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店名 |
オリエンタルテーブル アマ(oriental table AMA)
|
---|---|
ジャンル | タイ料理、ネパール料理、インド料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5593-9534 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線・総武緩行線 代々木駅西口改札より徒歩1分 代々木駅から135m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
250円デイナ(アルコールのみ) |
席数 |
32席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
分煙(加熱式たばこ限定) 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、スポーツ観戦可 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
電話番号 |
03-3374-3599 |
備考 |
ドリンク持ち込みは別途チャージ料を頂戴いたします。(ボトル一本1000円程度) |
初投稿者 |
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代々木駅前にあるネパール料理店です。
お店は、駅前の雑居ビルの3階にあります。
アクセスは階段のみですが、小さなビルの小さなエレベータは逆に心配になることもあるので階段でもいいかと思います。
店内は、意外にお洒落になっていて、ダークな木目調で統一されています。
小さなベランダには植栽があるところもいいですね。都会にありながらも自然が感じられます。
4人用テーブル6卓、2人用テーブル1卓、カウンター4席ですが、カウンターはあまり使っていない様子です。
ランチメニューは、900円から1,000円で用意されています。
お店としてはアジアンダイニングなので、タイ料理もありますね。メインはインドカレーとネパールの定食のダルバートです。
いただいたのは、
■ダルバート(1,000円)
メインのカレーは、チキンとマトンから選べ、マトンにしました。
ダルバートとはネパールの定食でダル(豆カレー)とバート(ライス)を軸にしたものです。これに他のおかずやカレーが付いています。
ダルは、ウラド豆(日本名:ケツルアズキ)と呼ばれる黒豆で、日本ではもやしの原料としているものでブラックマッペとも呼ばれます。
豆は軽く潰して使っていて、豆の味が全体に出ていますね。味付けは素朴で、生姜を軽く香らせていて、乳製品を少量だけ加えてコクを出しています。カレーと表現しましたが、まったく辛くありません。豆スープという感じです。
ネパールらしさのある素朴さがありつつも、飲食店の味になっていて、程よいバランスです。
バートは、長粒米100%ですね。ネパールは標高が高く寒冷地なので耐寒性のある短粒米を育てます。しかし、外国(インド)産の長粒米が安いのでこちらも食べます。ダルバートにおいては、どちらが正解ということはなく、ブレンドして使うこともあります。日本国内
では長粒米は比較的高いので、逆にコストをかけている印象です。
食べてみると、長粒米の割にはパラパラではなく、サラサラのネパールカレー店と合わせやすいぐらいのパラッとと感ですね。美味しく食べられます。
メインのマトンカレーは、肉の旨みが出ていますが、インドカレーほどのスパイスの効きではなく、程よく辛いという感じです。肉は赤身のものが3切れほど入っています。この価格でこのボリュームなら納得でしょう。
タルカリ(野菜のおかず)は、定番のジャガイモとブロッコリーのスパイス炒めですが、こちらもあまり辛くないですね。
サグ(青菜の炒め)は、謎の青菜です。一般的に使われるのは小松菜ですが、こちらのものはチンゲン菜のような幅広の茎のもので、ちょっと青臭さがあります。クミンで香りづけしているのは定番の調理法ですが、クミンの量が青菜の青臭さに比べて少なく、青菜の味が前
に出ている印象です。それゆえに素朴な印象がありますが、それがネパールらしさですね。
アチャールは、大根で軽く漬けてスパイスとゴマがまぶしてあります。酸味が出るほどは漬けておらず、スパイスはコリアンダーやターメリックが主体で辛くないので日本人にも食べやすいでしょう。
グンドゥルックは、発酵・乾燥させた高菜です。高菜は中央アジア原産でアジアで広く利用されている野菜なので、アジアの料理ならどこでも出てきます。
あまり発酵していないのか、乾燥させたからか、酸味は無く、煎り豆も入っているのですが、これが節分の大豆のような食感で、この食感を感じるのがメインになって食べられてしまいます。
チャトニは、チャツネとも言われるペースト状のソースのこと。トマトベースで香りがよく、ちょっと辛いですね。生野菜も付くので、これで食べると美味しいです。生野菜も種類が多く、一般的には大根、きゅうり、人参ぐらいですが、プチトマトまでありますね。
ダルバートはダルとバートがおかわり自由なのが原則です。メニューにはライスの値段が記載してあったのでおかわりは有料なのかと思いましたが、人のいいネパール人がそんなことをするわけがなく、無料ですし、積極的に勧めてくれます。
お腹を満たすことや味わいも大切ですが、こういう優しい対応が外食の魅力でしょう。
ドリンクが付きますが、ラッシーしました。甘さは控えめですが、乳成分の濃さがありますね。
新大久保界隈のネパール料理店には負けますが、立地相応の価格と内容でコストパフォーマンスのいいダルバートだと思います。
不思議なことに西新宿にあるカレー店は、パキスタン系が多く、ネパールは少数派です。それゆえにこの界隈でネパール料理店は貴重で、代々木まで南下しても他に競合するお店も無いのにこの品質は嬉しいですね。
お店の雰囲気もいいですし、ネパール料理店初心者におすすめしたいダルバートです。