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ひさしぶりなり、変わらぬ朝
新宿三丁目のビックロの裏路地にある「ローレル」っていう喫茶店。
朝早くからやっていて、朝ごはんを食べるのにほどよい場所でよく来てた。
しばらく朝の営業をやめていて11時開店になってたんだけど、ひさしぶりに近所に来たら朝やっていた。
しかもメニューも昔の通り。
サンプルケースの中のサンプルも昔のままで、なんだかスゴくなつかしかった。
オキニイリのテーブルに座る。
お店の中にでしゃばる柱を上手にとりこみ、手元に小さな棚を作った秘密基地みたいな居心地良い席。首を伸ばせばちょっと向こうに厨房があり、料理が出てくる小窓が見える。
トーストに焼いたフランクフルト。サラダかゆで卵、ヨーグルトのどれかひとつが選べていつもはサラダをたのむ。今日はなんだか茹でた卵が食べたくってしょうがなく卵をたのむ。
お供にアイスコーヒーをたのむ。
大きなステンレス製の蓋付きピッチャーにミルクが入ってやってきて、それをたっぷり注いでゴクリ。
厨房からフランクフルトが焼ける匂いと音がしてきて料理が到着。
厚切りのトーストにはたっぷりバターを塗り込めて表面ツヤツヤ。ちぎると指がひんやり濡れる。指を舐めるとバターのうま味と塩味と、焦げたトーストの香りが口にやってきておいしい予感にウットリします。
フランクフルトは表面見事に焼ききれていて入れた切り目がめくれ上がって見えるほど。油もつやつや。ナイフを入れるとザクッと切れておいしいジュースが流れ出す。
茹でた卵の殻を剥く。まだホカホカとあったかく、新しい卵だったんでしょう…、殻がなかなか剥けてくれない。白身を傷つけぬようにとそーっと一かけ、そしてまたひとかけと殻を剥がしてキレイに剥いた。黄身までしっかり熱が入って、コホンと咳き込むような食感。これもまたよし、オゴチソウ。
卵を薄くスライスし、ちぎったトーストの上にのっけてまたその上にソーセージ。芥子をよそおいパクっと食べる。それぞれ別々に食べるよりもなぜだかおいしく感じる不思議。オモシロイ。
スッキリとした味わいのアイスコーヒーにミルクをたっぷり注いで飲んで、朝のお腹を整えた。
よく焼けたトースト
ひさしぶりのローレル。
伊勢丹の程近く、ビックロの裏という新宿三丁目の中心と呼べる場所にあるお店。
タバコ天国だったここも、喫煙室付きほぼ禁煙のお店になった。
そのせいかちょっと静かになったよう。
まぁ、新宿の人出そのものが少なくなってもいるから、当然のことなのかもしれないなぁ…。
お店の人は大変だ。
かつては朝の時間だけだったセットメニュー。今は一日、たのしめるようになっている。
ボクがオキニイリなのはAセット。トーストにフランクフルト。プリンかゆで卵、サラダがサイドに選べる。ゆで卵がかなり気になりはするのだけれどやっぱり野菜を食べなくちゃとサラダを選ぶ。優秀なり(笑)!
