一軒家ビストロの充実ランチ。 : Rue Favart

2018.07.31.tue.13:30-

以前、休日にお茶で利用したことのあるガーデンプレイスそばの、
真っ赤なポピーの壁画？が目印の一軒家カフェ「リュファヴァー」へ。
職場の女の子がとっても気になる！と乗ってくれ、ランチでうかがってみました。

表に目立つソフトクリームの看板と風にはためく氷旗、
入ってすぐ目に留まるパティスリーのショーケースに心惹かれながら
階段を上って2階へ。

壁から天井に向かって大きなポピーと蜂の絵が
覆い被さるように描かれていて、レトロな照明との相性も抜群。
前回はムーディーな真っ赤な壁の3階に案内されましたが、
（ちゃんと見ていなかったけれど、実は天井に蛾？の絵が描かれていたらしい）
ガーデンプレイスの緑がすぐ近くに感じられる2階の雰囲気も爽やかでステキです。

13時半ごろだったので、満席ではないけれど、
コンスタントにお客様が訪れる感じ。
ランチタイムが14:30までと比較的長めなため、
余裕のあるこのぐらいの時間にうかがうのがベストかな。

ランチメニューはお肉、お魚、パスタ、リゾット、丼もの、カレーから選べて、
フレンチビストロなのに丼もの？カレー？と驚きましたが、
なかなか良心的なラインナップだと思います。
ちなみにこの日、すでに丼ものは売切れていました。
ボリュームのあるごはんものは唯一男性向きのメニューなのかな。
男性のお客様もちらほら見えてたので、、、

お肉のランチ（￥1,000）
スープ、パン、ドリンク、ミニデザートまでついた充実ランチ。
まずはミネストローネ？から。
大根が入っていて、サイコロ状に切られたお野菜は歯ごたえがあり美味しい。
この日のお肉は豚で、マスタードのソースがかかっていました。
ちょっと固めの部位で、サイズは小さめかなと思いましたが、
付け合わせのサラダがものすごいボリュームだったため、お腹はよく満たされました。
写真には写っていませんが、お肉の下にポテトサラダとトマトが隠れていました。
お肉はマスタードのソースが美味しくて、
やはりこちらはカフェではなくビストロなんだなあと思いました。
男性のお客様が多いのも、
お洒落カフェの括りではなくやはり食事の内容が充実しているからなのかも。
同行者が注文したお魚は鯖のポワレでしたが、ちょっと量が少ないかなーという印象でした。
お肉のほうが正解だね！と話しました。
ミニデザートはちょっと謎だったのですが、
お酒の効いたコーヒー味の餡のようなものがココットに。
パッションフルーツっぽいソースが混ざっていて、不思議なスイーツでした。
ドリンクはジュースも選べるけれど、デザート付きなので紅茶かコーヒーが合うと思います。

おシャンなカフェの雰囲気に負けず、
ちゃんとビストロの顔をしたハイクオリティなお料理。
ミニデザートもついて￥1,000以下というのはかなりコスパが良いと思いますが
ちょっとお料理が出てくるのが遅いかな〜。
メインが出てくるタイミング、食後のドリンクのタイミングで待ちの時間が長かったです。

次回ミニソフトクリーム無料のチケットを配ったり
雨の日は値引きするなど、
近くのビジネスマンやOLを囲い込むサービスはしっかりしているようで
スタッフさんの感じは前回ほど悪くなかったかな…と感じました。

木造家屋のあたたかみと、ちょっとグロテスクな雰囲気が
非日常的な空間を演出した独特な場所。
オフィスを抜け出して気軽にリフレッシュできるため、
また、価格帯にしてはお味もそこそこのビストロで悪くないし、
職場の可愛い女の子を誘って再訪したいと思います。
次はミニソフトのチケットを使おうっと♪

2017.10.14.sat.14:45-

ガーデンプレイスでの映画上映まで時間調整で利用しました。
当初予定していたお店が満席で入れなかったため、急遽うかがう形となりました。

エビスビール記念館と日仏会館のある交差点の角に佇む古びた一軒家カフェ。
日仏会館側から眺めると、壁に大きな赤いポピーの花が描かれているのが分かります。
会社からガーデンプレイスへ向かう途中にあるので、以前より密かに気になっていました。
グリーンに囲まれた外観に、田舎風おフレンチビストロの気配。
とっても素敵だなと思っていて、いつかランチでうかがおうと考えていましたが、
お茶の利用になっちゃいました。

