あなごは、こうも美味いものなんです : 梅もと 新宿西口店

千葉の日雇いロードーの帰り。
飯田橋の格安うなぎ屋に行こうかと計画していたのですが、いつもの悪い癖で
めんどくさくなり却下。これは、食べロガー失格なのです（πーπ）ﾊﾝｾｲ

新宿で途中下車した時には、小腹が空いていたので、いいところはないか？
と探していると、あの店を思い出しました。

今回のお店
【◎梅もと 新宿西口店】
約１年ぶりの訪問です。なんと、店先に鳩がいました。どこから来たのやら？

ここは、いろいろと楽しめる品があるのでいいものです。
今回も、券売機の上に、ひときわ目を引く品を発見！

◆ミニ穴子丼セット（ 温わかめそば）500円
受け渡し口にチケットを差し出すと、ものの数分で、供されました。
このスピード感は、忙しいリーマンだけでなく、せっかちな人にはありがたい。

ミニ穴子丼は、意外と大きな茶碗での提供。
セットメニューのどんぶりものは、とかくサイズ小さめなものですが、今回は満足。

どんぶりを見れば、ご飯の上に、甘いツメがかけられた煮穴子、
さらに、キュウリとゴマのトッピング。

一切れの穴子を持ち上げてみる、表面が滑らかで、とても柔らかなもの。
普通の煮穴子は、身が固めで、軽々持ち上がるのに比べれば、今回はまったく違います。

そして、口にすれば......トロトロとした滑らかな舌ざわり。
さんまの刺身よりも、もっと、ねっとり舌にまとわりつくと言えば分かりやすいでしょうか？

あっ！　これ、マジ美味い！m(；∇；)m

料理の美味さは、思いがけないほど、衝撃が大きいもの。
煮穴子が、これほど美味いものとは思いませんでした。

ミニとは言わず、フルサイズで食べたくもなったのですが、
券売機には、見当たりませんでした。これは残念！

さあ、今度は、温わかめそばを食べましょう。

8割がたの丼面は、天かすで覆われていますが、残りは、わかめと少々のネギ。

わかめは、独特の歯ごたえを楽しめるうえ、食物繊維、アルギン酸、フコイダンの
栄養補給が出来て、健康にいいとなれば言うことなし。美味い。

朝方、わかめスープを飲むほど、わかめ好きなので、もっとたくさんあればな、
と思ったのが正直な気持ちです。

そば全体に、七味唐辛子を適量かけながら、最後まで美味しくいただきました。

今回は、穴子丼という思いがけない逸品に出会い、幸せな気分になれたのは、
これもチャレンジしてみた結果のこと。

どうしても同じものばかり食べてしまいがちで、こういう機会を失ってはもったいない。
じゃんじゃん、挑戦すべきだ、と自分に言い聞かせました。

ワンコインの夕食は美味かった。どうもごちそうさま。

映画のレビューで評価が高い、大好きなロバートゼメキス監督の
「マリアンヌ」を観に行くことにしました。

上映開始まで多少時間があったので、小田急百貨店新宿店10Ｆにあるstorystory
に出来た、MARVEL ショップをのぞいてみました。
いろんなグッズが揃っていて、楽しいものです。ファンなら行く価値はあります。

その後は、軽く腹ごしらえですが、いつも言うように、
映画中に寝ないように、アルコール抜きでの麺類ということにしました。

今回のお店
【◎梅もと 新宿西口店】
写真ファイルを探ると、5年ぶりの訪問でした。

店先には、いろんな品が揃っていますが、リーズナブルな価格でもありますし、
庶民の味方ですね。麺類のお品書きを見ていると、気になる品がありました。

券売機で購入し、注文口で券を手渡します。
温かいおそばで、とお願いすると、威勢のいい声で返事してくれて、
すぐさま、お膳に、コップと共に供されました。

◆薬膳天 450円
温かいそばの上に、サクサクの天ぷら（かき揚げ）、わかめというもの。

薬膳天と言うからには、体に良さそうな食材が使われているだろうと
探ってみれば、ニンニク、クコの実、くるみ、ニラ、人参が確認できました。

（こりゃ、健康に良さそうだ）

普通のかき揚げなら、海老とかイカとかが入っているものですが、
見た目は似ていても、中身は全く別物なのです。

写真を撮っているうちに、汁を吸ってしまいましたが、本来は、パッパと
食べるもので、それなら、サクサク感も味わえることでしょう。

温そばの汁は、わたくしの口に合うもので、鰹節が効いていて美味し。
量もそこそこあるそばは、食べごたえあり、やわらかめの歯ごたえながら、
歯抜かりも良く、全体的に満足なものでした。

後半戦は、卓上の七味唐辛子を少量振っていただきましたが、そうすることで
汁の風味が引き立ち、最後の一滴まで美味しくいただけました。

今回は麺類だけでしたが、ご飯もののセットにすれば、腹持ちも良くなるし
いいでしょう。500円前後で、手早く食べられるこの店、もっと活用したい
ものです。美味しかった。ごちそうさんでした。


【マリアンヌ　2017年５作目鑑賞】
バックトゥーザフューチャーの監督でもあるロバートゼメキス監督による
ラブサスペンスです。

今回、わたくしは、ほとんど予備知識なしで鑑賞となりました。
映画を観て初めて、ブラピが出ているのを知ったというくらいのことです。

舞台は、第二次世界大戦真っ只中のこと、モロッコから始まるのですが、
オープニングからして、意味深であります。

この映画のテーマは、「いかに、愛が大事なのか、信じることの大切さとは？」
ということです。

マリアンヌというのは、主人公の妻の名前なのですが、これに隠された謎と
愛する”妻”を信じざるを得ないことで生じる心の葛藤が実によく表現されています。

ラブサスペンスは、とかく、単調になりがちですが、ここはさすがゼメキス監督。
ツボを外さない仕掛けがふんだんにあって観るものを決して飽きさせないのです。

”妻”を愛する優しい心と軍人としての冷酷な心、相反する二つを持ち合わせた人格の
主人公をニヒルにブラピが演じていて、引き込まれてしまいました。

最後は、思わぬ展開で幕を閉じましたが、涙があふれて止まりませんでした。
この映画は、傑作と呼んでもいいものでした。映画っていいものですね。