有楽町 天米
（てんよね）- 最寄り駅：
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ガード下のレトロな天ぷら屋 ～ 天米
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
有楽町 天米（てんよね）
|
|---|---|
| ジャンル | 天ぷら、天丼 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3591-0926 |
| 予約可否 |
予約可 夜のみ予約・貸切可。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR「有楽町駅」銀座口から徒歩5分 日比谷駅から173m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥3,000～￥3,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
26席 （カウンター6席、テーブル14席:2人席×1卓・4人席×3卓、小上がり掘りごたつ6人席×1卓） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、掘りごたつあり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | なし |
| オープン日 |
1952年11月3日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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ガラガラと引き戸を開けると、「いらっしゃいませ」とおかみさんの明るい声。狭い店内の大半を占めるL字型のカウンターに腰をおろし、「天丼」￥1050を注文する。先客の焼酎一升瓶を置いて飲んでいるおやじと談笑していた主人が、白い割烹着を着て帽子をかぶり、やおら鍋の胡麻油を温め始めた。
この店に来たのは15年ぶりくらいかもしれない。改装したのだろう、カウンターの白木が新し目できれいになっている。ただ、入口の上にかか柱時計や、日めくりのカレンダーなど、やはり全体的な雰囲気は古めかしく、天井の低いガード下の独特な空間と相まってレトロな感覚いっぱいだ。電車が通るたびに、足もとから振動が伝わり、遠くからゴトンゴトンという音が聞こえる。
壁に「感謝！創業５５周年」とあったので、一心不乱に天ぷらを揚げている主人に聞いてみると、「昭和27年からやってます」という。カウンターの片隅に生けられた早咲きの桜が良い雰囲気だ。
さて、できあがった天丼は、貝柱と小海老がたくさん入ったかき揚げ、鱚、芝海老、それに春らしくふきのとうが乗る。衣にたっぷりとタレを染み込ませてあるので色は濃い目。かき揚げにかぶりつくと、揚げたて熱々な貝柱がうまい。ご飯も適度な炊き加減でタレが染みていて美味しい。
ただ、衣がやや重いのか、油の温度が若干低めなのか、サクサク感はない。おまけに油から上げたらすぐにタレに漬け込んでしまうので、どうしてもカラッとした食感がなくなってしまう。これがもっと衣を軽くして、サクッと揚げてタレを上からかけたら、相当美味い天丼になる気がする。
昭和の昔から、ゴトンゴトンという音とともに天ぷらを揚げ続けてきたこの店。なぜか懐かしい感じがする天丼であった。