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店名 |
デリショップ 西洋銀座 大丸東京店(【旧店名】ホテル西洋銀座)
|
---|---|
ジャンル | 惣菜・デリ、ケーキ、パン |
予約・ お問い合わせ |
03-6895-2754 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京駅から171m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
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ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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大丸の今年のクリスマスケーキのカタログを見ていて、「西洋銀座のモンブラン」が売られているのを見つけた。
ホテル西洋銀座は、かつて銀座中央通りにあったスモールラグジュアリーホテルで、セゾングループの堤清二が志向した上質&良質な文化戦略の一環として1987年に作られた。
自分が利用していた時期は、既にセゾングループがホテルを売却して、運営会社が別になっていたので、今思えば一番華やかな時期と比べたらサービスの質は低下していたのかもしれないが、当時はこのホテルの雰囲気が好きで、フランス料理のレペトワやラウンジ等を利用していた。
その中でも、最も好きで良く利用したのは、地下にあったケーキショップで、中でもこのホテルのシェフパティシエだった稲村省三氏が生み出したスペシャリテのモンブランが大好物だった。
約10年前にホテルが閉館し、銀座松屋で細々とケーキを販売していたのもいつの間にか撤退し、もうあのケーキを食べることはないだろうと思っていたのだが…。
やはりこの店のモンブランのファンだった妻も一緒になって興奮し、今年のクリスマスケーキはこのモンブランにすることにした。
そして、クリスマスイブ当日。
子ども達には別のホールケーキをあてがい、二人が寝静まってから、妻と二人でホールのモンブランを山分けし、ワクワクしながら食べてみた。
外見は、当時のモンブランと全く変わらない。
当時のものは、フランス産の2種類のマロンペーストを使ったマロンクリームは栗の香りが強く仄かに洋酒の香りも漂い、クレームシャンティは上質でコクがあり、中には少量のカスタードクリームと砕いたマロングラッセも入っており、それぞれの食感が滑らかで全体の味のバランスが素晴らしかったと記憶している。
ところが。
マロンクリームからは栗の味・香りが殆ど感じられず。
中のクレームシャンティは野暮ったいくらいにひたすら重く、後味がくどくてしつこく感じるほど。
正直なところ、そこら辺の安いケーキ屋のモンブランとどっこいどっこいのものだった。
記憶が美化された分はあるかもしれないが、それだけではこの劣化は説明がつかない。
箱を見ると、製造者はアンフィーユ、販売者は札幌開発となっていた。
アンフィーユは閉館時のシェフ・パティシエの浦野シェフが開いた店で、札幌開発は閉館時の運営会社である東京テアトルの子会社で、主に焼き鳥等のチェーン店を展開しており、恐らく現在大丸等で「西洋銀座」名義でデリカテッセンを提供しているショップも運営しているようだ。
当時のシェフの下で作られているため製法は同じだろうが、上質であることにこだわったホテルのケーキショップ時代のものと比べて、原料の質がかなり残念なものであるため、似て非なるものになってしまったのだろう。
仏作って魂入れず、ということだろうか。
10年近く経ったいま、ホテル西洋銀座が閉館してしまい、当時大好きだったモンブランは二度と食べられないのだとあらためて実感した。
あれに近いものを食べたければ、イナムラショウゾウに行って、「上野の山のモンブラン」を食べるしかないね。
ちなみに、大丸のデリショップでは、ホテルが在りし頃に同じく好きだった「銀座マカロン」を売っているみたいだけど、夢が壊されそうで怖くて買えないな。
ご馳走さまでした。