年季の入ったサンプルケースもこのセット推し。ただひまわりだったりかき氷だったりが一緒に飾られ、そろそろ衣替えかなぁ…、なんても思う。
ちなみにこの店。働いているのはほぼ韓国系の若い人たち。一生懸命が気持ちいい。
しかもお店の中に響く言葉は日本語だけ。先輩が後輩に仕事を教える言葉も、スタッフ同士のおしゃべりも母国語でなく日本語で…、というのがいいなとくるたび思う。お店によってはお客様がほったらかしにされてるような感じになったりすることがある。あくまでここは日本のお店という気遣いが好き。
アイスコーヒーをお供にたのんで待ってると、分厚いタオル生地のおしぼりにステンレスのピッチャーにたっぷりクリーム。ガムシロのピッチャーにキリッとナプキンで包まれたシルバー類と食べる準備がつづがなく。
トーストはよく焼いてください…、っていつものようにお願いします。
しばらくすると厨房の中からスタッフが1人やってくる。
お皿の上にトーストをのせて、もう少しお焼きしましょうか?って聞く。
ほどよい状態だったのだけど、彼曰く。
自分もよく焼きが好きなんだけど、このパンはもうちょっと焼いたほうが絶対おいしくなるからと。
ならばおまかせしましょう…、と言って焼き上がって来たのが惚れ惚れするほどよく焼き。
まずパンの香りがおいしいのです。香ばしくって焼き色も深くて完璧に焼ききれいているって感じが伝わる。パンの上にはバターがたっぷり。ツヤツヤしていて、ちぎって口に運ぶと唇ひんやりするほど。ウットリします。
トーストに合わせてフランクフルトもよく焼きで、こういうソーセージは表面がパリパリになって芯まで熱が入っていないとおいしくないから、こういう状態はありがたい。
パンをちぎってその上にソーセージを乗せ、寿司のようにして食べる。
オモシロイことにフランクフルトだけ食べるより、バターまみれの焦げたトーストと一緒に食べるほうがおいしい。歯ごたえ、歯ざわり、風味に味わい。芥子をぬりつつ一口、そしてまた一口。お皿の上がきれいになっていくに従い、気持ちも明るくなっていく。
めでたく再開されました!
新宿で朝。喫茶店のローレルにくる。
長らく休業していたけれど、めでたく再開。愛想の良いマダムに韓国からの留学生でやってるお店。今日はおそらく新人さんでしょう…、ちょっと言葉遣いがたどたどしい男の子がボクの担当。
ボクの注文はお店に入る前からすっかり決まってる。
朝の商品は3種類。
厚切りトーストがメインか、フレンチトーストがメインのセット。あるいはトーストに焼いたソーセージ。サイドを茹で卵、サラダ、デザートから好みを一つ選べるセットで、いつもそれ。
サラダ選んでアイスコーヒーをお供にし、トーストはよく焼きでお願いします…、と言ったらひとつひとつ丁寧にメモに書いて厨房に行く。厨房の様子を感じることができるテーブルです。言った通りにしっかりと厨房に注文届いてニッコリします。一生懸命はステキなコト。
一階に好きなテーブルが一個ある。大きな柱に食い込むようにしつらえられたテーブルで、ちょっと秘密基地みたいな雰囲気があってオキニイリ。厨房の気配も近く、今日は厨房手前のカウンターで作業をしている手元が見えた。
ナイフとフォークを紙ナプキンで包む仕事で、キュッとしっかり端が留められ仕上がっている。こういう仕事を見ると昭和の喫茶店的を感じてほのぼのシアワセになる。
まずアイスコーヒーがやってくる。それと一緒にキュッと端が留められた紙ナプキンとナイフとフォーク。アイスコーヒーにはピッチャーにたっぷりはいったミルクが添えられタオル生地のおしぼり一本。きれいな空気とともに待つ。
待ちました。
理由のひとつがトーストが思うように焼けなかったから。
もう一度焼かせてくださいというので快諾。
アイスコーヒーをゆっくりゆっくりちょっとづつ、なめるようにして飲んで待ちます。
厨房で作ってくれた本人がワザワザお皿を運んできます。
「この焼き加減でいいですか?」って聞かれて見たお皿の上のトーストの、きれいに焼けておいしげなこと。
しかもバターをたっぷり塗り込みツヤツヤしていてこれ以上望むべくもないよく焼きトースト。
