充実したビストロ料理に気軽にワインを一杯 : ビストロ 222

新橋にあるビストロ＆イタリアン「ビストロ 222（BISTRO 222）」

『新虎CORE』2階にあり、お昼は近隣のオフィスワーカーさんを中心に昼も夜も大盛況のビストロ。ウッデイでありながら、モダンな空間でゆっくり楽しめるレストランです。

コンセプトは「和を意識したビストロ」。ビストロで定番の洋風メニューを揃えつつ、豊洲市場や日本の各産地から直接取り寄せた新鮮な素材で作る「和より」のメインが売りだとか。野菜もシェフ自らが畑を回り、生産者さんとの会話を通していち早く仕入れ、安心・安全な食にこだわり、ワインもナチュラルワインをメインに揃えています。

シェフは日暮　篤氏。東京新阪急ホテル、「鉄板焼きロイン」「イタリアン　ロゼッタ」「日本橋千疋屋DE′METER」「ビストロLa Cuillere」「スペインバル　ジローナ」と多くのお店で経験を積み、現在は「ビストロ222」で腕をふるうベテランです。

友人とのお食事会に、以前伺っておいしかったこちらに決めました。予約は食べログでぽちっと。

「～旬の食材～　シェフのおまかせコース・全6皿」

【乾杯】
「ペリエ」
友人は「ワイン」など、マネージャー様に相談していました。メニューを拝見すると、ワインの銘柄がは半端なくズラリ。

【アミューズ・ブシェ】
「かぼちゃのポタージュ」
滑らかなかぼちゃのクレマ、散らしたアーモンドが香りと食感を引き立てます。

【アミューズ】
「ブリオッシュ　レーズンバター　イタリア秋トリュフ」
ブリオッシュの上にはレーズンバター、その上に秋のトリュフを削って。温められたブリオッシュの熱分がよりトリュフの香りが立ち、旨みの豊かさにうっとり。

【冷菜】
「イタリア　ブラータチーズ　白桃　柿　14か月熟成プロシュート」
ブラータチーズの周りにフルーツトマト、白桃、柿が囲み、14か月のプロシュート、ミントをあしらって。とろーりとしたプラ－タチーズにプロシュートの塩味の相性は抜群。なによりも白桃や柿の甘いこと！

【メイン・魚】
「香川県マナガツオ　根セロリ　セルバチコ」
マナカツオは皮目パリッと、身はふんわりとやわらかく。下に根セロリのピュレを敷いて、お魚の出汁とエシャロット、生クリームで作られたソースヴァンブラン、セルバチコ（ルッコラ）のピュレソースの美しいコントラストのダブルソースでいただきます。

【パスタ】
「和歌山県産黒鮑　青さ海苔　唐墨　リングイネ」
黒鮑を柔らかく蒸してリングイネにその旨味を移し、カラスミを散らした見た目も華やかなひと皿。アワビや海苔の風味、カラスミの旨みと塩気などを添えた重層的な味わいです。

【口直し】
「水出し中国茶　黄観音　奇蘭」
フルーティな香りと、スッキリした味わいを持ち合わせた美味しい岩茶です。

【肉料理】
「岩手県黒毛和牛（牝）フィレ炭火焼き」
岩手の黒毛和牛のフィレ肉を、じっくりと炭火焼きに。芳ばしい皮目はかりっと、身はしっとりとレアな赤身の柔らかさ。ジューシーで深い味わいが広がります。
付け合わせは、淡路島の玉葱「てっちゃん」、マッシュルームのデュクセル。しゃくしゃくと甘い玉ねぎてっちゃん、の農家さんには、スタッフと現地まで会いに行ったとか。実際生産者さんと会うことで、お客様への説明にも説得感が増しますね。

【デザート】
「ヨーグルト　リコッタチーズ　無花果　シャインマスカット」
きゅっとした酸味とさわやかな甘みのあるヨーグルトのアイスに、シャインマスカットを合わせ、イタリアの郷土菓子“カンノ―リ”の中には、リコッタチーズといちじくを詰めて。締めには、重いドルチェよりも軽さのあるすっきりとしたドルチェがピッタリ。


【食後の飲み物】
「アイステイ」

黒トリュフを乗せたブリオッシュ。ほわほわと立ち上るトリュフの香りは、素晴らしかったです。しかもお肉やお魚の間にパスタ、アワビのリングイネまでいただいて、それも絶品でした。しかも黒毛和牛の肉質は雑味がなく綺麗な脂で、胃にまったくもたれない。二人でおいしいなあ、と感嘆しました。仕入れと熟成のなせる技なのかな。

虎ノ門～新橋はお昼とは違う、夜の落ち着いた風景もなかなか良くてリラックス。マネージャー様も親切だし、気取らない贅沢という感じの良いビストロでした。

この日は新橋・虎ノ門まで足を延ばし一週間ぶりの新虎ビルです。
入口は、バーっぽいのですが、店内に一歩入りますと、ウッデイでアメリカンタイプ、ガラス窓からの自然光で明るくて、これまた明るい照明に照らされ、女子でも安心空間。

本日のメニュー。•ビーフステーキ、真ほっけ定食、牛すじカレー、ペスカトーレ、ビーフシチュー。
この前看板に、ハンバーグがあったけれど今日はシチューでした。で「ビーフシチュー」。。周りのワイガヤ・リーマンたちは牛すじカレーか、真ほっけ定食のどちらかが多かったです。

【スープ】
【ミネストローネ】
スープの表面が、余熱でほどよくチーズがとけてます。イタリア語「具だくさん」を表す「ミネストローネ」。具材は、フランクフルトソーセージの輪切りがいっぱいとインゲン豆、、ニンジン，玉ネギ、ベーコン、じゃがいもなどの野菜が入っていて、どんぶりいっぱい食べごたえのあるスープです。後のせチーズでコクアップをさせて、野菜の旨み成分がしっかり出ていて、これは優秀なメイン級、スープランチにもなりそう。ゴージャスでおいしかった。

【メイン】
「ビーフシチュー」
厨房を見れば、フライパンで肉の周りをしっかり焼き付けてワインをフランベしていました。これで旨みを逃さず、肉も柔らかく仕上がります。シチューソースはコクの強いデミグラス。濃度もサラサラしすぎず、ドロドロでもない調度。ポイントはおおきな牛肉の塊を使っていること。脂身部分とかスジもとろとろに、崩れるように柔らかい。中心の肉は、噛み応えが有って、濃厚な味。
お肉は美味しいしやわらかで申し分ないのですがソースがなじんでない？一体化していない気もする。
ブッフ・ブルギニヨンと言うより、牛肉のブレゼにドミグラスソースをかけた感じ。それでもありえないほど肉の塊ゴロゴロだし、十分おいしく楽しめました。老舗の洋食屋ではないのだから煮込み続けるのは不可能ですものね。
付け合わせは、軽くグラッセしたニンジンと、歯ごたえのブロッコリー、ポテト。味が濃いお野菜。相性抜群。

【ライス】
大盛り希望、すると？八重洲や新橋では見られない子皿で小盛。これで大盛なの？と伺いますと、あらためて期待通りの山盛りで再度登場。器までおおきなものにかえてくださってご面倒ごめんなさい。でも感謝。ひと粒ずつがふっくらと立ち上がり、甘味を感じさせます。

元気なスタッフの皆さんに、柔軟な対応で大盛りのわがままを効いてくださって感謝。居心地よくて美味しくてCPよくて、素敵なビストロでした。平日のランチメニューは、原則日替わり、だそうなので、“お楽しみ”ですね。お腹をすかせて、行きましょう♪