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食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
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2018年の年末にささやかな贅沢。気分良く和食が食べられる気配りに感謝です。
2018年、年末の新橋駅前SL広場。
サラリーマンの懐事情は昨年同様 …… 景気が良くなっていると安倍さんは言いますが、給料は依然として変わらず …… 消費税アップを前に益々外食費は詰めないといけない状況になってます。
仕事終わりの飲み会も減ったせいか、この広場も一時の賑やかさは無くなったかなぁ~ ………
烏森口の飲食店も半分は様変わり ……
家賃が高いんだろうなぁ~ ……
と言うことで新橋に来ている訳ですが、今日は友人と今年最後の飲み会です。
新橋は定番店は相変わらずの混み様です。
大衆居酒屋「魚金」本店も十年前と変わらず開店時点で予約で満席状態 …
でもなぁ~、昔の「魚金」と今の「魚金」じゃ全く違うんですよ。
名物の刺身、3点盛りと6点盛りがあり注文するとその倍以上の種類が盛られて来て、その豪華さに圧倒されたのです。また価格が3点盛り980円、6点盛り1280円と激安!
クオリティも ”Bの上” ってな感じで毎日来たくなる様なサービスでした。 ……
単品時価の魚介料理も激安で新鮮な ”生牡蠣のジュレ掛け” 1個180円や ”巨大金目鯛の煮付” 等は1280円で一匹丸ごと!味付けも最高でした。
また、他の料理も秀逸で中でも名物の定番大皿料理がかなりなボリュームでした。
例えば ”ガーリックチャーハン” ”イカ墨チャーハン” 更に ”皿うどん” などは680円くらいで4人で食べられる程。
でも今はもうその時代の良さは無く新橋と言えば「魚金」も都内だけでも何十店舗も増え、イタリアンやビストロなどの関連店舗も相当増え、激安、激ウマ、激ボリュームの居酒屋では無くなりましたね。
おーっと!話が逸れてしまいました。
魚金の話ではなく今日は予約したお気に入りのお店の話しです。
前述の通り様変わりする頻度の高い街にして開店以来現在まで隠れ家的存在の創作和食のお店として継続する人気の「久」と言うお店です。
当然、予約必須!
暖簾が無いので何度行っても入口が分からない本当に隠れ家的なお店です。
一通り食べて飲んで10000円~15000円くらいでしょうか … 満足度は相当高いと思います。
この店のスタイルは「おきまり」と言う誰もが同じ料理を食べるコースに当日のアラカルトをチョイスと言った感じです。
また最後に ”〆ご飯” とデザートで終了しますが ”〆ご飯” は食べる食べないは自由です。
さぁ、今日の ”おきまり” は何でしょうか? ……
先ずは生ビールで乾杯!
最初はお刺身3種です。左から軽く
サヨリ、程好く〆られた鯖は良いですね~、そしてシャコ …… 日本酒が欲しくなるなぁ ……
次は ”香箱蟹のジュレ掛け” です。
内子が香ばしく濃厚です。
臭みの無い新鮮なみそと蟹の身が混ざり合い最高~
治部煮が出て来ました! うまそ〰️!
鴨が柔らかいわ~❗️ 体に沁みてきます。
濃い色味ととろみがありますが全くしつこくなく旨いです。
その他に自家製ローストビーフが出てお決まり終了です。
もう少し食べようと言う事でアラカルトから ”鱈の白子” と ”ふぐの白子” のフライをオーダー、これが濃厚熱々ふわふわ!うま~い!!! どちらも鮮度抜群でした。
”〆ご飯” は一応決まっていて、2時間制で食事が終わるタイミングで土鍋ご飯を焚き上げてくれます。
このご飯が艶々で旨いのなんの!
赤だし味噌汁に古漬物が付きます。
「日本人に生まれて良かった~」を実感しますよ。
私は大将に ”鰹節” を頼みます。
大将が ”本枯れ節” をカンナで削り始めます。
削りたての鰹節の風味が堪りませ~ん!
熱々ご飯の上にたっぷり乗せて生醤油を回し掛けます。
先ずは一口 ……… 「うま~~~い!」最高です。
古漬をつまみ、赤だしを一すすり ………
やっぱ日本人はこれだわ ……
デザートを頂きお開きです。
生ビール各々2杯、日本酒2合徳利5
ごちそうさまでした!
また来ます。
丁寧な仕事に鮮度のよい肴!本当に気分の良い店とは座れば分かるもの!
10年前の開店当初から通っていた店……。
柳橋美家古寿司!知る人ぞ知る老舗名店…
微かな記憶、絶版になっている「神田鶴八寿司はなし」に書かれていたと思いますが、この名店、柳橋美家古寿司のお弟子さんが名店「神田鶴八」を開業し、神田鶴八のお弟子さんが暖簾分けして名店「新橋鶴八」を開業、そして新橋鶴八のお弟子さんが新橋に開業した名店が「しみず」となっていたと思う………。
何の話かいなあ~、と思いますが……ここからが本題!
