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食べログ 喫茶店 百名店 2022 選出店
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店名 |
カフェ・ド・ランブル(CAFE DE L’AMBRE)
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受賞・選出歴 |
喫茶店 百名店 2022 選出店
食べログ 喫茶店 百名店 2022 選出店
喫茶店 百名店 2021 選出店
食べログ 喫茶店 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 喫茶店、カフェ |
お問い合わせ |
03-3571-1551 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
・東京メトロ銀座線「新橋駅」1番出口から徒歩5分 新橋駅から409m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料なし |
席数 |
22席 (カウンター10席、テーブル2人席×6卓(2卓ずつ4人席の3組にしている)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
料理 | 英語メニューあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
1948年 |
備考 |
23年2月から当面の間、月曜定休との店内告知あり。 |
お店のPR |
真実は、それを感じる人の数だけ存在する。
あまりにも深い印象を来る人に与えるこの店の風情、そしてその珈琲を淹れる人物の、一見してそれとわかる真剣さが、音もなく、じわりと心に沁み込んで、もしかするとその風味には、物質的成分以外の計り知れない何かすら加味されている、そうなのかも知れない。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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洗練された美しいアンドレ*プレヴィン指揮のマーラ―のシンフォニ―9番を聴いたあとあまりにも美しい第4楽章の透明感溢れるその美しさに人生の達観とはなにか哲学的問いに自分なりの答えは何であるのか苦悩しながら、たどり着いたのがこのお店。
このお店のコ―ヒ―テイスティングしなから人生を思索するのもそれなりの意義があると思慮した次第である。
私はそれなりのひとつの希望というべきいざなう答えが自然に湧き出てきたのは事実である。
レトロな昭和の空間の中に息づくマーラ-の息遣いや人生観というものが一杯のコ―ヒ―のなかに凝縮されているように感じたのはあの日の私だけであろうか。
御歳98才のたてる関口一郎氏のコ-ヒ―そのものはまさに人生を達観したマーラ―やプレヴィンと同じ感覚であるように思えた。
あるがままにあるがままに立てるコ―ヒーはまさに人生を超越した感覚があるといってもいいすぎではあるまい。
ネルドリップで立てたれたコ―ヒ―は至極のあじわいであった。
その味わいは確かに確かに銀座の歴史とともに歩んできたことも確かな事実であるが、むしろそれ以上に人生とは何かという問いかけるもので゛あるように思える。
静謐な時間のなかで癒されるその一杯は人生における意義とは何か問いかける神からの問いかけのように思える。
焙煎は当然のごとくこのお店でなされる。
それぞれに魅力的なメニュ―であったが、個人的には***コロンビア54年物***が一番気を引いた。
それがわずか840円で飲める。
私がまだ生まれていない時代のコ―ヒ―である。
早速はそれを注文してみた。
西銀座に開店して以来60年以上存在するこのお店は銀座のネルドリップの聖地といっても過言ではあるまい。
昭和のレトロな雰囲気の息づく店内は懐かしい空間につつまれる。
その深遠な空間の中でコロンビア54年ものが、運ばれてくる。
なんとも芳醇な香りキャラメル*タバコのスモ―キ―な香り*樹皮の香り*蜂蜜などのまさにワインが熟成した時の円熟した香り。それは時間というものが与えし神の贈り物であろうか。
一口飲んだだけで丸みのある味わい。
グレ―プフルーツのようなまろやかな柔らかい酸味を感じながら感じる味わいはまさに神の雫のあじわい。
タンニン*果実味*酸味が円熟した丸みを帯びた味わいはまさに球形のあじわい。
咽喉越しも優しくしかも長い余韻がとてもここちいい。
そこには現代的でない伝統の味わいが息づいていた。
まろやかな味わいは今はなき母の愛情に包まれている感覚につつまれた。
コ―ヒ―の奥の深い味わいを堪能した時間は様々な思い出の結晶となってひとつの調和として自然な時間*雄大な歴史の流れを感じさせてくれた。
これこそまさに至福の一杯であった。
感嘆たる時間過ごした後、外へでれば夜空 そのムコウになにがあるのだろうか。
その語りかけてくる有形*無形の言葉の雫のごとく問いかけにただひとり佇む私がいた。