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トントンマンさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
マヌエル・コジーニャ・ポルトゲーザ 渋谷店(Manuel Cozinha Portuguesa)
|
---|---|
ジャンル | ポルトガル料理、バル、ヨーロッパ料理 |
住所 | |
交通手段 |
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩10分 神泉駅から241m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
ディナータイム:テーブルチャージ500円 |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ソムリエがいる、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
お子様連れのお客様はお電話にてご相談ください。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2001年 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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また今年も誕生日がやって来ました。
我が家族は、私と長女が冬生まれで、家内と次女が夏生まれなので、毎年、冬と夏に2度誕生日シーズンが訪れます。
その先頭を切るのが私の誕生日なのですが、当たり前のことながらこの年になると素直には喜べないです。
それでも、家族がセットしてくれる会食は楽しみで、今回は、渋谷にあるこちらのポルトガル料理のお店での開催となりました。
ポルトガル料理と言えば、今から15年以上前にポルトガルに縁のある方のご招待で、確か六本木周辺にあったポルトガル料理のお店を訪れたことがあり(店名は失念)、バカリャウ(干しダラ)を使った諸々の料理など、その美味しさに感動した記憶があります。
また、ポルトガル料理ではないのですが、今の職場に移って暫くして、職場のメンバーから職場近くにポルトガル菓子の名店があるとの話を聞き早速利用したのですが(ドース イスピーガ)、そこがまた大変素晴らしいお店でした。
特にエッグタルトは何か月も先まで予約が一杯というハードルの高いお菓子でしたが、何とか手に入れたところその美味しさにはびっくりしたものです。
ポルトガルという国自体は、鉄砲伝来やサッカーが強いことで有名なことくらいしか知識がなかったのですが、そんなことで料理もとても美味しいということを感覚的には持っていましたので、今回は期待するところが大でした。
当店を運営しているのは、株式会社アロッサマヌエルという会社で、設立は2020年というまだ若い会社です。
当店のオープンは2001年ですので勘定が全く合いませんが、実は、当店を立ち上げたのは、株式会社 PJ Partners(ピージェイ・パートナーズ)という会社でした。
ところが、「飲食の国際化」を理念に掲げたところまでは良かったものの、身の丈を超えた積極的な出店策が裏目に出て経営は傾き、店舗を売却しつつ再建を目指しますが、結局、昨年=2022年10月に経営破綻に至ります。
当店もその過程で経営母体が変わったものと思われますが、現在、アロッサマヌエル社は、ポルトガル料理の「マヌエル」を微妙に業態を変えつつ当店の他に3店舗経営するほか(四ツ谷の「マヌエル・カーザ・デ・ファド」、丸の内の「マヌエル タスカ ド ターリョ」、自由が丘の「マヌエル ヴィーニョ エ ペティスコス」)、オーストラリア・ニュージーランド料理専店の「アロッサ」を2店舗(渋谷店、銀座店)経営しています。
また、今年=2023年1月17日には新たにポルトガル菓子の専門店「ノッサボーロ・パステラリア」を自由が丘にオープンしました。ポルトガル菓子のお店は珍しいので興味を惹かれますね。
渋谷駅から当店へのアプローチは、道玄坂下から文化村通りを経由して東急本店(2023年1月末で閉店します。)の手前から松濤文化村ストリートに入ります。そして、300mほど進んだ先の信号を右斜め前方の方向に進み100mほど進んだ右手になります。
質素な一軒家ですが、ポルトガルの国旗が店頭にはためいているので分かりやすいです。
店内はテーブル席のみで30席弱のキャパのこじんまりしたお店ですが、田舎のレストラン風の暖かみというか、居心地の良さがあります。
我々は12時から予約していましたので、あらかじめセットされていた入って右手側のテーブル席に着席しました。
今回予約したのは、週末限定のブランチコース@2,500円です。
このコースは、スープ、パン、前菜盛り合わせに選べるメインとデザートが付くコースですので、なかなかリーズナブルですよね。
ドリンクは、私と次女がフォリチェロ(オーガニックブドウジュース(ストレート))@800円、家内と長女がザクロジンジャー@800円をそれぞれ注文し、乾杯して会食のスタートとなります。
ソフトドリンクでしたが、このブドウジュースがなかなか優れモノで、フルーティーでとても美味しいです。
ザクロジンジャーもジンジャエール好きの家内がかなり気にってましたので、そこそこのクオリティだったのだと思います。
料理は、まずスープとパン(バゲット)が運ばれてきます。
スープはカボチャのスープですが、変な混じり物の無いとても素朴なカボチャのスープという感じでシンプルながらなかなか味わい深くて美味しかったです。
バゲットはさすがに業務用のバゲットではないかと思われますが、クラストはパリッと焼かれており、生地もモッチリしてまずまずでした。
スープとパンを食べ終わった頃を見計らって、テンポ良く前菜盛り合わせが提供されました。
見た目がカラフルで、なかなか豪華に見える前菜盛り合わせですが、内容は、バカリャウのコロッケ、タコのマリネ、イベリコ豚のチョリソー、トリッパと豆の煮込みです。
バカリャウのコロッケは、ポルトガル料理のコースを頼むとまず付いてくる定番料理ですが、やはり干しダラの風味が良く効いてますね。
タコのマリネは味の取り合わせが良く次女がものすごく気に入ったようでしたし、イベリコ豚のチョリソーも辛さよりも程よい塩気が効いており美味しかったです。
トリッパと豆の煮込みも前菜全体のバランスを整える役割も果たしてくれていますね。
トリッパと豆の相性も良くとても美味しかったです。
全体にポルトガル料理の特徴が良く出ており、秀逸な前菜盛り合わせでした。
メイン料理は、私が鴨の炊き込みご飯、私以外の3名は皆揃ってバカリャウのクリームグラタンをチョイスしました。
鴨の炊き込みご飯は、パエリア風の見た目ですが、これが絶品です。
鴨肉のほか、バカリャウも入っていると思われ、更にチョリソー風のサラミも確認でき、その味のバランスが見事です。
下手なパエリアあたりよりもずっと美味しく感じました。
これを選んで正解でしたね。
それでも、グラタンについても、家族3名ともかなりの高評価でしたので、当店のメイン料理、全部で6種類ありましたが、恐らくどれを頼んでもハズレは無さそうです。
デザートは、家内のみ栗のセラドゥーラ(生クリームに砕いたクッキーを重ねたデザート)で、他の3名はバォン・デ・ロー・デ・ショコラ―テ(半熟に焼き上げたカステラ)にしました。
バォン・デ・ロー・デ・ショコラ―テは、半熟カステラの中にチョコレートが入っているしっとりしたデザートで、これまで食べたことのない味でしたが、意外にあっさりしており、サクッと食べられました。
家内もとても美味しいと言っており、ドースイスピーガでポルトガル菓子のレベルの高さは感じていましたが、改めてそれを実感しました。
どの料理も大変美味しく、この内容で、ドリンク込み一人当たり@3,300円ですから、コスパの良さは申し分ありません。
コース料理の提供スピードもスムーズで、全体で1時間ちょっとで料理が全て提供されました。
今回は比較的カジュアルな会食となりましたが、それでも十分に満足。
新店「ノッサボーロ・パステラリア」は必訪ですし、他の姉妹店も機会を見つけて利用してみたいですね。
渋谷はどちらかというと大衆的な店が多い印象だったのですが、ちょっと中心部から離れると結構渋い良店が多そうな印象ですので、頭にインプットしてきたいと思います。