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普通の官庁職員食堂とは一線を画す高級感
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店名 |
テゾリーナ
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、社員食堂 |
予約・ お問い合わせ |
070-1301-6702 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ千代田線・丸ノ内線「霞ヶ関駅」A13出口より、徒歩1分。 霞ケ関駅から165m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 |
席数 |
50席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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お昼を食べに外に出たら、日頃面倒を見ている”iPodなの吉”くんがバッハのヴァイオリン協奏曲(Henryk Szeryng with the Academy of St. Martin in the Field)を流したので(アルバム単位ランダム再生にしている)、財務省1階の「テゾリーナ」へ。
そういうのが似合う店なのである。財務省そのものが最近建てられた合同庁舎とは違う、風格のある古い建物。むろん「バロック」ではないが、どっしりとした重厚感は漂う。
そして、その1階、北東の隅の方に、普通の官庁職員食堂とは一線を画す高級感を誇る名店、「テゾリーナ」が居を構える。
まず、前払い・セルフサービスではなく、フルサービス・後払い。
そして、客がいるので残念ながら写真は撮れなかったのだが、内装は「山の上ホテル」みたいな渋~い感じで高級感げしょげしょ。いすやテーブルもちょっといい。
もちろん料理は、町中の飲食店同様、ちゃんとしたものを出す。
価格は700~850円と、普通の職員食堂よりも高いが、ずっとおいしいし、それでいて町中の店よりずっと安い。
ということで、あんまりB級じゃない気分の時にはよく来る。
本日は週替わりメニューの「テゾリーナランチ」(850円)。今週は「フライドチキン」とのこと。
まーその、実体は「唐揚げ」である。だけど、けっこううまかった。ごまの風味と酢の酸味がかすかに感じられる醤油ベースのさらさらしたソースがかかっていて、チキンは箸で簡単に切れるほどやわらかく、鶏そのものの味がしっかり感じられた。多少上質なもも肉を用いていると思われる。
量も、大ぶりの唐揚げが4つと、タオには及ばないものの、十分に満足できる。
唐揚げの下には軽くゆでた「もやし」が敷いてあり、そのしゃきしゃき感も心地よかった。
ということで、質・量ともに一定水準をクリア。850円という値段を考えれば、コストパフォーマンスは高いと思う。
さてしかし、このテゾリーナ、実は先週リニューアルオープンしているのである。と言っても、名前は「テゾリーナ」のまま同じで、運営業者が入れ替わった形。
以前は、水道橋で食べ放題の多国籍料理のランチをやっているディナギャンの運営会社だったが、これが「東京ケータリング」という、東京都庁などでも職員食堂を運営している会社に代わった。
となると、味やサービスの低下が懸念されるところだが…味の点では上記のごとくで、ほぼ問題はない。といっても、そもそも「定番」的なメニューがなく、日替わり・週替わりメニューばかりである点は以前も今も変わりがなく、それゆえ比較も難しいのである。
ちょっと残念な点があるとすれば、以前は食後の飲み物がコーヒーと紅茶から選ぶことができ、さらにアイスも選べたのに対し、今はホットコーヒーだけになったというのがある。夏になればアイスも出すかもしれないけど。
それから、以前は850円のランチには小さなケーキがデザートとして付いた。それが今はない。ちょっと残念。
と、残念な部分はあるが、リニューアルを経て、前後、一定の水準は保てたものと思う。
これからも、あんまりB級じゃない気分の時には来てみたい。
なお、同じ財務省1階には「さぼてん」という中華料理店があり、また隣接する4号館(財務省・金融庁など)の1階には「ブラッセリア」というフルサービス型のレストランもある。
そのうちレビューするかも。