お得に寿司とつまみが楽しめるSUSHI TOKYO TEN、@渋谷 : SUSHI TOKYO TEN、 渋谷店

2023年8月のとある休日の17時頃に訪ねた。

渋谷駅から徒歩3分ほどの場所にある渋谷ストリーム3階の寿司店「SUSHI TOKYO TEN、 渋谷店」。

予約している旨を伝えて程好い広さの店内に入る。予約客でカウンター席はすぐに埋まる。

2人でカウンター席に座るが、外国人客の多さに驚く。

あらかじめ「おまかせコース」¥8,800を注文しているので、ドリンクに「生ビール」を注文して乾杯して喉越しを楽しむ。

ドリンクメニューが無いというのは不親切な気がするがこの店のスタイルらしい。

しじみの一番だし：まず最初に具材の入っていないしじみの出汁を味わう。旨味をしっかり感じられる一杯。塩分を入れていないので飲みやすい。

金目鯛：最初の握りは金目鯛。皮目を軽く炙っているのでほんのり香ばしさを感じる。淡白な金目鯛だが繊細な美味しさがある。上品な握りを満喫出来る。

めかぶ：つまみとしてめかぶが提供される。滑らかなめかぶを程好い旨味を感じるポン酢で味わう。ビールのアテに良い一品を楽しむ。

鰹：皮目を炙った鰹を味わう。醤油の味が付いているが、鰹自体の旨味がしっかりと楽しめる切り身。スッキリとした味わいだがミネラル感を楽しめる。

帆立：わさびを少量乗せた帆立を味わう。帆立の甘みをしっかりと楽しめる。鮮度の良い帆立を食べるとつくづく美味しいものであると感じる。

松前漬けの小丼：シャリにイクラを混ぜた松前漬けが乗った小丼。組み合わせとして美味しくないわけがない一品。甘みと塩気と仄かな酸味のバランスが心地好い。

ゴーヤの浅漬け：変わり種のつまみが提供される。ゴーヤの苦味はそれほど感じず、爽やかさが楽しめる浅漬け。ビールから「日本酒（十勝）」に切り替えて満喫する。ゴーヤと米の力強さがある日本酒の組み合わせは悪くない。

鱸の昆布締め：ここで良い握りがやって来た。身の締まった鱸に昆布の旨味がしっかりと感じられる握り。上質な握りと日本酒の組み合わせで最高の味わい。

鮑：ちゃんと下拵えがしてある鮑を握りで楽しむ。程好い歯応えを感じながらも、肝の柔らかさを楽しめる握りは技術の高さも感じられる一品。日本酒に合わせるには最高の握り。

太刀魚：ふんわりとした白身の美味しさが楽しめる太刀魚の握り。淡白な魚の美味しさの最高峰と思えるような味わい。ほんのり火を入れた加減が絶妙。

鰈の西京焼き：握りから酒のつまみとして提供される鰈の西京焼きを味わう。白身にほんのり沁み込んだ味噌の甘みが心地好い。香ばしく焼き上げてあるので風味も楽しめる焼魚。

勘八の漬け：しっとりとした勘八の漬けの握り。漬けがそれほど濃くないので食べやすい。甘みと塩気が絶妙なバランスで味わい深い一品。ガリを合わせて楽しむ。

湯葉豆腐：マイルドで優しい味わいの湯葉豆腐がここで登場する。ほっこりする酒のつまみを食べて日本酒を楽しむ。ヘルシーな存在がここで来るのはありがたい。

枝豆：居酒屋の枝豆とは一線を画す豆のを美味しさを楽しむ。上質な枝豆はエンドレスで味わえる。豆の濃い旨味を楽しんで日本酒を飲む。

蟹の茶碗蒸し：茶碗蒸しを食べると安心できる。蟹の身が程好く入っていて豪華な茶碗蒸し。滑らかな食感とダシの旨味を堪能して日本酒と共に楽しんだ。

磯ツブ貝の旨煮：大きなツブ貝の旨煮をここで味わう。食感が心地好く、磯の風味が楽しめる一品。上質な和食としてのつまみを楽しんだ。

鮪のさくづけ：意外にアッサリした味わいのさくづけの赤身を楽しむ。漬けのタレが良い塩梅なのだろう。鮪の赤身自体の美味しさもしっかりと楽しめる握り。

鮪のひらづけ：胡麻を振りかけているひらづけの握り。タレの甘みと旨味がしっかりと感じられる。赤身が良い感じにタレの味を纏っている。

たらこのわさび漬け：わさびはそれほど強くないが、ほんのり風味を感じられるたらこ。たらこの粒の食感と塩気をつまみに日本酒を楽しむ。握りの合間に良いつまみを楽しめる。

中トロ：滑らかで甘みを感じる中トロの握り。王道の味わいだが、大トロのような甘みをしっかりと感じられる一品。安定の美味しさを中トロから感じ取る。

紫雲丹：手渡しで提供される紫雲丹。海苔の上にシャリと置いてそこに紫雲丹を乗せている。たっぷりの紫雲丹を堪能出来る海苔巻き。上質な雲丹の甘みを満喫する。

厚焼き玉子：寿司屋の玉子焼きらしい一品。甘みとコクを楽しめる厚焼き玉子は玉子だけでない旨味をしっかりと感じられる。酒のつまみに良い玉子焼きを堪能した。

しじみの味噌汁：しじみの出汁をしっかりと感じられる味噌汁。旨味をしっかり感じられるように味噌は薄めにしている。しじみの身をつまみながら堪能する。

穴子：ふんわり柔らかい仕上がりの穴子の握り。ツメはそれほど濃くないのがこの握りには合っている。〆の握りにはちょうど良かった。

ネギトロ巻：手渡しされるネギトロ巻。パリッとした海苔の食感とネギトロのねっとりとした感じが心地好い。鮪の旨味がしっかり詰まったネギトロ巻を堪能した。

かんぴょう巻：寿司の〆に食べるかんぴょう巻。大きなかんぴょうを上質な海苔とシャリで楽しめる。上品なかんぴょうの甘みが心地好い。

巨峰：最後の水物として良いサイズ感の巨峰が提供される。久々に食べる巨峰は良い甘みと爽やかさがあった。口の中がブドウの風味で支配される心地好さがあった。

8,800円で寿司とつまみをしっかりと楽しめる「SUSHI TOKYO TEN、」。最初に日本人よりも圧倒的に外国人のお客さんが多いことに驚いたものの、居心地は良かった。

海鮮のクオリティもしっかりと高くて値段以上の満足感は確実に得られる寿司店だろう。重厚感は無いのでカジュアルに利用するのが良いとは思う。