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店舗基本情報
| 店名 |
名代 富士そば 代官山店
|
|---|---|
| ジャンル | そば、うどん |
| お問い合わせ |
03-6276-3527 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ山手線・埼京線【恵比寿駅】西口 徒歩３分 恵比寿駅から226m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
43席 （カウンター15席、テーブル28席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くの有料駐車場：恵比寿南1-4-5ユニカム・パーキング52台収容、ほか |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ | |
| 関連店舗情報 | 富士そばの店舗一覧を見る |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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ＪＲの恵比寿駅からちょっと離れたところにある富士そばです。代官山店という名称は、恵比須に３店舗あるのでわかりやすくするための便宜的なものでしょう。
奥に細長い店内は、カウンター席がメインで、奥に少しのテーブル席があります。
メニューは、かけやもりが２９０円。富士そばの店舗展開が駅そば・路麺店の価格の標準を作っている感があります。
また、セットメニューが豊富で、かつ丼セット（７００円）などで、満腹になることもできますね。
いただいたのは、
■天玉そば（４６０円）
今回の利用の最大の目的は、天ぷら（かき揚げ）をいただくことです。あちこちの富士そばで店内で揚げた天ぷらを提供するようになりました。
一般的に駅そば・路麺店の天ぷらというものは、具よりも粉が多く、もっさりとお好み焼きのようなもので、これが汁を吸ってボリュームを増すことにより、腹を満たしてくれるものです。
そもそも、庶民の食べ物なのですから、駅そば・路麺店のかき揚げに「揚げたてでサクサク」なんていう上品なものを求めるのが間違った方向です。
浅草にある老舗の天丼屋の天丼だって、大きな衣はふたをして蒸されていてボリュームが増し、タレも色が濃く味が濃いものです。これは、江戸の職人の食べ物でしっかりとカロリーと塩分を摂取して元気に仕事をするためのものです。
しかしながら、世の中の「サクサクの食感＝美味しい」の世論に押され富士そばは新たなかき揚げを開発しました。
個人的には、専門店の天せいろと駅そば・路麺店の天玉そばとは別の食べ物なので、異なる価値観があっても構わないと思います。
また、増税前は４３０円でしたので、増税の価格上昇分を転嫁したとしても４５０円が妥当でしょう。そこを４６０円とした１０円分の価値をこのかき揚げに見いだせるかどうかが焦点となります。
出てきたかき揚げは、直径が以前のものより２割程度小さくなっていますが、高さというか厚みがあるものになりました。食べた瞬間は、サクサクですが、汁を吸うとあっという間にボロボロになっていきます。食感は、天かす（たぬき）のようですね。汁を吸うとかき揚げに残る油分と相まって、美味しくなります。全体のうちサクサクでいただけたのは３割程度でした。
駅そばでも研究しているお店では、かき揚げを円筒形に近い形にすることにより、汁に水没する量を減らし、サクサクの生存率を上げているものもあります。
富士そばの新型かき揚げは、丼の中でのかき揚げの変化を考慮されていない（もしくは研究しきれていない）ものでしょう。
今後、富士そばが円筒形へと変化させるのか、元のもっさりとした粉の多いかき揚げに戻すのか、このままいくのか、気になるところです。
個人的には、昔のもっさり感があるもののほうが野菜も多かった気がしますし、よかったと思います。世の駅そば・路麺マニアの人は、このかき揚げにどういう評価を下すのかが気になりますね。
ちなみに「かき揚げよりもたぬきが好き」という方には理想的な出来だと思います。新たな勢力が形成されるかもしれません。