気軽で手頃な、トンコツ補給処 : 博多天神 新宿東口店

年始より3か月で、とうとう「豚骨切れ」…
普段は飲んだ後に摂取する豚骨スープであるが、やむを得まい。
散髪後、帰宅前に博多天神に寄ることに。
酔客がウロウロし始める時間帯ではないので、先客はまばら。
この日は珍しく、日本人スタッフのみ。
いつものチャーシューメンを、麺の硬さを普通で。
この日のスープは実にまろやか、旨みしっかりで近年の中でとびきりウマかった。
単に素面だったからなのかもしれないけど。
チャーシューも、小振りだけど6枚入り。替玉の分まで十分もつ量。
替玉はヤワで。後客の替玉提供に順を抜かれたけど、
きっちり時間を計って提供してもらい、満足。
おかげで、帰宅後おなかSHSHになることもなく。
無事にトンコツチャージが完了しましたとサ。めでたしめでたし。

本陣でほんのり温まった後は、やっぱりココ。
つい二週間前に博多でラーメン食べてきたのに。でもご挨拶しなきゃね。
チャーシューメンは850円。
チャーシューがやや薄くなった気がしないでもないけど、十分安い。
博多でも、チャーシューメンは千円前後しますから。
本場の方がむしろ高いって…イヤ博多天神がむしろエラいのか。
此方の店舗は、屋台っぽい雰囲気も感じるし、今や馴染み深いもんね。
蒸気機関車のボイラーみたいな圧力釜、ほの暗い店内、立ち上がる湯気。
替玉して、コンディメンツで味変して、もう腹いっぱい。
また新しい年でもお世話になることでしょう。頑張れ、博多天神！

先日、池袋店で食べた時に、辛子高菜の販売を止めたと聞いたので、
もしかしたら新宿にはあるかも、と微かな希望を胸に当店へ。

こちらでも、チャーシューメンをいただきます。
安定した味で、安心していただけますね。十分ウマいです。
替玉は、半玉。硬さは普通で。
消化によくないので、カタとかもう頼みません。ハリガネなんて論外。
火が通り切っていないものは、もうダメなお年頃☆

食後に高菜の件を尋ねたところ、やっぱりありませんでした。
どうも製造元がコロナ禍で倒産したのだとか。
お店の高菜はどこから仕入れているんでしょうね。ちと気になりました。
まあ、細かいことは、気にしない気にしない★

いい具合に気分よく酔って、ふらふらと新宿三丁目の駅へ。
そして、博多天神の前を通りかかる。
程よく酒が入り、なにせイキオイがついてしまっている。
豚骨スープの匂いを嗅いでおいて素通りすることはできない性分。
一旦過ぎたけど、また戻って「こんぬつわ」。好きだねぇ…

消費税率引上げ後の価格については、池袋店で確認済であるから、
ああ此処も基本は変わってないね、とざっくりとだけ確認。
いつものチャーシューメンを注文。目の前にある味玉も追加。

屋台とそんなに変わらない風情の店内でこうして啜っていると、
遠い故郷に思いを馳せないこともなく、雰囲気含め好きな店。
ま、いつものようにイロイロやって食べるわけだけれども。
味玉はちょっとしょっぱかったね。
ちょっとは利益に貢献せねばと思って、高菜買って帰ろうかと
思ったけど、味玉の追加に留まりました(`・ω・́)ゝ

最近寄る機会があまりないけど、次こそは高菜買うゾ！

新宿三丁目で飲んだなら、やっぱり〆は此処。
たまには希望軒でも、と一瞬思いましたが。

今さら何かを追記しようにも、食べ方、トッピング含め、
いつもと変わらない。
一杯目の時に、白胡椒をパラリと振ったぐらい。
替玉をヤワで頼むと、結構伸びのある軟らかさ加減だった。
まあ、消化のためにやってることなのでこれでいいんですが、
そのぶん「量」を感じて完食が少々辛かった。トシだねぇ…

当店では持帰り用のラーメンとか辛子高菜を売ってるけど、
買って帰ったことは一度もない。
家に帰ってまで、と思うからだけど、買う人いるのかねぇ？

前の店でほんのり温まったワタクシ。
ではではもっと温まっていきまっしょう！ということで
新宿二丁目にある当店へ久しぶりに。
透明のビニルクロスというか、のれんみたいのをかき分けて入店。
頼むのは、もちろんチャーシューメン750円ナリ。

此処のチャーシューは、いつもの池袋店よりも枚数は多いけど
薄くスライスされているね。総量としては同じぐらいかな？
諸々の「儀式」を経て、まずスープをひと口。ウマし！
細麺にスープを含み絡ませながら、ズハズハといただきます。
五分の四ぐらい食べたところで、替玉「ヤワ」を宣言。
もう「現役」をリタイヤしたオッサンの、精一杯の見栄であります。
そういう事情を察していただいたのか、結構なヤワ具合。笑
でも、おかげさまで翌日おなかの具合に影響はありませんでした。

後期チューネン者諸君！！替玉は見栄を捨てて「ヤワ」と言おう！
これで残念な翌朝を迎えずに済み、心の安寧を得られるハズだ。

身も心もすっかり癒され、酒が浸透したワタクシが向かうのは、やっぱり此処。
せっかく三丁目に居るのだから、最後は当店か此処しかないデショ！
そして身も心も大きくなり、チャーシュー麺一丁！！

ゴマを盛大に振りかけ、紅生姜を乗せていただきます。
嗚呼！これが食べたかったのです！
チューネンの体にはイケナイと分かっていても、求めちゃうンです！
そしてつい、替玉までイッちゃうンです！

目の前に高菜のパックが売られていて、よっぽど買って帰ろうかと
思いましたが、激辛だし私以外誰が食べるんだと思い留まり。
すっかり身も心も腹も満たされたワタクシは、ようやく帰路につくのでした。

ちなみに、最近トンコツにとことん弱いワタクシですが、
当店のトンコツは意外と大丈夫なようで、もうぞな夜も安心して眠れます☆

ラーメンは、（酔った）勢いで食べる食べ物である。
とはいえ、味がどうでもいいかといえば、そんなこともない。
私の場合、傾向として、やはり故郷のものに近い味を求めることが多いように思う。

当店、博多においては、今やきっと“埋もれてしまう”味なのだと思う。
だって、特徴めいたものがないですから。
要するに今様でなく、昔から変わらずそこにある味の類。

でも、記憶に刷り込まれている味は、こういうシンプルだけどしっかりしたとんこつ。
そう、昔ながらの味わい。で、食べると妙に安心できる。
その味わいが、博多ではなくこの新宿で味わえるというところが、極めて重要なのです。

齢のせいで、替え玉はさすがにキツくなったが、
昔に刷り込まれた習慣というのはおそろしいもので、どんなに腹がパンパンでも
つい替え玉を求めてしまう。
そして、無理して食べてしまって、身をかがめたりよじったりできず、
妙に直立の状態で駅まで歩き、電車に乗ることになる。

個人的には、似たような博多○龍よりかは、ずっといいと思いますけどね。