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店名 |
ラ・バゲット 新宿御苑前店(La Baguette)
|
---|---|
ジャンル | パン |
予約・ お問い合わせ |
03-3351-1580 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ新宿御苑前駅より徒歩4分 新宿御苑前駅から145m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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La baguetteさんが新宿タカシマヤに出店なさってた頃、ショーケースも籠も空っぽの時に、何度も伺ってしまいました。
商品未到着か、売切だったんですね。
その挙句、今度こそ!と再々々訪した際には、お店の影も形もありません。
空っぽの次は、雲隠れ~?
一度も賞味することがないうちに、タカシマヤから退店なさっていたのでありました。
それでも、諦めません。
ど~しても食べたかったので、その足で東新宿の、新宿文化センター裏の工場を探し当て、焼き立てをゲット!
以来、虜になって工場に通い、各パンの焼き上がり時間まで訊いてくる力の入れようです(笑)。
卸から始まったお店で、多くの有名ホテルやレストランに卸しているそう。
予約の電話を入れたら「東洋製パンです」と返答されて焦り、「La Baguetteさんですよね?」と訊き直した経験もあります。
ただ、工場はどこの駅からも結構な距離があるので、駅近で、いつもお洒落なシャンソンがかかっている新宿御苑店を専ら利用するようになりました。
が、2015年の5月、「お休み」の貼り紙が!!
大ショック。
ならば、と東新宿の工場を訪ねてみましたが、運悪くどなたもいらっしゃらなかったり、角食目当ての日に限ってバゲットのみの販売だったりで、新宿にはちょくちょく行っていたものの、La Baguetteさんからは次第に足が遠のいてしまいました。
半年後の11月。
いつの間にか、再開されておりました。
ニュースを知った途端に、お取り置きの電話を入れましたよ(笑)。
勿論、バゲットと角食です。
店名にもなっているバゲット 250円(税抜)は看板商品。
全長48センチ、直径6.5センチのバゲットは、日本の中では長くて太めの部類に入るのに、税込でも300円以下のお手頃価格です。
てっきり、値上がりされていると覚悟していたのに、お休み前と同じお値段で嬉しい。
私の知る限り、日本随一のパリのブーランジェリーの味ではないかしら?
星の数ほどあるパリのブーランジェリーの中でも屈指の実力派Vendermeerchのバゲットの味と<似て非なるもの>を感じてしまいます。
外パリパリ、中もちもち。気泡がキレイ。
こう書くと、バゲットの基本を忠実に守った優等生止まりと思われるでしょうが、そこで留まっていないのがLa baguetteさん。
パリパリ感ともちもち感の対比が半端ではないのであります!!
茶色まではいかない黄金色の外観は焼きが足りない?と思わせますが、それはフェイク(笑)。
パッリパリで、ちぎると破片がボロボロと落ちます。
中身のもっちもちのせいで、意外とちぎるのが大変なことを付け加えておきます。
あまりに美味しくて、止まらない。1本そのままで食べちゃうこともあり…。
食べ切らない時は冷凍しますが、ここでもLa baguetteさんの底力が発揮されます。
寿命が短く焼き上がり3時間以内がゴールデンタイムのバゲットは、8時間以内には食さなければなりません。
殆どのバゲットはどう解凍しても、ご臨終…。
カサカサで、モッチリ感は消えてしまいます。
でも、La baguetteさんのバゲットは霧吹きをかけ、弱火で5分、トースターで焼くと、70%のモッチリ感が再現されます。
湿度が高く、条件が悪い日本で、この機能性を備えるとはオドロキ!
……唸ってしまいます。
さすが、パリで修業した職人さんが開いたお店だと感動致しました。
角食 265円 (税抜)も、お安い!
いわゆるブーランジェリーで、1斤300円以下は新橋ベーカリーさんと一本堂さん位でしか実現させていないのではないでしょうか?
お店で製造しているのがブーランジェリー。
新宿御苑店は工場直送なので、正確にはブーランジェリーではないですが、5分の道のりをバイクで小まめに何往復もして、焼き立てを提供されているので、ブーランジェリーの括りに入れさせていただきました。
現に、角食はいつも焼き立てほやほやを購入できています。
13時前後に、店頭に並ぶことが多いのですが、今回も焼き上がった直後のふにゃふにゃ角食がお出迎え。スライスサーヴィスも柔らか過ぎてできません。
切り口ガタガタの自前切り(?)の跡が写真に映っていますが、ご了承ください(笑)。
焼き立てを賞味致したく夕方まで待ちきれない次第です。
ふんわりした柔らかさを生かして、そのまま食べる、バターを塗る、サンドイッチにする、のどれでもいけますし、ちょっとトーストしても美味しい。
小麦の香ばしさが増し、中は弾力性バッチリのモチモチ。耳はカリカリになる反面、しっとりさも残る、いい具合に仕上がります。
バターを載せると当然熱で溶けてゆきますが、そのバターがパンと溶け合ってゆく按配も何とも言えず、絶品!!
トーストには山型のミッシェルの方が適しているそうですが、私は角食トーストの方が断然好きなんですね。
つい、3斤分の1本買いをしてしまいます。
万能プレーヤーの角食が大好きだから、のまとめ買いですが、バゲットよりも冷凍に耐えやすい角食だからこそ成せる技でもあります。
いろいろ実験したところ、<冷凍した角食に霧吹きで水を吹き付けてから、弱火で7分、じっくりトースターで焼く>が、ベストな戻し方となっています。
この方法で購入後1週間ぐらいは80%の味が回復するので、朝食の美味しい一品となります。
この日はヴィエノワズリーらしきものを一切お見かけしませんでした。
ショコラバナーヌ、クロワッサンの中にカスタードクリームが入っているシューなどの絶品ヴィエノワズリーがあったはずなのですけれども、月曜日で前日工場がお休みだったからかしらん?
バゲットのサンドイッチであるカスクルートもあるのですが、ビジネス街だけあって、昼過ぎには既に売切で、買えた試しがありません。
角食の焼き上がり時間を優先させると、必然的にこうなってしまうのです(笑)。
久しぶりなことも手伝って、更に美味しくいただけた気が致します。
休業中、相当数のパンヤさんを巡りましたが、La baguetteさんほどのバゲットと角食はとうとう見つけられませんでした。
ずーっと、胃袋をがっちり掴まれていたのでしょうか?
もう、休業しないでいただけると、有難いです。