしたオールドスタイルな冷やチューらしい味わいに近づいてきます。
相変わらずの旨さに、夢中で固形物完食。。おっと、いけない、ちょっと麺を残しとかないといけないんだった。
こちら、冷やし中華もスープ割をしてくれるのが特徴で、当然使うスープはこちらの濃厚豚魚スープ、となると。。割ったスープは抜群に旨い豚魚ラーメン風になるわけです。
なので、麺を残しておいてプチ豚魚ラーメン風にして〆るのが毎年のお約束。
3口分くらいの麺とチャーシューの一部を残した状態で丼を上げ「スープ割お願いします」。
すると、寸胴から豚魚スープを注ぎ、中身を混ぜながらつけ麺つけ汁用の小さな器へ入れ替え。魚粉を振ってリターン。
うん、トロンと粘度が高めの豚魚スープ、うめぇ~。
また、このスープのおかげで冷やしでキンキンに冷えた胃腸がホンワカと暖かくなってきますね。
ということで、満足の完食完飲でごちそうさま。
いやぁ、最近ジャンクな冷やチューばかり食べてきたこともあり、素晴らしく「品格」を感じる和風ネオ冷やし中華に完全にノックアウトです。
同じ時期に登場した「次世代冷やし中華」の双璧、千里眼系の冷やチューは多くのコピー店が出てきましたが、まだこのタイプのコピーは世に出回ってないのは、おそらくこのソースの再現がかなり難しいからなんじゃないかと。
百聞は一食にしかず。未食の方はぜひ体験していただきたいですね。
(今年の提供はそろそろ終了と思われるので、事前の確認をお忘れなく)
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