実はこの名店「寿司 しみず」の大将の弟さんが今回の「久」の大将なのだ。
「久」は和食ビストロ…?、とも違うな、最近多い"創作和食"のような「いい加減な発想のにわか料理屋」ではない………
そうだな「和を基本としたベーシックな料理を提供する店」と言ったところかな………
料理屋「久」は入口に看板や行灯など表に確認できるものはない。
新橋駅SL広場から烏森神社まで2分、烏森神社を右に、左の小路を入り直ぐ右の小路へ……(この小路は高級店が並びます)
左側に「寿司 しみず」が見えたらその斜め向かいの扉が「久」です。目印はドアの右のステンの郵便受けに小さく貼ってある手書きの文字のみ。
キャパが10人のカウンターの隠れ家的な店なので、あまり公開したくない気持ちになるくらい大好きな店。
無口ですが職人気質を感じさせていながら、お客には頭の低い、最高のおもてなしをしてくれる大将。
従業員も厳しく接客教育されているせいか、時折大将からの指示で常に良い感じの緊張感がこの場の雰囲気を作っている。
まあ声がでかいとか、姿勢が悪いとか、安居酒屋と勘違いしているとか、周りの迷惑になり雰囲気を壊す様な客やグダグダな客が来る店ではない。(といっても、ゆったりとしてリラックス出来る店)
10年前も今も料理の提供の仕方は変わらない。(この手法は本当に良く考えている。)
カウンター前に置かれた薄皮に墨で書かれた "お品書き" には"おきまり"、おすすめのアラカルト、本日のフライとある。
つまり "おきまり"はコースのように4、5品が順番に出てきて、あとはアラカルトとフライからフリーと言う趣向なのだ!
本日の一品目、先付けと言うより、極小八寸かな…小鉢にホタルイカ沖漬け他数種…ほんの少量。
二品目はお造り、平目、鮪中とろ、生とり貝………平目は透き通り見るからに美味しい事が分かる。
中とろが程よい上品な旨味が味覚を擽ります。………
生のとり貝はやっぱ違うな。(季節的に12月だったような……でも旨味あり♪)〈良い時間が流れて行きます。〉
三品目はお椀、あさりの巾着、旬の春筍、椎茸、他………旨味が混ざりあい、最高の調和に導かれて行く…………「旨いな…」
四品目は焼き魚、金目鯛の塩焼きです。一口………「旨いーーー!!!」\(>_<)/ これは旨い!
小ぶりな金目だが脂の乗り、焼き加減、全てがパーフェクト!
伍品目は和牛一枚肉のすき焼き!「旨い!」
この時点でお腹八分目、美味しいものはいくらでも食べれる気がするね…………。(^-^;
ここまで、二人で日本酒4合、生ビールときました。
〈そろそろ締めに……〉
ここで本日のフライから"あおりいか"と"ホワイトアスパラ"をオーダー。
残りの酒のあて肴に最高です。フライなので、もう一杯ビール行っても良かったのですが、お酒が結構残っていたので……
本日頂いた日本酒は、扶桑鶴(島根、純米吟醸)、日高見(宮城、辛口本醸造)、大七(福島、純米)です。
扶桑鶴は非常に口当たりも良く洗練されていました。
アスパラとあおりいかが揚がり、残りの酒を飲み干す……
アスパラもジューシーで風味良く、あおりいかの触感がたまらない。「旨い!」………
ここで電話予約時に「締めにご飯食べます」と伝えてあった締めご飯!
大将が我々が入店して、締める時の時間に丁度炊き上がるように作られた、熱々の土鍋白飯!
なめこ汁に漬け物、私は以前から炊きたてご飯に鰹の本枯節をその場で削って貰い、ご飯の上に生醤油を掛けて頂いてます。………
もう何も言うことはありません!
大、大、大満足です!
店舗拡大せず、このスタイルを提供し続けて下さい! 応援します。\(^o^)/
二人で19,900円、最高の一時でした。(予約は必至です、前半予約の場合、長居せず2時間で出るようお店側のことも考えてね…
【2017/12】
今年の師走、写メだけ添付!この料理に満喫してください!(^-^)/
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かんちゃんさま
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店名 |
新ばし 久(しんばし きゅう)
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受賞・選出歴 |
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3500-5772 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線ほか【新橋駅】烏森口 徒歩3分 新橋駅から178m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
10席 (カウンター10席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 玄関口に灰皿が設置してあります。 |
駐車場 |
無 近くの有料駐車場:新橋2-16-1ニュー新橋ビル200台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
2006年11月 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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いやー!、忙しかった 2023 年。
お疲れ様でした~俺!
この店行けたのがせめてもの自分へのご褒美かなぁ。
コロナから全然行かなくなったんだけど、店が辞めちゃってないかと祈りつつ、今日まで来ました。
でも本当にやってて良かったー!
ここは 2006 年オープン当初から行っており仕事の接待や親しい人との飲み会に最高のおもてなしで旨い料理を提供してくれる良いお店なのです。
季節の旬の肴や肉料理、天ぷらや和食と和風ビストロの様な感じでしょうか ‥
さすがに人手不足の時節柄従業員も外国人を使っていますが大将の厳しい指導にこちらの不安も無くいつもと変わりありません。
ここのメニューは面白いやり方で、最初は ″おきまり″ と言うその日の定番で出される、前菜・御造り・焼物・スペシャリテでこの定番を食べている時でもアラカルトメニューから自由にオーダー出来るスタイルで、これが何とも言えないくらい気持ちよく酒が進むのです。
今日は前菜は「衣かつぎ・枝豆」御造りは「真鯛・鮪中とろ・雲丹」焼物は「鰤照り焼」スペシャリテは秀逸な「特製ローストビーフ」、そしてお椀は「海老真丈」。
全て旨い。
実はこの「おきまり」の前に旬の「香箱蟹」を頂いてましてこれが絶品でした~。
ポン酢ジュレが蟹身に程よく、五感に沁みました。
アラカルトは揚げ物で白子天、舞茸天、
そして酒がまた「明鏡止水」と長野の逸品。他にもその日お勧めの日本酒があり、二人で7合ほど頂きました。
〆飯は「土鍋白飯・明太子・赤だし味噌汁・お新香」最高です。
やっぱ日本人で良かった~
また来年も宜しくお願いします。