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店名 |
ASAHINA Gastronome(アサヒナ ガストロノーム)
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-5847-9600 |
予約可否 |
予約可 ※ご予約後の時間変更については、ご希望に添えない場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ東西線・東京メトロ日比谷線 茅場町駅 … 徒歩4分 茅場町駅から280m |
営業時間 |
|
予算 |
¥40,000~¥49,999 ¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥60,000~¥79,999
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
別途サービス料 10% |
席数 |
20席 (※貸切の場合は28席(着席時)) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 28人、立食時 50人 |
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) 個室は8名様までご利用いただけます。 ※別途個室料 ¥11,000(サービス料10%別途) ※お子様はダイニングで10歳以上、個室は6歳以上からご利用いただけます。 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 *お子様のご利用に関しまして、ダイニングで10歳以上、個室は6歳以上からご利用いただけます。 |
ドレスコード | スマートカジュアルを推奨(男性はジャケット着用)しております。サンダル、短パン、破れたジーンズ、Tシャツなどでご来店された場合、ご入店をお断りする場合がございます。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年10月23日 |
備考 |
ご来店予定日のおおよそ3日前から事前にお電話またはメールにてご予約の再確認をさせていただきます。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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時は前後して、秋の休暇の初日。
翌日、朝早くに空の旅を控える中で、フレンチでワインを飲む。中々痺れる感じはしますな。
予約を取って、フレンチというのは毎回ちょっとドキドキしながら赴くのだが、前を何度か通ったことはあるけれど、ここはちょっと、寄り付きにくさがあった。お値段もゴツイし。キラキラした感じが余計に行きにくかったのだが、色々フレンチを回った今、向き合ってみようという気になった。
実際、重厚な扉の向こうは舞踏会の会場のような、ラグジュアリな空間。成金っぽくないのが、余計に品がよろしくて、ちょっと気圧される。
だが、そこまで。
いざサービスが始まってみると、向こうのほうから距離を詰めてくれる。色んな事情・背景がありながら、おいそれと来られるような金額ではないお金を払って、何かしらの理由で「ハレ」の舞台として選んで食事に来ている、ということを前提にしながら、来てもらったからには最大限楽しんでもらおうという意識を感じる。会話の中でブルゴーニュ・ラバーと知れると、味見程度の分量ながらグラン・クリュのワイン(熟成の利いたグリュオット・シャンベルタン)を格安にサーブしてくれたり、節度を保ちつつ、完璧な接客をしながら、どこか日本橋特有の、一線を引きながらも親しみやすく接する感じがこの店にも。
この思ったより気さくな感じにほだされながら、繊細優美な皿の数々に打ちのめされる。個人的にはもう少しポーションを大きくして、皿の数を一皿減らしてくれるくらいのほうが好みだが、選んだスタンダードのペアリングコースにおいても、今や価格高騰著しい一線級のワインたちがきちんとマリアージュを演じている。
それはそれとして金額の絶対額はゴツイ。33,000円のコースが、ペアリング、トリュフ、水、追加のグラスワインでサービス料込で倍くらいまで行った。
ただ、行ってから時間が経って思うのだが、この金額がゴツイのは事実として、得られたサービスやホスピタリティ(洗練されているが、気位は高くない)、シェフの繰り出す洗練された業で施された「美食そのもの」を体現した品の数々、近年価格高騰の激しいワインを適切にマリアージュさせていくセレクション、豪奢な空間でそれをいただくという体験、これが一体で得られるというのは中々無いことで、ボーナス直後とか、金銭的なものをあまり気にしなくていい時にまた来よう、と今では思っている。
それに、色んな用途で使われることをよしとし、色んな人を受け入れようという懐の深さも感じられるのが、この店の価格には現れない親しみやすさのような気もする。
以下、いつもどおりの、長々と書くやつ。時間が経ってから思い出しているので、いつもよりあっさりめ。
◆アミューズ: Notre tour d'Amuse-bouche
Ruinart Blanc de Blancs
お店の代名詞的な、きらきらしたアミューズ。ここはシャンパーニュのブラン・ド・ブランで合わせるが、それぞれに完璧なマリアージュとは行かないまでも、
◆冷前菜: Crabe TARABA & Babeurre
Champagne, Castelnau, Rose
ひたすら蟹を楽しむ皿。冷たい蟹肉にイクラが添えてある。
ここでシャンパーニュのロゼワインで合わせてくれるのがいい。
◆肉の前菜: Canette & Figures
Bourgogne, Camille Giroud, Geverey-Chambertin, Les Crais, 2018
私が好きなワインであるというのはあるにせよ、鴨の生ハムのサラダに、フォアグラ(のムース的なもの)が散らされた皿に、ワインが一本筋を通してくれる。特に、なめらかな処理をしたフォアグラとの相性は完璧。
◆魚介の前菜: Homard bleu & Aneth
Rhone, Tardieu Laurent, Hermitage Blanc, 2013
オマール・ブルーなる高級えびにアメリケーヌソースをグラチネ(焼き色をつける)して添えるという美味しくないわけないでしょってな一品。
で、ローヌのエルミタージュ・ブラン。きれいなだけの品ではなく、焼き色をつけたことでほのかな苦みも乗るので、こういうちょっと深みのある白ワインがいいのだろう。
◆魚料理: Sole noire & Tomate "Aiko"
Bourgogne, Benjamin Leroux, Meursault-Blagny, 1er Cru, La Piece Sous Le Bois, 2020
舌平目の骨を抜いた身で帆立を巻いて、ブレゼ。シャンパーニュソース。まわりにアイコトマトで作ったガルニチュール。
…で、ブルゴーニュの白ワイン、人気者のムルソー。
約束された相性ではあるけれど、それがちゃんと心地よく手をつないでくれるのがほっとする。
◆肉料理: Veau Breton & Cepes
Bordeaux, Troplong Mondot, 1er Grand Cru Classe, 2011
仔牛のロティにセップ茸。これだけでも十分だろうってところにオプションでトリュフ。5周年記念でお安く出しますよ、って言われたら、ください、以外の回答ないよな…。
ボルドー右岸、サンテミリオンの第一級B。選んだペアリングコース、一番価格の安いベーシックなやつだけど、それでも十分凄すぎるワインが出て来る…。
バランスが素晴らしいだけでなく、キッチリ焼き目のついた肉のフレイバーとボルドーの相性のよさを改めて感じた組み合わせ。
◆デセール①: Muscat brillant & Citron vert
◆デセール②: Chataigne & KAKI
◆カフェ、茶菓子のワゴン
どれも見た目は洗練されているけれど、ちゃんと古典的なデセールに感じるのがいい。