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店名 |
移転
桃花源(トウカゲン)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 四川料理、中華料理、スイーツ |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄銀座線新橋駅 徒歩1分/JR新橋駅 徒歩3分/ゆりかもめ新橋駅 徒歩3分 新橋駅から261m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10%、チャージ料なし |
席数 |
70席 |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可、20~30人可) |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 ホテル内二階フロント隣に喫煙スペース有。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | ホテルのレストラン |
サービス | ドリンク持込可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1999年6月3日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【2015-12-02追記】:
此度(こだみ)は"ビジネスランチスペシャルセット"。
麻婆豆腐(しせんからみどうふ)に、棒棒鶏(ぼうぼうどり)、魚翅湯(ふかひれじる)、
米飯(こめのいひ)、醬菜(つけもの)、杏仁豆腐(きやうにんどうふ)附(つ)き。
心附(こゝろづけ)を合(あ)はせて、大約(およそ)二千圓餘(にせんゑんあまり)。
扨(さて)、眞打(しんうち)"麻婆豆腐(しせんからみどうふ)":
前囘同樣(まへにおなじく)、"辣(からみ)"こそ、そこそこなれど、
"麻(しびれ)"は淡(うす)く、"花椒(かほくざんせう)"なきかと疑(うたが)はる。
風習(ならひ)の"青蒜(はにんにく)"の芳香(かをり)もなし。
「花椒粉(こなさんせう)は兔(と)も角(かく)、
せめて『趙楊』のごとき花椒油(さんせうあぶら)でも」と、
切齒扼腕(はぎしり)し、地團駄(ぢだんだ)踏(ふ)むこと霎時(しばし)。
"花椒(かほくざんせう)"と"青蒜(はにんにく)"は不可缺(かくべからざるもの)。
醬菜(つけもの)は、醤蘿蔔(すゞしろしやうゆづけ)、醤黄瓜(きうりしやうゆづけ)。
鹹(しほから)く、これも"花椒(かほくざんせう)"の香(かをり)を缺(か)く。
およそ、川菜(しせんれうり)に"花椒(さんせう)"を缺(か)くは、
宛然(あたかも)、蝶(てふ)に羽(はね)なく、蝉(せみ)に聲(こゑ)なきがごとし。
想定外(おもひのほか)に味覺(くち)に合(あ)ひしが、
"杏仁豆腐(きやうにんどうふ)"。
"柔(やは)らか"と云ふより、もはや、液體(しる)のごとき景状(ありさま)。
邪道(よこしま)なれど、麻辣(から)きものには好適(あふ)。
"魚翅湯(ふかひれじる)"もなかなか。
散翅(ばらのふかひれ)のほか、蟹肉(かに)、笋絲(せんぎりたけのこ)。
つぶさに"絲(せんぎり)"の技藝(わざ)を窺(うかゞ)ふに、
技倆(うで)の立つ廚師(しよくにん)の手(て)になることは明白(あきらか)。
瓶(びん)入(い)りの水(みづ)もありがたき限(かぎ)り。
餐巾(なぷきん)は亞麻布(りんねる)なれど、
卓布(てえぶるくろす)が失(う)せ、青(あを)きビニルに、、。
惜(を)しむべし、寔(まこと)、惜(を)しむべし。
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【照相機】:旭光學賓得士 K-三 數碼單鏡反光照相機
【鏡頭】 :蔡司(Carl Zeiss) Distagon T* 2.0/35 ZK @F2.0
【2005-12-18記】:
前の日、偶(たま)さか覗(のぞ)きし五反田龍門。此處の麻婆豆腐が豫想を上囘る本格派。辛さも半端でなく、暫(しばら)くは辛きもの口にしたくなき心地(こゝち)。この日、新橋驛で降り銀座界隈を彷徨(さまよ)ふに、常の倣(なら)ひにて竝木通りに出る。ふと、惡戲心から桃花源の麻婆豆腐を龍門と比較してみたくなつた。
休みの所爲(せい)か、午(うま)の刻であるにも拘(かゝ)はらず先客僅(わづ)か二組。高き天井空間が勿體(もつたい)ない。案内されるのは常に同じ席。屋號入り餐巾と二重(ふたへ)の卓布が眩(まぶ)しく、年輩の黑服は頗(すこぶ)る叮嚀。この格の餐廳で「菜」と呼べぬ「點心、小喫」だけ注文するのは至りて野暮ながら、
・(陳)麻婆豆腐(「辛い方で」と確認)
・飯([木窄]菜付き)
・麥酒(サツポロ黑生小甁)
を頼む。麥酒で喉を潤(うるほ)しながら暫(しばら)く待つとお待ちかねの大看板「麻婆豆腐」が來た。皿は、近頃、佛蘭西、伊太利、中國、日本料理を問はず、猫も杓子(しやくし)も好みて用ゐる白磁に非(あら)ず先(ま)づは安堵。「麻婆豆腐」の皿のみならず、取り分け用の小皿迄暖められてをり、なかなかに好印象。
その色、褐色を帶び、旨き麻婆豆腐たる必要條件を充たしてゐる。油は橙色に輝き、量は龍門より多い。葱は白葱小口切りで、青葱斜め切りの龍門と異なる。視覺的にも食感の上でも龍門に分あり。豆瓣醤は「[卑邑]縣豆瓣醤」か?。甜麺醤も入れてゐるやうだ。旨味の點では龍門と同等、若(も)しくはそれを上囘る。
氣になつたのは「麻辣」の按排。暫く前迄はこの店の(辛い)麻婆豆腐が東京で一番旨いと思つてゐた。だが、今年四月に伺(うかゞ)つた時、辣に比べて麻が弱いと感じた。今囘も同じ。昨日の龍門は一人で食べ切るのが辛いとは云へ「麻辣」の按排に思はず唸つた。當店の麻婆豆腐、聊(いさゝ)か「辣」が出過ぎてゐる。
白酒(中國蒸留酒)が貴州省「茅臺酒」と山西省「汾酒」だけと云ふのも首を傾(かし)げる。「正宗川菜」を謳(うた)ふ店なれば四川省の名酒「五粮液」を置かねば道理に適(かな)はぬ。銀座芝蘭には置いてあるし、未確認ながら趙楊にもある筈。中國酒と云ふと紹興酒ばかりでは如何(いか)にも杓子定規に過ぎる。
客毎に卓布を替へてゐる。但し、上なる靑布部分のみ。接客料を取るからには當たり前とは云へ頗(すこぶ)る氣持ちが良い。接客も着かず離れず。天井が高く空いてゐるので快適に食事出來る。「麻」が效いてゐないことゝ、「五糧液」がないこと等(など)からして、「正宗川菜」と云ふより「陳建民流四川風料理」ではないか。