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手間をかけた料理
約10ヶ月ぶりの京味。
やはり年に一度は西さんにお会いするために訪れたいお店。
手間をかけるのが料理、という考えを実践するお店。
訪問ハードルはそこそこ高いけど、単に美味しいを超越した何かを学び取ることができると思います。
夏の京味
真夏の京味へ。
鱧、鮎、鮑と日本料理の夏のスター揃い踏みでした。
そして、京味のお椀の中でダントツに大好きな丸豆腐のお椀もいただけて大満足。
既に年内は予約一杯らしいです。
次回西さんにお会いできるのは来年の春先でしょうかね。
【2018年7月のおまかせ】
★鮑と山芋
★サヤエンドウの胡麻和え
★鯛の手毬寿司
★鱧の唐揚げ
★芋茎の吉野煮
★落とし鱧と牡丹鱧
★無花果田楽
★雲丹ゼリー
★鮑とアスパラの天ぷら
★真鯛と鱸のお造り
★丸豆腐のお椀
★鮎の一夜干しと焼き鮎
★毛蟹と魚のすり身の湯葉揚げ
★ハラスご飯
★わらび餅
★葛切り
(お酒)
★ビールx2
★日本酒(天領とび切り)x2
お会計:約48,000円
2月の京味。
粕汁や松葉蟹、河豚の白子のように冬を代表する料理と白魚やタラの芽など春の訪れを感じさせる料理を同時に楽しむことができました。
次回は少し間を空けて夏、鮎が美味しくなる頃に伺わせていただきます。
【2018年2月の献立】
※例によって記憶を頼りに綴ってますので正確じゃないかもしれません。
★粕汁
★蒸し鮑、タラの芽このわた乗せ、菜の花のおひたし
★蛤の土手煮
★白魚とセリの天ぷら
★虎河豚の白子の茶碗蒸し
★芋茎の吉野煮
★松葉蟹(津居山)
★蟹真薯のお椀
★虎河豚と鯛のお造り
★本もろこつけ焼き、笹鰈
★若竹煮と鱈の子
★鴨団子(じゃがいも、百合根、菊芋、おかき、鴨挽き肉)の葛餡かけ
★ハラスご飯
★わらび餅
★葛切り
(お酒)
★ビール
★天領 飛び切り 大吟醸
お会計:約48,000円
京味の松茸づくし
去年に続いて今年も松茸の時期に予約が入ってました(笑)
去年は、松茸を使った料理は1皿だけでしたが、今年は献立の中に焼き松茸、鱧松、松茸ご飯など定番の松茸料理が含まれていました。ちなみに使ってる松茸は丹波ではなく、岡山のものでした。
丹波の松茸は今年はいよいよ不作らしく、東京の料理屋にはほとんど入らなかったようですね。
この日は、可愛らしい後輩ちゃんと2人でカウンターの2回転目。いつものルーティンで、まずは西さんにご挨拶、そして前掛けをつけてもらいます(笑)
料理はお客さんの食べるペースに合わせて出してくれます。料理を食べ終わってすぐに次の料理が出てくるのって、思っている以上に有難いんですよね。
定番の海鼠腸の飯蒸しから始まって、甘味3種を平らげるまで2時間ちょい。「口福のひととき」とはまさにこのこと。
もちろん、松茸も良いんだけど、僕個人的には京味ではシンプルな食材を手間暇かけて作るあっと驚く一皿に惹かれます。
例えば雲丹茄子。茄子田楽に雲丹を乗せた京味の定番料理だけど、茄子の皮の柔らかさ、火の入り具合が絶妙で、田楽味噌の甘みと雲丹の強い風味が怖いくらいマッチしてて、初めて食べた時の衝撃たるや…。
正直料理全般的には古ぼけた感はあるものの、その懐かしさまで含めて楽しむのが京味なんでしょう。
【2017年10月の献立】
★海鼠腸の飯蒸し
★銀杏、茄子の蔕、堀川牛蒡、鶉卵の雲丹詰め
★焼き松茸
★雲丹茄子
★鰹のたたき、鯛のお造り
★松茸と鱧の小鍋仕立て
★マナガツオのつけ焼きと笹鰈
★松茸と海老の葛餡を詰めた蕪
★グジの葛餡かけ
★松茸ご飯
★鮭ハラスご飯
★わらび餅
★ぜんざい
★葛切り
(お酒)
★ビール
★日本酒1合
お会計:約60,000円(過去最高額…)
大好きなまる豆腐のお椀/京味
久々の京味。
この日は、大好きなまる豆腐(鼈の玉子豆腐)のお椀が出ました。このお椀は本当に神懸かり的な美味しさ。これをいただけただけで正直満足。
他の料理は、ちょうど食材的に端境期だからなのか心なしかいつもに比べてやや勢いがなかった気が。その分はきちんとお会計にも反映されてましたけどね。
しかし、隣に座った外国人がパシャパシャと料理の写真を撮ってて羨ましかったッス。
次回は10月、松茸あるといいなあ。
【2017年5月の献立】
※例によって記憶を頼りに記してるので間違いがあるかもしれません
★粽、ウスイマメ、笹カレイの一夜干し
★蓴菜
★鯛の白子
★雲丹茄子
★鯛と鮪のお造り
★まる豆腐のお椀
★稚鮎の塩焼き
★鯛の子、小芋、蕗の炊き合わせ
★蓮根餅の葛餡仕立て
★ハラスご飯
★葛切り
★わらび餅
(お酒)
★ビール