レタスの葉っぱをドレッシングを揉み込むようにあえて仕上げた野菜サラダに2枚に開いてこんがり焼いたソーセージ。マスタードがちょこんと添えられひと揃え。焼けた小麦と焼けた脂のおいしい匂いでお腹がグーッと思わず鳴った。
トーストを噛むとサクッと歯切れてカサッと前歯を焦げたパンがくすぐる。たっぷり塗ったバターが唇なでてひんやり。噛むとジュワッとバターが滲んで口全体が潤う感じ。塩をパラッとほんの少々ほどこすと、バターの風味が一層引き立ちゴチソウ味になっていく。
パンをちぎって半分ほどに切り分けたグリルソーセージを挟んでカプリ。焦げたパンの風味がソーセージの旨味、香りを引き立てる。芥子をちょこんとのっけてパクリ。ツーンと芥子が鼻から抜ける。
どこと言って特徴のないパン。けれどこんがりキレイに焼けば香りも風味も上等になる。歯ざわり、歯ごたえたのしくて朝のお腹もたのしく満ちる。ごきげんな朝…、おゴチソウ。
焦がしたトーストのおいしいコト…。
新宿で朝。新宿といえばかつては喫茶店がそこここにあった街です。
今では随分少なくなった。
スターバックスのようなお店が増えるにつれて、喫茶店の数が減る。スターバックスのコーヒーの単価と喫茶店のコーヒーの値段を比べると、スターバックスの方が高いことがほとんど。
だから吉野家のような安売りチェーンのせいで、定食屋さんが次々潰れていったのとは違った減少。
コーヒーをたのしむというスタイルがまるで変わってしまったのでしょう。
朝からやっていて、朝食セットを提供しているお店はなおさら数が減り、今では数軒を数えるほど。代わりにファストフードのお店が朝食セットを売っているけれど、やっぱりどこか違って感じる。
世界中の飲食店は「夜から朝へ」と営業時間帯をシフトさせてる。
それはそのまま「酒からコーヒーへ」という嗜好の流れでもあって、けれどその風潮に日本だけがなかなか対応できてこない。
朝の時間帯に働く人を集めることがむつかしい…、という事情があるかもしれない。それ以上に日本の人たち。特に都会の人たちの平日の朝は忙しく、長い通勤に疲れ果てて朝食をのんびり食べるなんて気持ちがなかなか湧いてこないからかもしれない。不思議なり。
トーストにソーセージのつくセット。サイド料理はサラダを選びコーヒー選んでひと揃え。ちなみに一階のオキニイリのテーブルが埋まってて、しょうがないから二階の禁煙席に来てみた。はじめて二階に来たけれど、窓が近くて気持ちいい。
ナイフとフォークを紙ナプキンでキチッと包んで持ってくる。
こういうところが喫茶店的。
階段を上がるときに揺れたのでしょう。
コーヒーがちょっとソーサーにこぼれていました。
それもよし。
トーストをよく焼いてネ…、ってお願いしたらちょっと時間がかかって来た。
一回失敗しちゃったんです。
焦げ過ぎちゃって、このくらいでよかったですか?って聞かれたトーストの見事にこんがり焦げていること。
バターをたっぷり塗り込めてツヤツヤしているところもおいしげ。
千切りキャベツにレタスにスイートコーンというサラダはなかなかみずみずしくて、シャキシャキホツホツ歯ざわりがよい。それにしても焼き切れたパンのおいしいコト。カサッと前歯で壊れるように歯切れてほろりと口の中に転がり込む。焦げた香りがフワッと鼻からぬけて漂い、噛むとザクザク、パンが崩れる。たっぷり塗ったバターがひんやり、唇濡らすおゴチソウ。
ソーセージは膜がめくれるほどにこんがりこれまたやかれ、ムッチュンと歯切れる。練り辛子がたっぷり添えられ突き刺すような辛味が鼻から抜けていく。
2つにきりわけたイギリスパンの上半分の上にソーセージをのっけて挟む。
ホットドッグのようなスタイル。よく焼けたパンはカサカサ乾いてて、ムッチリとしたソーセージの食感ひきたて上等な味になっていく。
コーヒーにミルクをたっぷり。そのミルクがピカピカのポットに入ってやってくるのがまたステキ。食事をしてると続々、お客様があがってくる。みんなインバウンドの人たちで世界の標準をちょっと味わう。面白い。
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店名 |
ローレル