ソフトクリームの大きな看板が表に出ており、テイクアウトもやっているようです。
また、夏期にはかき氷の旗も揺れていました。
私が訪問した時間帯はスイーツを求める若いお客様が多かったですが、
ランチ、ディナーも人気のようで、ムーディーな雰囲気で大人なビストロも楽しめます。
幅広い年代を対象に多様な使い方ができるお店のようです。

間口は狭く、入店するといきなりケーキのショーケース＆お会計のレジ。
その奥は厨房になっていて、お席は2・3階に用意されています。
木造の建物はなかなか年季が入っていて、
歩くたびに床がギシッと音を立てるのもまた味があります。

好きな席を選んで良いと言われたので、まずは2階へ。
木のぬくもりを感じる空間。
窓際のお席は明るくて、恵比寿っぽいお洒落な風が吹き込みますね。
そして、3階へ。
こちらのフロアはナチュラルな印象の2階とうってかわって大人なムード。
真っ赤なカーテンが天井から吊るされていて、ベルベット素材の椅子がまた相性抜群。
「オペラ座の怪人」の舞台装置を思わせるようなゴージャス感のなかに、額縁や照明はアンティークな趣。
木造家屋のため、馴染みやすい田舎風ビストロの雰囲気もしっかりと感じられます。

3階の壁際のお席を選びました。
土曜の午後でしたが、お客様は7割程度の入り。
入店の際に混雑時は2時間制になると言われましたが、
ちょうどランチ利用のお客様が帰られる入れ替わりのタイミングだったため
そこまで人が多い印象はありませんでした。

ただ、フロアの面積に対してテーブルの数が多く、
座る位置にもよりますが、お隣との間隔はとても近いため会話が丸聞こえでした。
お隣の女子大生が卒論で扱う映画のお話をしていたので、入りたくてウズウズしちゃいました（笑）

みなさん2名以上の利用で、おひとり様は私だけでしたが
2人用のテーブルでを一人で使用しても、食器が乗るだけでキツキツです。
ソファの座り心地はいいのですが、テーブルに横幅がないのでなんとなく窮屈かな...

Ｌ版の分厚いアルバムに収められた、手作りのスイーツメニューはなかなか見応えがあります。
入店の際にショーケースでケーキの実物を拝見してきたのですが、
種類が多くて迷ってしまい、決められなくなってしまいました。

フロマージュ系のケーキ・名前失念（￥450ぐらい）
アッサム（￥670）
フロマージュ系が美味しいとのレビューがあったので、
メニューにもおすすめと書いてあったチーズケーキをチョイス。
中にブルーベリーのソースが入っています。
舌の上ですうっと溶けるチーズクリームにうっとり。
ベリーの酸味もそこまで強くないし、甘味とのバランスも良いです。
スポンジよりはクリームの比率が高いですが、
口どけがよくしつこくないので大人向けのケーキだと思います。
サイズは小ぶりですが、ちょっと甘いものが欲しい時にちょうどいい感じ。
紅茶はポットでの提供。2杯分です。
お願いするとミルクもつけていただけました。
茶葉は抜いてありました。
このあたりはしっかりしておられますね。

ただ、対お客様のサービスはもう一歩。
接客に関して言えば、カフェのドライな部分が出てしまっています。
最近は、カフェでも接客を見直されているところが増えてきているので、
どこのお店も、もうちょっと気が利くとおもいますが...
ガーデンプレイスの裏という立地に抱く期待感を裏切らぬよう
お客様のことを考えた基本的なサービスが最低でも必要かなと感じました。
愛想が悪い、料理の提供が遅いはまだ我慢できますが、
着席させて何のフォローもなしに5分近く待たせるのはたいへんよろしくないです。
そのあいだ店員さんは何をしていたかというと、
目の前のテーブルの片付けを始めた、という...。
セッティングを完了させるのが第一と、そういう上からの指示なんでしょうか。
他に順番を待っているお客様もいない状態で放置されたため、
これなら外で待たせてもらったほうがまだマシかと。
メニューだけでも先に渡して欲しかったです。
お片づけ終了して、メニューをはい、って（苦笑）
あまのじゃくな私は様子をうかがうため、あえてこちらからお声はかけませんでしたよ...。

駅から少し離れているせいか、料金設定も恵比寿としては良心的ですし、
一軒家の特性を活かした独特の雰囲気が素敵なお店ですので、
一度は訪れてみるのもいいかと思います。

この日は目の前で道路整備が行われていたため、外観のお写真撮れませんでした〜