★日本酒1合
お勘定:約40,000円
夢にまで見た憧れの京味
今年最後の京味はお誘いをいただき約1年ぶりの2階個室。
初訪問からたった1年で幸運にも4回もこちらにお邪魔することができ、本当に来るたびに好きになってしまいます。この日も西さんがわざわざ席まで来てくださって、色々と面白い話を伺うことができました。
次回はまた1階のカウンターとなりますが、約半年先のこと。ちょっと間が空いてしまいますが、初めての筍の時期でもあるのでとても楽しみです。
【特に感動の一皿】
★芋茎の吉野煮
★丸豆腐のお椀
★おこぜのお造りとおこぜの肝
【こんな人におススメ】
★東京で当代最高峰と言われる日本料理を食べてみたい
★「美味しんぼ」愛読者
【予算】
★45,000円~60,000円(お酒込み)
【訪問回数】
★4回
【2016年11月下旬の献立】
※例によって記憶を頼りに書いてますので間違いもあると思います、悪しからず。
★このわたの飯蒸し
★かます、百合根、牛蒡
★雲子のゼリー寄せ
★津居山の勢子蟹と松葉蟹
★海老芋のから揚げ
★明石鯛と天然虎河豚のお造り
★丸豆腐のお椀
★もろこのつけ焼きと笹鰈
★蕪と才巻海老、菊菜の炊き合わせ
★若狭ぐじの煎り米蒸粟麩とほうれん草
★ハラスご飯 お新香
★葛切り
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【過去レビュー】
松茸の時期の京味に再訪。この時期は岩手産でした。
料理の数も多く、芋茎の吉野煮のようにしみじみとした手の込んだ料理も出れば、鱧と松茸のお椀のように高級食材を前面に押し出す料理も出る。この緩急もまた京味の楽しさ。僕のような者には相変わらず訪問のハードルが高いけど、来るたびに好きになります。
【2016年9月中旬の献立】
※例によって記憶を頼りに書いてますので間違いあると思います、悪しからず。
★舞茸の胡麻和え
★カマスの棒寿司
★笹鰈の一夜干し
★百合根の入った雲丹ゼリー
★芋茎の吉野煮
★鱧の焼き霜と落とし
★焼いた松茸とシメジ
★穴子の湯葉巻き
★鰹と鯛のお造り
★鱧と松茸のお椀
★若狭ぐじ 鮎の甘露煮 サツマイモ
★冬瓜の海老づめ炊き合わせ 味噌
★はらすご飯
★お新香
★わらび餅
★葛きり
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幸運が重なり再訪することができました。
今回は1階のカウンターです。気心の知れた上司と部下との3人でしたので、リラックスして思いっきり料理を堪能させていただきました。量も前回より多かったですかね。
料理は、季節的にやはり筍が多く使われていました。京都の筍の旬はもう少し先(4月に入ってから)だそうですが、その頃は更に筍づくしになるようです。
この日も西さんが調理場と客席の間を往ったり来たり、お忙しそうにお客様の応対をされておられました。料理の終盤には、恐らくこの日のコースには入ってなかった生ばちこ炙りを肴に、蔵元からこの日届いたという「黒龍 火いら寿」を直接振舞っていただきました。
【この日のおまかせ】
※メモも取れませんので、多少順序や内容に間違いがあるかもしれません、悪しからず。
★筍とわかめのおすまし
★おこぜの肝 生ばちこ 海老とさよりの手毬寿司 裏ごしした蕗の薹の和え物
★筍豆腐 木の芽味噌
★松葉蟹の湯引き
★芽芋の吉野煮 岩茸 青せり
★ぐじを挟んだ筍とたらの芽の天ぷら
★蕗の煮物 湯葉
★蟹と芹の海苔巻き磯辺風
★鯛とおこぜのお造り
★海老真薯の椀
★牛蒡の穴子巻き
★ぐじの若狭焼き
★飯蛸とたけのこの炊き合わせ
★赤貝と鮑の酢の物
★生ばちこの炙り (「黒龍生 火いら寿」をたらふく振舞っていただきました)
★鮭ハラスご飯
★わらび餅
★葛切り
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色々あった2015年最後のレビューは、説明不要の東京における京料理の大家、西健一郎氏のお店。
西健一郎という料理人と京味の存在を知ったのは今から20年ほど前。以来、書籍やメディアなどを通じて西さんや京味のことを知れば知るほど、いつかは訪れてみたいと思い続けてましたが、この日念願が叶って初めての訪問となりました。人の縁の有り難さ、大切さを痛切に感じた夜でした。
この日は2階の個室での会食でしたが、その場合は正面の玄関ではなく脇の入口から入ることになっているようなのですが、勝手のわからぬ私は正面の入口から入ってしまい、いきなり出迎えてくれた西さんに遭遇。「入口はあちらです」とご案内を受けます。これが西さんとの最初の会話です(笑)。