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、ケーキ |
お問い合わせ |
03-3352-3461 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
新宿駅東口徒歩3分 新宿三丁目駅から98m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
席数 |
(80席ていど) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 3階に喫煙専用室あり、地下・1階・2階は禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、電源あり、無料Wi-Fiあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1947年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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激しい気圧の変化のせいか、朝の気持ちがすぐれずベッドでボヤボヤしてた。
新宿に出なきゃいけない仕事があるのに、なかなか気持ちが前に向かずにグズグズしてて、それでもやっとベッドを抜け出しテクテク歩く。
今日は朝ごはんをスキップだなぁ…、なんて思って新宿三丁目までやってきて、ビックロの脇路地見たら傘さす人の行列がある。
天ぷらつな八の開店待ちの行列で、ほとんどの人がアジアからのインバウンドさん。コロナ前の風景がほんのちょっとだけ戻ってきてる。
気持ちがちょっと明るくなった。
そこの近くにローレルっていう喫茶店が、昔は朝からやっていてよくきてた。コロナ以降は11時開店になっちゃってそれで来なくなっちゃったけど、朝食メニューがそのままランチセットになって食べられる。ひさしぶりに食べてみようとよってみる。
ちょうどお店のディスプレーの変更中。
赤い壁紙、モールや小さなクリスマスツリーが飾られている。クリスマス仕様になるんでしょうね…、もう2週間で師走ですもの。気忙しい。
お金をしっかり使って作ったインテリア。喫茶店が飲食業の花形だった時代の店は、気持ちを豊かにしてくれる。利益を出すための器じゃなくて、人を心地よくするための場所。いいなと思う。なつかしい。
構造柱を取り込むように設られた3人席がボクの定位置。
テーブルと柱の間に棚が3段。ほどよく窮屈なところがむしろ心地よく、秘密基地みたいな感じがたのしいオキニイリ。
ホットコーヒーにトースト。
フランクフルトにサラダのセット。
まずコーヒーと一緒に大きなステンレスのミルクピッチャー、砂糖がやってくるのも昭和喫茶な感じでステキ。
ミルクを注ぐとコーヒーの酸で乳脂肪分がチリチリ固まり模様を描く。
ほどよく酸っぱく苦味やわらか。目が覚める。
トーストをよく焼いてくださいってお願いをした朝食セット。
いい焼き加減に顔がほころぶ。
バターがたっぷり塗り込められて表面ツヤツヤ。
まだ残ったバターの塊が溶けてパンに染み込む様子をみながらサラダをまず食べる。耳の奥で野菜が壊れる音がして、みずみずしさに目が覚める。
フランクフルトをひと口大に切り分ける。
バターがしみたトーストを一口大にちぎって上にソーセージ。芥子を塗ってパクリと食べる。ドッグロールの代わりにトーストで作ったホットドッグみたいな感じ。こんがり焼けたソーセージがサクッと歯切れてジュワッと肉汁。トーストがそれを受けとめ口の中のすべてが混じってとろけてく。
おいしいなぁ…、芥子の辛味とスッキリとした香りが後口引きしめて次のひと口をねだるおいしさ。
ゆっくり、のんびり食べてたら「ニューヨークシティーセレナーデ」が流れてくる。なつかしい歌。タナカくんは歌うと声が高音で、この曲をたまに歌ってた。なつかしいなぁ…、って思っていたらイーグルスの「デスペラード」に曲が変わって、これはボクの持ち歌で一層気持ちがなつかしくなる。
食事を終えて外にでたらディスプレイの模様替えが終わっていました。さぁ、仕事。