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店名 |
移転
Bistro ひつじや(ビストロ ヒツジヤ)
|
---|---|
ジャンル | ヨーロッパ料理、アフリカ料理、スイーツ |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線・山手線【代々木駅】北口 徒歩2分 代々木駅から187m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
40席 (テーブル2席×6卓、テーブル4席×7卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1988年 |
備考 |
ニコニコ現金払い推奨だそうです。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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低い天井。
日本とは思えない雑多な人種構成。
そして、席を埋め尽くした客の雑談のにぎにぎしさ。
久しぶりのひつじやであった。
さて、ここに来たら酒はワインをボトルで頼むに決まっている。
銘柄に大してこだわらなければ、1500円前後でボトルが飲めるのだ。
酒屋に勤めている友人でさえも、
「アルコールが原価+100円!? あ……これならそうかもね」
などと驚くような値段である。
ワインをやりながら待っていると、たいして待たされずにお目当ての料理が来た。
ひつじのレアステーキ。
薄く切った羊肉が大輪の花のように並んでいる。
テーブルの上に、突如として紅の花が咲きほこったかのような艶やかさがある。
カツオのたたきのように、肉の周縁がうっすら灰褐色にけぶっていた。
レアはレアだが、限りなくブルーに近いレアでと言ってよい。
やたらと長い箸を使って口へと運ぶ。
もちろん、薬味のタマネギを巻くことも忘れない。
噛みしめる。
じゅわりとほとばしる。
歯を入れた肉肌から、旨味があふれでたのだ。
うまい。
うまいぞ。
本当にうまい。
そうだ、これが赤身肉の旨味だ。
しかも、生に近いのに獣肉らしいくさみがない。
相変わらず、衝撃的な存在感だ。
次に、ひつじのスペアリブが来た。
これは注文してから焼きあがるまで時間がかかる。
最初に頼んでおいたうえで酒やつまみをアレコレやって、
メインディッシュに持ってくるのにうってつけに思える。
羊肉がここまで美味そうに焼きあがっていいのか?
そんな理不尽な問いさえ浮かんでくる。
ほれぼれするようなこんがり灼けた肉肌であった。
こいつをお上品にナイフやらフォークで喰っても仕方ない。
骨のつきでたあたりに、グルリと紙ナプキンを巻きつける。
しかして、両手でがっちりとつかむのである。
そうとも、手づかみだ。
確か、孤独のグルメで羊肉料理屋に入った松重豊が、
このようにしてスペアリブを喰っていた記憶がある。
店のジャンルも肉も料理も共通している。
ならば、倣うに足りる方法だろう。
そのままがぶりと噛みついた。
肉。
肉。
脂。
肉。
肉。
肉。
骨。
肉を噛みしめている充実感がみなぎる。
みっしりとした筋繊維に歯をつきたてる快感。
あふれでる肉と脂のもたらす幸福。
肉の快楽が、今まさにここにある。
そう言ってよい。
赤ワインで追い打ちをかけると、
肉の嬉しい悲鳴が鼻腔にのぼってくる。
芳醇な酒と出会った肉の歓びが伝わってくる。
堪能した。
ここに来られてよかった。
そして、また来よう。
ひつじよ今夜もありがとう。
もし、何か感じるところがあったなら、
ぜひともこの店を訪れてみてください。
――願わくは、あなたに幸せな味との出会いがありますよう。