この日(11月下旬)の御献立。
※メモも取らず(2階個室はメモはOKのようです)頭の中の記憶ですので間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。
★海鼠腸と一口の糯米飯
★自家製唐墨、菊芋チップス、柿なます、蟹の袱紗焼き、焼き九条ねぎ
★くもこ(鱈の白子)
★背子蟹
★海老芋と淀大根
★丸豆腐のお椀
★めじまぐろと真鯛のお造り
★もろこのつけ焼きと網鰈
★百合根のしんじょ炊き合わせ
★鮭はらすご飯
★わらび餅
★葛切り 黒砂糖の蜜
(お会計:お酒込み45,000円強)
お酒は、ビールで乾杯の後、最近蔵元から直接お店に届いたという「黒龍しずく」(後から知りましたが、とても貴重なお酒なんですね)の4合瓶を空けて、その後は西さんに勧められて天領の特別純米酒「飛切り」を皆で冷酒で何合かいただきました。京味ではお酒はほぼ原価で出されているということです。
料理は、素材に良いものが使われているのはもちろん、とにかくどれも手間暇を掛けた跡が一目で分かるものばかりです。この味に到達するまでにどれだけの試行錯誤が繰り返されたのか、そんなことを考えながら一つ一つの料理を楽しませていただきました。どの料理も決して華美ではなく、かといって質素でもない、古の都で愛され育まれてきた味を現代の東京で再現できるからこその京味なのですね。
今や東京の日本料理で一大勢力になりつつある、京味出身の料理人のお店の料理を食べ慣れた方からすると、ともするとやや古ぼけた料理に感じてしまうかもしれません。でもそれはきっと、この京味で西さんの下で修業をされたご主人たちが京味での経験を元に自らで現代風に、或いは東京の人間の口に会うようにアレンジを加えたのであって、そのこと自体全く否定はしないですし、寧ろリスペクトすべきことだと思ってます。
ただ、そんな彼らも年末には周囲の再開発が進む新橋のこの古い建物に集まり、西さんとともに古くからのお客様の新年のお祝いに向け。おせち作りを手伝うという伝統は素晴らしいことだな、と本当に思います。
20年後、30年後に次の「京味」になっているような店はどこにあるのでしょうか。それを探し求めて、これからも日々食べ歩き続けていきますよ。
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虎太郎がゆく
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店名 |
閉店
京味(きょうあじ)
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受賞・選出歴 |
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Gold受賞店
The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店
2017年Gold受賞店
The Tabelog Award 2017 Gold 受賞店 |
ジャンル | 日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
新橋駅から徒歩で約10分 新橋駅から361m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
8席 (カウンター8席 個室2) |
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個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1967年 |
備考 |
個室に関しては、1階の4名席と2階の座敷があります。 |
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2019年末、ついにこの日が来てしまいました。半世紀以上に渡り、東京の美食家の舌を魅了し続けた京味がその店の歴史に終止符を打ちます。
7月に西さんが亡くなられた後も残されたお弟子さんたちで既に受けた予約に対応すべく営業を続けてきましたが、それも年末まで。いつものカウンターではありませんが、運よく個室の席を確保することができました。
ちょうど松茸の時期でしたので、松茸の焼き物、鱧松の小鍋、松茸ご飯など最後の京味で、最後の松茸を堪能させてもらいました。
甘味はかつて主がお客さん一人ひとりに振舞ってくれた葛切りをいただいて、主の姿はなくとも大勢の料理人、仲居さんに見送られ新橋の街を後に。
さらば、京味。