何を食べても外さない！ : ocean good table 渋谷

　2回目の訪問になります。
今回は気候も良かったので、前回気になっていた
テラス席へ。

　時期的に天井には桜があしらわれており、気分が盛り上がります。

このテラス席は比較的、外国人の方々が多かった印象。
囲まれ感があり、落ち着きますね。
窓付きの壁で仕切る事で歩道との微妙な距離感が良く、渋谷の真ん中でテラスで頂ける特別感がいいですね。

　牛肉の生ハムから。
中々珍しいですね。程よい塩味でスターターにグッド。
お肉の仕入れは相変わらず間違いない。

　貝刺しとフレッシュマッシュルーム。ホッキ貝、赤貝に細かく刻んだ玉ねぎ。
上には、マッシュルームどっさり。
　大きめにカットされたホッキ貝がバランスの強弱を付け、バジルソースと相待っていい歯応え。
　マッシュルームもその歯応えにパンチを加える。

　馬肉のタルタル
コレは絶対に食べるべきです。
生で頂けるのは新鮮な仕入れがあってこそ。
店員さんがマッシュしてくれます。
パセリ、アーリーレッド、卵黄全てをマッシュし、
自家製クラッカーと共に。
　マッシュしたもの達を全て感じる事が出来る。その繋ぎと主役が新鮮な馬肉。止まらない、そしてお酒に合う。

　炭火チキンのハニーマスタードサラダ。
香ばしいチキンにハニーマスタードがベストマッチ。ドレッシングもそれを邪魔する事なく、クマなく味付けされている。
　チキンの香ばしい皮が引き立つ味付けとなっていると感じた。

　マグロのタルタル
レモンワサビ、醤油バルサミコと。
　マッシュして頂きます。
マグロも新鮮で九条ネギもいいアクセントに。
ワインに合う。

　ドリッパー
よく煮込んであるので、内臓が苦手な方でもオーケーでしょう。
ほうれん草とトマトソースとの相性も抜群。
　量も程々ですので、皆でシェアして。
　
　今回新メニューとしてシーフードステーキが、加わったとの事。
　迷いましたが、コレは次回の楽しみに取っておくとして。
　やはり、
ステーキヒレ300gをオーダー。
　ホットストーンの上にブルーレアな状態で。
ブルーレアとは最もレアな状態の事です。
　故に焼き加減を自ら調整出来ます。
ソース3種、岩塩で頂く。コレも自分でチョイス出来るのが嬉しいです。
　お肉も間違いない。とても柔らかく、肉の旨みがたまりませんね。
　お肉を本気で味わえます。

　デザートはコーヒーとチーズケーキスフレを。
ストロベリーポップオーバーを頼みたかったのですが、売り切れ。モンブランも売り切れでしたね。
　しかし、スフレも良かったですよ。

　2度目の訪問ながら、何をオーダーしても間違いない美味しさには感動です。
　店員さんもフレンドリーで、感じが良かったです。
　日本人の方に加え、外国人も多かったです。予約無しだと時間帯によっては入店出来ない可能性が高い為、予約は必須ですね。
　また、訪問させて頂きますね。
　ご馳走様でした。

渋谷ストリーム1F。
　川沿いにあり自然光の入り込む、明るい雰囲気のお店です。
　クラッシックなフランスのビストロをイメージしているとの事。
　場所柄、若いお客さんが多い印象。特に女性。コース料理は事前予約で受付可能です。
　テラス席もあります。
　ボックスタイプになっていて、季節のいい時期にはいい感じです。
　生肉を提供するにあたり、卸業者選定。
　鮮魚についても、豊洲市場のルートがあり新鮮なものを提供できるという。

　ノンアルコールのモヒートを頂きました。ドリンクメニューも豊富です。

　ピスタチオバター、乾燥イチヂク添え。
これをポップオーバーに載せて。
　このポップオーバーも絶品で、ほんのり感じる塩味にピスタチオバターの爽やかなコクとイチヂクの甘味が絶妙に入り混じり、香ばしさと相まって最高。
　食感もカリフワですよ。ペロっといけちゃいます。

　鮮魚のメリメロカルパッチョ
グループにお寿司屋さんがある為、鮮魚の仕入れも間違いない。
　仕入れルートもお店の重要な強みだと改めて感じました。
　メリメロとは混ぜ合わせるという意味。
本鮪、サーモン、ススキ、イクラ、と数種類の鮮魚をカルパッチョで。普通、カルパッチョといえば、魚の種類は１つだと思っていましたが、何とも嬉しい限りです。
　鮮魚の種類もその日の仕入れによって、都度変わるというこだわり様です。
　こちらはお店の方が混ぜてくれ、取り分けてくれる。数種類の鮮魚を同時に頂ける贅沢さ。
　中々この手のカルパッチョはないというより初めて。見た目のキレイさもいいが、なにより新鮮でいう事無し。

　本鮪のステーキ。
レモンワサビと一緒に。
こちらも仕入れ力のなせる技ですね。
非常にステーキに適した部位で、火入れも絶妙。切ると中はきれいな桜色。
　しっかりとしたニンニク醤油ベースの味付けで食欲をさらにそそる。レモンワサビと一緒に食べると、一瞬、お寿司さんの和のテイストを感じながら、口の中で溶けてゆく。見た目以上にペロっといけます。

　メインのヒレとサーロイン　150gづつ
熱したホットストーン上に乗って登場です。
ブルーチーズ、ペッパー、オニオンのソースと共に。
　オススメはブルーチーズだが、クセの弱いオニオンソースからがおすすめです。
　とにかく柔らかく。肉の旨味を十二分に感じられます。ホットストーンの利点は自身で焼き加減を調節できるところ。
　食している間の他のお肉は、ポテトの上に乗せておく事で、余計な火が入りません。
　ポテトに肉汁が染みて、旨味が増すという利点も。
　この付け合わせのポテトも侮ってはいけない。手作りで、器がホットストーン上にあるので冷めずに熱々が常に頂けます。
　スピナッチも同様で味付けもいい。この味のパスタが食べたくなる程。
　付け合わせでも、手を抜かない事が伝わって来て好感が持てました。

　デザート
ストロベリーとポップオーバーに生クリームとマシュマロ。
　先程のポップオーバーの味付けを甘めの方向に振ったものを使用しています。
　サクサクの生地にピスタチオの生クリームとマシュマロ。
　マグにポップオーバーが刺さっていて、見た目のインパクトもあり、楽しい。
　更に食べ方もマグを倒して、ポップオーバーを引き出し、ナイフで切り出しながら頂きます。
　見た目以上に軽く頂く言葉ができます。
　フレッシュないちごとも相性がよく、考えたお店はすごいと思いましたね。
　最後のデザートまで手抜き感が全く感じられませんでした。
　デザートまで頼む事をオススメします。
　色々なお店に今まで行きましたが、この様なお店は、中々遭遇した事がありません。
　ふと、この満足感に似た感覚を思い出しました。それは、ジョエルロブションで食事をした時の感じに似ていた事です。
　一つ一つの料理に満足し、そしてデザートまで。そして、スタッフの方々の対応。
　そんな満足感を与えてくれる貴重なお店です。また、訪問したいと思います。
　ご馳走様でした。